すごろく場から戻ったら、ゲームクリアされてた 作:フライングトースター
「おお、よくぞ来た!伝説に謳われし勇者ロトの血を引きし者
・・・エニクスと申したな。ルビスより遣わされたという戦士がお主か。
頼みがあるのじゃ、どうか聞いて欲しい。
かつて魔の者を封じるため勇者ロトが神より授かったという〝ひかりのたま″。
ここラダトームにあったソレが、このアレフガルドの地に再び現れた厄災―――
その名も〝竜王″。彼奴によって奪われてしまったのじゃ。
このままでは世界は闇に飲み込まれ、滅びてしまうであろう・・・
頼むエニクスよ!竜王を倒し、〝ひかりのたま″を取り戻してほしい。
我がラダトームは甚大な被害を受け、兵士のほとんどが動けぬ状態じゃ。
わしには最早、ロトの血を引くという戦士に頭を下げ、送り出すことしか出来ぬ。
しかし、その代わりにお主にこれらの品々を授ける。
ここに宝箱を3つ用意した。大中小の3つじゃ。どれか一つとは言わん。
全て開けて持って行ってくれい!」
エニクスは宝箱(小)を開けた。
中には松明が入っていた!どうやら何回も使える優れモノだ!
エニクスは宝箱(中)を開けた。
中には鋼の剣が入っていた!中々の業物らしい・・・!
エニクスは宝箱(大)を開けた。
中にはなんと、ロトの鎧が入っていた!伝説に謳われし装備の一つだ。
「お気に召したかの?そしてこれは旅の軍資金と薬箱じゃ、持っていくといい」
エニクスは3000ゴールドを受け取った!
エニクスは〝やくそう″×5、〝どくけしそう″×3を手に入れた!
〝ロトのしるし″から声が聞こえる・・・
エニクスは声に耳を傾けてみた!
『ラダトームの王より、幾つかの品々を授かったようですね。私が想定していたよりかなり良い待遇です。次は城や町の人々の声に耳を傾け、情報を集めるのです。十分に旅の支度が整ったら出発をするとよいでしょう。』
『エニクスよ、私はリムルダールの町よりも南、ここからは南東にある〝せいれいのほこら″であなたを待ちましょう。〝たいようのいし″〝あまぐものつえ″を携え、私の元においでなさい。さすれば、あなたに魔の島へと渡る術を授けましょう。』
『全ては精霊の導きのままに―――』
「おお、お主か。先日は大儀であった。
伝説に謳われしロトの鎧―――一体どこで見つけてきたのか。しかし、確かにアレは本物であった!
改めて褒美を取らそう―――む?
―――なんと、お主もまたロトの子孫だと申すか!?
し、しかし先ほど訪れた者が持っていた品は確かに〝ロトのしるし″。
それを超える証明など、お主に出来るのか?
・・・
・・・・・・
その、名は・・・!
あい分かった。
良かろう。それで、何が望みだ?
な、何!ローラを・・・!?
い、いや、しかしそれは・・・
だが、そうだな。そなたが本当に姫を救い、竜王をも倒してくるというのならば。
その時は―――
そうだ、そなたの名を聞いてなかったな。
聞かせてもらおう。そなたの名を―――
我が名は―――アスラ。
アスラと申します、ラダトーム王