ゴジラ・アースに転生したので色んな侵略者から地球を守ろうと思います   作:アメコミ限界オタク

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ブラックアダム最高過ぎてDC映画観直してたら、アメコミ×ありふれの二次書きたくなってきた。
最初から最後まで圧倒的に強かった上にドウェイン・ジョンソンの説得力により、苦戦しなくても全く違和感のないところにゴジラ・アース味を感じました。

この作品の作風を楽しめる方ならブラックアダムも絶対楽しめるので、ぜひ劇場で楽しんで来てください。




第十話

 

 

「オペ子ちゃん、ゴジラの動きはどうなってるの?」

 

「コンピューターが弾き出した情報によりますと、現在は太平洋のある地点から反応が途絶、以降消息不明となっています」

 

巨神激突から帰還中、ふとゴジラのことを思い出して少佐に聞くと、『彼』は今、どこかに姿を消したとのこと。

天を突くようなあの巨体が陸にいたらどれだけ隠れたくても逃げ場なんてどこにもない。

 

姿を見せないということは、海のどこかに潜んでいるということになる。

 

あの知性の煌めきと優しさすら感じる目。あの目を見たときからなんとなく、私の心はゴジラに捕らわれていて頭から離れてくれない。

恐ろしい力を持つあのカイジューにもう一度会ってみたい。

 

彼の行動の真意を知りたい。

 

ゴジラに会いたい。

 

「はぁ……会いたいなぁ」

 

年甲斐もなく私は恋煩いのように呟く。

 

うっかり口からついて出た言葉に、はっとして周りを見渡すと、車内にいる兵士の注目が私に向いていた。

 

思った以上に車内に響いていたようで、装甲車内のレンジャー全員がギョッとしたように私を見ている。

 

「すみません、忘れてください」

 

車内の人たちに一言謝り、私は物思いにふける。

 

基地に着くと、私は寮に戻りシャワーを浴びるとベッドにくるまった。

 

 

――まさかストーム1に恋人がががが!!

 

――撮影班!撮影班!至急ストーム1の交遊関係を洗え!!

 

――俺だよな!?俺だと言ってくれ!!

 

――目ぇ覚ましたまま夢見てんじゃねえぞハゲ!

 

外、騒がしい。

静かにしてくれないかな。

 

外の喧騒をBGMにして眠る。

 

ゴジラも今はおとなしくしているようだし、今までのループで言うなら、今は少し休めるタイミングのはずだ。

 

心地のよい微睡みに身を任せ、私は意識を手放す。

 

 

ビー!ビー!ビー!

 

緊急警報の音で跳ね起きる。

 

バクバクする心臓を落ち着かせると、急いでスケルトンを着て部屋を出ると外にいたレンジャーに聞く。

やっぱり今回のループは何もかもがおかしい!

 

「なにが起こったの?!」

 

「別の宇宙人が襲来した!!しかも今度のはめちゃくちゃデカイ!!」

 

本当になにが起こってるの!?

 

 

 

 

 

 

――チャージ完了。

 

時間はかかったが、エネルギーの充填が完了したので、俺は即座にエイリアンに向けて攻撃を開始する。

 

北極の氷を溶かして海が沸騰する勢いでバーニングモードを発動。

 

真っ赤な荷電粒子ビームが螺旋状の渦を巻いて真空の宇宙空間を突き進む。

まるで赤い龍の如く一撃は、寸分違わずに地球に迫るエイリアンの母船を直撃し、貫いた。

 

その一撃でエネルギーの半分以上を使いきったのでバーニングモードを解除。しばらくは省エネモードで休みながらプライマーと戦うことにする。

 

だから、この予想外の事態が起きることを考えてもいなかった。

 

もうひとつ、惑星規模の巨大な宇宙船が月の裏にワープアウトしてきたことに。

 

「!?!?!?」

 

どういうことだ!!!たった今、母船を撃墜したってのに!!

 

ゴジラアイの視力で空を見上げると、そこにあるのは超巨大な円盤型宇宙船。

地球を飲み込めるほどデカイ。

 

あの船は映画で観たことがある。

 

1度は地球人に敗北し、撃退に成功した昆虫のような社会を持つ宇宙人。

20年の時を経て、本気を出して地球に戻ってきた極悪エイリアン。

宇宙を股にかけては星々の資源をイナゴのように食らい尽くし、過去数十万年の間、地球に負けるまで無敗を誇る宇宙最強クラスの列強種族。

 

インデペンデンス・デイ リサージェンスの超大型母船が浮かんでいた。

 

「地球に近寄るなあぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

 

GYAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!

 

 

ゴジラアース声帯を通して俺の威嚇は大気を揺るがす叫びとなり、超振動波として発射される。

 

ドゴォォォォォォォ!!!

 

距離による威力減衰の影響で、一部の装甲を少しばかり剥がす程度のダメージしか与えられなかったが、それでも注意は惹けたようだ。

 

エイリアンのファイターが巣をつつかれた蜜蜂のような勢いで引くくらいの数が発進している。

 

狙いはもちろん、俺、ゴジラだ。

 

破壊力重視のビーム攻撃が山ほど撃ち込まれるが、非対称性透過シールドの前では無力同然だ。

 

「くたばれやぁぁぁぁぁ!!」

 

お返しと言わんばかりに熱線を発射する。

ほとんどの機体はサッと回避したが、反応が遅れたファイターを2、3機はまとめて撃墜できた。

 

このままちまちま熱線を撃ってもらちが開かないのは明白なので、熱線の発射方法に工夫を凝らしてみる。

 

前屈をするように屈みこみ、体勢を整える。

 

そして背鰭に電力をチャージして…………一斉発射!!

 

ドドドドドドドド!!!

 

背鰭からシン・ゴジラのように大量の熱線をぶっぱなす。

 

しかも1発1発がホーミング性能付きで獲物をどこまでもしつこく追いかける機能もある。

 

やり方は知らん!なんか撃とうとしたらできた!

 

そんな熱線数十発、数百発が殺到するエイリアンファイターを次々と殺虫剤をぶちまけられたハエのように撃ち落としていく。

 

「ギャハハハハハ!! 見ろ!エイリアンが!エイリアンがゴミのようだ!! ギャハハハハハ!!」

 

俺がまだ人間だったら爽快感のあまり、腹を抱えて笑い転げていただろう。

追撃として熱線をありったけ追加する。

 

ドドドドドドドドド!!!!

 

敵母船は大きすぎて近くに見えただけで遠くにいる。熱線をいくらか母船に向けたが、拡散撃ちは威力減衰が激しいらしく、1発も攻撃が届かなかった。

 

ならばと普段通りの収束熱線を撃って様子を見るが、敵はその攻撃にシールドを張って防いだ。

 

バーニングモードはたった今使ったばかりでエネルギーの消耗が激しくてしばらくは使えない。

だがファイターは全滅。

 

特大のプラズマドリルで地球に穴を開けられたらたまったものじゃないので、俺は急いで敵母船を追いかける。

その俺の妨害をするようにスクラムを組んで進むスキュラをまとめて撥ね飛ばして殺す。

邪魔だ殺すぞ(もう殺した)

 

 

マザーシップ……プライマーと同じでややこしいからこれからはインデペンデンスシップと呼ぶことにしよう。

 

インデペンデンスシップは太平洋を中心に捕らえてプラズマドリルを射出。

 

地球のコアに向けて採掘を進めている。

 

「俺の星になにしてくれとんじゃあぁぁぁぁぁ!!!!」

 

GRAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!

 

怒りのあまり全身に稲妻をスパークさせながら、全速力で泳ぐ。

 

絶対に許さんぞ昆虫種族が!!!絶滅させてくれるわ!!!

 

エネルギーは消耗しているが、必死に熱線を撃ちまくる。

力不足の状態で放った熱線はシールドに阻まれて減衰するが、幾らかはインデペンデンスシップに着弾する。

 

直撃した地点の装甲は蒸発し、その周囲は溶け落ちるが、いかんせん、的が大きすぎて致命傷にならないダメージだ。

 

「どけ!俺は怪獣王だぞ!!!」

 

怒りの咆哮を超振動波に変えてシールドを破壊して突破。

 

インデペンデンスデイシップの支柱となっている部分にがっちりと食らいつく。

 

「壊れろおおおおお!!!」

 

そのままベキベキと嫌な音を立てて破壊する。

 

「喰らえええええ!!!!」

 

プラズマドリルの穴は未だに水平線の先にある。

普通に海上に顔を出していたら狙えない位置にあるが、海中に潜れば話は別だ。

 

海の中から角度を取ることで、熱線の射角を確保する。

 

「死ねええええええええええ!!!!」

 

バーニングモードから放たれた赤色熱線がインデペンデンスデイシップに風穴を開ける。

そのまま縦に横に熱線を動かせばレーザーカッターのように船を切り刻む。

 

インデペンデンスデイシップ、沈黙。

しかし、船には運良く生き残った大量のエイリアン歩兵と大量のファイターが残っているようだ。

 

健在のファイターが空を埋め尽くすような数でハチャメチャに押し寄せてくる。

 

まだ歯向かうか、愚か者どもが!!

 

怒りと殺意を解放しようとすると、空の向こうからなにかが飛んでくるのが見えた。

それも1発ではなく、無数に飛んでいる。

エイリアンファイターに比べれば数は少ないが、それでも100個以上はあると思う。

 

俺はその物体に無性に興味を惹かれて凝視すると、その物体の正体に気づいた。

 

「核……?」

 

 

その瞬間、世界は核の炎に包まれた。

 

 

 





ゴジラ・アース
主人公にして怪獣王。
文明の破壊者にして星の守護者。
星そのものを破壊しようとするインデペンデンスデイ・エイリアンに星に選ばれた守護者の本能でマジギレしてる。
人類が余計なことして激おこぷんぷん丸インフィニティーバーニングモード突入5秒前。


世界中のミサイル基地と軍事衛星から着弾のタイミングが同時になるように計算して発射された。
合計300発超の狂気の集中ミサイル爆撃が実行された。


ストーム1
ゴジラに会いたい。
割りと博愛主義的な懐の持ち主で、この世にあまねく全ての命と人間を平等に愛してる。
恋愛観は完全に初心でキスどころか手を繋いだだけで顔真っ赤になる。


EDF兵士一同
ストーム1の彼氏を見つけだしてぶち○すことを画策する。なお無理ゲーな模様。

タマゴちゃん
プレイヤーからヘイトが集まるオペ子。通称タマゴ。ストーム1を「あのお方」と呼ぶほど信奉している。
何気にゴジラから神性を見いだした最初の人類であり、ゴジラを神だと思っている節がある。

ストーム1が「ゴジラは人類の味方」って言い出せば間違いなく支持するし、詳しく調査してこれまでのゴジラによる被害や行動の資料付きで本部の面子を説得するレベルの信者と化している。つまり、ストーム1が彼女に本心をぶちまけられるかがゴジラ共存の鍵になっている。
戦後に落ち着いたらストーム1×ゴジラの同人誌とか作ってそう。

インデペンデンスデイ・エイリアン
名作映画インデペンデンスデイの侵略者にして今作のゴジラ・アース被害者の会3号。
星から星へ惑星規模の略奪を繰り返しており、昆虫のように女王に他の全個体が奉仕する社会を形成している、まさしく宇宙イナゴと呼ぶべき種族。

もったいぶって散々引っ張った割りにはあっさり滅んだ。


総司令部
やらかした。
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