実は今後のハードル上がっちゃうの嫌だから1日待とうかなとも思ったんですが、考えてる内に面倒臭くなって…まぁいいや、あげちゃえって思いましたw
ちなみにオリ主の容姿ですが前話の後書きで男の娘、とだけ説明しましたが基本は…
リトルバ○ターズ(映画じゃなくてゲームやアニメの方)の直○理樹の女装ver(オリ主は素でそれです)で、
肌はアルビノくらい白くて(でもアルビノではないです、生まれつきなのと屋内にいることが多かったためです)、
髪は黒色セミロング、
右腕が肘あたりで歪に千切れていて、
服で隠れる胴体付近に痣や切り傷や火傷(これらは今後見えなくなるまで治療予定)が沢山ある状態です
元イメージは
直江○樹 女装 とggれば画像が出ると思います
ちなみに筆者的にはアニメの方をイメージしてますw
コンコンコンッ
黒服「どうぞ」
ガラガラガラ
医師「失礼します…!これは先生、ご無沙汰しています」
こころ父「あぁ、いつもご苦労様…それで、どうかしたかね?」
医師「はい…先程の問診も含めた諸々の検査結果が出ましたのでそのご報告に」
こころ父「見せてもらおうか」
医師「はい、こちらです」
こころ父「ふむ…!…これは間違い無いのかね?」
医師「はい…私も驚きましたが間違いありません」
こころ父「そうか…」
ー病室に入って来た医師から受け取った検査結果に目を通すこころの父親はそれを黒服へと渡すー
黒服「…(これは…)」
ーその内容に納得し、つぐみ達を見回す黒服ー
黒服「では、詳しい検査結果が出ましたのでこの場をお借りして身体情報含めてご説明させて宜しいでしょうか?」
ー黒服の言葉にひまり、自身の両親、こころ、美咲を見回すつぐみ…皆からの頷きを確認し黒服に答えるー
つぐみ「はい、お願いします」
黒服「では…氏名不明、身長138cm、体重30kg、血液型A型、推定年齢14〜15歳…」
つぐみ「!?ちょ、ちょっと待って下さい!」
黒服「はい」
つぐみ「体重もそうですけど14歳って本当なんですか!?」
医師「それに関しては僭越ながら私の方から…まず結果から申し上げますと間違いありません…実は体細胞から実年齢を調べることが出来るのですが、治療の際同時に採取させて頂いた体細胞から調べましたがその結果14〜15歳、中学3年生相当であることに間違いありません…年齢に対して身長体重の数値が低いのは慢性的な栄養失調によるものでしょう…少なくとも数年間まともな食生活をしていたとは思えません」
つぐみ「…そ、そうですか…」
ー告げられた年齢に驚愕するつぐみ達…体重も身長に対して軽すぎるが、そもそもどちらもいいとこ小学生女児相当なのに実際には中学3年生相当だと言うのだから突然だろうー
黒服「続けさせて頂きます…生年月日不明、視力左右共に2.0、聴力左右共に問題無し、アレルギー無し、現在かかっている病気も無し…傷付いた内臓や体表面の火傷などの傷、そして身長体重に関しても内科治療と今後の食生活次第で改善が見込めます」
医師「その点に関して1点、私から補足が…貴方の右腕はいつそうなりましたか?」
少年「…9年ほど前です」
医師「その時ちゃんと治療はしましたか?」
少年「ご主人様に布をいただきましたのでそれを巻きました」
医師「やはり…彼の右腕ですが結果から申し上げて今後治る見込みは無いでしょう…当時適切な治療を受けられずその後の成長が阻害され、年数が経ち過ぎています…怪我をして1年以内なら何とかなったかも知れませんが今下手に手を出せば拒否反応が起こり最悪、命に関わります」
つぐみ「そう…ですか…」
医師「しかし、不幸中の幸いとでも言うべきか…長い年月が経ち傷口が完全に塞がり今の状態を正常だと認識しているからこそ…もう傷口に触れて痛みが起きることも、仮に外で汚水等に浸かって何かの病気になることも無いでしょう」
つぐみ「そうですか、ありがとうございます」
医師「いえいえ、では私はこれで失礼します」
こころ父「あぁ、ご苦労様」
ーつぐみの礼を受け取り、自身もこころの父親に頭を下げて退室する医師ー
黒服「検査結果は以上になりますが…こちらで戸籍の用意をするにあたり、羽沢様に決めて頂きたいことが2点…」
つぐみ「?」
黒服「氏名と生年月日です…今すぐにとは言いません…今後一生を左右することですのでご家族でよく話し合って下さい」
つぐみ「は、はい」
黒服「ではわたくしはこれで失礼致します…御用があれば何なりとお申し付け下さい」
つぐみ「はい、あの…本当にありがとうございます」
黒服「勿体なきお言葉…こちらこそありがとう御座います」
ひまり「えっと…じゃあ、どうしよっか?名前と誕生日話し合う?」
つぐみ母「そうしましょうかねぇ」
美咲「あー、それってご迷惑じゃ無ければ私達も混ざって良いですかね?こころがその気満々だし、正直私もここまで関わったら気になりますし…」
つぐみ母「ふふっ…迷惑だなんてとんでもないわ…じゃあひまりちゃんも美咲ちゃんもこころちゃんも一緒に考えてくれるかしら?」
こころ「えぇ!任せて!」
こころ父「その前に1つ質問いいですかな?」
つぐみ母「?…はい」
こころ父「その子を預かって、その後はどうするつもりですかな?」
つぐみ母「どう…とは?」
こころ父「お宅の店で働くのか、他の場所で働くのか、何もしないか、学校に通うのか…」
美咲「あ…あれ?…でも年齢的に入るなら中学校?…でも小学校での義務教育を受けて無いのに中学校って入れたんでしたっけ?」
こころ父「そのくらいはこちらでどうとでもしよう…勿論、実際の学校生活に支障がない程度に知識や常識を身に付けてもらってからの話にはなるがね…しかし、それも本人にその意思あればの話だが…」
つぐみ、つぐみ父、つぐみ母「「「…」」」
ー頷き合うつぐみと両親ー
つぐみ「ねぇ、学校に行ってみない?」
少年「…学校…とはなんですか?」
つぐみ「…学校っていうのはね…私達も行ってるんだけどね、同じくらいの年の子と一緒に勉強をしに行く所なの…」
少年「…勉強…」
つぐみ「うん…先生から文字や計算、生物や歴史のことを教わるの…勉強だけじゃないよ…学校に行くと友達も出来るよ」
少年「…友達…?」
つぐみ「一緒にいろんなことをして一緒に笑ったり泣いたりするの…私とひまりちゃんも同じ学校なんだよ!」
ひまり「えへへ」
美咲「まぁ、私も同じ学校だからこそこころと友達になったしね」
こころ「あら、私達と美咲はきっと違う学校でも友達になってたわ!」
美咲「あー、うん、そうだねー」
つぐみ「きっと楽しいよ!」
少年「…楽し…い?…」
つぐみ「うん、だから学校に行ってみない?」
少年「…はい」
こころ父「ふむ…では話も纏まったということでつぐみちゃんと同じ羽丘の1年に転入ということで良いかな?」
美咲「え?確か羽丘もうちと同じで女子校じゃ…」
こころ父「あぁ、あそこの学園長ならおどs…おっと、仲良くてね…そのくらい捻じ込ませれるよ」
「「「「「…(今脅すって言いかけた!?)」」」」」
ー弦巻家親子以外の心が一致したが誰も藪蛇をつつくような発言はしなかった…懸命な判断であるー
こころ父「それじゃあ…」
つぐみ「あ、あの!」
こころ父「?」
ー退室しようとしたこころの父親をつぐみが引きとめるー
つぐみ「羽丘に通わせていただけるなら、高等部じゃなくて中等部の3年生ではダメですか?」
こころ父「ふむ…事情が事情だし君と同じクラスが良いと思ったんだが…理由を聞かせてもらっても良いかな?」
つぐみ「はい…私もこころちゃん同じようにガールズバンドを組んでいます…ひまりちゃんがリーダーです」
こころ父「あぁ、知っているよ…Afterglowだよね?こころから良く聞いてるよ」
つぐみ「はい、ありがとうございます…それで私達は皆同い年の幼なじみです…勿論、年が違うのがいけないって訳じゃありません…巴ちゃんの妹のあこちゃんも私の友達ですし、ハロー、ハッピーワールド!の薫先輩にもとても良くしてもらってます…でも!やっぱり同級生の友達っていうのは特別なんです!…だから、この子にもそういう友達を作ってもらえたらと思うんです」
こころ父「なるほど…分かった」
つぐみ「…へ?」
こころ父「まぁ理由は気になったから聞いただけで実はどっちでも大差ないんだよね」
つぐみ「は、はぁ…」
美咲「つぐみ…こういう人だから慣れるしかないよ」
こころ父「でも大丈夫かね?いくら事前に知識や常識を習っても知り合いの全く居ない中での集団生活は不安もありそうだが…」
つぐみ「あ、その点は大丈夫だと思います!さっき言った宇多川あこちゃんが中等部の3年生なので」
こころ父「…あぁ、Roseliaの…そういえばそうだったね…分かった…では宇多川あこちゃんと同じクラスに転入予定にしておこう…時期は…そうだね、受け答えや話せる言語数から地頭は悪く無さそうだ…知り合いが居るなら2学期からで良いかな?」
つぐみ「はい、ありがとうございます!」
こころ父「どういたしまして…では、私も失礼するよ」
ーこころの父親が退室した病室では名前についての話し合いが行われていたー
美咲「あのー、名前ってどう決めるものなんですか?」
つぐみ母「そうねぇ、人によってそれぞれだけど…子供にこう生きて欲しいっていう願いから名付けたり…親子の名前から一部取ったり…子供が生まれる時や親の思い出深い出来事から考えられたりすることが多いわね」
美咲「へぇー、ちなみにつぐみの名前の由来って聞いてもいいですか?」
つぐみ「え!?」///
ひまり「あ、それ私も気になる!」
つぐみ母「そうねぇ、私達の馴れ初めの話になるけど話しちゃおうかしら」
つぐみ父「…トイレに行ってくる」
ガラガラガラ
つぐみ母「…あらあら、恥ずかしがっちゃって」
ひまり「それでそれで!?」
つぐみ母「そうね、あれは私達がまだ大学生の時…お昼休みにね、大騒ぎしながら水道に走ってる途中で転んだ男の人がいたの」
つぐみ「…もしかしてそれが?」
つぐみ母「えぇ、お父さんよ…しかも私の目の前で、流石に無視出来ないから…大丈夫ですか?…って声かけたらいきなり、手を掴まれて…好きです、付き合って下ちゃい…言われて…」
ひまり「ぷっ!」
つぐみ、美咲「「…」」
つぐみ母「えぇ、おかしいでしょ?しかも頭に鳥の糞が付いた状態でそんなこと言うもんだから私大笑いしちゃって、つい…お友達からなら…って言っちゃったの」
ー噴き出すひまりだが良く見るとつぐみと美咲も口を抑え、肩を震わせているー
つぐみ「え、鳥の糞って…」
つぐみ母「えぇ、大学に沢山居たからすぐ分かったんだけどね…その時の鳥の名前がツグミ…お父さん、中庭で糞をかけられてそれで慌てて水道に走ってたみたい…まぁその後色々あって1年もしない間に付き合ってね…それで、あなたがお腹にいる時に…この子の名前は僕達の恋のキューピッドにあやかってつぐみにしよう…ってお父さんが言ったの」
ひまり「へー、なんかそういうの良いなぁ」
つぐみ母「そう?それは良かったわ」
コンコンコンッ
つぐみ母「あら、お父さん戻って来たかしら…恥ずかしがるからお父さんの前ではさっきの話しないであげてね…どうぞー」
ガラガラガラ
つぐみ父「…名前は決まったか?」
つぐみ母「ふふっ、いえまだよ」
つぐみ父「そうか」
ひまり「う〜ん…」
ー何かヒントが無いかと少年を見るひまりー
ひまり「白い肌…大福、白玉、バニラアイス、クレープ…ハッ!」
つぐみ、美咲「「ひまり(ちゃん)…」」
ひまり「い、今のは間違い間違い!…黒い髪…チョコ、おはぎ、ココア…ハッ!」
つぐみ、美咲「「…」」
ひまり「だ、だって〜」///
つぐみ母「ふふっ、でも目の前にいる人なら特徴から考えるのも良いと思うわよ」
ひまり「で、ですよね!?」
つぐみ母「流石にクレープって人名はどうかと思うけれどね?」
ひまり「うっ…」
こころ「スマイルはどうかしら!」
美咲「あー、それはスマイル号と被るから今回はやめとこうねー」
こころ「あら、そうなのね」
美咲「白い肌…雪…とか?」
つぐみ母「お、候補として良いんじゃないかしら?」
ひまり「ココアは!?」
つぐみ母「う〜ん、女の子ならともかくねぇ…」
ひまり「ですよねぇ…」
つぐみ「愛…」
ひまり「…え?」
つぐみ「愛…ってどうかな?さっきお母さん、子供にこう生きて欲しいって願いから名付けることもあるって言ったよね?」
つぐみ母「えぇ」
つぐみ「こう言うと大袈裟かもしれないけど、私はこの子に愛情ってものを知って欲しい…愛情を受け取って、愛に溢れた豊かな人生を歩んで欲しい…って思ったんだけど、どうかな?やっぱりダメかな?よく考えると女の子っぽいかな?」
ー話しながら不安になったのか撤回しようとするつぐみだが…ー
つぐみ母「良いんじゃないかしら?」
ひまり「うん、いいよ!」
こころ「えぇ、とっても素敵な名前だと思うわ!」
美咲「私も良いと思うよ」
つぐみ父「良い名前じゃないか」
つぐみ「…皆…」
ー皆、賛成のようだー
つぐみ「ねぇ、あなたはそれでもいい?」
少年「…?…」
つぐみ「これからあなたの名前は羽沢愛になるの…107番でも奴隷でも無い、羽沢愛」
少年「羽沢、愛…でもそれはご主人様みたいな…」
つぐみ「あなたはもう奴隷じゃないの…どうかな?羽沢愛として私と一緒に生きてくれないかな?」
愛「…はい」
つぐみ「ありがとう…それじゃあ、羽沢愛君」
愛「は、はい」
つぐみ「もう1つ…愛君の誕生日なんだけど今日、私達が出逢った日を愛君の誕生日にしたいと思うんだけどいいかな?」
愛「僕の…誕生日?」
つぐみ「うん…いいかな?」
愛「…はい」
つぐみ「ありがとう…って勝手に決めちゃったけど良かったかな?」
ー振り返るつぐみ…皆頷いているようだー
黒服「では、お名前は羽沢愛様…生年月日は○○年の本日、6月6日…ということで戸籍登録をさせて頂いて宜しいでしょうか?」
つぐみ「ひゃっ!」
ー音も無く現れる黒服ー
黒服「失礼しました」
つぐみ「い、いえ…あ、それでお願いします」
美咲「…(ツッコんだら負け、ツッコんだら負け)」
黒服「では差し当たって…こちら、戸籍謄本と健康保険証と羽丘学園中等部の生徒手帳になります」
美咲「いや、早すぎるでしょ!…ハッ!」
こころ「どうしたの?美咲」
美咲「なんでもないよ、こころ…(あぁ、こころに癒される日が来るなんて…)」
つぐみ母「あ、ありがとうございます…でも本当にこんなに早く?」
黒服「手続きはほぼ全て終わっておりましたので」
つぐみ父「何から何まで…本当にありがとうございます」
黒服「いえ…皆様、今晩はどうなさいますか?ご帰宅か、こちらで宿泊も出来ますが」
つぐみ父「…つぐみ、店の片付けがあるからお父さんとお母さんはとりあえず帰るけどお前は泊まってくか?」
つぐみ「え、え〜と…」
ー自分も一緒に片付けをしなければとも思うつぐみだが…ー
つぐみ父「…泊まらせていただきなさい…顔に泊まりたいって書いてあるぞ」
つぐみ「うっ…」
ーお見通しだったようだー
つぐみ父「娘を…いえ、娘と息子をどうかよろしくお願いします」
黒服「お任せ下さい…上原様と奥沢様はどうなさいますか?」
ひまり「!あー…」
ピッピッピッ…プルプルプルプル
ひまり「あ、お母さん!今日つぐん家泊まることになったから…だーいじょうぶだって…うん、うん、分かってる…じゃ、そういうことだから!」
ピッ
ひまり「…と、言う訳で…私も泊まらせて頂きます!」
つぐみ母「…じゃあ、そういうことで話を合わせといてあげるわ」
ひまり「えへへ、ありがとうございます」
つぐみ父「その代わり、つぐみと…愛君のことよろしく頼むよ」
ひまり「あ…はい」
ー実はつぐみを心配して一緒に泊まるひまりだがお見通しだったようだー
美咲「あー、私は弟達が待ってるから今日は帰ります…つぐみ、ひまりごめんね…その代わり私弟と妹がいるからさ、なんか相談とかあればいつでも乗るよ」
つぐみ「うん、ありがと…こっちは気にしないでいいよ」
ひまり「そうだよ!」
こころ「えぇ、私も一緒に泊まるもの!」
美咲「…(2人とも本当にごめん…せめてこころが暴走し過ぎないように祈っとくよ)」
黒服「では…羽沢様、奥沢様…お送り致します」
ーつぐみの両親と美咲は黒服に連れられ帰宅したー
ーそれから数時間後、愛とつぐみとひまりとこころの4人は雑談をしていたが、黒服とこころの提案によりつぐみとひまりは風呂に入っていた…ちなみにその時にも…ー
こころ「愛!私のことはこころでいいわ!」
愛「こころ様…ですか?」
こころ「えぇ!」
愛「分かりました」
つぐみ「じゃ、じゃあ私のことも…お姉ちゃん…って呼んでくれないかな?」
愛「…?」
つぐみ「私達は兄弟になったからさ、愛君が私の弟で、私が愛君のお姉ちゃんだからさ…お姉ちゃん…って呼んでくれないかな?」
愛「…お姉…ちゃん?」
つぐみ「…うん!」
ひまり「…」
愛「…」
ひまり「…」
愛「…上原様?」
ひまり「…」
ー自分も打ち解けたくて、名前で呼んでほしくて露骨にアピールしたが気付いて貰えなかったようで、肩を落とすひまりー
つぐみ「あ、あはは…愛君、あのね…ひまりちゃんのことも苗字じゃ無くて名前で呼んであげてくれるかな?」
愛「はい…ひまり様」
ひまり「!…かわいくない…」
ー微かに反応したがまだ納得してないひまり…拗ねているようだー
愛「?」
つぐみ「…あはは…(ひまりちゃん…)」
ーそんな親友に若干、面倒臭さを感じるつぐみだが助け舟を出すことにしたようだー
つぐみ「愛君、あのね…って呼んであげてくれないかな?」
愛「?はい…ひまり…ちゃん?」
ひまり「!…うん!」
ー…という一悶着があったようだー
こころ「…というようにつぐみやひまりのいるAfterglowはとってもカッコいいのよ!」
愛「そうなんですね、バンド…というものは分かりませんが凄いんですね」
こころ「えぇ、いつかAfterglowのライブを見せてもらえる事があると思うわ!それに私達ハロハピのライブも今度見せてあげるわ!」
愛「ハロー、ハッピーワールド!ですか…ありがとうございます、こころ様」
こころ「…愛…安心なさい…つぐみもひまりもとっても良い子よ…あの子たちといればあなたのこれからの人生は笑顔溢れる幸せなものになること間違いないわ」
ー普段とは違い穏やかな笑みで静かに話すこころー
こころ「そうだわ!つぐみやひまりの素晴らしい所を説明してあげるわ!…つぐみは毎日コツコツ勉強を頑張りながら生徒会の仕事も人一倍頑張っているの!それなのにいつもお家の喫茶店を手伝っているのよ!そして同時にひまり達とバンドをしているの!」
愛「!?それはつまり、4人の別々のご主人様に同時にお仕えしているということですか!?」
こころ「?う〜ん…多分、そんなものね!」
愛「…す、凄いですね…」
ーその頃つぐみ達は…ー
つぐみ「…(それは違うよ、こころちゃ〜ん)」///
ひまり「あはは…」
ー風呂から上がっていたがこころの声量が大きい為、話が聞こえてしまい…自分達の話だからと少しだけ聞いていたら入るタイミングを失ってしまい、こころの適当な…しかし悪意の無い答えに身悶えることになっていたー
こころ「そしてひまりはAfterglowのリーダーなの!学校ではテニス部なのよ!」
愛「テニス…!確か貴族にしか許されない競技だと聞いたことがあります…では貴族だったのですね!」
こころ「あら、ひまりは貴族だったのね」
ーまたも話を良く聞かず適当に返してしまうこころー
ひまり「…(貴族な訳無いじゃん、こころのバカ〜)」///
つぐみ「あはは…」
ーテニスが貴族の遊びだったのは大昔の話であるー
こころ「そしてひまりはアルバイトもしているのよ」
愛「!リーダーという他者を纏める重責を背負いながら、3人のご主人様に同時にお仕えしている…流石は貴族ですね」
ーめちゃくちゃな話であるー
ガラガラガラッ!
ひまり「いや、貴族じゃ無いからね!?」
こころ「あら、おかえりなさい…ひまり、つぐみ」
つぐみ「あはは…こころちゃん、お風呂ありがとね」
愛「おかえりなさいませ」
つぐみ「あ、うん…ただいま愛君、こころちゃん」
ひまり「ただいま」
愛「…?貴族では無いのに貴族の競技を…つまり貴族をも凌駕する存在?」
こころ「じゃあ、私もお風呂に行ってくるわ!」
ピュー…ガラガラガラ…バタン!
ひまり「あ、ちょっ…責めて誤解を解いてから行ってよ」
つぐみ「あはは…」
ーあっという間に退室してしまったこころ…だが、彼女がいたところで誤解は解かれるどころかむしろ深まっていたかもしれないー
愛「お2人とも、素晴らしいですね!」
つぐみ、ひまり「「うっ…」」
ー無表情のはずなのに何故か感じられる、愛からの尊敬120%の眼差しにたじろぐ2人ー
ひまり「い、いや…あのね?」
ひまり「…ってことなの」
愛「そうなんですか…テニスもゴルフも貴族のみでなく皆に許されているんですね…」
ー粘り強い説明の末、何とかひまりが貴族では無いということは理解してもらえた2人ー
愛「それにしても…お2人は知識も素晴らしいんですね!」
つぐみ、ひまり「「うっ…」」
ーだが、愛の2人に対する尊敬はより深まってしまったようだー
ガラガラガラ
こころ「ただいま!」
ーその時こころが黒服も伴って戻って来たようだー
つぐみ、ひまり「「あ、おかえりこころ(ちゃん)」」
愛「おかえりなさいませ」
こころ「黒服さんが用意してくれてるから夜ご飯にしましょ!」
黒服「皆様もよろしければ是非」
ひまり「確かにお腹空いた〜」
つぐみ「あはは…ありがとうございます」
黒服「いえ、ですが愛様は申し訳ありませんがまだ体調が戻り切っていないので今晩は点滴での栄養補給のみとさせて頂きます」
つぐみ「そうですか…」
黒服「明日からは通常通りのお食事が可能かと思われますのでそれまでご辛抱のほどお願い致します」
つぐみ「い、いえ…大丈夫です」
こころ「あら、そうなのね…じゃあ私達ここで愛と話しながら食べたいわ!」
ひまり「いいね、それ!」
黒服「では、お待ちしますので失礼致します」
ガラガラガラ
ーその後3人は愛との雑談を楽しみながら食事を終えた…ちなみに最初は提供された豪華な料理に躊躇していたつぐみとひまりだが、(当然ではあるが)全く気にしていないこころの様子と一口食べた瞬間の余りの美味しさに結局、舌鼓を打ち完食していたー
つぐみ「…」
ひまり「つぐ、そろそろ寝る?」
ーその後も雑談に興じていた4人だが、次第に船を漕ぎ出したつぐみー
つぐみ「う…うん」
こころ「そうね、そろそろ寝ましょうか!」
ーちなみに病室内にはこころの要望を受けた黒服により、3人が余裕を持って寝れる特大サイズのベッドが愛の横たわるベッドの隣りに置かれていたー
つぐみ「それじゃあ…おやすみ、愛君」
愛「…?…おやすみ…とは、なんですか?」
つぐみ「そっか…寝る時にね、挨拶をするの…お互いが健やかに眠れて、明日も元気に起きれますように…って願いを込めて…おやすみなさい…って」
愛「…」
つぐみ「だからね、愛君…」
ー言葉を切りひまりとこころを見るつぐみ…2人も頷いているー
つぐみ、ひまり、こころ「「「おやすみなさい」」」
愛「…おやすみなさい」
ー3人は知る由もなく、愛自身も自覚していないがこの時、愛は初めて穏やかな寝顔で眠っていたー
体細胞から実年齢を推定とか、千切れて先が無くなった腕が1年に治るとか、そんなことはまぁ無いでしょうが、弦巻家なら出来ちゃいそうな気も出来て少し怖いですねw
ちなみに愛君の身長体重ですが自分が中3の時、145cm、39kg(背の順基本先頭で、保健委員の友達に軽っ!って驚かれましたw)だったのでまぁ愛君の境遇だったらこんなものかなという考えと…あこの10cmマイナスで主要メンバーの中で1番背の低いチュチュよりも更に少し低めにしました
こころんパパが羽丘の学園長と繋がりがあるなんてことは多分無いでしょうけど、この世界線のこころんパパは羽丘の学園長をおどs…ゲフンゲフンッ…多少無茶なお願い事も出来るくらいには仲良いようですw
前話の後書きでもチラッと触れましたが愛君の年齢はこの日15になって、あこと同級生です
愛君の誕生日は…今、作中が5バンド結成済みだから花咲川の文化祭(沙綾加入)後でまだ、(愛君の入学までのお勉強とかの)転入準備に時間かかるということで、大体6月くらいで他のバンドメンバーと被らないようにしただけです
後、その時黒服さんが早すぎるタイミングで戸籍とか用意してましたが、ふっつーに盗聴してますw
愛との会話で少しこころのお淑やかな面も出て来ましたがお嬢様ですしぶっ飛んでるだけで馬鹿ではないから、そういう時もありますよね?
というかそういうシーンを入れたかったですw
ちなみにテニスが貴族の遊びって言うのは筆者が実際に小学生だったかな?の時に学校で友達の研究発表?みたいなのでそう言ってた記憶があるだけです
もし、間違ってても独自設定ということでw
ちなみに愛君は自己肯定感低めどころか0のイエスマン(今後つぐ達により徐々に改善予定)です
なのでつぐみやひまりだけでなくこころも含めこの日病室で寝覚めてから出逢った人全員を尊敬してます
残念ながら(クソみたいな性格の)奴隷商人のことも恩師のような感じで尊敬しちゃってるんですけどね
そしてその性格のせいで、特に何も考えずにつぐみ達の提案に乗っかっちゃってます
つぐみ達は凄い頑張ったのにw
ちなみに愛君はなんだかんだ生命力強いから普通にこの時食事出来るかもですが、今後の展開の為に敢えて今回は食事しないでもらってます
一応この3話(か4話にしようか迷い中)の後にオリ主の設定集?を上げようかと思ってます
そしたら今後は後書きも全体の文字数ももう少し少なくなるかな?
ちなみに今後の流れは他バンドメンバーの内、何人かと顔合わせののち、夏休み含めた日常回、学校編…と行けたらなぁと思ってます