明けましておめでとうございまーす!そして、投稿が一ヶ月くらい遅れてすみません!本当は、去年のクリスマスや年末に投稿する予定でしたが、完全に遅れてしまいました!
長らくサボってしまい、申し訳ないです。今年もどうか、よろしくお願いします。
『流刃若火』
それは、護廷十三隊総隊長である山本元柳斎重國が使用する焱熱系の斬魄刀であり、最強にして、最古の斬魄刀。
解号と同時に刀身が炎に包まれ、自身の周囲一帯を炎で包み込めるほどの能力を持っている。
そんな炎が、蠢いている。それこそ、なにかの目的を持っているように。
誰かが、対峙している。
あの恐ろしく美しい炎に。
呑まれればこの世から命を失う炎に。
「「「待て待て待て待て待て待て待てーーーーーー!!!!!!!!!」」」
しかし、そんな山本の斬魄刀の始解を必死に阻止する三人の男達。
「ノ字s....総隊長!!どうか怒りを抑えてください!!」
「離せ長次郎!!今ワシは、このクソ餓鬼に一度痛い目を合わせんとアカン!!!」
「山爺!!そんな事したら、怪我じゃ済まないよ!!少し落ち着いて!」
「そうですよ先生!京楽の言う通り、彼はまだ子供ですし、斬魄刀の始解は流石にやり過ぎですって!!」
「黙れ!!!えぇ〜い、離せんか!!今すぐにこの小僧を斬らなければワシの気が済まんのだ!!!」
一番隊副隊長 : 雀部長次郎
八番隊隊長 : 京楽 春水
十三番隊隊長 : 浮竹 十四郎
そして、なぜか一真を流人若火で斬りかかろうとする総隊長・山本元柳斎重國。
「ウェ〜イ!!やってみろ!こっちはテメーなんざ怖くねーよこのハゲジz…むぐ!?」
「あ、アホ!これ以上総隊長を怒らせるな、この大馬鹿者!!!そして今すぐ総隊長に謝れ!!」
山本を揶揄う一真の口を慌てて両手で防ぐ砕蜂。しかし彼女は総隊長の霊圧に怖気ずいた為、一刻も早くこの場から逃げ出したいっと気持ちを持っている。
「ーーーおい喜助。」
「ーーーーはい。」
「ーーーどうしてこうなった。」
「あははは........そ、そうっすね。」
そして、本当に困ったなと片手を額にやる夜一と彼女の反応を見て、もはやこの状況を苦笑いするしかない浦原。
なぜ、こんな事になったのか.........時は、少し戻り.........
数分前.........
「はい。これッス。」
現在一真は、浦原と夜一が幼い頃創った双殛の丘の下にある秘密の『遊び場』自分達以外の者を入れたのは初めてだが、一真はもう『他人』ではない。なにより、ここで邪魔が入らず、修行するにはもってこいの場所なのである。
そんな一真は、夜一に連れてこられ、その場で待っていた浦原が、懐から取り出した二つのブレスレットのような物を一真に見せた。
「ん?なんだそれ?」
「これを両方の手首につけて下さい。霊力の噴出口である霊穴を強制的に塞げます。」
「おい喜助。一応儂が一真に
実は、初めて一真が鬼道を使用した時、夜一からの頼みで浦原が開発した『日龍一真専用の霊力制御装置』。
「はい。普通なら出口を失った霊力が暴走するんスけど、正確には一真さんの霊圧制御を補助するようなものッス。」
「まあ、詳しい事は儂には分からん。」
「まぁ〜説明するより、付けてみれば分かると思いますっス。」
「お、おう.........わかった。」
少し戸惑う一真だが、大人しく浦原の言う通りに腕輪を付けてみる事にした。
付けた瞬間、少し息苦しいものや体の重みが増えたのを感じたが、気分は逆にずっと良くなったり、今までは体の怠さや慢性的な頭痛、吐き気、体の節々の痛みなどなど、色々と体調的な悩みがつきまとっていたのが嘘のように思う。
「…….........なんだこれ?」
「どうじゃ、一真?」
「.........なんか、すげー気分がとても軽くなった。」
「そうっすか.........まあ、根本的な問題は解決してないんスけどね!」
「あぁ、そんな訳で今日は二人に来させてもらったわ。じゃ、頼むぞ砕蜂。」
「わ、分かりました!夜一様!」
『遊び場』に来たのは一真達だけではなく、砕蜂も来たのであった。夜一からは、一真に霊力の制御や鬼道の練習に付き合って欲しいと頼んでいた。
正直砕蜂は、一真の鬼道の練習に付き合いたくないが、憧れである上司の夜一の頼みで断る事ができない。
「はぁ.........なぜ私がこのアホの練習に付き合わなければならないのだ.........」
「おい、誰がアホなんだ?」
「お前の事だ馬鹿者。夜一様に感謝しろ!」
「へいへい〜オカッパ。」
「その名で飛ぶなっと何度も言っただろ!!!」
未だに一真が砕蜂の事を“オカッパ”呼ばわりしている。相変わらずこの二人の仲が悪い。
「はぁ〜それで、このバカに一体なんの訓練をすればいいのだ浦原喜助?」
「そうですね。とりあえず最初は鬼道の練習ですね。その腕輪を付ければ、あの日で起きた大爆発が無くなるでしょう.........
.........多分。」
「おいなんじゃその間は?」
「と、とりあえず、一真さんの事をお願いしますね砕蜂さん!」
本来なら握菱鉄裁に鬼道を教えてもらう事方が良いのだが、あいにく彼は別の用事があった為、ここにはいない。
「それで喜助。あの腕輪の効果が一真の役に立つのか?」
「まーまー、みれば分かりますって。」
彼の開発した腕輪について疑問を思う彼女。そんな時、膨れ上がった霊圧にぎょっとそちらを振り向いた。
『破道の三十一・赤火砲!!!』
ーーーBOOOOOM!!!ーーー
一真が発動した鬼道が、見事に的に命中する事ができた。
「.........できた........」
自ら撃てた事に驚きを隠せない一真。この時彼は、ようやく通常の鬼道を撃つことができたのである。
「..................本当にできたのか...」
そして、浦原の開発に疑っていた砕蜂も驚きを隠せなかった。まさか、こんなアッサリと上手く撃てるとは.........
「ほう〜ようやく鬼道を使えるようになったな。しっかし喜助、お主が開発した腕輪は凄いのう!」
バシバシっと強く浦原の背中を叩く夜一。
「イタタタ!ってか夜一サンこそ、ついさっきまでボクの技術開発を疑っていたんじゃないっすか!?」
「アハハ!!すまんすまん!」
「(.........笑いで誤魔化しましたねこの人。)」
「あ〜それに良かったな一真!これでようやく通常の鬼道を使える事ができるぞ!ま〜全てが使えるのはまだまだ先じゃが。」
「そうっすね。彼が付けている腕輪はただ霊力を制御する装置ですから、まだまだ開発があると思いまs....」
「ま、待って!!!」
浦原が腕輪について語ろうとした時、砕蜂が声を上げる。
「ん?どうした砕蜂、腹が痛いのか?」
「ち、違います///!そんな事より日龍一真!さっきは一体どうやったんだ!?」
ビシっと一真に指をさした砕蜂。それに気づいた一真は、何の事なのかを全く理解していない。
「あ?何の事だ?」
「とぼけるな、
「ーーーーーーなんじゃと?それは本当か?」
「え、えぇ.........確かに此奴は詠唱を一言も言っておりません。」
「そう言えば.........確かに言ってませんね。一真サン、一体どうやって.........」
「いや、
「「「..................は?」」」
「つーか、別にその詠唱....読まなくても普通にできたけど?」
「「「なん.........だと!?」」」
詠唱を読まずに発動できる。それだけの事で、夜一達は驚きを隠せなかった。
「ば、バカな!そんな簡単にできるわk...「破道の七十三、双連蒼火墜」........んな!?」
砕蜂が何かを語ろうとした時、一真は巨大な青白い炎の球を発動して、見事に的を命中したどころか、残っている的も全て当てる事ができた。
「「「なっ!?」」」
「なっ!どう〜だ!」
双連蒼火堕を出せた一真はベ〜っと舌を出し、夜一達に自慢する。
「七十番第詠唱破棄......」
浦原は、大きく驚いていた。七十番第以降の鬼道の詠唱破棄は非常に難しく、特訓するのに結構な時間が必要である。
だが、目の前にいる一真が........それも砕蜂と同じ歳である少年が発動する事ができるとは、しかも簡単に。
「一真.........お主一体どこでそれを習ったのだ?」
「あ?.........この前浦さんが俺にくれた鬼道の本を読んだだけだけど?」
「読んだだけじゃと!?」
「おう。それにその“双連蒼火堕”って撃つのは、今日初めてなんだけどな。」
「..................はぁ!?」
初めて。その一言で夜一や浦原達も大きく驚く。それもそう、初めて使う鬼道、それも詠唱無しで発動する事は絶対にあり得ない。
「(バカな.........喜助から貰った鬼道の本を読んだだけで詠唱無しで発動しただと.........それも今日、初めてじゃと!?)」
内心で語る夜一。当時の夜一も最初は鬼道を詠唱を言いながらも
「(鬼道の詠唱破棄は簡単ではない.........だが、一真は一体どうやって。いや、そもそも彼奴の霊力は一体.........)........おい喜助。お前何かしたのか?」
「イヤイヤ、霊力の制御以外何にもしてませんて。そんな開発が作れるなら今頃ボクは億万長者っスよ。」
「そうだな.........おい喜助。」
「一真サンの事についてもう少し調べてくれでしょ。ちょうどボクも夜一サンと同じ考えっすよ。」
「フッ.........察しがいいのう。とりあえず今は、一真の霊力のついてじゃが.........」
「ほう、随分と賑やかじゃのう。」
ぴたっ、しーん.........
夜一達は思った.........何故、ここに...........
「「「総隊長!?」」」
――がここに居るのだろうと.........
「ほっほっほっ。一瞬、強い霊圧を感じての。丁度近くで茶を飲んでおったので寄ってみたのじゃ。」
「ねー喜助くん、ひょっとしてその子が四楓院隊長の“お弟子”さんかい?」
「おい京楽、そんなに近づきすぎたら彼が驚くじゃないか。」
「……何故京楽と浮竹.......それに雀部副隊長までもおるのじゃ?と言うか浮竹、お主は出歩いて大丈夫なのか?」
「ああ、今日は調子が良くてね。」
「..................はっ!?」
前触れのない訪問者に思考が付いていかない中、我に返り、砕蜂も慌てて一礼した。そんな中一真は、たたたと総隊長達の元へ駆け寄った。
「ん?なんじゃ?」
そして、総隊長.....山本の正面に立ち.........
「..................」
一真の自分事を“ハゲ”呼ばわりされた事で、沈黙する山本。
「(こ.........これはいかん。)」
何か危機を察しする長次郎。
「「むぐ!!」」
いきなり初対面.......それに総隊長の事を“ハゲ”と聞こえた事で笑いを堪える夜一と浦原。
「あははは.........」
山本の事を長年知る浮竹は、苦笑いする事しかできない。
「〜〜〜〜〜〜!!!」プルプル
浮竹と同じ、山本の事をよく知る京楽も笑いを堪えるいるが、肩まで震えている為、笑いがバレバレである。
「(・Д・)」
いきなりの事で思考が止まって、目を点にする砕蜂。
「あ?どうしt...
バッコン!!!!
.........イッテ〜〜〜!?」
その時、何かが一真の頭上へ振り落とされた。その痛さは、頭の骨がカチ割れるくらいのレベルを感じる。
そしてその正体は.........
「全く!ろくな礼儀もできないのかお主は!」
「何すんだクソジジイ!?いきなり棒で頭を叩きやがって!?」
バッコン!!!
「〜〜〜!?」
再び、杖で一真の頭を強く叩いた山本。
「フン!少しは反省せい、この若造が!」
「〜#%^$=€〜〜!?」(結構痛みが耐えられないくらいの悲鳴)
「ちょっとちょっと山爺流石にやり過ぎじゃないかい?」
「そうですよ先生。それに今日は、一真くんに“あれ“を返しに来たのでしょ。」
「む!そうじゃったわい……長次郎!」
「はっ!」
山本に呼ばれた長次郎は、とある大きな袋を持ち、一真の前に置く。そして、袋を取り外すと。
「!れ、レッカ!!!」
袋から出た斬魄刀“レッカ“を一真はすぐに取り出す。そして、鞘から刀を抜いた。
「…………おい、なんでこんなに綺麗なんだ?」
「流石に小僧の斬魄刀は酷いからのう。儂の知り合いに直してもらったのだわ。」
「いや〜それにして持っていくのに大変だったんだよ〜。結構重たかったし。」
「もしかして、一真サンの斬魄刀を預けた理由って……」
まさか一真の斬魄刀を直してくれるなんて、思いもしなかった浦原。あの総隊長がそこまでしてくれるなんて。
「それに一真クンはすごいね〜。まさかその歳で斬魄刀の名前を聞くなんて。」
「..................おいダメなオッサン。」
「ま、まだ言うんだね。それにボクは、京楽って名前なんだよね。」
「じゃ〜京楽のオッサン。俺は斬魄刀の名前を聞いてないぞ。」
「京楽のオッサンって、ま〜それはそれでマシなんだけど………ちょっと待って一真クン。今、なんて言ったのだい?」
「だから〜、俺は、
「「「「「……………………え?」」」」」
「そんで、名前がねーから、
「「「「「名前を付けた!?」」」」」
夜一達は、なぜこんなに驚いているのか、簡単に説明しよう。
本来斬魄刀は「真央霊術院」という死神の学校を卒業したときに渡される装備品であり、渡される刀は「浅打」と呼ばれ、特に何の性質も能力もない、ただの刀である。
だが、長い年月を掛けて自己の魂を転写することでもうひとりの自分のような分身となり、その持ち主一人一人に応じた名前と形と能力を得るようになる。
「それを………まさか自分の斬魄刀の名を知らないから名をつけたのか?しかも斬魄刀の声も聞かずにか!?」
「…………いや、逆に聞くけどさ。なんで斬魄刀の声を聞かなきゃならねーんだよ?」
「あははは、一応それが本来の斬魄刀の正しい使い方何だよな〜。」
一真に対してツッコミを入れる砕蜂。そしてその理由を聞いて、苦笑いする浮竹。
「ーーー浮竹、それに京楽と総隊長。儂らも、お主達に話すことがあるわ。」
夜一達が、一真の霊力や鬼道について話した。そしてその話を聞いた山本達も驚きを隠せなかった。
「詠唱破棄だと!?しかも、七十番第詠唱を簡単に……」
「ねー喜助くん。もしよかったら、一真クンが鬼道をやっている所を僕たちにも見せてくれるかな。あんまりこうは言いたくないけど、流石に疑っちゃうよ。」
「え?いや〜流石にもう一回h「いいぜ。」えぇ!?か、一真サン!?」
「証明すればいいんだろ。だったら簡単だ、もう一回撃てばいいんだよ。それに浦さんが作ってくれたこの腕輪のおかげで、制御で来たし!」
「いや一真サン。確かに腕輪の効果は安定していますが、一応今日は検証だけですし。流石に連続でやるのは.........
「破道の六十三ーーー」
「ちょっ、一真サン!?」
「ーー『雷吼炮』ーー!!!」
浦原の言葉を聞かず、一真の右手より放たれた純白の雷が放たれる。そして、放たれた雷光は的へ命中………
……することもなく、なぜが逆の方へ曲がった。そして、その先に命中したのは……
「ぶっは!?」
山本の顔面である……
「「「「「(・Д・)」」」」」
「ーーーーーーあ、やっべ。」
「「「「「総隊長(山じい)ーーーーーーーーーーーーー!!!??」」」」」
あまりにも出来事に思考停止してしまった夜一達。だがすぐに意識を戻し、急いで山本の元に駆けつける隊長達は、総隊長の安否を確認する。
「...........................まぁ〜撃つ事ができたし、.......いっか。」
「じゃ、ないだろぉ!!!!」
「ごふっ!!??」
突然現れた砕蜂に頭を踏みつけられ、地面へと沈む一真。
「何すんだオカッパ!?」
「こっちのセリフだバカ!お前何ってことしたんだ!?いきなり鬼道で人の顔面を...しかも、相手は総隊長だぞ!?」
「いや、まじで的を当てようとしたんだよ。でもなんでかあのハゲの頭を的だと思って……」
「お前の脳みそはどうなってんだ!?夜一様!もうコイツはダメです!色んな意味で終わってます!」
「おいオカッパ。誰が色んな意味で終わってんだ?」
「お前の事だこの大馬鹿野郎!大体、いきなり総隊長の顔を狙うなんt.........」
「ほう、随分と礼儀がいい小僧じゃのう」
ーーースンーーー
その言葉を聞いた瞬間、強力な霊圧が流れ込む。そしてその霊圧に恐怖を感じた砕蜂は、視線を変えると.........
「(そ、そ、総隊長!!!!)」
そこには、顔全体黒焦げの姿をしている総隊長・山本元柳斎重國
「先生.........その、お怪我は.......?」
「大した事ない。この程度の鬼道を受けただけで倒れる事は無い。」
「それはよかった.........ところで山じい。どうして杖から斬魄刀に変化したの?」
いつの間にか、山本が持っていた杖の形状から刀の形状へと変化していた。なぜそんな事をする必要があるのか。
「いやいや、何でかのう。どうにもこの糞ガキを斬らないと気が済まないのじゃ。」
「(お、怒ってる〜!完全にあのバカを斬ろうとしている!?)」
山本から溢れ出てくる膨大な霊圧に恐れている砕蜂は、山本が一真を斬りかかろうと理解する。
「ま、待ってください先生!まさか斬魄刀で彼を斬るのですか!?いくらなんでもやり過ぎですって!」
ここで浮竹は、何とか山本に説得を試み、どうにか彼を抑えようとしている。
「うむ.........そうじゃのう。ちいっとやり過ぎたかのしれへんな......」
説得に成功したのか、山本の霊圧は徐々に縮んでゆく。
「(おぉ〜さすが浮竹隊長!ハッ、そうだ!ここであのバカが総隊長に謝れば....)」
浮竹に感心した砕蜂はある事に気づく。ここで一真が総隊長に謝れば、怒りを完全に抑えれるのではないのかと。
頼むからこれ以上余計な事をするなと希望を込めて砕蜂は、一真に小声で伝える。だが.........
「『お、おい!今なら許してもらえるから、今すぐ謝r...」
「おい来ねーのかハゲ爺!!毛の無い頭は寂しそうに泣いているぞバーカ!」
砕蜂の希望が崩れた瞬間である。
「ーーーー」ピキ
そして、山本の霊圧が更に上がり、もはや浮竹の説得だけでは抑える事ができない。
「(ば、馬鹿野郎!!!何余計な事をしてんだー!?もう総隊長の怒りは尋常では無いぞ!!!)」
「万象一切、灰塵と為せ」
「あ、これはまずいっス。」
「『流刃z.........』」
そして、冒頭に戻り.........
「総隊長!どうか怒りを抑えて!」
「京楽!長次郎副隊長!そっちを押さえてくれ!それと絶対に斬魄刀を鞘から抜かすな!」
「や、山じい!ちょっとストップ!本当に彼死んじゃうってば!!」
未だに山本を必死に抑えている浮竹、京楽、そして長次郎。
「離せ〜!離さんか大馬鹿ども!!!えぇ〜い!とっとと離せっと言っておるだろうが!!!」
「どうしたハゲ爺!!かかってこいよこの髭長いハゲ爺がよ!!」
「お前はいい加減に黙れ馬鹿者!!」
そして、山本に喧嘩を売り続けている一真を必死に抑えている砕蜂。その時.......
「おいハゲ!k.....
「フン!!!」
.........ぐっへ?」
「よ、夜一様!?」
「少しは反省せいこの大馬鹿が。」
流石にこれ以上はまずいっと一真に拳骨をくらう夜一。そんな拳骨をくらった一真は....
「」チーン
「..................いかん。少しやり過ぎた。」
白目を剥いて、仰向けに倒れてしまい、完全に気を失ってしまった。
その後、山本達は帰って行った。ようやく落ち着いたのかと思ったが.......
『フン!あの小僧が気を失っておりなら、斬魄刀を抜くどころか、もう斬る必要も無くなったわ!』
っと不機嫌そうにしう語っていた山本は、ブツブツと言いながら帰って行ったのであった。そして、仰向けに倒れている一真を見た夜一は.........
「此奴.......後で説教しないとな。」
「あ、あははは....本当今日は色々とありましたっスね夜一サン。」
「...........................ハアァァァァ......」
今日の事で大きくため息をし、頭を抱える夜一。そして、彼女を見た浦原はそれを笑うしかないのであった。
場所: 一番隊隊舎にある客間
「来たか、入れ」
山本元柳斎重國は顔を上げる。物音一つない静寂だったが、そこに自身が呼び出していた人物がいることはすぐにわかった。
「失礼します」
凛とした、落ち着いた女性の声が響く。
「座れ。・・・儂とお主しかおらん、気を遣わずともよい。」
山本元柳斎重國が彼女を呼び出した部屋は一番隊隊舎にある客間である。広々とした和室に細かい装飾、小奇麗な机と整えられた座布団。お座敷のような雰囲気である。
「あら、そうですか総隊長?」
呼び出された女性、もとい、四番隊隊長卯ノ花烈は興味無さげに山本元柳斎重國が目配せした座布団の上で正座する。
「それで、お呼びだしのご用件はなんでしょうか?」
「.........ちと付き合え。」
そう言い、山本は卯ノ花に自身が作った茶を彼女の前に出す。そして、茶を受け取った卯ノ花は、ゆっくりと回す。
「それで総隊長。私に話したい事があるのじゃないですか?」
「うむ、実はな。日龍一真についてじゃ。」
山本の口から少年の名前を聞いた時、卯ノ花の視線が変わった。
「そうですか.........それで。」
「あぁ、はっきり言って彼奴は糞ガキだ。言葉も礼儀も最悪じゃ。」
「ーーーーふふふ、そうですか。」
山本が一真について卯ノ花に話した。それを聞いた彼女は、思わず笑ってしまう。
「.........何を笑っておるのじゃ?」
思わず眉を顰める山本。
「いえ........
「..................」
「まるで彼みたいですね。そう、貴方の...」
重い一言で、卯ノ花の口を止めた。そして、険しい表情をする山本の手に残っている茶を一気に飲み干した。
「
「お言葉ですが総隊長。貴方が持っている真実。一体いつ彼に打ち明けるのですか?」
「今ではない。今ではないのだ.......」
少し外を出て、月を眺める山本。
しかし、その後ろ姿はどこか寂しそうに感じていた。
〜霊王宮・零番離殿「鳳凰殿」〜
「へいへい!ただいまだyo!」
山本の頼みを終えた王悦は、自身の零番離殿に帰還した。そして彼は、いつも通りは今日も『浅打』を造ろうとする。
「さ〜って今日も浅打を造ろうかNa。」
「おい、御館サマ!」
「ん?あ〜〜“メラちゃん”!」
髪の色は赤で、モヒカンのような髪型をしており、オラオラ系女子が王悦を呼び止めた。
「どうしたん?もしかして、もう少し瀞霊廷にいたかったのKa?それなら言ってくれればいいのn...」
「
「..................」
一緒に瀞霊廷から帰ってきた燧ヶ島メラの様子はいつもよりおかしかった。顔色が悪く、酷く汗をかき.....そして何より、怯えていた。
彼女、メラも山本の依頼を受けた王悦のサポートの為に一緒に瀞霊廷へ降りていたのだ。
王悦から聞いた山本の依頼は、日龍一真っと名乗る少年の斬魄刀の打ち直し。どうせいつもの事だと思った。
だが、実際にその斬魄刀を見ると、彼女の心の底から恐怖を感じた。斬魄刀の中にいる魂に.......
「御館サマ。なんだあれ.........あれは、
「.........メラちゃん」
未だに怯えているメラを見ていた王悦は、
「ボクが言えば.........あれは斬魄刀ではNai。それに、あんな斬魄刀を造った覚えはないし、あれがなんなのかが分からないんDa。」
「!?」
「でもNa、メラちゃん。あの斬魄刀を見た事があるYo。」
「.........は?」
メラは王悦の言っている事を意味が分からなかった。
「じ、じゃ、あの斬魄刀は一体なんなんだよ?」
「言ったよね。ボクはその斬魄刀について、何にも知らない。」
そう言って王悦はサングラスを掛け直す。
「でもこれだけは言えるZe。あの斬魄刀はな.......」
「
新年最初の投稿!
ようやく山本総隊長を登場です。そして、いまだにキャラ達の喋り方が心配です。
アニメ、BLEACH千年血戦篇まじで最高!今年の7月に放送する第2クールが楽しみで待てない!