ダンジョンにモニカがいるのは間違っているだろうか 作:刺身の盛り合わせ
そして、BLEACH千年血戦篇の最新話でついにあのシーンが出ました。
『偉大な相手というのは輝いて見えるもの』…らしいですよ。
どうも、設定は出来ているのでいつかBLEACHクロスオーバーも書いてみたい刺身の盛り合わせです。
ということで最新話、原作7巻の内容となります。
本当はいつも通りモニカをかっつり絡ませる予定でしたが、今章はモニカをあまり絡ませない内容で行きます。
その代わり、次章はモニカが主役となってますので、そこまでお待ちください。
また、モニカは本編に絡まないので、今章はどちらかというと本編の裏側をオリジナル展開も混ぜて書いて行こうと思います。
今話は導入回のようなものなので、少し短めです。
感想と評価、お気に入りを登録してくださった方々、そしてこの作品を読んでくださっている方々。
本当にありがとうございます。
そして、前話投稿後に大量の誤字報告をしてくださった 『白羽』さん、遅れましたが誤字報告ありがとうございます。
それでは、どうぞ。
「きょ、今日は早めに就寝させてもらいまーす」
借金四億ヴァリス返済のため、
「――よし」
―――かと思いきや、突如進路を変更。
音もなく二階の廊下を駆け抜けると、窓から飛び降り裏庭の隅に着地し、
「……よし、追うぞ」
「尾行は
「私の尾行技術を見せる時が来たな!」
「い、いいのかなぁ……」
街へ向かう
あらかじめホームの戸締りを行い、
「街の様子が気になっているようでしたが……案の定、でしたね」
「まぁ、あれだけ窓の外を眺められたら普通は気づくがな」
「それにしても、あいつもお前とそっくりだな」
「えっ?」
「嘘をつくのが下手、ということですよ。ベル様」
ベルと同様、嘘がつけない生真面目な少女は、焦って注意が散漫になっているようでモニカ達の尾行に気付かず、賑やかな街並みを歩いて行く。
そんな
本拠がある都市の南西からどんどん南へ向かっていき、繁華街のある南のメインストリートに辿り着いた。
周囲の喧騒は最高潮に達してきており、
しかし、
神妙な表情で頷き合った
「……おい。この方向は、まさか」
「?この先に何かあるのか、ヴェルフ?」
その言葉を聞き、はっ、と体を揺らすリリと何もわかっていない表情を浮かべるベル、何があるのかヴェルフに聞くモニカ。
「ベルッ、モニカッ、お前達はここで帰れっ」
「ベル様っ、モニカ様っ、帰ってくださいっ!」
「えっ、えっ?なんで、なんでっ?」
「ちょっ、待て待て。何で帰らないといけないのだ!?」
「いいから聞けっ。お前達にはまだ早いんだよ」
「むしろお二人…特にベル様が来ていい場所ではありません!」
「いきなり帰れとはどういうことだ二人共!?」
「そうですよ、今更なんで……あっ、
「詳しい話はあとだ。今は二人を追うぞ、三人共!」
「あー、くそ。リリスケ諦めろ、追うぞ」
「う~~~~っ!?
除け者扱いされることにごねていたベルとモニカだったが、先に進む
二人を諭すことが出来なかったヴェルフとリリは、走って行くモニカとベルを追いかけるように飛び出した。
特にリリは苦虫を噛み潰したような表情で恨み言を口にしながら追いかけ始めた。
「こ、ここは……」
そして。
酔いつぶれた冒険者達を横目に
都市の第四区画、その南東のメインストリート寄り。
そこには様々な快楽が混ざり合う
時に激しく、時にひそやかに交わされる、
建物の壁や柱に設置された桃色の魔石灯でぼんやりと照らされるのは、艶かしい赤い唇や瑞々しい果実を象った看板、そして背中や腰を丸出しにしたドレスで着飾る――蠱惑的な女性達。
アマゾネスを中心に、ヒューマンや獣人、
「あ、あ、あの人達って……」
「ま、まさかここは……」
震える指を向けながら口をパクパクと開閉させ、情けない声をこぼすベルと、何かを察したのか顔を真っ赤にするモニカ。
先ほどこちらに来ないよう必死に止めていたヴェルフとリリの方向を震えながら振り向くと、リリは諦めたような表情で二人に告げた。
「えぇ、『歓楽街』です」
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ということで歓楽街篇導入回でした。
今回導入ということであまり話は進みませんでしたが、次回は原作キャラが登場……するはずです。
誤字脱字、また文章でおかしな部分があれば報告をぜひお願いします。
それでは、次回。