ダンジョンにモニカがいるのは間違っているだろうか 作:刺身の盛り合わせ
そろそろ一人回しから卒業したい、刺身の盛り合わせです。
というわけで最新話、そして第二章最後の話です。
今回の文字数は少なくなっています。
それとモニカの【ステイタス】もあります。
感想と評価、お気に入りを登録してくださった方々、本当にありがとうございます。
それでは、どうぞ。
空は快晴で、いつか誰かに突然声をかけられたあの日と同じように、雲一つなく晴れ渡っていた。
白髪と軍帽、そして軍帽からはみ出た金髪に太陽の光をいっぱい浴びながら、ベルとモニカはバベルへと足を進めていた。
リリの裏切りから二日。
リリを助け別れた後、ホームに帰ってきたベルを待っていたのは、全身傷だらけの血まみれでヘスティアから説教を受けていたモニカであった。
それぞれ情報交換を行った後、モニカの傷もあったのですぐに就寝。
翌日念のためモニカをホームで休ませて、ベルは一日中リリを探していた。
それまで利用していた宿屋や【ソーマ・ファミリア】に足を運んでみたものの、完璧な音信不通状態となっていた。
ベルは心配と不安を感じつつも、それと同時に近いうちにきっと合えると思っていた。
なので、自分達を見つけてもらえるように、いつもの自分達のサイクルをなぞる真似をしていた。
「「!」」
二人は足を止め、西の方角を向いているバベルの門へ向けて歩き出した。
二人の向かう先にいるのは、クリーム色のローブを着て、俯きつつその場にたたずんでいるパルゥムの少女であった。
驚かさないように、刺激しないように、足早になる歩みを押さえて少女のもとへ向かっていく二人。
やがてパルゥムの少女もこちらの存在に気付き、かわいそうなほど肩を上下させ、小さく身じろぎを繰り返した。
「「「………」」」
互いに手を伸ばせば届く距離まで近づいた。
リリは顔を上げ何度も口を開けようとして、すぐにうつむいた。
最初の一言が掴めないようで、彼女らしくない姿に二人は苦笑し、リリが喋れるようになるまで辛抱強く待っていたが、目配せを行い二人から口を開いた。
「「サポーターさん、サポーターさん。冒険者を探していませんか?」」
「えっ?」
二人の口から出た言葉にリリは顔を上げた。
目を丸くしているその栗色の瞳に、ベルとモニカは笑いかけた。
「混乱していますか?でも、今の状況は簡単ですよ?」
「サポーターさんの手を借りたい半人前の冒険者達が、自分達を売り込みに来ているんです」
リリも気づいたようで、その頬が温もりに染まっていき、ぐっと潤み出していく瞳がリリの喜び具合を表していた。
ベルは照れ臭そうに右手を、モニカは堂々と左手をリリに伸ばした。
「「僕達/私達と一緒に、ダンジョンにもぐってくれないか(な)?」」
「―――はいっ、リリを連れて行ってください!」
向日葵のような笑顔を浮かべて、リリは差し出された手に自分の両手をそれぞれ重ねた。
三人の関係はリセットされ、再び始まったのである。
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モニカ・ヴァイスヴィント
LV.1
力: H189→E406 耐久:G218→E434 器用:H165→F381 敏捷:H178→F399 魔力:I0
魔法
【】
スキル
【上官命令(オフィサー・オーダー)】(出典:オリジナル)
●威圧行為を行うことで、対象に強制停止(リストレイト)を行う。
●自身より格上の相手に行う場合、差が大きいほど成功率・効果時間が共に低下。
対して、自身より格下の相手に行う場合、差が大きいほど成功率・効果時間が共に上昇。
●対象が何らかの状態異常に陥っている場合、相手との差に関係なく成功率・効果時間が共に上昇。
●対象へ向ける威圧の大きさによって効果上昇。
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ここまで読んでいただきありがとうございました!
というわけで見事第二章、完結です!
今回新たに【ステイタス】が出ましたが、トータル800越えになってました。
あげすぎた気がする…でもそんなに上がるぐらいの死闘だったということで!
大事なお話があります。
以前書いたのですが、現在作者は卒論製作中でして、本腰を入れるためあまり投稿できなくなりました。
投稿出来たとしても息抜き程度に投稿すると思うので、大体一週間に一回程度になると思います、
話は変わって次回からの話。
次回からは原作三巻のお話…と考えていたのですが、途中から大幅に変えてオリジナルストーリーに入ります!
それに合わせてストーリーも大幅にショートカット!
具体的にいうと、原作三巻の中盤から原作五巻の中盤までです。
原作者一押しの猛牛(ヒロイン)であるミノタウロスとどのように戦うか楽しみにしていた方はすいません。
その代わり、モニカにはベルとは別に冒険をして成長をしてもらいます!
このようにした理由は下の方に書いてるので、気になる方がいれば流し見程度でいいので見てください。
なので、モニカがどんな冒険をするのか、楽しみに待っていて下さい!
それでは、次回。
~モニカをミノタウロス戦から遠ざけた理由~
最初はベルとミノタウロスが戦っている際に、モニカも強敵と戦わせようと思ったのですが、それでランクアップした場合、ベルの二つ名である『世界最速兎(レコードホルダー)』がモニカの物になるので×。
じゃあミノタウロスと戦うものの瀕死の重傷を負う…とするとここまでの章と同じ終わり方でマンネリ化してしまうので×。
どうしよう…と考えていた際にモニカのランクアップのためのオリジナルストーリーを射れればいいことに気付く。
そうしたらミノタウロスとも戦わないですむし、何より大幅なショートカットにもなる!
→モニカはオラリオから出て冒険することに決定!!
モニカは……
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仲間
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相棒
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♡