ゴジラ・アースに転生したので色んな侵略者から地球を守ろうと思います   作:アメコミ限界オタク

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第三話

 

「KAIJU多いな!! ついでにスキュラも!!」

 

ブリーチから這い上がる怪獣たちを軒並み荷電粒子ビームでぶち殺してやる。

深海だから放射能汚染の心配もあるまい。

遠慮無しにぶっぱした光線は巻き込んだ海水を蒸発させて瞬間的海水空白地帯を作り、ドパン!と良い音を立てて水がぶつかる。

 

この音が気に入った俺は調子に乗ってさらに熱線を撃ちまくる。

 

 

熱線を撃つのに夢中になっていた俺は、ブリーチから送られてきたKAIJUのラスボス、スラターンが逃げるのに気づかず、気がついたら……スラターンに逃げられてしまった!!

 

 

急いで追いかけようとするが、足下には仕留めた怪獣の死体が転がって引っ掛かり、行動の邪魔をされた。

 

おのれKAIJU、死してなお俺の邪魔をするか。

 

モタモタしているうちに、スラターンにはゴジラセンサーでも感知できないほど遠くに行かれてしまった。

 

足下に転がる死体を八つ当たりで真っ二つに引き裂く。

 

そして戦いの血の匂いに惹かれたか、スキュラが大量に集まってくる。

 

深海でスキュラの眼だけが爛々と輝いてるのは正直きれいな光景だと思うが、同時にとても不気味でかなり恐怖を感じた。

 

ここでスキュラを倒しておけばEDFのノアの方舟こと、潜水母艦も三隻とも救われるだろう。

 

グラウコス戦のチラン爆雷を演出だと思ってフェンサーでグラウコスの頭の上を飛び回って煽ってたら普通にFFされてぶっ殺されたことはゆるさん(逆恨み)

 

 

「その分の恨みも喰らえぇぇぇぇぇ!!!」

 

 

荷電粒子砲が火を吹きまくる。

ついでに顔を蹴られて怒った地球レベルで海底火山も熱線のエネルギーに刺激されて爆発した。

 

「ちょうどこれやってみたかったんだ!!!」

 

 

顔に執拗に噛みついてくるクソ鬱陶しいスキュラを鷲掴みにして火山の爆炎に翳す。

当然俺の手も溶岩に焼かれるがそこは流石ゴジラアースボディー。ビクともしないぜ。

激突する平原の砲撃支援とEMC10台の火力でもこの体を傷つけることは叶うまい、わっはっは。

 

 

上手にこんがりを通り越して炭の塊レベルでスキュラを焼いてやると、他のスキュラは俺に勝てないと悟ったらしい。我先にと逃げ始めてた。

 

そこで侵略生物を大人しく逃がしてやるほど、元EDF隊員の俺は甘くないのだ。

 

スラターンを逃がした分の鬱憤をぶつけるように逃げるスキュラの群れを尻尾からの衝撃波、プラズマカッターで凪ぎ払ってやった。

 

 

最後の仕上げ、とばかりにKAIJUの死骸を手にし、俺はブリーチの中へと飛び込む。

 

 

地球とプリカーサーの世界を繋ぐ不思議空間を抜けると、KAIJUたちよりも大きな巨人たちの暮らす有機文明世界が俺を迎えてくれた。

 

「ドーモ=はじめましてプリカーサー諸君、そしてサヨナラ!!」

 

プリカーサー文明をプラズマカッターで引き裂き、荷電粒子ビームで焼き払い、残ったものは超振動波で破砕する。

もともと滅びかけていて、それほど広大な土地も無かった文明は一晩あれば陥落させることができた。完膚なきまでに。

生き残りのプリカーサーがいても文明の再建は不可能だろう。仮にいたとしても、有機文明などゴジラアースの侵入を許した時点で放射能汚染で全滅確定だ。

 

KAIJUの死骸を持って俺はブリーチへと飛び込み、地球へ帰った。

 

マリアナ海溝の戦いは一応これで終わりだな。

 

一区切りついた俺は、逃げたスラターンを追いかけて地上を目指した。

 

 

 

KAIJUの気配を追いかけて上陸した周辺、そこは嵐が通った様に建物は破壊され、道路は砕かれ、火の手もあちこちで上がっている。

戦車やEMCの残骸もあるのでEDFも必死に抵抗したんだろう。無駄だったようだが。

 

スラターンを倒せる兵器があるとすればバルガかイェーガーか、あるいはエアレイダーの空爆要請で使える衛星兵器やテンペストミサイルくらいか。

 

破壊された街にはさいわいなことに人はいないようなので俺は街の残骸を踏み潰し、突き進む。でも取り残された人もいるのでそこは慎重に避けて進む。

 

 

「スラタアァァァァァン!!!逃げてんじゃねええええええ!!!」

 

怒れる怪獣王の叫びが大地に轟いた。

恐らくプロフェッサーとストーム1は今頃ゴジラへの対処法を考えるのに頭痛が止まらなくなっているだろう。当たり前だ。一応EDF6世界の言い方を借りるなら今の俺は怪生物だし。

 

ただ、他の怪生物を攻撃して人類の味方であることを証明しよう。オレ、ニンゲン、スキ、的な感じで。

 

ついでに文字とか書ければ良かったんだが、唯一文字が書けそうな尻尾も身体の正面に持ってくると関節の稼働範囲の問題で物理的になんもできなくなる。つか文字が分からない。

読むのは良いのに書こうとすると都合よく書けなくなる。まるでゴジラアースボディーが文明の象徴である文字を拒んでいるかのようだ。

 

 

まあそんなことはスラターンを倒してからにしよう。

 

あの野郎絶対に許さん(ブチギレ)

 

 

そしてEDFとはまだ遭遇出来ず。

 

 

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