わたしのヒーローアカデミア 作:Plot Must Die
AチームとDチームの屋内対人戦闘訓練はヒーローチームの勝利で終わった。右腕をぶっ壊した出久はハンソーロボに運ばれて保健室へ。床に叩き付けられた際、実は肋骨が数本折れてしまっていた被身子もハンソーロボに運ばれて保健室へと搬送。激しい訓練でも特に大きな怪我はしなかった爆豪・飯田・麗日、そして癒々は壁一面が大きなディスプレイとなっているモニタールームにて、講評の真っ最中だ。
尚、今回の訓練にてMVPを獲得したのは飯田である。彼はヴィランとして相応しい立ち振舞いをし、その上でもっとも状況に適していたと褒め称えられた。
爆豪は私怨での大暴走や、派手な爆破の連続で癒々の聴覚を遮ったこと。雑居ビルを半壊させてしまったことで減点判定とされた。
麗日は中盤の気の緩みと、核爆弾が有るにも関わらず乱暴過ぎる手段を取ってしまったことで減点判定。ここには居ない出久も、同様の理由で減点だ。
被身子は飯田に次ぐ高評価を貰っていた。序盤に容易く捕縛されてしまった訳だが、中盤や終盤に癒々の気を惹いて勝利に貢献をしたことが褒められていた。格上相手にどんな状態でも最後まで抗ったことが、大幅な加点要素となっている。
そして癒々は、序盤以降まるで動かなかったことと、最初から最後まで露骨に手を抜いていたことが大幅な減点要素だと伝えられた。
以上全てを八百万がすらすらと説明してしまったので、オールマイトは苦虫を噛み潰したような顔になってしまった。先生として説明するべき部分を全て言われてしまったのが、中々に悔しかったのだろう。優秀な生徒を持ってしまうと、教員は苦労するものなのである。
「まぁ、飯田少年にも固すぎる節はあったと思うが……くぅ、概ね正解だよっ。
そして、七躬治少女。どうして渡我少女を捕縛した後は特に何もしなかったんだい? 訓練とは言え、実戦だ。君ならヒーローチーム全員を捕縛出来ただろう?」
癒々が手を抜いた理由は、当人以外は誰も分からない。モニタールームに居たオールマイトや、A組の全員は癒々の実力が凄まじく高い位置にあることをもう知っている。
被身子が屋上に来ることを予測し先回りして見せたこと。ナイフを前にしても平然としていられる胆力。相手に何もさせないで瞬殺出来る優れた戦闘力や、デコピンひとつで人を吹き飛ばせる強個性。入試一位と言う確かな実績。持てる実力の全てを正しく発揮していれば、勝っていたのはヴィランチームの方だ。なのに何故、勝ちを取ろうとはしなかったのか。
オールマイトの問い掛けは、クラス全体が疑問と感じていることだ。全員の視線が集まっている中で、癒々は緊張する素振りも見せず口を開いた。
「実力差が有り過ぎてわたしの訓練にならない。せめてプロヒーローぐらい相手が強くないと、本気になれない」
この一言で、空気が固まった。
今のは、爆豪の暴言並みに酷い物言いだ。入試一位で入学した彼女は、コミュニケーション能力の無さでも一位なのかもしれない。だからと言って宣戦布告染みた発言をしてしまうのは、如何なものか。今の言葉はクラスメート全員を下に見ていると受け取られても仕方が無い。なんならこのクラスはレベルが低いと言い切ったも同然だ。少なくともA組の半数ぐらいは、今この瞬間に癒々を傲慢な人間だと思っただろう。今後、爆豪に次ぐ要注意人物として彼女を見るかもしれない。
もしこの場に被身子が居たら、彼女は慌てて癒々の口を塞いでいたのかも。そのくらい酷い爆弾発言だった。
「あなた達相手に本気を出すつもりは、今のところ無い。今年一年は手を抜くつもりだから、憶えておいて」
「ま、マジかよ入試一位……。爆豪並みに酷くね……?」
「どういう脳みそしてんの……?」
「あとオールマイト。被身子と出久を治してくるから、抜ける」
クラスメートとの信頼関係も、教師からの信用も癒々には必要無い。彼女にはたった二つ有れば良い。男子生徒が戦々恐々としていても、女子生徒から白い目で見られようと、オールマイトが頭を抱えても関係無い。自分の目的以外は、全てがどうでも良いのだ。
講評の途中、授業の
「いやいやちょっと待った! ちゃんと授業は受けていこう! 緑谷少年と渡我少女のことはリカバリーガールに任せておけば安心だから!」
平然と授業を抜け出そうとする問題児の前に猛烈な速度で先回りしたオールマイトは、癒々の両肩をガッシリ掴んで引き留める。先生としてサボりは見逃せないのだろう。若干冷や汗をかいているので、多少慌てているようだ。
「それに、君の個性はホイホイと使って良いものじゃないだろう? 先生として、自殺するような真似は見逃せないぞ」
「……自殺? オールマイト先生、七躬治さんの個性は何なのでしょうか?」
「あーそれ気になるな。やっぱブースト系の個性じゃね? じゃなきゃデコピンで人は吹き飛ばせないっしょ」
「でも、昨日は相澤先生に言われて渡我さんを治療してたよね? じゃあリカバリーガールみたいな個性?」
「回復と強化を併せ持った個性ってことか? ズルくね……?」
この場において、癒々の個性がどのようなものであるのか把握している者は癒々本人とオールマイトしか居ない。A組の面々による、七躬治癒々の個性考察が始まった。十九人がああでもないこうでもないと話し合い始めたものだから、ちょっとやそっとじゃ収まりは付かないだろう。放っておけば答えが見付かるまで続いていくと思われる。
「皆でひとつの事を考えるのも素晴らしいことだが、今は授業中。次の組み合わせを発表するから、はい全員注目!」
オールマイトは両手を強く叩き合わせて、生徒達の意識を思考から授業に戻させた。屋内対人戦闘訓練はまだまだ始まったばかりであり、時間に余裕は無い。先生の号令が掛かったことで、癒々を除いたA組の意識は一斉に授業に向いた。
訓練と講評の時間は交互に繰り返され、生徒全員の訓練が完了したのは一時間近くも後のことである。
■
「午後の授業、殆どすっぽかしちゃった……。これは相澤先生に縛り上げられるぞ……」
「でも、怪我してたから仕方ないのです。私も緑谷くんも」
夕方の四時過ぎ。保健室でリカバリーガールに怪我を治して貰った被身子と出久は教室の扉の前で、これから訪れるであろう未来を想像して浮かない顔をしている。まだ入学二日目なのに、相澤先生は生徒の頭に強烈な印象を刻み込んでしまったようだ。気が重くなるのも当然だろう。特に出久は、まだ怪我が完治していないこともあって被身子以上に気が重い。個性のコントロールを早急に身に付けなければと焦ってはいるものの、昨日今日で自らを壊してしまう強力な個性の扱い方を習得するのは無理難題だ。時間を掛けて覚えていくしかないのだろうが、それまで何度相澤先生に怒られてしまうのやら。
そんな落ち込んでいる出久を、被身子はつい見詰めてしまう。彼はボロボロの姿で居ることが多く、それがいちいち彼女の心を擽るのだ。
懐かしいような、切ないような。
悲しいような、嬉しいような。
怪我をした出久を見ていると、色んな感情がごちゃ混ぜになる。なのに不思議と、悪い気がしない。
「……怒られたら、素直に謝りましょう。私も一緒に謝りますから」
「え、いや、これは僕の失敗だから……。渡我さんが謝ることじゃ……」
「緑谷くんとはチームでしたから。私にも、少しは責任が有ると思います。あと麗日さんにも」
「……ごめん。僕がもっとちゃんと個性を使えれば、楽に勝てたと思うんだけど……」
「気にしないでください。困ったらお互い様です」
出久の怪我の責任を負うのは、個性がコントロール出来ない彼自身だ。しかし、彼は個性を使えば骨が砕けると分かっていながら、それでも勝つ為に個性を使った。言い換えれば、チームが勝利出来るように自分を犠牲にした。そうさせてしまったのは、被身子と麗日だ。
例えばの話になるけれど、二人がもっと強ければ出久は個性を使わなくても良かっただろう。誰も怪我することなく訓練を終えれたかもしれない。そう考えたら、今回の彼の怪我はチーム全員に責任が有ると言える。
「取り敢えず、中に入りませんか? 怒られたくはないですけど……」
「う、うん。そうしよう……」
相澤先生によるお説教が待っていると考えたら、目の前の扉が地獄の門のように見えなくもない被身子と出久である。除籍にされるなんて事態は無いだろうが、滅茶苦茶怒られる可能性が物凄く高い。出来ることなら逃げたしたいけれども、現実はそうも行かないのだ。本当に残念な事なのだが。
出久と顔を見合わせた後、被身子は意を決して扉を開こうと手を伸ばす。が、彼女の手は扉に触れることはなく宙を切った。扉を開こうとした瞬間、扉が開いてしまったからだ。
「やっと戻って来た。怪我、大丈夫?」
開いた扉の向こう側に居たのは、制服姿の癒々だった。ネクタイはしてないし、ブレザーも着ていない。ブラウスのボタンが幾つも外れているから、非常になだらかな胸元が見えそうになっている。と言うかそもそも、ブラウスのサイズがまるで合っていない。袖がだだ余りになっていて、両手がすっぽり隠れてしまっている。明らかに人前でするような格好じゃない。家の中でも許されないような無防備さだ。
癒々が着ているブラウスは、どう見ても彼女の物ではない。では誰の物なのか。それは被身子だけが直ぐに気付いた。
「癒々ちゃん、それ私のブラウスです……。着ても良いですけど、せめてちゃんと着てください……」
保健室で治療して貰っていた被身子は、まだコスチューム姿だ。つまり制服に着替えていない。更衣室に立ち寄ることなく、出久と共に真っ直ぐ教室に戻ったのだが、どうやらそれは大きな間違いだったらしい。
つい小言を漏らしつつ、被身子は癒々の格好を整えていく。慣れない手付きでボタンを閉じて袖を捲って、ついでに少し乱れている白い髪を手櫛で整える。お陰で数分と掛からず、癒々は少しだけまともな格好になった。それでも小さな体が大きなブラウスに包まれている姿は、どうにも不恰好にしか見えないのだけれど。
「出久。治して貰えなかったの?」
癒々の黄金色の瞳が、未だボロボロな出久を真っ直ぐ見詰めている。彼は被身子同様に未だコスチューム姿で、右腕はギブスと三角巾に包まれて痛々しい。左腕も包帯でぐるぐる巻きだ。どう見ても健康体には程遠い。
「えっと、僕の体力の関係で直ぐには治せないって。だから日を跨いで少しずつ治すことになってて……」
「なら、わたしが治す」
「いや、でも……。七躬治さんの個性には頼るなってリカバリーガールに言われてて」
「わたしなら直ぐに治せる」
リカバリーガールが時間を掛けなければ治せない怪我だとしても、癒々の個性ならば瞬時に治すことが出来る。何より彼女は、OFAの役に立つと決めている。だからこうして治癒の申し出をするのだが、出久は少し難しそうな顔をして首を縦に振らない。
「それは、ありがたいけど……。でもその、頼りっぱなしは良くないと思うし、それに……命を使う個性……なんだよね? オールマイトが、教えてくれたんだけど……」
出久も、癒々の個性がどのようなものか知っているようだ。なら、彼女の申し出を受けようとしないのは当然のことだ。己の未熟で出来てしまった怪我を治すために、クラスメートの命を使おうとする者などヒーロー科には居ない。ヒーローを目指す者が、誰かの命を使い棄てるような真似は絶対にしない。
どれだけ癒々が自身の命を棄てようとしても、彼女の周囲に居る人間がそれを許すことは無いだろう。
「命なんてどうでも良い。
「駄目だよ。七躬治さんの命と引き換えに怪我が治っても、僕は嬉しくない。本当に大丈夫だから、心配しないで」
「……嫌い。出久も、オールマイトも」
「ご、ごめん……。でも、それでも良いよ。七躬治さんの命を使うぐらいだったら、そっちの方が全然良い」
OFAを受け継いだ者だからか。オールマイトの弟子だからか。いつかのNo.1ヒーローが言っていた言葉と似たような言葉を、出久は口にする。彼の言うことは正しいものであり、間違っているのはきっと癒々の方なのだろう。
結局、治癒の申し出を受けて貰えなかった癒々は、直ぐ側に居る被身子に抱き付くことで出久から目を逸らした。断られてしまったことが余程不満だったようで、両腕に結構な力を込めている。お陰で被身子は、治して貰ったばかりの肋骨がまた折れるのでは無いかと少し肝を冷やす羽目に。
「おおっ! 緑谷来た!! おつかれ!!」
教室の中から、唐突に大きな声が聞こえてきた。廊下に響く程の声量を出していたのは、赤髪の男子生徒。彼は被身子と出久の姿を見るなり、元気に教室を飛び出して二人の前にやって来た。
「いや何喋ってっか分かんなかったけど、アツかったぜおめー! 渡我も、よく入試一位相手に立ち向かえたよな!!」
爽やかなような、暑苦しいような。ともかく彼は真っ直ぐな性分のようで、裏表なく人に接するタイプらしい。爆豪とは違った喧しさがあるような気がしないでもないが、兎に角悪い奴で無いことは確かだ。そんな男子生徒がぐいぐいと迫ってくるものだから、出久は面を食らっているし被身子はちょっと後退りした。
「ぁ、ありがとうございます。でも全然駄目でしたし……ええっと……」
「俺ぁ切島鋭児郎! 今皆で訓練の反省会してたんだ! 一緒にどうだ!?」
「えっと……、先に着替えて来ても良いですか切島くん。いつまでもコスチュームなのもどうかと思いますし、あと癒々ちゃんをちゃんと着替えさせたいので……」
「ああ、そりゃそっか。んじゃ皆で待ってるからさ、着替え終わったら来いよ!」
「はい。直ぐ戻りますね」
結構ぐいぐいと来た切島に愛想笑いを向けてから、被身子は癒々を連れて更衣室へと向かう。クラスメートと訓練の反省会をすることより、今は自分の着替えや癒々の着替えの方が大事なようだ。
それに、被身子はどうしても癒々に聞いておきたい事がある。訓練中に言われたご褒美の件について、ちゃんと問い質しておきたい。あの言葉がどういった意図なのか、ちゃんと知っておかなければ後々大変な事になりそうな気がしないでもないからだ。もし言葉通りの意味だとしても、それはそれで扱いに困る。
「……癒々ちゃん。訓練の時に言ってたのって、その……どういう意味?」
「……?」
「全部あげるって、どういう意味?」
雄英に合格したらご褒美が欲しいとねだったのは被身子自身だが、それにしても癒々の言葉には疑問が浮かぶ。彼女が何を考えて自らを捧げるようなことを口にしたのか、全く分からない。意図が読めない。理解が及ばない。せめて納得の行く理由が欲しい。
「そのままの意味。命はあげれないけど」
「だから、どうして?」
「不満?」
「分からないから、聞いてるんです。癒々ちゃん、お願いだからちゃんと話して」
「……」
廊下を歩きながら癒々の真意を探るものの、残念ながら満足の行く回答はなされない。全部あげると口走っていた彼女は閉口し、被身子の質問に答えようとしないからだ。
沈黙の中、被身子は癒々の横顔を盗み見る。彼女は相変わらず無表情で、黄金色の瞳には何の感情もない。表情や仕草から感情を読み取ることは難しいだろう。
「……着替える?」
癒々の真意を聞くことが出来ない内に、彼女達は更衣室に辿り着いてしまった。結局、癒々の真意が何であるのか被身子は聞けていない。答えて貰えなかった。はっきりと納得の行く答えが欲しいところではあるが、切島に直ぐ戻ると答えてしまった以上はさっさと着替えざるを得ない。被身子は仕方無く更衣室の扉を開いて、中に入る。
着替えに時間を掛けることは出来ないので、彼女は手早くコスチュームを脱いでロッカーから制服を取り出す。そしてブラウスが無いことを思い出した。
「……癒々ちゃん、着替えられないからそのブラウス脱いで?」
「やだ。着てる」
「もうっ。そんなわがまま言わないで欲しいです」
「……むぅ」
無表情のままだが、非常に不服そうにしている癒々は渋々と今着ているブラウスを脱いで被身子に手渡した。下着姿の被身子はちょっと癒々の匂いが染み付いた自分のブラウスを受け取って、袖を通す。半裸になってしまった癒々は、これまた渋々とロッカーから自分の着替えを取り出す。
「着替えた」
数分後。癒々も被身子もお着替えを完了した。これから二人は教室に戻らなきゃいけない。コスチュームを専用のスーツケースに入れた被身子は、癒々の手を引いて更衣室を出ようとする。が、廊下へと通じる扉の前で足を止める羽目になった。どうしてか癒々が歩いてくれないのである。
「癒々ちゃん?」
「……ちょっとだけ」
そう言って、ちゃんと自分の制服を着た癒々は被身子に抱き付いた。彼女の背中に腕を回して、目の前の胸に顔を埋める。急に甘えたい気分になったのだろうか。匂いを嗅ぎながら、何が何でも離さないと言い出しそうなぐらい腕に力を込めていく。
癒々が一度こうなってしまうと中々離れてくれないことを、被身子は知っている。だから心の中で切島に謝りつつ、彼女は思いっきり甘えてくる癒々の頭を撫で始めた。
「被身子が欲しい」
「……結構欲しがりさんですよね。癒々ちゃんって」
「そうかな?」
「そうですよ。ねえ、今日は本当に……どうしたの?」
「……だって。被身子はわたしのなのに、昨日も今日も……わたし以外の人と話してばっかり……」
「えっ」
胸に顔を埋めた癒々の言葉に、被身子は目を丸くした。まさかそんな言葉が飛んでくるとはこれっぽっちも思っていなかったようだ。
何で癒々がご褒美として自分の全てを渡そうとしたのか、ついさっきまでは少しも分からなかった。だけど今の一言で、疑問は簡単に晴れてしまった。
理由は判明してみれば凄く単純なことで、だけど彼女の本心であることは間違いなくて。それを真っ直ぐ向けられてしまった被身子は、何だかくすぐったい気持ちになって頬が緩む。
「被身子のバカ。嫌い」
とか何とか言いながらも、被身子を抱き締めて離そうとしない癒々である。すっかり甘えん坊モードに入ってしまったようだ。こうなってしまったら、彼女の気が済むまで被身子は抱き締められているしかない。
……結局。この後A組の皆と行う筈だった反省会に、二人は大幅に遅れて参加することになった。クラスメートに嫉妬していた癒々を宥めるのに、結構な時間が必要だったからだ。
負けておきながら堂々と舐めプ宣言してるあたり、かっちゃんよりひどいかもしれない。被身子が居れば口塞いでくれたけど、肋骨折れてるから仕方無いね……。