ダンジョンにモニカがいるのは間違っているだろうか 作:刺身の盛り合わせ
いつも読んでくれてありがとうございます。
どうも、刺身の盛り合わせです。
というわけで最新話、戦闘回です。
今回書きまくってたら、3000字超えてビックリ。
説明文マシマシでお送りしていきます。
分かりにくかったらコメントください。
感想と評価、お気に入りを登録してくださった方々、本当にありがとうございます。
それでは、どうぞ。
12/14 モニカが相手の名前を呼ぶ際に『殿』の追加、細かな部分に修正を入れました。
「ぜぇい!!」
『ブギャアァ!?』
モニカとツムギの即興コンビとオーク達の戦いは即興コンビが優勢になっていた。
モニカは攻撃を回避、もしくはサーベルによる受け流しからの斬撃や刺突による攻撃を、ツムギは糸を用いてオーク達を翻弄しつつ、徒手空拳による打撃によってオーク達に攻撃を行い、順調にオークの数を減らしていた。
そして、ツムギが糸でオークの動きを止めたところにモニカの魔石を狙った突きの一撃を決めたことで、最後の一体が地面に倒れ魔石を残してその姿を塵に変えたのであった。
「何とか倒せましたね、モニカさん!」
「あぁ。流石10階層のモンスターだ、中々手強かったな。それよりも、早くベル達の下へ向かわなければ…」
「そうですね。それに思っていたよりダメージを受けちゃいましたし、
しかし、二人は忘れていた。
自分達が今いる場所がダンジョンで、リリが罠として仕掛けたアイテムがモンスターをおびき寄せるトラップアイテムだったことを。
『『『『『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!』』』』』
「「ッ!?」」
響く無数のモンスターの鳴き声。
その鳴き声は10階層のあらゆる場所からモニカ達が現在いる広間にまで響いていた。
それと同時に広間へと向かってくる無数の足音が聞こえてきていた。
二人が急いで
しかもそれだけに留まらず、二人のいる広場の壁から新たに大量のモンスター達が生まれてきたのである。
「まさか、
「リリの設置したトラップアイテムに引き寄せられる形で発生したのか!?」
「モニカさん、
「つまり、逃げることは…」
「ほぼ不可能、と言ったところでしょう。なのでここでモンスター達を迎え撃ちます」
「!了解した。ならば、先ほどと同じ隊形で戦うか?」
「えぇ、その通りです。…モニカさん、私も出来る限りのサポートは行います。絶対に死なないでくださいね」
「…私はこのオラリオで使命がある。その為にも、こんな場所では死んではいられん!……ヘスティア・ファミリア所属、モニカ・ヴァイスヴィント!いざ行かん!!」
『『『『『グォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!』』』』』
こうして、戦いの火蓋は再び切って落とされた。
10階層の正方形の広間で起きた
広間にいるモンスター達は10階層までに出てくるモンスター達で構成され、その数は百を超えており、広間の中心にまるで引き寄せられるかのように進んでいた。
そして広場の中心では二人の冒険者、モニカとツムギが迫りくるモンスター相手に戦い続けていた。
それぞれ背中を近づけ、互いに背後を取られず、死角からの攻撃に対してそれぞれがカバーできるように戦っていた。
ツムギはこれまでのように糸と徒手空拳だけでなく、Lv.3としての力を全力で使いながらモニカでは対処に時間のかかるオークを中心に、モニカは先程よりもモンスターを倒すスピードを速めつつそれぞれモンスターを倒していた。
「ふっ、はぁッ!」
『『グギャァ!?』』
モニカを倒そうと突撃してきたゴブリンに対して、上体を右にずらして攻撃を躱し即座に左上へ斬り上げ、そして返す刀で斬り下し近くにいたコボルトへ攻撃。
「ふんッ、どぉりゃぁあ!!」
『『『ギィヤァアア!!??』』』
右前方から迫ってきていたキラー・アントの口にサーベルを突っ込んで串刺しにし、自身に近づいてくるモンスター達に向けて右から左へキラー・アントが刺さった状態のサーベルを振り回し、一気に薙ぎ倒しいく。
サーベルに突き刺さっていたキラー・アントは、他のモンスターに激突した際に内側から魔石ごと身体を斬られその姿を塵に変え、刀身はそのままモンスターを斬り進み、地面にたどり着くまでに多くのモンスターを斬っていた。
目の前に鉤爪を振りかざすウォーシャドウを確認したモニカはすぐさま右手を引き、サーベルを頭上に掲げ鍔迫り合いを行う事で、鉤爪の攻撃から身を守った。
モンスター達がその瞬間を見逃すわけがなく、鍔迫り合いをしているモニカの命を奪うために多くのモンスターが波状攻撃を仕掛けてきた。
モンスターの突撃に気付いたモニカはウォーシャドウを払い除けたものの、右足にニードル・ラビットの攻撃を受けた。
すぐに蹴飛ばしたが、モンスター達の攻撃を避け切れない距離にまで近づかれてしまった。
最初に近づいてきたゴブリンにサーベルを振りかざそうとした瞬間、目の前のモンスター達の動きが止まったかと思うと、頭や腕、脚などあらゆる体の部位があらぬ方向に曲がり魔石を残して塵となった。
「助かった、ツムギ殿!」
「気にしないでください!次が来ます、早く回復を!」
「了解した!」
結果、広間のモンスター達は半分以下となり、二人の周囲には絶命したモンスターの骸や魔石などが転がっていた。
しかし、半分以下に減っていたとしてもモンスター達の脅威は依然変わっておらず、モニカとツムギは体力的にも精神的にもボロボロであった。
「大丈夫ですか…モニカさん?」
「あぁ、かなりキツイが、何とか無事だ」
「…ここを耐えきれば私達の勝ちです。最後のもうひと踏ん張りです、来ますよ!」
それぞれ体勢を立て直し、武器を構え直すモニカとツムギ。
ボロボロのモニカとツムギの命を刈り取るため、二人にと突撃しようと―――
「風よ目覚めよ、【リル・ラファーガ】!」
突撃しようとした瞬間、何者かの詠唱と共に風が吹き荒れ、同時に二人に向かっていたモンスターの多くが切り刻まれていった。
中には風によって上空に吹き飛ばされたモンスターもいたが、地面に落ちる前に斬られ、立った数分で広場にはモニカとツムギ、モンスターを倒した人物と死骸だけが残った。
モンスターを倒した人物をよく見ると、金の長髪をたなびかせており、少し前に顔を合わせたオラリオの有名人、『剣姫』アイズ・ヴァレンシュタインであった。
「……大丈夫?」
「ア、アイズ・ヴァレンシュタイン!?何であなたがここにいるんですか!?」
「……『白髪と金髪の冒険者を探してほしい』って依頼を受けた。……片方はモニカだった。……もう一人の子は?」
「その者ならきっと上層にいるはずだ。私達も向かうとこ、ろ……」
アイズにベルの情報を教えようとしたモニカだったが、話している途中で白目を剥きながら地面へ倒れた。
「モニカさん、大丈夫ですか!?」
「……大丈夫、血を流しすぎて気絶してるだけ。…治療したら、すぐ復活する」
「私はこれから彼女をバベルの医務室に連れていきます!なので、アイズ・ヴァレンシュタインさんにはもう一人の捜索をお願いします!」
「……分かった」
「ありがとうございます!それではよろしくお願いします!」
ツムギはモニカを背負い10階層を後にした。
自身も上層に向かおうとしたアイズであったが、霧の奥で何かが光る物を見つけた。
光源に近づくと、そこには緑玉色(エメラルド)色のプロテクターが落ちていた。
しかし、表面は傷だらけで血まみれと、如何に闘いが激しかったのかを物語っていた。
「……これ、もしかして……?」
ここまで読んでいただきありがとうございました!
というわけでモニカとツムギ、大乱闘の巻でした!
本編ならアイズがオーク達を倒して終わりのシーンでしたが、本作ではオーク+怪物の宴も追加してみました!
モンスタートラップでおびき寄せられるのがオークだけな訳がないと考えてこのような内容になりました。
また、アイズが【リル・ラファーガ】を使った理由としては、モンスターの数がめちゃくちゃ多かったからです。
そして怪物祭に引き続き。今回も気絶するモニカ。
気絶しなかった場合、原作のリリを助けたシーンにアイズと共に駆けつけた結果、ベル君逃げちゃうからね、仕方ないね。
最後のプロテクターの説明で『傷だらけ』とありますが、これはモニカがつけた傷ではなく、これまでの積み重ねで出来た傷です、
今回もニードル・ラビット君が活躍しました。
前回はベル、今回はモニカの足に攻撃と、本作では乱戦中に襲い来る厄介な存在になりました。
というわけで、次回は第二章最後のお話。
それでは、次回。
~本編とは一ミリも関係ないお話~
FGOACのモルガン実装映像見てたら、妹(モルガンが最推し)が大興奮。
モルガンが欲しい妹が作者についてきた際に、一瞬で1000円札が消し飛ぶ光景を目にし、深く絶望してました。
そんな作者は横で愉悦を感じて笑ってたら、横腹を殴られました。
モニカは……
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仲間
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相棒
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