ダンジョンにモニカがいるのは間違っているだろうか 作:刺身の盛り合わせ
5期は内容的に派閥大戦なんだろうけど、まだ読んでないなぁ…
そして19巻はあらすじの感じだと学区編。
プリコネで学区と言えば聖テレサ女学院、聖テレサ女学院と言えばそう、なかよし部!
…なのですが、正直キャラエミュが鬼ムズだし、何より本作での出番は間違いなくかなり先になりそうですな。
どうも、刺身の盛り合わせです。
ということで最新話。
今話はアイズの襲撃まで。
どのようにモニカ達がアイズの襲撃を切り抜けるのか、それは本編をお楽しみに。
また、前話では作者の知識不足で間違った内容を書いてしまいました。
ご指摘ありがとうございました。
感想と評価、お気に入りを登録してくださった方々、そしてこの作品を読んでくださっている方々。
本当にありがとうございます。
それでは、どうぞ。
「―――どんな理由があろうとも、神が護衛も無しにオラリオ外に出ないでください。もしもオラリオ外に用事があるなら、私やベル、ヴェルフや
ベオル山地奥部。
視界の片側に谷間が広がる険しい山道の一つで、ヘスティアの誘拐に成功したアレスの
一人馬に
その後方、最後尾にはクリスティーナと
「はい、これからは気をつけます………じゃなくて!!どうしてアレスなんかと一緒にいるんだい、モニカ君っ!?故郷に帰るって言っていたじゃないか!?」
「そ、それは…「そんなこと決まっているだろう!コイツは私達ラキア王国がオラリオに派遣したスパイだからなぁ!!」
小脇に抱えられモニカから説教を受けていたヘスティアだったが、故郷に帰ると言っていたモニカが目の前にいることに気付いたのか、反省もそこそこにモニカへ追及を始める。
言い淀んでいたモニカだったが、前方からモニカ達の方を向いたアレスによってあっけなくばらされたのであった。
「ラキアのスパイ……?ど、どうせアレスの嘘なんだろう、そうなんだろうモニカ君っ!?」
「………すみませんヘスティア様」
「――――ッッ!じゃあ何だ…、ボクのファミリアに入ったのはスパイ活動のためだったってのかい!?」
「いえ、決してそんなことは――「痴話喧嘩はそろそろおしまいにしろモニカ。
ヘスティアに弁明を試みようとしたモニカだったが、クリスティーナによって中断された。
先程まではモニカとヘスティアの言い争っている様子を面白そうに見ていたが、上空に目をやると獰猛な笑みを浮かべ、側にいた
ヘスティアを受け取った
「敵襲――いや、オラリオからの追手、ですか?」
「あぁ。私達の真上、鳥が飛んでいるのが見えるな?気づかれないように見ろ――あれは【
「冒険者!?何で空を飛んでるんですか!?」
「んん~~?あれは…アスフィ君!おーい、アスf「はーい、バレちゃうから少し黙ってましょうね、ヘスティア様」んむむぅ~!?」
クリスティーナに言われ空を見たモニカ達。
そこには翼を広げ旋回する白い影がおり、よく目を凝らして観察すると、純白のマントや人の四肢に
その姿を見て大声を上げて助けを求めようとしたヘスティアだったが、
「おいマリウス、オラリオからの追手だ!神アレスを連れて今すぐ本陣まで撤退しろ!
「もうオラリオの連中に気付かれただとぉう!?お前達、戦闘の準備「何言ってんだこの阿呆が!?全員、アレス様を守りながら本陣まで撤退だ、急げ急げェ!」
オラリオからの敵襲を迎え撃とうとしたアレスを無理やり引きずり本陣へと向かっていくマリウス。
ヘスティアを逃がさないように、と言いながら本陣へと向かうマリウス達を見送ると、下り坂へと向き直り剣を構え直した。
「
『あの旋回しているところが、神様がいるところ……』
モニカ達のいる場所から後方。
アレスによって連れ去られたヘスティアの救助のため、アスフィ先導の下、アイズとベルは【ラキア・ファミリア】を追いかけていた。
ベルの一歩先を行く形で坂を駆け上がるアイズは、上空を旋回するアスフィを確認すると、走る速度を上げた。
『……あれは、神様?もしかして、人質……?』
坂の先に人影が見えたため、目を凝らして確認すると四人ほど人がおり、その内の抱きかかえられた人物は今回の救出対象であるヘスティアのように見えた。
『……あんなに近いなら、少し手加減―――炎と、ナイフ?』
ヘスティアを視認したアイズは、ヘスティアに被害が行かないよう力を緩めようと思ったところで、前の坂から炎、そして道を塞ぐようにナイフが数本迫ってきていた。
迫る炎とナイフにサーベルを振るい、進行方向の障害を排除しようとするアイズ。
サーベルによる斬り上げでナイフは全て弾き飛ばしたものの、炎は消えずアイズに近づいてきていた。
『……炎が、消えない?』
「―――おいおい、敵の目の前で気を抜いていいのか、アイズ?」
自分の一閃でも消えない足元の炎にほんの一瞬気を取られたアイズ。
殺気を感じ反射的にサーベルを斬り下ろし、自身に迫っていた大剣と鍔迫り合いを行う。
最初は隙を取られたことで鍔迫り合いに押し負けていたが、Lvの差で次第に押し返し始めていたが、左前方から新たに攻撃が迫っていたため、バックステップで距離をとるアイズ。
「ナイフと消えない炎で目眩ましか…、及第点をくれてやろう♪ーーーそれと久しぶりだな、アイズ?」
「クリスティーナ……?それに、モニカ……?」
顔を上げ、襲いかかってきた者達の顔を見たアイズ。
そこにいたのは、少し前の遠征直前にオラリオの市壁で少しの間修行をつけたモニカと、七年前にオラリオで起きた大抗争『死の七日間』にて共に闇派閥と戦った一人、クリスティーナ・モーガンであった。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今話の最後で、ようやく第75話の冒頭に追いつきました。
え、少し内容が違うって?
75話ではモニカがアイズの攻撃を止めて、今話ではモニカの攻撃でアイズが後ろに下がった!
そこになんの違いもありゃしねぇだろうが!
ちなみに対アイズの際のモニカ達の動きとしては――
①モニカが魔法発動と同時に手持ちのナイフを全て投擲
②即座にクリスティーナがアイズに接近、そして攻撃
③クリスティーナとアイズが鍔迫り合いをしている間に谷の反対から回り込んで強襲
――という感じになっております。
今話は後半からアイズ視点でしたが、次回はベル君視点からスタートの予定です。
誤字脱字、また文章でおかしな部分があれば報告をぜひお願いします。
それでは、次回。