まほプリ結晶狩人:長番外編 閃乱忍忍忍者大戦ネプテューヌ-少女達と結晶の狩人の響艶-   作:ドッカン

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二十七ノ巻

城の中には誰もいなかった..........嫌な予感がしつつもオレ達はいつもイストワールさんがいる大広間へ向かった

 

ブラックハート「ここにも誰もいないわね、イストワール........」

 

ゴウ「.........また遅かったか.........戒めよう」

 

雅緋「おいっ、シェアクリスタルを確認するぞ。それではっきりするだろう」

 

オレ達は天守閣へ移動した。ここの天守閣へ入るのは初めてだ......

 

ホワイトハート「ちっ、ダメか。クリスタルの光が........シェアエネルギーが........ない........」

 

クリスタル、シェアエネルギーは感じれるか?

 

クリスタル『いや、微かなエネルギーも感じない。根こそぎ搾り取られたようだ』

 

一馬「くそっ.......」

 

守れなかったか......でも、人々を守れたほうがオレにとっては嬉しい......かな。すると

 

アイエフ「あら、遅かったじゃない。やっと帰ってきたのね、敵は退いたかしら?」

 

コンパ「もうあいちゃん。ねぷねぷ達だって急いで来たですよ」

 

パープルハート「あいちゃん!?こんぱ!?」

 

奥からアイエフさんとコンパさん。そして.....

 

イストワール「おかえりなさい。みなさん」

 

イストワールさんが来た。生きてて良かった......

 

一馬「イストワールさん!一体何が.....」

 

イストワール「ここで起きた事を話しましょう........」

 

そしてイストワールさんはここで起きた事を語ってくれた。そして、判明したのは奴等、スチーム・レギオンの目的だった。奴等は奪った大量のシェアエネルギーを使い.......封印されてる伝説の悪鬼を蘇らせるという事だった

 

イストワール「その後、助けに来たアイエフさんとコンパさんのおかげで、私はなんとか助かりましたが........。すみません、シェアエネルギーは守れませんでした」

 

アイエフ「先に町が攻められて、そっちで足止めを食ってるうちにこの様よ。ネプ子達に任せっきりで、波戸ノ国も人材不足よね」

 

いや、そんな事はなかったな。現にオレ磨愛辺国の忍者の人と一緒に戦ったし。他の忍者も戦ってたはずだ

 

パープルハート「年中求人を出しているのだけど........うちの待遇じゃかなり強い忍者は来てくれないわ。逆お祈りされてばかりよ」

 

一馬「大変なんだな.......」

 

アイエフ「ま、無いものねだりをしてもしょうがないわよね、けど、緊急時に何も力になれず、最近修行も疎かになっていたから、なおさら面目ないわ」

 

雅緋「私たちもまんまとしてやられた。お前たちも気にするな」

 

グリーンハート「そうですわ。イストワールが無事で良かったではありませんか。相手の狙いも詳しく分かりましたし」

 

一馬「奴等の目的は悪鬼復活か........」

 

何としてでも阻止しないとな

 

ホワイトハート「どこに封じられたんだ。まさか、近くのでかい湖の中か?」

 

イストワール「いえ、アイエフさんとコンパさんによると、悪鬼が封じられてるとしたら、西方の府示山にある、クモツ比良坂の奥と思われます」

 

なるほど.......

 

ユウキ「ねぇ、この二人って何者?」

 

あ、そっか。ユウキさんは初めて二人と会った時、軽ーく自己紹介したんだっけか

 

アイエフ「私はクモツ神社の巫女。魂波流の忍者でもあるわ。クモツ比良坂はそもそも悪鬼との戦いのせいで出来たんじゃ無いかって話があるのよね」

 

コンパ「わたしはこれでも魂波流の顔役で、里に伝わる話を調べてきたです。人の少ない場所、西の方で倒したって」

 

ユウキ「ふーん、二人って魂波源流斎の関係者か。私なんかよりよっぽど、姫に相応しそう......」

 

ゴウ「.......その悪鬼は忍者なのか?俺の記憶の手掛かりが.......」

 

一馬「あるわけないでしょうが!」

 

ブラックハート「はぁ....流石に古すぎよ....ま、次の目的地は分かったわ。敵は府示山に現れるのよね?」

 

アイエフ「府示山の麓に[クモツ大社]があって、山頂のクモツ比良坂への入り口を管理しているわ。部外者は立ち入り禁止よ」

 

雅緋「だが、そこを狙ってくるのだろう?そんな事を言ってる場合では無いと思うが」

 

イストワール「わたしが話を通し、クモツ比良坂へ入れるように手配しておきます。みなさんは休んでいてください」

 

コンパ「わたしも手伝うです。準備が出来たらみんなに伝えに行くので、好きにしてて良いですよ」

 

ホワイトハート「疲れているところ悪いが、なるべく早く頼むぜ。相手の動きが想定しているより早い」

 

焔「だな、いい加減追いかけっこには飽きた。すぐに行った方がいいんじゃないか?」

 

雪泉「私たちは準備をします。早く行けば良いというものでもありません」

 

グリーンハート「それではみなさんお風呂はどうでしょう。移動が続いて疲れてますし、休むことも立派な準備ですわよ」

 

飛鳥「前に入った広いお風呂?色々あったけど楽しかったなー。雪泉ちゃん良いよね」

 

雪泉「.......仕方ありませんね。疲れが溜まってるのも確かですし。でも.......」

 

雪泉さんがオレの方をチラッと見る

 

一馬「あ、オレ、覗く気は無いんで。さっと入ってさっと出ますんで」

 

オレは笑顔でそう言った

 

雪泉「そ、そうなのですか........」

 

ゴウ「........風呂か。みんな、長湯には気をつけろ」

 

パープルハート「長湯くらい平気でしょ。少しの間だけど、ゆっくりさせてもらうわね。それじゃ、案内するわ」

 

そして、オレは風呂に入って、洗って、入ってリラックスし、そそくさと出た

 

一馬「さてオレは............町の復興でも手伝いに行くか」

 

オレは風呂場を.....城を後にして町へ向かった

 

一馬「この辺りは......目立った被害は無いな」

 

クリスタル(オートバジン)『あぁ、他の場所に行こうか』

 

一馬「あぁ」

 

で、いろんなところを回ってみたものの、どこもかしこも人だかりが出来すぎて、あぁ、オレがいなくてもこりゃすぐに復興するな、と悟り、一足先に基地へ戻り.........すこーし寝た

 

イストワール「みなさん、ゆっくり休めましたか?」

 

少し寝たおかげで疲れは取れたかな

 

ネプテューヌ「うん!お風呂をみんなで楽しんだから元気いっぱいだよ!それでさ、いーすんに聞きたいことがあったんだけど、あある姫の居場所って分かった?」

 

ユウキ「あれから随分経ってるから、姫もそろそろ限界のはず.......何でも良いから教えて!」

 

イストワール「.......すみません。状況からいくつか目星は付けていますが、正確な位置まではまだ不明です。人がいる以上、必ず食料等の動きが出ます。張っていればいずれ尻尾を出すはずです。もう少しお待ちください」

 

ユウキ「........」

 

ノワール「えっと次の目的地は、予定通り府示山ってことになるのかしら。その前にみんなで目星を総当たりするって手もあるけど」

 

ブラン「姫の方は調査結果を待つべきね。総当たりだとかえって時間がかかるわ。確実な方からよ」

 

ユウキ「ごめん。私は行けない。みんなと一緒にいたのは、姫がいる可能性があったから。私の任務は姫の救出。ここからは一人でやる」

 

一馬「ユウキさん......」

 

そうだよな.....ユウキさんの目的はあくまでああるの救出.....

 

ユウキ「君たちは府示山へ行って。私は世界の平和より姫をとふ。だから、ここでお別れ」

 

ベール「謝ることはありませんわ。主に仕えるのが忍の務め。わたくしもそちらに行きたいぐらいですわ」

 

絶対あある狙いだ

 

飛鳥「むしろこっちこそ手伝えなくてごめん!私達の忍務はスチーム・レギオンの打倒で.....でも別の任務になっても仲間だからね!」

 

ゴウ「......俺は姫が誰か分からん。だが、こっちは任せろ」

 

ユウキ「ゴウは姫のこと元々知らないでしょ。でも姫はね......会ったら忘れられない可愛さだから、楽しみにしてて」

 

?『........ユウキ.......ユウキ........聞こえますか?』

 

ん?この声どこから。いやそれ以前に.......似てる。オレがここへ来るきっかけになったあの声に......

 

ユウキ「そうそう声もこんなに可愛く........姫!無事で........、私信じてた。良かった.....」

 

ん?姫?て事は!ああるの声!?すると、オレ達の目の前に映像が現れた。映像には、ああると洞窟が見えた

 

焔「なんだこれ、あある姫なのか?てことは、これが仮想幻影か」

 

あある姫『ユウキも無事そうで。力が通じて良かった、これで』

 

ユウキ「そこはどこ?すぐ迎えに行く!」

 

あある姫『分かりません.......どこかの洞窟です。時間がありません。今から広範囲の仮想幻影を使い、洞窟の外を送ってみます』

 

ユウキ「待つんだ。そんなことして平気なの?顔色も悪いのに」

 

あある姫『少しなら......。だからお願い。わたしを見つけてください。わたしもユウキを信じてます』

 

すると大陸、そしてどこかの渓谷が映し出されて、映像が終わった。それにしてもあの声。似てるまさか。オレをここへ呼び出したのはああるになるのか?だったら何で......

 

飛鳥「あっ、消えちゃった。姫の声も聞こえないし限界だったのかな。みんな今の場所分かる?」

 

ユウキ「ダメだ、分からない。どこかの渓谷、武威ノ国じゃない」

 

ブラン「波戸ノ国でもないわ」

 

雪泉「磨愛辺国でもありませんね。私達の国以外だと、絞りきれないかもしれません。そこまで考えて場所を選んだのなら大したものです」

 

イストワール「あれは、『ツーホゥ峡谷』ですね。目星を付けていた一つなので間違いないでしょう。ここから西にある峡谷です」

 

ユウキ「分かった。私、行ってくるね!」

 

ベール「ユウキさん、わたくし達も行きます。場所が分かっているのなら、姫の救出に行っても問題ありませんわ」

 

この事を話すべきか......でもユウキさん、怒りそうだしなぁ........

 

雪泉「方角は同じようですし、他の流派とはいえ妖怪に与した忍など、見過ごせません」

 

焔「ああ、単なるついでだ。大体な、ユウキは前回逃げられてるんだ。私達を頼れ」

 

ユウキ「でも.......ダメ、やっぱ頼れない。これは私の問題だから、君達は世界を。心配しなくても、姫は私の命に代えても助ける」

 

ノワール 「ああもう、ユウキの問題は私達の問題なの!ここで一人で行かせたら気になって世界も救えない、だから行くの。これで良いでしょ」

 

ベール「素直ではありませんわね。わたくしもずっときになってますから、間違ってはいませんけれど」

 

雅緋「イストワール様、それでいいか?あある姫を救出後に府示山に向かう」

 

イストワール「そうですね、みなさんで行ってください。目星がついていたのに見つからなかった場所です。洞窟と言っていましたし、人手が必要でしょう」

 

ユウキ「........ありがとう。お願い、姫のために力を貸して」

 

ネプテューヌ「もちのろんだよ!いやー話がまとまって良かった良かったー。あれ、そういえばさっきから一馬、だんまりしてるねー?」

 

一馬「へ?あぁ、ごめん。ちょっと考え事をしていてな」

 

ユウキ「考え事?」

 

ネプテューヌ「.......はっ!もしかしてあある姫救出ミッションに行かないとか!?そんなのダメだよ!ここで逃げたら男の子として恥ずかしいよ!」

 

よし、言うぞ!

 

一馬「違う!行くよ!行くが.......その......あの、聞いてほしいんだ。みんな、特にユウキさんには......」

 

ユウキ「?」

 

一馬「あの、オレ、ここへ来たのは、助けてって言う女の子の声を聞いて、押し入れを通ってここへ来たのは知ってるよな......」

 

ユウキ「あー言ってたね」

 

ちなみに雅緋さん、雪泉さん、ユウキさん、アイエフさん、コンパさんにはオレがどうやってここへ来たのかをちゃんと話してるぜ。ゴウさんにはまだだけどな.......

 

ゴウ「俺は初耳だぞ」

 

一馬「ゴウさん、詳しいことは後で話すから。で、その女の子の声なんだけど......」

 

オレは息を整える。そして

 

一馬「あある姫の声に.....凄く似ていた......」

 

オレは言った........

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