先生って本当にザコ♡   作:ねこのふすま

5 / 10
第五話 すりきずときりきず

 シャーレに連れてかれる。目を付けられば今までの日常は送れないだろう。普通ならば現状を打開できると喜ぶだろうけれど。私にとってはよくない事もあるし。

 それ以外に他の不安があるのだ。

 それは先生の隠しきれない危ない部分。

噂では足を舐めたり、髪の匂いを嗅いだりと変態的な噂を色々と耳にする。

 

(それはもうただの変態大人では……??)

 

 もしかしたら私も吸われるっ?!

 先生と知り合う事はいいけれど、シャーレとかかわる事は避けたい。しかし逃げ出す算段も無く、きっかけも無い。

どうするべきかと悩んでいると、誰かが事務所の扉をノックした。ここが便利屋なので頼み事をしに来たお客かもしれない。

 そうなるとここから退散しなければならない。つまり連行。やめて!ひどい事される!

 

 --扉の向こうからコッキングの音が聞こえた。

 

 音から察するに散弾銃系統。ここが建物なので通路が大きくは無い、いたとしても3~4人。後方に5人ほどが待機している可能性がある。

ソファーから飛び起き、地面を抉るほどの脚力で飛び出す。流れる力をそのまま流用して回転しつつ左足で扉を蹴り飛ばす。ひしゃげながら扉は外れて、外にで拳銃を手にしていた二人は押しつぶされる形で壁に激突する。

 死にはしないよ、せいぜい頭にタンコブが残るぐらいでしょう。後ろから声が聞こえる、これは陸八魔さんの声かな?

修繕費は後ほどお支払いいたします。気絶している追手がもっていた散弾銃を拝借。そのまま廊下にいる残党をけん制するようにうち放つ。

 あくまでもけん制、この状況で相手から近づいては来ない。諦めるか、相手が馬鹿で突っ込んでこないか、はたまたなりふり構わず――

 

”待って!”

 

 爆発物を放り投げてくる可能性もあるんですよぉ!

先生、そんな風に追いかけてくるのは想定外!

 

「っ!!」

 


 

 建物が揺れる。小規模の爆発によって廊下には煙と瓦礫の砂ぼこりで視認が難しくなっていた。

追手が投げた爆発物は少女一人だったら簡単に対処が出来たが、不幸にも先生が廊下へと出てきてしまった事によって難しくなる。

 少女は咄嗟に力加減なしに先生を突き飛ばし、事務所の中へと押し込む。瞬時に爆発、回避を捨てた少女は衝撃によって宙に浮いてから壁に打ち付けられる。

受け身もとれないので襲い掛かる痛みに悶えつつも、少女は直ぐに立ち上がる。事務所の中で立ち上がって心配している先生と目線がってしまった。

 

「また、どこかで」

 

 呼び止める暇もなく少女は走り去っていく。数発の銃声が聞こえ、辺りは静かになった。

誰もが呆気にとられているうちに、風のように吹き去ってしまった。

 その後に何故かアルのモモトークのコメント音が鳴る。

そこにはいつの間にか追加されていた少女のアカウントから、一言だけコメントが送られていた。

 

【挿絵表示】

 

 


 

 これが先生や便利屋さんとの初めての出会いです。今思うと私、本当に厄介事の塊だと猛省。

おかげで借りた陸八魔さんの服はボロボロ、修繕費やもろもろで財布も軽くなりました。

爆破で少しだけ傷が残りましたが生きていたので無問題、無問題。

 陸八魔さんにコメントした後日。先生がいないことを確認してから、お支払いに伺ったら心配していたメンバーさんたちから説教されました。げせぬ。

爆破の傷もバレました、何故バレる??

 

 あ、余談ですが私を追っかけ回していた人達。裏切った依頼人は二度と朝日が見れないぐらいにギッタンバッコンにしたんで安心してください。

 







一様、プロローグもどき終わり。
これからキャラクターたちと絡めたい…。

(走り書きで短いけど)許せサスケ……。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。