ダンジョンにモニカがいるのは間違っているだろうか   作:刺身の盛り合わせ

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一から書き直してた+ストックを作ってたので投稿遅れました。
どうも、刺身の盛り合わせです。

というわけで最新話。
原作と違った内容にするために書いてたらほとんどオリジナルになりましたね。

今話についてなのですが、急遽前話で文章を追加しています。
そこを読んでいなくても一応は大丈夫ですが、今回に繋がっている部分になっています。
追加場所は二個目の◆◆◆◆◆の前です。

感想と評価、お気に入りを登録してくださった方々、本当にありがとうございます!

それでは、どうぞ。

12/14 モニカが相手の名前を呼ぶ際に『殿』を追加しました。


第31話 『援軍』

ベルとモニカはリリの策略によって、六体のオークに囲まれ戦闘を行っていた。

 

「早くリリを助けに行かないと……ッ邪魔だ、どけぇッ!」

 

「ベル、少し落ち着け!それでは倒せる相手も倒せん!」

 

「それはそう…ですけどっ!」

 

『ブギョオ!?』

 

ベルの両刃短剣(バゼラード)による一撃により地に倒れ伏すオーク。

しかし、オークは五体も残っており、二人は互いに背中を合わせ、背後を取られないように周りを警戒していた。

 

「ベル!今から私が正面にいるオークを倒しこの包囲網を崩す!貴公は包囲網が緩んだ瞬間にそこを突破してリリの元に行け、いいな!」

 

「ッ!で、でもっ、そうしたらモニカさんが一人で戦うことに……!」

 

「リリを助けたいのだろう?ならば私に構わず行け、ベル!…それに、私にもちょっとした秘策がある」

 

「秘策って一体…!」

 

秘策について問いただそうとするベルを無視し、サーベルを持った右手を引き、一体のオークに狙いを定めるモニカ。

 

「【紫電、一閃】ッ!!」

 

狙いをつけたオークへ一気に近づきつつ飛び上がり、サーベルをオークに突き刺そうとする。

不用意に近づいてきたモニカに対して、天然武器(ネイチャーウェポン)を振り下ろして叩き潰そうとしたオークであったが、拘束されたかのように固まってしまい、動きを止めてしまった。

それはモニカを攻撃しようとしていたオークだけでなく、残り四体のオークも同様に固まっていた。

その隙に体内の魔石をサーベルで貫かれ真っ二つにされたことで、一瞬でその姿を塵に変えた。

包囲網から抜け出したベルは、一人のヒューマンの少女とすれ違った。

髪はピンクのツインテールで、全体的にピンクが多めで胸元にハート穴が開いている服を着たヒューマンの少女。

そう、モニカの装備を製作しているツムギである。

ツムギがこの場にいる理由、それはダンジョン突入前までさかのぼる……

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「やはり居たか、ツムギ殿!」

 

「あれ、モニカさん?こんな朝早くからどうしたんですか、装備はまだできてませんよ?」

 

モニカが「忘れ物を取りにホームへ戻る」と言ってベルとリリから別れた時、実はホームに戻ったのではなくツムギの仕立て屋に訪れていたのである。

 

「少し頼みたいことがあってな。…これからダンジョンへ行くのにあたって、付いて来てほしいのだ」

 

「……どういうことか説明していただいてもいいですか?」

 

モニカはツムギに雇っているサポーターが何かしらを隠していること、そのサポーターが冒険者達に追われていること、そのサポーターをはめて金を巻き上げるため襲おうとしていること、そんなサポーターを仲間は助けようとしていることを説明した。

 

「……話は分かりました。ですが、どうして私なのですか?同じ【ファミリア】の人間や他の知り合いには頼まないのですか?」

 

「私の【ファミリア】は零細ファミリアで、私ともう一人の助けたいといっている者しかいないのでな。…それに、こういうことを手伝ってくれる知り合いが、貴公以外にいないのだ…」

 

「…仕方ありません、このツムギが手伝いましょう!その場合、私はどうしたらいいですか?」

 

「そうだな…できれば仲間達に見つからないように後ろから付いて来てほしい。それと何かしらの罠を仕掛けられる可能性があるので、背後から奇襲をしてくれないか?」

 

「なるほど…私に任せてください!ストーk…後ろから密かについて回るのは得意ですから!」

 

「おい待て今ストーキングと言おうとしていなかったか?」

 

「言ってませんよ?」

 

「いや言っt「言 っ て ま せ ん よ ?」…。分かった、よろしく頼む」

 

「了解です!張り切っていきますよ~!」

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

ツムギはベルとモニカ、リリの三名の後ろを気付かれないほどの距離からストーk…尾行を10階層まで行っていたのである。

また、オークが近寄ってきた際もオークに気付かれない距離まで一度退避し、戻って来た際にモニカの宣言をきいたので、確実性を上げるためにベルとモニカを囲んでいたオーク達を自身の武器である糸で縛り上げ拘束したのであった。

結果は大成功、もう一人の仲間が包囲網から出てくるのを見たツムギは、出てきた人物とは逆に自ら包囲網の中に入ったのであった。

 

「無事でしたか、モニカさん!」

 

「先ほどオーク達の動きを止めたのはやはり貴公だったか、助かった!」

 

「気にしないでください!それより…先ほど走り抜けていったのが、サポーターを助けたいといっていた方ですか…。大丈夫なんですか?一人で行かせて」

 

「心配には及ばんさ。ベルの【ステイタス】は10階層を一人で踏破できるものとなっているからな」

 

「あの兎みたいな子がですか!?人は見かけによらないとは言いますが、彼はまさしくその通りですねぇ…。それよりも、そろそろ糸の拘束も解けてしまいますので、戦闘準備をお願いしますね」

 

「了解した!」

 

糸で拘束されていたオーク達からブチブチッという何かがちぎれる音が聞こえてきた。

ツムギの言っていたようにオーク達は無理矢理拘束を解いているようで、モニカとツムギは先程ベルとしていたように背中を合わせ、死角を作らない体勢を取っていた。

 

「来ますよモニカさん!」

 

「あぁ、分かっている!」

 

『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!』

 

モニカとツムギの急造コンビとオーク達との戦いの火蓋が切って落とされた。

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございました!
というわけでツムギが戦いに参戦しました!
本来はモニカが一人でオーク達と戦う予定でしたが、原作とは違った内容にするにはどうしたらいいか?と考えた結果こうなりました。
ツムギの戦い方は、プリコネと同じで糸による拘束+徒手空拳になってます。

次の投稿は明日を予定。
第二章の最後までストックがあるので、土曜まで毎日投稿します。

それでは、次回。



~本編に一ミリも関係ないお話~
.hackシリーズいいよね。
作者は『プロジェクトクロスゾーン2』で知って某動画サイトで色々見てたんですけど、キャラもストーリーも何もかもがいい。
ただ持ってる現行機で出来なかったんですけど、スイッチで販売されたので早く買ってプレイしたい。
サイバーコネクトツーさん、新作いつまでも待ってます。
ちなみにみなさんは誰が好きですか?
作者はカイトと朔望、ボルドー、アトリ、ミミル、トキオなどのキャラが好きです。

モニカは……

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