ダンジョンにモニカがいるのは間違っているだろうか   作:刺身の盛り合わせ

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ギリギリエイプリルフールに間に合いました。
メモリア・フレーゼのエイプリルフールイベント、ベートがアイドルやってて笑いました。
どうも、ギリギリ4月1日終わる前に投稿出来た刺身の盛り合わせです。

今回は中々機会のなかったヴェルフとの顔合わせ回です。
また、今回は前回よりも文章量が少なめになっています。
そして、今日はエイプリルフールなので、特別エピソード付き。
後書きの最後にあるので、ぜひ読んでみてください。

感想と評価、お気に入りを登録してくださった方々、そしてこの作品を読んでくださっている方々。
本当にありがとうございます。

それでは、どうぞ。

2023/06/27 誤字修正を行いました。



第52話 『顔合わせ』

ベルと再会したモニカは、一旦ヘルメスとアスフィ、ツムギ、リューと別れ、ベルが【ロキ・ファミリア】から貸し与えられているテントへ向かい、【タケミカヅチ・ファミリア】の仕掛けた『怪物進呈(パス・パレード)』について話し合いを行った。

中々話し合いは進まなかったものの、怪物進呈(パス・パレード)についてはそれぞれのファミリアで落としどころを作り、今後の予定としては【ロキ・ファミリア】に階層主(ゴライアス)を倒してもらい、その後に18階層を出発することとなった。

また、【ロキ・ファミリア】が移動を再開するのが二日後とのことなので、明日は『リヴィラの街』へ向かうこととなった。

話し合いがひと段落ついたところで、初めて会うモニカとヴェルフの顔合わせがベル主催で行われた。

 

「ヴェルフ、僕と同じファミリアの人で、ヴェルフがパーティに入る前から一緒に組んでいるモニカさん。そして、モニカさんが冒険者依頼(クエスト)で不在の間にパーティに加わったヴェルフです!」

 

「ただいま紹介に預かった、【ヘスティア・ファミリア】所属の冒険者、モニカ・ヴァイスヴィントだ。私不在の間、ベル達と共にダンジョンに潜ってくれて感謝する」

 

「俺はヴェルフ、ヴェルフ・クロッゾだ。【ヘファイストス・ファミリア】所属の鍛冶師で、ベルと専属契約を結んでる。頼りになる人、ってベルから聞いてるぜ「ちょっ、ヴェルフ!?」……一つ、聞いておきたいことがあるんだが、お前は『魔剣』が欲しいか?」

 

真剣な表情をしたヴェルフのその言葉により、和やかだった雰囲気が一変、水を打ったようにテント内が静かになった。

ヴェルフが魔剣を作りたがらない理由を知っているベルとヘスティア、リリは緊迫した表情になり、アスフィやツムギ、リューに(ミコト)達はベル達と場の雰囲気から真剣な表情を、ヘルメスはにやけた表情で事の成り行きを見ていた。

 

「『魔剣』…もしや『クロッゾの魔剣』か?私としては、そこまで欲しいとは思わんな」

 

「……何でそう思ったか、聞いてもいいか?」

 

「実際に使用したことがないから分からないが、『クロッゾの魔剣』は通常の魔剣よりも強力だと聞いた。ここぞという時の切り札としては持っておいて損はないが、魔剣に頼りすぎてはきっと私は強くなれない。だから私は『魔剣』をそこまで欲しいとは思わない。……どうだ、貴公の納得のいく答えだったか?」

 

「……あぁ、十分だ。もしも武器や防具が欲しかったら言ってくれ。専用の作品を作ってやるよ、モニカ!」

 

「よろしく頼む、ヴェルフ!」

 

モニカの考えを聞き、笑顔を浮かべて右手を差し出すヴェルフ。

それに応えたモニカは右手を差し出し、ヴェルフと握手を交わした。

 

「しかし、意外だったな」

 

一体何が意外だったのか気になったモニカは、ヴェルフに「何が意外だったのだ?」と問いただした。

 

「いや何、ベルが頼りになる人っていうからな。どんな奴なのかと思ってたが、まさか子供だったとはな!」

 

ヴェルフの発言を受けて笑顔のまま固まるモニカ。

モニカの年齢を知っているベルとヘスティア、リリとツムギは苦笑いを浮かべ、モニカの年齢を知らない他のメンバーは。疑問の表情でモニカとヴェルフを見ていた。

 

「―――ヴェルフ君、言っておくがモニカ君の年齢は17歳だ。このことについては神であるこのボクが保証するよ?」

 

「いやいや流石に冗談が過ぎますよ、ヘスティア様……え、マジなんですか?リリ助と少ししか身長が変わらないモニカが?俺と同い年の17歳?………ご冗談ですよね、ヘスティア様?」

 

「先ほどから黙って聞いていれば……!私はれっきとした17歳だ、子供ではない!いいな、ヴェルフ!」

 

「いやいやいや、その身長で17歳は無理があるだろ!?……もしかしてだが、モニカお前、ハーフドワーフか?」

 

「言うに事欠いてそういうことを言うのか貴様!?えぇいそこに直れ、私のサーベルの錆にしてくれる!」

 

「ちょっ、ダメですってモニカさん!ここ借りてるテントだから、暴れたらダメですってばぁ!」

 

固まってピクリとも動かないモニカの代わりに真剣な表情で真実を告げるヘスティア。

それでも信じないヴェルフへ額に青筋を浮かべながら自分の年齢を告げたモニカだったが、信じてもらえなかった上にハーフドワーフと言われ限界を迎えたモニカは、サーベルを引き抜くとヴェルフに剣先を向け、斬りかかろうとした。

しかし、【ロキ・ファミリア】からの借り物のテントで暴れてはマズいと考えたベルによって、羽交い絞めにされたのであった。

その後、ヴェルフがモニカに謝罪を行い、女性陣はテント内、男性陣は見張り兼野宿という形で就寝することとなったのであった。

 




ここまで読んでいただきありがとうございました。

ということで、ヴェルフとの顔合わせでした。
モニカの魔剣についての考えは、本作でのモニカならこう言うかもと考えて書いたので、原作のモニカとはちょっと離れてるかもです。
また、ヴェルフとモニカは同い年なので、モニカの年齢を聞いたヴェルフなら面白い感じに返答してもらおうと考えたらこうなりました。

前書きに書いた通り、最後にエイプリルフールのオマケがあります。
即興で書いたため完成度はかなり低いですし、ネタモリモリで本編とかなりかけ離れた内容となっています。
読む際は温かい目でお願いします。

次回は今章で一番書きたかった内容なので、頑張って書いていこうと思います。
誤字脱字、また文章でおかしな部分があれば報告をぜひお願いします。
それでは、次回。



~エイプリルフールのオマケ~

――オラリオにて

『そこの白髪の少年、俺と良いことしないかい?』

『いやあの、僕心に決めた人がいるので……って何でいきなりお尻揉むんですか!?』

『まぁまぁ、良いではないか良いではないか。痛いのは一瞬、後は最高…「待てぇ!」むっ、この声は!』

『ラブリー!キュアリー!ブレイブリー!マジカルレベル・インフィニット!魔法提督ラブリー★モニカ!空に代わって…指揮を執る!』ビシーン!

『ラブリー★モニカ!助けに来てくれたんですか!』

『ラブリー★モニカだとぉ……許せる!せっかくだからキミも俺と一緒に良いことしようや?』

『オラリオの少年少女の悪影響となる神は、私がお仕置きをする!行くぞぉぉぉぉ!』

「ぉぉぉ……ハッ!…何だったのだ、今の夢は」

「おはようございますモニカさん。…顔色悪いですが、どうしたんですかモニカさん?何か変な夢でも見たんですか?」

「………ベル、貴公最近尻を揉まれたりしていないか?」

「いきなりどういうことですかモニカさん!?」

「何ぃ!ベル君がお尻を揉まれただってぇ!?」

「違いますよ神様!?」

この後30分かけて誤解を解いたモニカであった。

モニカは……

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