ダンジョンにモニカがいるのは間違っているだろうか   作:刺身の盛り合わせ

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モンハンライズ楽しいですね、最近双剣かハンマーしか使ってないです。
どうも、刺身の盛り合わせです。

というわけで最新話です!
今回はベルの魔法発現回です!

それと、先ほど間違えて投稿しちゃいました…
こちらが本編なので気を付けてください。

感想と評価、お気に入りを登録してくださった方々、本当にありがとうございます!

それでは、どうぞ。


第28話 『炎雷』

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モニカ・ヴァイスヴィント

LV.1

力: H189→G245 耐久:G218→G263 器用:H165→G215 敏捷:H178→G231 魔力:I0

 

魔法

【】

 

スキル

【上官命令(オフィサー・オーダー)】

 ●威圧行為を行うことで、対象に強制停止(リストレイト)を行う。

 ●自身より格上の相手に行う場合、差が大きいほど成功率・効果時間が共に低下。

  対して、自身より格下の相手に行う場合、差が大きいほど成功率・効果時間が共に上昇。

 ●対象が何らかの状態異常に陥っている場合、相手との差に関係なく成功率・効果時間が共に上昇。

 ●対象へ向ける威圧の大きさによって効果上昇。

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帰ってきたヘスティアと夕食を取った後、【ステイタス】更新を行ったモニカは、ヘスティアと二人で【ステイタス】を見ていた。

 

「上昇値トータル200弱…なかなかの数値だね、モニカ君」

 

「はい。ですが、まだまだベルの半分以下ですから。努力あるのみ!」

 

「あはは…。ま、まぁ、ベル君はスキルの力もあるからね。適度に努力してくれよ?…それじゃあ、ベル君と変わってくれ」

 

「了解しました」

 

隠し部屋の外にいるベルと交代し、自身は廃教会の外で目の前に仮想敵を想像し、剣を振り続ける。

ベルに呼ばれて隠し部屋に戻ると、ベルが魔法を発現させたことと、明日ダンジョンで試し撃ちを行い、魔法の正体を確認するように言われたのであった。

 

「今日は絶対ダンジョンに行っちゃダメだぜ、ベル君!慌てなくても君の魔法は逃げたりなんかしないからさ?」

 

「あ、はい…そうですね」

 

「話は纏まったか?もう夜も遅いのだから、早く寝ようではないか」

 

歯磨きを済ませ、ヘスティアとモニカはベッドに、ベルはソファーに寝転がり消灯。

モニカは明かりが消えるとすぐに夢の中へ入って行った。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「うぐぅ~……っ!」

 

「…何をやっているのだ、貴公は」

 

翌朝モニカが目を覚ますと、ベルがソファーにうつ伏せの体勢でクッションを頭部に押しつけながら奇声を上げていた。

 

「ん~…、アレかい?おねしょでもしちゃったとか?」

 

「え゛っ。……いい年してそれはどうかと思うぞ、ベル」

 

「違いますよ神様ぁ!あとモニカさんも引かないでくださいよぉ~!」

 

「はぁ。何があったのか知らないけど、君もほんとに多感な子だよなぁ…。あっ、そうだ。ベル君、昨日のあの本を見せておくれよ。今日は昼まで暇なんだ」

 

「あ、はい。いいですよ…これです」

 

「なかなか分厚い本を読んでいたのだな、ベル」

 

「ふぅん、見れば見るほど変わった本だ、な……ぁ?」

 

表紙を見て何ページか無造作に目を通していたヘスティアは、不意に動きを止め、目尻をひくひくと痙攣させ始めた。

何事かと思っているとヘスティアが口を開き説明を始めた。

ベルが先日読んでいた本、実は『魔導書(グリモア)』と呼ばれるもので、『発展アビリティ』の『魔道』と『神秘』という希少なスキルを両方備えた者にしか作成できない著述書でありながらも、値段は【ヘファイストス・ファミリア】の一級装備品と同等、まだはそれ以上の品で、魔法の強制発現を促すものの、一度読んだら効能は消失し奇天烈書(ガラクタ)に成り下がる代物であったのである。

しかも最悪なことに、ベルの読んだ魔導書(グリモア)は知り合いに借りた誰かの落とし物で、結果的にベルがネコババした上に使い捨ててしまったのである。

 

「なぁにをしておるのだ貴公はぁ!?知り合いに借りた品、しかも誰かの落とし物を勝手に使用するなど…!?ホントにどうするつもりなのだベル・クラネルゥ!?」

 

「ご、ごめんなさいぃ!?僕もこれが魔導書(グリモア)だとは知らなかったんですぅ!?」

 

「知らないで許される次元じゃないぞコレは!!あああぁぁ…、云千万の借金など、零細ファミリアであるここが払えるわけがないぃ……!!」

 

ベルの胸元を両手で掴み揺すりながらキレたかと思ったら、手を放して両手を頭にやりながら絶望していた。

ベルも絶望一色になっていた。

そんな中、ヘスティアは感情を殺した能面のような顔でうつむきがちになりながら、椅子をもってベルの前に来ると、上に乗り両手をそれぞれベルとモニカの肩に置き、高い目線から誤魔化しの言葉を語りかけてきた。

 

「いいかい二人共?君は本の持ち主に偶然(・・)出会った。そして本を読む前に(・・・・・・)本を読む前にその持ち主に直接返した。だから本は手元にない、間違っても使用済みの魔導書(グリモア)なんて最初から(・・・・)なかった……そういうことにするんだ」

 

「「黒いですよ神様!?/何を言っているのだ神ヘスティア!?」」

 

「二人とも、下界は綺麗事じゃまかり通らないことが沢山あるんだ。ボクはそれをこの目で見てきた。住む場所を追い出されたり、ジャガ丸くんを買えないほど紐爺思いをしたり、廃墟の地下室に閉じ込められたり……とんでもない額の負債を背負わされたり。世界は理不尽で満ち溢れているんだ」

 

「それはひとえに神様のせいですっ!?」

 

「ちょっと待て、聞き覚えの無い出来事が多すぎるし、最後の不吉すぎる言葉は何だ!?」

 

「と、とにかくっ、この本を貸してくれちゃった人に、僕、事情を話してきます!」

 

「ベル君、止せっ、君は潔癖すぎるっ!世界は神より気まぐれなんだぞ!」

 

「こんな時に名言を生むんじゃないっ!?隠したっていつかはバレルに決まっているだろうが!…ベル、私がヘスティア様を押さえておく!貴公は謝りに行けぇ!」

 

「は、はいっ!」

 

モニカにヘスティアを押さえてもらい、貸してくれた人物に謝りに行くベル。

結果として、ミアの一声で許されたベルであった。

 




ここまで読んでいただきありがとうございました!

というわけでヘスティアが何とか誤魔化そうとする回でした。
今回モニカがベルにキレている場面はプリコネアニメ2期6話でのモニカの顔芸を参考にしていただければと思います。
あの回は個人的に大好きな回です。
詳しく知りたい人はYouTubeかニコニコで調べてみてください、ギルドリーダーとしてのモニカの苦労が色々と分かりますので。

次回からはそろそろ終盤に差し掛かると思います。

それでは、次回。


~本編に一ミリも関係ないお話~
みなさん今週のドンブラザーズ見ましたか?
…雉野怖いなぁ。

モニカは……

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