わたしのヒーローアカデミア   作:Plot Must Die

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USJ襲撃 Ⅳ

 

 

 

 

 癒々は、まだ生きている。それを知った時、空っぽになりかけていた被身子の心は希望で満たされた。まだ弱々しくとも息をしている。生存は絶望的な大怪我を負っても尚、癒々は名前を呼んでくれた。

 腕の中の彼女を見詰め直すと、閉じていた目蓋が僅かに開いている。呼吸は荒く、時折吐血を繰り返しているが、まだちゃんと生きている。

 状況は、依然としてよろしくない。予断を許さない程に緊迫している。それでも、癒々が生きていると分かっただけで被身子は再び立ち上がることが出来る。

 燃え続けるビルの二階で、被身子は動けぬ癒々を抱え上げようと腕に力を込めた。が。

 

「ぁっ、ぐっっ!?」

 

 ここに来て、凄まじい頭痛と倦怠感に襲われる。大活性を使ったことによる大きな反動が、今になって訪れた。いや、変身が解けた直後からそれは有ったのかもしれない。自らの不調に気付けない程、絶望していたとしても何らおかしくはないのだ。彼女は大切な人を、失いかけていたのだから。

 癒々の体が幾つもの柱をぶち破り、ナロクというヴィランが何処かへと跳び立ったことでビル自体が崩れかけている。今二人が居る建物は既に揺れ始めており、間も無く倒壊してしまうだろう。被身子にまだ死ぬつもりは無い。癒々を死なせるつもりも無い。急いでここから脱出しないと、二人して死んでしまう。

 なのに、まだ被身子の手足は動かない。どれだけ力を込めようとも、どれだけ立ち上がろうと思っても、癒々を抱き上げて動くことはとても出来そうにない。それ程までに、被身子の体は弱っているのだ。

 でも、諦められない。まだ諦めたくない。

 

「っ、渡我! 七躬治!!」

 

 彼女達を囲う炎の向こう側に、尾白が姿を現した。二階に上がってくるだけでも苦労したようだ。コスチュームは所々焼け焦げているし、頬は煤が貼り付いて真っ黒になっている。火傷だってしているのだろう。それでも彼は、ここに来てくれた。一人突っ走ってしまった被身子を、追い掛けてくれていた。

 今更尾白が来たところで、状況が良くなったわけじゃない。それでも、被身子は少し嬉しく思った。癒々が助かる可能性が少しでも上がるのなら、今は藁にでも縋りたいのだ。

 

「お願い! 癒々ちゃんを!」

「……! ああ、任せろ!!」

 

 火の壁を物ともせずに突き破り、彼は二人の側に駆け寄る。今の被身子ではどうしても癒々を運ぶことは出来ない。だから、彼女はまだ動き回れる尾白に癒々を託す。今はそうすることしか出来ない。そうすることがベストだ。

 腕や尾に火傷を負いながら、それでも彼はクラスメートの願いをしっかりと聞き届ける。動けぬ癒々を軽々と持ち上げて、その上で彼女を庇うようにしながら、もう一度火の壁を突き抜ける。

 

「渡我も! 早く!」

「……っ、は……いっ!」

 

 重い体を無理矢理奮い立たせて、今にも転びそうになりながら被身子もまた火の中を進む。立ち上る熱気が、燃え盛る炎が邪魔をして手足が焼ける。歯を食い縛り、倒れようとする体を何とか動かして、彼女も火傷を負いながらどうにか火の壁を抜けた。

 

「急げ! もう崩れる!」

「っっ!」

 

 生命力ががっつりと無くなってしまった体では、歩くことも難しい。鉛のように重くなっている手足は、いつ動かなくなってもおかしくない。もう倒れてしまいたいと心が訴えていて、次第に意思の力が弱まっていく。

 息苦しいのは、熱のせいなのか。それとも命を使った報いなのか。耐え難い苦しみに抗いながら、被身子は手足を動かし続ける。そして。

 

「ぶはっ! はっ、ぁあ゛っ……どうにかなった……!」

「っ、はぁ、……はぁっ」

 

 三人は、どうにか燃え盛るビルを脱け出す。これで取り敢えず、焼けて死ぬことも瓦礫に押し潰されて死ぬことも無い。ただまだ、ビルが倒壊してくる可能性であったり癒々の容態が急変する可能性が残っている。まだまだ油断は許されない。

 

「げほっ。渡我、七躬治は無事なのか?」

「……取り、敢えず……んくっ、まだ、生きて……ますっ。ただ、内臓と肋骨が……ぐちゃぐちゃで……、だから……っ」

「っっ、なら急ごう。急いで助けを呼ばないと……っ」

「ぅ、く……っ!」

「渡我!?」

 

 ドサリ。と音を立てて被身子は倒れた。まだ倒れている場合じゃない。やるべき事は残ってる。なのにもう、手足が言うことを聞いてくれない。また立ち上がろうにも、指一本動かせないのだ。

 

「っ、おねが……い! 癒々ちゃんを、私は……大丈夫……です……!」

「そんな訳無いだろ! くっ、こんの……っ!!」

「っ、だめ、良いから……急い、で……っ」

「放っておけない! 良いから、大人しく、しててくれ……!」

 

 癒々を両腕で抱えてしまっている尾白だが、倒れた被身子を見て彼は尻尾を彼女の体に巻き付けた。そして、歯を食い縛って持ち上げる。これから、人ふたりを持ち上げてこの火災エリアを脱出するつもりだ。ハッキリ言って、無茶がある。被身子も癒々も、もう自分の力では動けない。なのにその二人を抱え上げてしまったら、またヴィランに襲われた時に対処することが出来ない。それは尾白本人も分かっていることだろう。

 彼の行動は決して合理的ではない。だけど今の尾白が取っている行動は、ヒーローとして正しいもので。

 

「頑張れ七躬治っ、死ぬな! 渡我も、大丈夫だからっ!」

 

 燃える道路をゆっくりと歩きながら、彼は励ましの言葉を二人に掛け続ける。余裕など欠片も無い顔で、それでも決して歩みを止めない。炎に包まれた道を、愚直にも進み続けるのだ。何故なら尾白は、ヒーローになりたくてここに居るのだから。

 

 

 

 

「っあ゛! はーーっ、はーーっ、ここまで、来れば……っ!」

 

 人ふたりを抱えて、どうにか尾白は火災エリアを出ることが出来た。それでもまだ気を抜いている場合ではないのだが、そろそろ一息入れないと体力が尽きてしまいそうなぐらいに消耗している。火災エリアとその他を仕切る大きな壁に被身子の体を預けて、癒々を抱えたまま膝を突く。もう一度立ち上がって動くには、少し時間が掛かるだろう。

 乱れた息を整えながら、ヒーローの卵は腕の中の少女に目をやる。白い髪の彼女は、まだ息をしてくれている。弱りきっていることに変わりは無いが、まだ彼女は終わってない。

 

「……っ、頑張れ……! こんなところで、死んだら駄目だ……っ、生きるんだよ七躬治……!」

 

 この声が彼女に聞こえているのかは分からない。クラスメートが息絶えそうになっている現実から、ただ目を逸らしたいだけなのかもしれない。それでも、尾白は癒々に声を掛け続ける。少しでも生きる力になればと、僅かでも命を繋ぐ何かになってくれればと、願いを込めて。

 

「癒々……、ちゃん……」

 

 壁に寄り掛かった被身子は、まだ動けない。極度の疲労によって狂った心拍は今はもう落ち着いているが、体はまだ指先ひとつ動かせない状態だ。今にも閉じてしまいそうな目蓋を何とか開いたまま、彼女はゆっくりと呼吸を繰り返す。また動けるようになるまで、どのくらい時間が必要なのかは分からない。今直ぐにでも癒々を救けたいのに、どうすることも出来ない。

 酷い無力感に、心が痛む。自分に対しての失望が大きくなっていく。もっと、もっと力があれば。癒々と一緒に戦えるだけの強さがあれば、こんな事にはならなかった。独り戦おうとしていた癒々を困らせることも、大怪我を負わせることもなかっただろう。

 今更自分の弱さを嘆いたって、目の前の現実が変わらない。それでも、被身子は自分自身を責めずには居られなかった。

 

「お……しろ、くん……。まだ、動け……ますか……?」

「ああ、まだ、大丈夫……!」

「お願、い……。癒々ちゃん、を……」

「分かってる。分かってるよ……っ」

 

 息を整えて、尾白はもう一度立ち上がる。これ以上休んでは居られない。手足がどれだけ重くなっていたとしても、体力が少なくなっていようと、癒々が死にかけている限り止まることは許されない。腕の中にクラスメートを抱えたまま、彼は立ち上がる。そして再び、被身子に向かって尾を伸ばした。

 

「私は、良い……です。だから、だか……ら……っ」

「駄目だっ。七躬治に、頼まれたんだ……! 逃げるなら、一緒、だ……っ!」

 

 託された事を、彼は愚直に守る。動けぬ被身子をもう一度尻尾で抱え上げて、尾白は歩き始めた。疲弊している体を無理矢理動かしながら、ゆっくりと確実に進んで行く。目指すべき所は、何処か安全な場所だ。せめてA組の誰かと合流しておきたい。今のままでは、またヴィランに襲われたらなす術が無いのだ。しかし散り散りになってしまったクラスメートと連絡を取る手段など無く、合流することはそう簡単じゃない。もしかしたら、他にも癒々のような大怪我をしてしまっている者も居るかもしれない。

 

 誰もが、自分のことで手一杯の筈だ。危険の中に居る筈だ。今彼に出来ることは、癒々が死なないことを信じながら動き続けることのみ。

 

「くそ、くそ……っ」

 

 ヒーローを目指しておきながら、こんなことしか出来ない情けなさに少年は胸を締め付けられる。己の非力さを嘆くのは、彼だって同じだ。自分がもっと戦えたら、あの黒い少女に恐怖を感じない程強ければ、癒々と共に戦えた筈だ。クラスメートが目の前で死にかけるなんて事態は、起きずに済んだ筈なのだ。

 

「くっ、そ……!」

 

 徐々に重くなっていく体を恨みながら、潰されそうになる心を奮い立たせながら、今はまだ無力な少年は歩き続ける。

 

 ここで折れたら、二度とヒーローなんて目指せない。

 ここで倒れたら、傷だらけのクラスメートが死んでしまう。

 

 だから。絶対に尾白は倒れたくない。彼は今、決して倒れてはならない。

 

 何処か遠くから、誰かが戦っている音がする。その余波が足元まで伝わってきている。何かが空に向かって吹き飛び、USJを覆う半球状の屋根が粉砕された。誰がヴィランと戦っているのか、尾白は分からない。ただ、離れ離れになったクラスメート達の無事を祈ることしか出来ない。

 

 

「1-Aクラス委員長飯田天哉!! ただいま戻りました!!!」

 

 

 何処か遠く離れた場所から、飯田の声がした。彼の姿は、尾白には確認出来ない。けれども彼はこの瞬間、意図せず体の力が抜けてしまった。歩くことを止めて、膝から崩れ落ちてしまったのだ。

 

 この瞬間を以て、USJ襲撃事件は終息へと向かっていく。尾白はまだ気を抜いて良い場面じゃない。何処かにヴィランが潜んでいるかもしれないし、襲い掛かってくるかもしれない。結果を言えば、この後で敵に襲われることは無かった。だけど、ここで気を抜いてしまったことを彼は後になって後悔することになった。

 ヒーローとしてあるまじき行動だったと。せめて誰かとしっかり合流してから、膝を突くべきだったと。

 

 

 ………。

 …………。

 ……………。

 

 

 救けを求めて校舎へと走った飯田がプロヒーロー達を連れてきたことにより、どうにかこうにか事件は終息した。癒々以外にも、命に関わる重傷を負った者が二名居る。一人は生徒達を守ろうとヴィランと戦った13号。もう一人は、誰よりも早くヴィランに向かって飛び出したイレイザー・ヘッドだ。どちらも、危うく死ぬ程の傷を負ってしまった。だが今回の事件で、最も深い傷を負ったのは癒々だ。三人は救助された後に直ぐ様病院へと搬送され、それぞれが緊急手術を受けることになってしまった。

 更に、緑谷出久が手足を骨折したこと。被身子が動けぬ程に消耗してしまったこと。USJにヴィランが現れたことを最も早く知り、生徒達を守る為に駆け付けたオールマイトも決して軽いとは言えない怪我を負った。出久とオールマイトに関しては、リカバリーガールが処置出来る範疇で済んでいた。病院送りになってしまったのは四人。

 

 これだけの被害で済んだと喜ぶべきか、こんなにも被害が出てしまったと悔やむべきか。

 

 USJ襲撃事件から、十二時間後。被身子は病院のベッドで目を覚ました。酷い倦怠感が全身に満ちているが、起き上がれない程では無い。知っているような知らないような、そんな天井が目に入った彼女はゆっくりと体を起こす。酷い空腹感と喉の渇きを感じて、顔をしかめた。

 

「あ、起きたみたいだね。今看護師を呼ぶから、動かないように」

「……大独活、……さん」

 

 被身子が眠っていたベッドの直ぐ側で、スーツ姿の大男が膝上でノートパソコンを叩いていた。疲れた顔をしている大独活だ。ここ最近は被身子と癒々の前に姿を現していなかった彼だが、流石に今回の事件に無関与では居られない。

 

 他に誰も居ない真っ暗な病室に、キーボードを叩く音だけが響く。

 

 まだ思考が回らないボーッとした頭で、被身子は今日何が起きたのかをゆっくりと思い返す。そして。

 

「っ、癒々ちゃんっっ!!」

 

 勢い良く、ベッドを飛び出した。多少回復したとは言っても、体は鉛のように重い。床に足が付いた瞬間、被身子は歩くこともままならずそのまま床に転んでしまった。膝や手を床にぶつけた痛みに呻きながら、それでも彼女は這ってでも動こうとしている。自分の身など今はどうでも良い。今気になることは、たったひとつ。癒々の安否だけだ。

 

「落ち着きなさい。ここは病院。今は夜中の一時過ぎ。起きてるにしろ、静かにしないと駄目だよ」

「でもっ、でもぉっっ!」

「だから、落ち着いて。癒々ちゃんなら大丈夫。二時間前に手術を終えて、ICUに入ってる。お医者さんの見立てじゃ、明日の朝には目を覚ますんじゃないかってさ」

「っ、本当……っ!?」

「嘘を吐く場面じゃないでしょ。まずは落ち着いて。ちゃんと全部話すから、大人しくしなさい。君だって入院してるんだから」

「……っっ、……は、い……」

 

 とても平静では居られない被身子だが、大独活に言葉を掛けられて少しずつ落ち着きを取り戻していく。こういう時、彼の個性は強い。ただ話しているだけで人に安心感を与えられるのだから、錯乱した入院患者の扱いには何も困らないだろう。

 ノートパソコンを閉じ、彼は床に倒れた被身子を軽々と抱え上げる。それからゆっくりと、ベッドの上に運ぶ。その後でもう一度椅子に腰掛けて、彼は足元に置いてある鞄から常温のミネラルウォーターを被身子に手渡した。

 

「癒々ちゃんの事から話すよ。ちょっとキツい話になるけど、騒がないこと。良いね?」

「……はい。教えて、ください」

「まず、右側の肋骨を全て粉砕骨折。砕けた骨が、肺や肝臓に滅茶苦茶に刺さっててね。内臓に刺さった骨を取り除いたり、内臓の出血を止めるために手術をしたんだ。即死しててもおかしくなかったそうだよ。

 生きてることが、奇跡みたいなものだった」

「……っっ」

 

 癒々がどうなったのか。大独活の説明に、被身子は顔を青くした。無事でないのは分かっていた。分かっていたけれど、改めて淡々と説明させると胸が締め付けられる。今はまだ生きているようだけど、この後無事に回復するかはどうか分からない。

 もしかしたら、二度と目覚めないのかも。そう考えたら、苦しすぎて息が出来なくなる。

 再び、心が恐怖で埋め尽くされる。怖くて、怖くて。癒々が居なくなることが、何より嫌で。金色の瞳から、涙が溢れる。

 

「続けるよ。普通の人ならまず助からない大怪我だったんだけど、手術中に不思議な事が起きたそうでね。どうやら彼女、意識を失ってるのに個性を使ったみたいなんだ」

「……!」

「骨片を取り除く度に、内臓の傷が塞がったそうでね。その後、綺麗に肋骨が生え揃った。切開した部分も、縫合無しで綺麗に塞がったそうだよ。

 ……だから今、彼女は怪我ひとつ無い。最初から怪我なんてしてなかったってぐらいに、回復してる」

「……っ、じゃあ……! じゃあ……っ!」

「ちゃんと生きてる。容態は安定してるから、心配しなくて大丈夫。きっと直ぐに、退院出来るよ」

 

 そう言って、彼は優しく微笑んだ。嘘は言っていない。大独活の言葉は本当の事で、癒々はちゃんと生きている。失われるかもしれなかった命が、しっかりと繋がった。その事実だけで、もう被身子は我慢出来ない。

 涙をボロボロと流して、嗚咽を漏らして。胸を両手で掴んで、彼女は大声を上げて泣く。静かになんて、とても出来ない。癒々が生きていた。癒々と別れずに済んだ。暗く沈んでいた心がこれでもかと明るく跳ね回って、胸を締め付けられる苦しさは消えてなくなって。

 

「……っ良かった……! 良かったあ……っ! 癒々ちゃん、癒々ちゃん……っ!!」

 

 今はただ、泣きじゃくることしか出来ない。喜びと安心感で、被身子は涙を流し続ける。

 

 泣き疲れて眠ってしまうその時まで。

 

 ずっと。ずっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





MVPは尾白くんです。今章は意図的にトガちゃんには何もさせませんでした。先の展開の為に必要だと思ったので。まぁ、プロットくんは直ぐ死んじゃうからどうなるか分かりませんけど。

トガちゃんいっぱい泣いちゃって可愛いね。だから後で癒々とドロドロになるまでイチャイチャさせようと思います。ちゃんとメンタルケアしてあげないとなぁ! 分かってんだろうな癒々ぅ!! たまにはイケメンムーヴしてみせろぉ!!
いや……あいつには……無理じゃねえかな……(遠い目)

次回で今章は終わりとなります。多分恐らくきっとメイビーそう。
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