まほプリ結晶狩人:長番外編 閃乱忍忍忍者大戦ネプテューヌ-少女達と結晶の狩人の響艶- 作:ドッカン
オレ達は今、ヘドセト峡を通って波戸ノ国へ帰ってる。その途中だった
一馬「はぁ........」(疲れた顔)
オレは少しよろめきながら歩いていた
雪泉「一馬さんどうかしました?」
一馬「ヴェイッ!?」
雪泉「ひゃっ!?」
雪泉さんがいきなり声をかけてきた
一馬「な、何?雪泉さん?」
雪泉「ちょっとお顔の調子がよろしくなかったようなので......」
一馬「だ、大丈夫ですよ、全然問題ありませんって」
ここは誤魔化そう.....
ユウキ「そうかな?君さっきこーんな顔をしてたよ?」(疲れた顔のモノマネ)
一馬「マジですか........ははっ、確かに疲れてますよ.....あ、そうだ、露店でこれを貰ったんだっけ」
オレは袋から飢渇丸を出して食べた
一馬「ふぅ......少しは疲れが取れたはず」
[ぐるるる〜]
全員「...........」
オレの腹の虫が鳴り響いた
ホワイトハート「疲れが取れた様だが、お腹は空いてるのか......」
一馬「.......うん」
ブラックハート「そういえば、もう夕暮れ時ね、波戸ノ国に着く頃には夜になってると思うわ。帰って報告したら、ご飯にしましょう。それまで我慢できるかしら?」
一馬「出来るぜ!」
パープルハート「それじゃあ、早く波戸ノ国へ戻りましょう!」
オレ達は先へ進んだ......が
一馬「そういやオレ、この世界に来てから口にした物って、丸薬だけだわ」
オレはふとこんな事を口に出してしまった
ユウキ「この.......世界?」
ユウキ、雪泉、雅緋意外「あ」
一馬「あ、やべ」
うっかりとこの世界って言ってしまったぁ!
ユウキ「どう言う事!異大陸から来た旅人じゃないの!?」
雪泉「この世界に来てからってどういうことですか!?」
雅緋「まるで別の世界から来た様な言い方だな」
一馬「あー、えーっと、それはその.........正直に話します。信じられないようですけど、オレはこの世界とは違う世界から来ました」
ユウキ、雪泉、雅緋「...........」
一馬「信じなくても良いですよ。オレを笑ったって良いですし........妄言を吐く嘘つき野郎って言っても良いですよ」
パープルハート「自分で言うのね.......」
飛鳥「自分でそこまで言っちゃうんだ.......」
雪泉「そ、そこまでは言いませんよ。あの......」
ユウキ「どうしてあの時嘘をついたの?」
一馬「言ったってどうせ信じてくれないでしょ?」
ユウキ「いや、うん、確かに........でも、今なら信じれる。妖怪と戦った時のあの姿......どう見てもここじゃ見かけないからね」
雪泉「それでしたら私達が初めて会った時のあの黒い鎧もこの辺りでは見かけませんからね」
雅緋「あぁ、あの見た目から察するに遠いところから来たというのは推測できたが、まさか別の世界からだったとは........」
一馬「ほんと......嘘ついてごめんなさい!」
ユウキ「良いよ、許してあげる」
一馬「良かったぁ〜」
ブラックハート「話は終わったかしら?行くわよ。日が暮れちゃうわ」
オレ達は再び波戸ノ国へ向けて進んだ。そして波戸ノ国へ着いて、イストワールさんに武威ノ国で、起きたことを話した
イストワール「武威ノ国は間に合いませんでしたか......」
雪泉「シェアクリスタルにエネルギーもありませんでした。奪われたものと見て間違いありません」
ネプテューヌ「ごめんね、いーすん。なんだかんだ間に合うと思ってて油断してて.......」
ユウキ「それは違うよ、私達の国の力不足ってだけ。元武威ノ国の忍者妖壺太夫がスチーム・レギオンに協力したのも原因」
イストワール「わかりました。女神四忍の皆さんご苦労様でした。刃仁破四忍のみなさん、一馬さんもありがとうございました」
ネプテューヌ「あれ?怒らないの?」
ネプテューヌはイストワールさんを何だと思ってるんだよ
イストワール「ネプテューヌさんは私を何だと思っているのですか。敵の動きをもっと早く察知さえできていれば、あるいは......」
一馬「間に合ったかもしれない.....と」
イストワール「はい。ユウキさん、申し訳ありませんでした。同盟国でありながら、お力添えをすることが出来ず。波戸ノ国の大名として、お詫びいたします」
ユウキ「そういうのは大名様にお願い。私は助けてもらった側で、姫つきとはいえ、ただの忍者だから」
ブラン「反省はこれくらいにして今後のことを........と言いたいところだけど、それは明日にしましょう。今は夜、それにお腹も空いたしね」(一馬の方を見る)
一馬「あははは......」
イストワール「それもそうですね。お食事にしましょうか」
一馬「やっと飯が食えるー!」
ネプテューヌ「一馬は結構我慢してたもんねー」
ベール「我慢した分たくさん食べてくださいね」
一馬「はい!」
そして、オレ達は晩飯を食べた
一馬「うーん、美味い!おかわり!」
ノワール「おかわりするほど美味しいのは分かるわよけどね........どれだけ食べる気よ!もう5杯目じゃない!」
一馬「だってすげぇ腹減ってたもん」
ノワール「だからってね.......」
腹減ってるから遠慮はしない
焔「一馬!どっちが多く食えるか勝負だ!」
一馬「お、負けませんよ!」
ノワール「はぁ.......」
イストワール「あははは.......あ、そうだ一馬さん.........」
食べていると、イストワールさんがオレの耳元で
イストワール「後でお話があります」
一馬「ん?」
そう言った。オレに話?何なんだ?そして、食事が終わった後、オレとイストワールさんは二人っきりになった(アナス........クリスタルもいるけど)
一馬「さて、オレに話って何ですか?」
イストワール「はい、実はみなさんが武威ノ国へ救援に行っている時、ちょうど調べ物を終えた直後でした。私の頭に声が聞こえたのです」
一馬「声?」
イストワール「はい、声は私と非常に似ていました。しかも信じられない事に、その声の主は........[私は別の世界のイストワール]と言ったのです.........」
一馬「っ!」
まさか.........よく分からないが、オレの知っているイストワールさんがこのイストワールさんに連絡出来たことは分かる!
イストワール「多分、貴方が知っている私だと思いますが.......」
一馬「はい!.......多分」
イストワール「やっぱり.......あちらの私が貴方のことを言っていました。そして貴方をあちらの世界へ戻したいとも言ってました.........」
戻れる......か......だがお断りだな
一馬「.........イストワールさん、向こうのイストワールさんに伝えることが出来たら、こう伝えてくれ........オレは戻りません、オレはこの世界でやるべきことがあるからって」
イストワール「一馬さん..........分かりました。あちらの私に伝える方法は教わりましたので、伝えてみます」
一馬「ありがとうございます」
イストワール「........あの時、言いそびれましたが本当にすみません、貴方を巻き込んでしまって.........」
一馬「いえ、気にしてませんよ。オレ、結構なお人好しなので」
それにオレは、向こうでもかなりの修羅場をくぐり抜けて来たからな.......
一馬「じゃあオレはこの辺で.........お休み、イストワールさん」
イストワール「はい、お休みなさい」
オレは城を後にし、拠点へと向かった.....