ダンジョンにモニカがいるのは間違っているだろうか   作:刺身の盛り合わせ

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刺身の盛り合わせです。
というわけで、今回と次回はオリジナル回です!
オラリオの街でのぶらりモニカの食べ歩き。
そしてプリコネからあるキャラが登場!
一体誰か分かるかな?

それと今回は原作との相違点が少し出てきます。
詳しくはあとがき下部にて。

評価とお気に入りを登録してくださった方々、本当にありがとうございます!

それでは、始まります。

11/1 誤字修正を行いました
12/16 たいやき屋の語尾に修正を入れました。


第7話 『モニカの休日 ~猫人少女の絶品たいやき~』

ベルに呼ばれてホームに戻り、ヘスティアが貰ってきた大量のジャガ丸くんとベルとモニカの作った簡単な料理を食べ就寝。

前日にヘスティアから休みを言い渡されたものの、いつもの習慣でベルと共に五時頃に目が覚めてしまう。

ベルの胸に顔を埋めるようにして眠りこけている自分達の主神であるヘスティアをベルから引きはがし、簡単な朝食(余ったジャガ丸くん数個)をベルに渡し、ダンジョンに向かうのを見送る。

追加の朝食を作っていると、朝食の匂いにつられてヘスティアが起きてきた。

 

「ふぁあ~。おはよう、モニカ君。いい匂いだね」

 

「おはようございます、ヘスティア様。今日は昨日ヘスティア様が貰ってきてくださったジャガ丸くんとスープが朝食ですよ」

 

「う~ん、おいしそう!それじゃあ食べようか!」

 

「「せーの、いただきます」」

 

二人で席につき一緒に朝食を食べ始める。

そこまで量が多くなかったことも相まって、すぐに食べ終わった。

 

「「ごちそうさまでした!」」

 

「いやー食べた食べた!…ところでモニカ君は今日何をするんだい」

 

「今日はせっかくの休みなので、オラリオのお菓子屋さんなんかを見て回ろうかと思います」

 

「おお、良いねそれ!ボクもついて行きたいよ~」

 

「でも、今日もバイトじゃありませんでしたか、ヘスティア様?」

 

「ウグゥ!?そういえばそうだったな…。仕方ない、今日はモニカ君が一人で楽しんでおいで!」

 

「了解しました、ヘスティア様。それでは行ってまいります!」

 

「気をつけていってらっしゃ~い」

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

ホームから出て、大通りへと歩みを進めるモニカ。

せっかくなので何かスイーツを販売しているお店に行ってみようと思い歩いていると、何かの焼ける匂いがしたため、その匂いのする方向へ歩いて行った。

歩みを進めていった先にあったのは、猫人(キャットピープル)の少女が開いているたいやき屋であった。

 

「いらっしゃいにゃ~!たいやきはいらないかにゃ~?うちのは他の店とは一味も二味も違うにゃ~!」

 

「たいやきか…。すまない、たいやきを一ついただけないだろうか?」

 

「たいやき一つね、毎度ありだにゃ~。…それにしても、一人でお使いなんて立派な子だにゃ~」

 

「なぁ!?私は子供ではない!!17歳だ!!」

 

「にゃにゃ、17歳!?全ッ然そんなには見えないにゃ!?見えて12歳ぐらいだにゃ!」

 

「失礼だな貴公は!?」

 

「いやーごめんにゃ。でも、ほんとに身長ちっちゃいにゃ。ちゃんと年齢知ってから見ても、10歳ぐらいにしか見えないにゃ」

 

「さっきから失礼だな貴公は!?というか更に年齢が低くなっているではないか!?」

 

たいやき屋の店員と共に漫才のようなやりとりを繰り広げるモニカ。

年齢と見た目イジリを続けられた結果。

 

「だからっ!!私のっ!!年齢はっ!!17歳でっ!!両親のっ!!遺伝でっ!!この背丈だとっ!!何度言えばっ!!分かるのだっ!!?」

 

顔を真っ赤にしながら大声をあげつつ、大通りの中心で盛大な地団太を踏んでいた。

瞳には涙も浮かんできており、ガチ泣き一歩手前の状態であった。

 

イカンやりすぎたにゃ…ゴ、ゴメンにゃ?あんまりにもお客さんがいい反応をするから止まんなくなっちゃったにゃ?お詫びでおまけするから許してほしいにゃ?」

 

「グスッ……別に私は気にしてないが、そのお詫びは喜んで受け取ろう…」

 

「気にしてないとか絶対うそにゃ…。とりあえず、おまけ付きで二つあげるにゃ!出来立てのうちに食べるにゃよ!」

 

「いただきます…あむっ………うまい…!」

 

猫人の少女の作ったたいやきは、外側の鯛の部分はサクサクとしているものの、一口食べてみると中の生地がモチモチで、中に入っている優しい甘さの粒あんとの相性がバツグンで、モニカがこれまで食べたたいやきの中でも、上位に入るレベルのたいやきであった。

 

「すまない、もう一ついただけないだろうか!」

 

「おっ、うちのたいやきのおいしさに気付いたにゃ?…はい、もう一つにゃ!お代は二つで120ヴァリス!」

 

「しかもなかなか安い!…また買いに来させてもらうぞ、店主よ!」

 

「またどうぞにゃ~!」

 

色々あったものの、モニカは猫人の少女のたいやき屋を気に入り、次はヘスティアやベルと共に屋台に訪れよう。

そんなことを考えた。

 




ここまで読んでいただきありがとうございました!

今回出てきたたいやき売りの猫人少女…一体何キなんだ…
ちなみに今後登場させるのかは一切未定です。

次回は明日、内容は今回の続きになってます!
次回もお楽しみに!


以下、興味ない人は飛ばしてください

今回と原作の相違点について(長文注意!!)

本来ならベル君は朝ご飯を食べずにホームを出てきたことで、シルさんと遭遇→ベルのお腹が鳴る→お弁当をもらう→お礼に豊穣の女主人への来店というフラグが立ちます。
しかし、今作ではモニカから簡単な朝食(余ったジャガ丸くん数個)をもらったので、食べながらダンジョンに行っています。
なので、シルさんに会ってもお腹が鳴らず、『お弁当をもらう』行動が無くなりフラグは消えますが、ベル君の来店フラグはちゃんと立ちます。
理由としては『成長期ベル君、ジャガ丸くん数個じゃお腹いっぱいにならなかった』ということで、結局ベル君はお腹を鳴らしてシルさんからお弁当をもらってます。
ここからのイベントはベルの成長に関して大幅にかかわる部分なので、避けては通れない道なのです。

モニカは……

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