先生って本当にザコ♡   作:ねこのふすま

3 / 10
第三話 同じ空の下とは

 モモトークの連絡を受け、積みあがっている仕事を右から左に流しかかってくるCallを後に回して連絡してきたアル達の事務所。便利屋68まで訪れた。

中からは話し声、この声は便利屋68のメンバー。あのモモトークのボスケテの意味もこれで判明するだろう。

 事務所のドアノブに手をかけ、扉を開く。

 

 ――扉を開いた先にいたのは、裸ブラウスの少女。

そして何時もの様に白目をむいてるアル。珍しく驚いた表情を見せているカヨコ、それをブラウスの少女にひっつきながら楽しんでいるムツキ。

どうやらハルカはこの場にはいないようだ、開閉音で私が入ってきた事に気づいたムツキは顔をこちらに軽く向けてから口元を釣り上げて楽しそうに嗤う。

 とっても嫌な予感がする。

 

「先生、女の子の裸ブラウス見たくてノックもせずに入ってきちゃったぁ?」

 

 確かに裸ブラウスは見たいか見たくないかで言えば見れるの者なら見たい!万物の人間ならそう答えるだろう、ムツキくん!

裸ブラウスの子は細身ですらっとした体躯、少し大きなブラウスは少女のアンバランス差を醸し出していてグット。身長はムツキよりは大きく、アルよりは小さい。

 しかしアルよりもでかいところも……いや勘違いか? 少しの違和感を感じているとドスの効いた声が。

 

「……先生、怒るよ?」

 

 ハイ、スミマセン。

 


 

 アルの服を着た少女が着替えが終わった事で入室を許された先生。そして周りには便利屋68のメンバー。

あの後に伊草(いぐさ)ハルカ(はるか)も買い出しから帰宅した。どうやら肌着もろもろ買いに出ていたらしく、服装を整えてようやく話を進める事が始まる。

 質問という名の状況把握が始まる。

 

”名前は?”

 

「のーこめんと」

 

”どうして、追われていたの”

 

「依頼された事を済ませたら、依頼人が裏切って口をふさぎにきて追い回されたから」

 

”どうして、こんなにお金をもっているの?”

 

「これでも結構、危ない橋わたってきたから」

 

”学校は?”

 

「どこにも行っていない、そもそも所属していない」

 

”かわいいね”

 

「えぇっ……?」

 

”どこ住み?”

 

(シャーレの先生ってヤバイって聞いてたけど、真顔でこれ言ってくるのヤバくない?)

 

”ちょっと罵ってくれる?”

 

「ひえぇっ……えっ、やば、ヤバイこの人(先生)……」

「先生??」

 

 二度目のイエローカード、先生にはレッドカードが言い渡されてボッシュートになります。

要約すると氏名などは答えず。アルと遭遇するまでの経緯などに対しては答えを返してくれた。

答えに嘘をついているかはわからないが、嘘をつくメリットも無いので本当の事には違いない。

 手荷物にも身分を証明するものはなく。手にしているスマホは正規のルートで入手したものではないのであろう。

学校通っておらず、非合法の仕事に手を染めている。そうなると少女は経済的な事情、または停学・退学処分を受けた可能性も出てくる。

 だがどこにも行っていない、この言葉から察するにそもそも学校自体に最初から行っていないこともありうる。

 

”勉強は?”

 

「たまに行っていた子に教えてもらったりしていたよ。脅していないから」

 

 キヴォトスで所属をしていない事は非常に生きづらいいばらの道。住処もなければ正規で働くこともできない。

だから非合法な仕事をする生徒達も少なくはない。この少女もその一人である事には違いない。

 

”なんで名前は言いたくないの?”

 

だって、ないから言えないもん、名前

 

 絶句した。





少し短め。
どちらかと言えば容姿はゲヘナ寄り。
耳はバチバチにピアスしています(性癖)
ヘソピや舌ピもいいよね…いい。

疑問だけど、ゼロ距離でライフル弾撃たれたらあの世界だとどうなるんやろうか…?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。