ゴジラ・アースに転生したので色んな侵略者から地球を守ろうと思います 作:アメコミ限界オタク
アーマードコア6発表おめでとう。
「ゴジラは人類の敵ではない」
この情報が全世界に報道されてから数日の間、人々はEDFに疑いと非難を向けた。
そこで、オペ子の愛称で呼ばれる例のオペレーター。意外なことに、このEDFの信用が地に墜ちるなか、このタマゴちゃんと呼ばれる彼女が真っ先に信用回復のために動きだした。
ストーム1を「あのお方」と呼び、崇拝する彼女はストーム1からの報告を受けた際、ゴジラのこれまでの行動とその被害報告を具体的かつ詳細にまとめた報告書を提出。
そして本部と掛け合い、ストーム1がゴジラと触れあう様子はスケルトンのヘルメットカメラ、そしてこれまでのゴジラの戦闘記録の映像を全世界に発表することでゴジラが味方であることは確かな事実、確かな現実として人々に認識されることになった。
世間はプライマーに、そして
その頃のストーム1。
「やっと謹慎期間終わった~」
与えられた寮の部屋。
クーデター騒ぎを起こした罰として、私は謹慎刑となったのだ。
部屋から1ヶ月間の間、一切の外出を許されなかった私は、今日、ようやくその刑期を終えて晴れて兵士に復帰。
外出も自由に出来るようになった。
「プロフェッサー、聞こえる? ゴジラについてはどうなったの?」
軍の無線でプロフェッサーに連絡を取る。
いつものタイムラインなら、そろそろリングが降ってくる頃だ。
ゴジラや他のエイリアンの出現で歴史は大幅に変わっているが、今回はどうなるのやら。
『例の友好怪生物か。やつならあれ以来、あの無人島に引きこもっているか、EDF側の要請に応じてプライマーとの戦闘に参加している』
「ゴジラの……彼の戦果は?」
『凄まじい。
月並みではあるが、その一言でしか表せないほどの、多大な戦果と貢献を果たしている。 一部の者からは「地球の守護者」という意味と敬意をこめて、ゴジラ・アースとすら呼ばれている』
因みに、最初にその名前を考えたのは例のタマゴちゃんだったりするのは、プロフェッサーもストーム1も全く知らぬところだ。
『ゴジラの協力のお陰で我々EDFの力は従来の歴史よりも大きく強化され、プライマーの歴史改変船団も、その一部を撃破することに成功しつつある。 君の謹慎中、作戦本部にプライマーの進軍ルートを伝えて、やつらの歴史改変作戦も阻止した。
これは賭けだった。
ゴジラという特大の特異点やスラターン、プライマーとは全く別のエイリアンが我々の知る歴史とは全く違う歴史を造り出していたからだ。
だから私は、歴史改変が行われると予測できる座標と時間を本部に伝えたんだ。
賭けに勝ったぞ。
やつらの歴史改変船団は派遣されたゴジラとEDFの手で壊滅した。
タイムマシンの事故は2度と起こさせない。
勝利はすぐ目の前だ』
あ、あれ?私がいない間にすごく話が進んでない?
本当ならゴジラの活躍を聞いて「ふふんっ。そうでしょそうでしょっっ!」とドヤ顔で胸を張りたいところだけど、結構大変な時期に私居なくなってた感じ?
ま、いっか。
だってそれは私やプロフェッサーが頑張らなくても大勢の人が救われるくらい、EDFの戦力が充実していて、プライマーの力が落ちてきてる証拠でもあるんだから。
今や私専用とはいえ、VOBやメカゴジラのような強力な兵器もある。
フーリガン砲にアーマメントバルガも量産に入り、カッパー砲に至ってはタイタン戦車の武装として廉価版まで量産されてるのだ。
ここまでの戦力とゴジラの力があれば、今回のでプライマーとの戦いを終わらせることは、決して夢物語じゃない。
一時は永遠に続くと思って病んでいたけど、もうすぐこの戦いを終わらせられる。
リング到来の日は近い。
メカゴジラに乗って来たあの白いフェンサーの娘、いま何してるんだろう。
この戦場に蔓延る最後のプライマー……黒いキュクロプスを踏み潰して俺はボケーっとそんなことを考える。
「終わったぞーー!!」
GYAAAAAAAAAAAAA!!!!
この海辺の戦場で、俺と一緒に戦った部隊は複数のアーマメントバルガと遠くから援護砲撃を行っていた遠距離戦仕様のコンバットフレームとエアレイダーの部隊だけだ。
ゲームで出てくるエアレイダーはプレイヤーだけだから、たくさんのエアレイダーが遠くの方でわちゃわちゃしてるのを見るのは結構新鮮な気分だ。
『お、おい、
『ストーム1が……あの人が味方だって言ってるんだから大丈夫だろ……多分な……』
『多分じゃ駄目だろ!! 』
エアレイダーの皆の話し声が聞こえる……。
俺のこと怖がってるよぉ……。
仕方無いか。このデカイ図体じゃ山が自分の意思で動いてるのと変わらないからな。
バルガすら踏み潰せるほどデカイんだ。生身の人間となれば数キロ離れた地点からでも怖くてしょうがない。
「それじゃ俺は帰るぜー」
サイレンとスキュラの残骸を踏み均し、超振動波で片付けると、作戦を終えた俺は海へと帰還する。
『帰るのか? また一緒に戦えたら光栄だ』
アーマメント部隊の隊長から嬉しいお声がかかり、それに対して小さくうなり声を返す。
「俺もそう思う」
という意思を込めてな。
ちゃんと伝わってるといいが。
『じゃあな、次の作戦まで元気に暮らせよ』
そういえば、また宇宙からなにか近付いて来てるの感じるな。
EDFにも伝えたいが、どうすればいいんだろう。言葉が通じないし、文字やジェスチャーも無理だ。
さて、どうしたものか。
ゴジラ・アース
主人公。ストーム1の尽力でEDFとの協力体制を作ることに成功した。
地球の守護者という意味と敬意を籠めてアースの名を冠するに至る。
EDF部隊と共同戦線を張るので熱線の使用は相変わらず控え気味。
ストーム1に一目惚れしてる。
ニューエイリアン襲来?を感知するが、それを伝える複雑なコミュニケーションの手段がないのでまごまごしている。
ストーム1
人類最強の美少女兵士。
前回のゴジラの独白により見た目は白髪碧眼であることが観測された。
謹慎処分1月という反逆罪の罰としてはとち狂ったレベルの軽い処分で済んだ。
ただし、この1ヵ月の間にプロフェッサーとゴジラと他EDF部隊により歴史改変船団をあらかた倒されたため、手柄が大幅に削られる。
本人は人類が救われればそれでいいため、全然気にしてない。
終わりの見えない戦いに病んでいたが、ゴジラの存在にプライマー戦争を終わらせる活路を見出だす。
オペ子
タマゴちゃん。ストーム1崇拝者1号にしてゴジラ教徒1号。
ストーム1の言葉を聞いて即座にゴジラのこれまでの行動と被害を調査し、戦闘力に反して危険性や敵対性が低いことを論理的に説明できるほどの有能ぶりを発揮する。
ゴジラとストーム1のふれあいを神話として記録することを試みる。
アーマメント部隊
ゴジラと一緒に海岸線にサイレンとスキュラを連れて上陸したプライマー部隊を迎撃する。
カッパー砲はロマン。
エアレイダー部隊
比較的若い兵士の集団。ストーム1とは歳が近いか、タメ年。
ループ未経験の新兵なので練度や精神力は低く、味方だと分かっていてもゴジラにビビりまくる。
ゴジラに誤爆した時は死を覚悟して少しだけおしょんしょん漏らしたのは墓まで持っていく秘密。
総司令部
人類とゴジラの和解のための犠牲になった英霊たち。
生きてはいるが、だいたいが権力を剥奪されて自宅軟禁となっている。
プライマー
ゴジラのせいで被害が無尽蔵に拡大して戦力を削られまくる。11隻あるマザーシップのうち、3隻をゴジラに1隻をストーム1に撃墜される。
残った7隻は月の裏に隠れた11号以外は囮として地上に残ってゴジラから逃げ回るはめになる。
そろそろ引導渡した方がプライマーにとっても慈悲になるレベルでボコボコにされている。
ニューエイリアン
新たなるゴジラ・アース被害者の会メンバー。