ダンジョンにモニカがいるのは間違っているだろうか   作:刺身の盛り合わせ

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どうも、刺身の盛り合わせです。

という訳で最新話です!
今回はステイタスと武器の話です!

感想と評価、お気に入りを登録してくださった方々、本当にありがとうございます!

それでは、どうぞ。

2022/11/13 題名のミスを修正しました。
2023/2/19 後書きで書いた『ヘスティア・サーベル』についての説明を大幅に変更しました。


第20話 『新たな武器』

ロキ・ファミリアのホーム『黄昏の館』を出て、ヘスティア・ファミリアのホームである廃教会の前まで帰ってきたモニカ。

教会の中に入ろうとすると、入口からヘスティアが現れた。

 

「ただいま帰りました、ヘスティア様」

 

「モニカ君!無事だったんだね!ベル君もそろそろ帰ってくる頃だと思うし、中で待っておこうか!」

 

「ベルはどこかに行っているのですか?」

 

「うん、君が中々帰ってこなかったから探しに行ってもらったんだ。ボクはモニカ君がいつホームに帰ってきてもいいように待機してたんだ」

 

「そう、だったのですか…」

 

思わず顔が赤くなり、帽子で顔を隠すモニカ。

もちろんすぐにヘスティアにばれていじられることになった。

 

「あれ~、もしかして照れてるのかい、モニカく~ん?」

 

「そ、そんなわけないだろう!?先に、ホームに入っているからな!」

 

「ゴメンゴメン!もうしないから許しておくれよ、モニカくーん!」

 

二人でホームのある地下室へと入っていく。

少し待つもののベルが帰ってくる気配がなかったので、【ステイタス】更新を行うこととなった。

地下室の入口にモニカが自作した『ステイタス更新中』のドアプレートを掛け、【ステイタス】の更新を始める。

 

————————————————————————————————————————

モニカ・ヴァイスヴィント

LV.1

力: H127→H189 耐久:I28→G218 器用:H105→H165 敏捷:H125→H178 魔力:I0

 

魔法

【】

 

スキル

【上官命令(オフィサー・オーダー)】

●威圧行為を行うことで、対象に強制停止(リストレイト)を行う。

●自身より格上の相手に行う場合、差が大きいほど成功率・効果時間が共に低下。

 対して、自身より格下の相手に行う場合、差が大きいほど成功率・効果時間が共に上昇。

●対象が何らかの状態異常に陥っている場合、相手との差に関係なく成功率・効果時間が共に上昇。

●対象へ向ける威圧の大きさによって効果上昇。

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「んなぁ!?」

 

モニカの背に映し出された【ステイタス】を確認し、驚愕とするヘスティア。

 

『全アビリティ熟練度、上昇値トータル300オーバー!?しかも半分以上耐久が占めてる!?ベル君の半分程度とはいえ、彼女はこのオラリオに来てまだ三週間しか経ってないんだぞ!?ベル君はスキルの効果で上昇値に拍車が掛かっている状態だけど、彼女には何もない、ハズだ!…問いただす必要があるね…』

 

「…はい、モニカ君。キミの新しい【ステイタス】だよ」

 

「ありがとうございます、ヘスティア様。…何ですか、この上昇値は?」

 

「それはボクが聞きたいところだよ。…モニカ君、今日キミに何があったんだい?」

 

「実は…」

 

ベルと共に怪物祭に向かおうとした際に『豊穣の女主人』の店員であるシルの財布を届けるように頼まれたこと。

シルを探すため二手に分かれた後、モンスターが街に逃げたため、シル探しを中断し対処に当たったこと。

モンスターを追う最中に新種のモンスターと遭遇し、ロキ・ファミリアのメンバーと協力しそれを何とか撃退。

しかし、新たに現れた同類のモンスターの攻撃を受け、武器を破壊され瀕死の重傷を負ったこと。

ロキ・ファミリアにて治療をしてもらい、食事も頂いてきたこと。

モニカの今日起きた出来事を聞いたヘスティアは、急激なステイタスの上昇の理由を理解することができた。

 

「…ベル君が戦っている間にそんなことをしていたのかい…」

 

「ベルも戦っていたのですか?」

 

「ああ、そうさ。ボクに襲い掛かってきたシルバーバックを一人で倒したんだよ!いやー、あの時のベル君は凄かったよー。モニカ君にも見せたかったね!」

 

「ベルがそんなことを…」

 

にやけ顔でベルの活躍をモニカに話していたヘスティアであったが、真面目な表情でモニカの目を見ながら話しを続けた。

 

「…今回キミのやったことは凄いことだ、ボクも誇らしいよ。でもね、モニカ君。ボクはキミが死んでしまったらとても悲しいんだ。だから、どうか無茶だけはしないでくれ」

 

「……分かりました」

 

「…湿っぽい話は終わり!それより本題はこっちさ!」

 

そういってヘスティアが目の前に出したのは一本のサーベル。

柄の部分はモニカがこれまで使っていた物と似ているのだが、刀身が漆黒に包まれており、通常の武器とは一線を画した雰囲気を纏っていた。

 

「ヘスティア様、この武器は一体…」

 

「キミ専用の武器だよ、モニカ君」

 

「私、専用の、武器…」

 

「その通り!この武器実は、ヘファイストスが作ってくれた武器でね!素材はミスリルで、モニカ君専用に作った、いわゆるオーダーメイドってやつさ!」

 

「神ヘファイストスが!?しかもオーダーメイド!?」

 

「うん、そうだよ。ベル君にキミの戦い方は聞いていたからね。それに合うように丈夫で尚且つ振り回しやすい重さになっているはずさ!持ってごらん?」

 

「あっ、持ちやすくてすごくしっくりくる…ではなく!神ヘファイストスがこの武器を作ったのですか!?」

 

「何度も言ってるじゃないか、その通りだって」

 

「ヘファイストス・ファミリアの武器は凄く高価なのですが…。ちなみにこの武器の値段とかは…」

 

「それは気にしないでくれよ、ちゃんと話はつけてるからさ!」

 

「わ、分かりました…。ありがとうございます、ヘスティア様。この武器、大事に使わせていただきます」

 

「うんうん、そうしておくれ!」

 

「あのー…、そろそろ中に入ってもいいですかー?」

 

実はステイタスの更新が終えた頃にはホームへと戻ってきていたベル。

ドアの入口に『ステイタス更新中』と書いてあったので中に入れず、ドアの外から二人の会話をひたすら聞き続けていたのであった。

 

「もう入っても大丈夫だよ、ベル君!」

 

「はい…、モニカさん、やっぱり帰ってたんですね、良かったです!」

 

「すまない、迷惑をかけたな、ベル」

 

「いえ、気にしないでください!モニカさんが無事でよかったです!…あっ、財布はちゃんとシルさんに渡せましたよ!」

 

「そうか、それなら安心だな」

 

「よし、みんな帰ってきたことだし!今日はもう寝ようじゃないか!」

 

「じゃあ僕は今日ソファーで寝ますので、ベッドはぜひ二人で使ってください」

 

「いいのか、ベル?」

 

「まぁ、モニカ君今日かなり疲れてるだろう?体を休めるためにも、ベッドで寝た方がいいと思うぜ?…だ・か・らぁ、ボクはベル君と一緒にソファーで…」

 

「二人でソファー使って寝るなんて無理ですから、ヘスティア様は私と寝ますよ」

 

「い、イヤだい!今日こそボクはベル君と一緒に寝るんだー!!」

 

「あ、あははは…」

 

駄々をこねたものの検討空しく、ヘスティアはモニカにベッドへと引きずられていったのであった。

ベルは自分の主神が駄々をこねている姿を見て、苦笑いを浮かべるのであった。

 




ここまで読んでいただきありがとうございました!

という訳で、第一章終了です!
いやー、怪物祭が山場でした…。
あれも書くこれも書くってやってたら、いつの間にか想定よりも話数が増えて驚きました。
次ぐらいからはもう少し削ってサクサク進めれたらなって思います。

そしてモニカの新たな武器が登場です!
名前は『ヘスティア・サーベル』…まんまですね。
ヘスティア・ナイフと同様に「邪道な武器」となっている一方で、『ヘスティア・ナイフ』とは異なる効果があります。
その効果については今後明らかになるので、それまでお楽しみください。

この武器が今後どのようにかかわってくるのか、お楽しみにということで…。

現時点でのステイタスが更新されましたが、今回はかなり数値が高くなりました。
その事についてちゃんと理由を凄く簡単にまとめてるので、興味がある場合は下部に書いたので是非読んでみてください。

そして、次回からは第二章!
みんな大好きサポーターの登場です!
また、話の構成を考えるので、明日の投稿は(多分)お休みします。

それでは、次回





各ステイタスの上昇値が高い理由
●力:触手の攻撃を受け流すには一度攻撃を受ける必要があり、そこが理由。
●耐久:触手からの攻撃+両腕と頭への触手のダイレクトアタックで生き延びたから。
●器用:攻撃を受け流しまくったから。
●敏捷:次々に現れる触手に対処するために素早く移動+紫電一閃での突撃もちょっとした要因

モニカは……

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