sideユカ
今日はお父さんの依頼でとある人物の保護をすることだった。
ユカ「ここにトゥーレ村のルーカスっていうのがいるらしいですよ。」
綾華「確か一族の突然変異で変わった瞳を持っているらしくて役に立つ能力か調べて欲しいって話ですよね。」
タツコ「でも・・・メチャクチャ綺麗な景色だよねここ!インスタ映えしそう~!」
フォレス「現代っ子ね。あんまり荒らしちゃだめよ。」
スイレン「あの大きな木は村のシンボルみたい。」
そう、今日はスイレンも連れてきていた。
ユカ「自然豊かだから出かけるには丁度いいけど危険じゃないですかね?」
綾華「まぁスイレンも吸血鬼ですし、そうそう危ない目には合わないでしょう・・・」
そうしてまずは聞き込みをしたが・・・
長老「ルーカス・・・聞き覚えはないのう・・・」
三つ目の異宙人「すみません、私はよそ者なので心当たりは・・・」
住人「私も知らない。町から出たんじゃない?」
誰も知らない?お父様の情報が間違いなはずないですし・・・
私たちは大樹で情報を整理する。
タツコ「記憶が改変されてるか奪われてる?」
ユカ「変わった瞳を持つならこういう閉鎖的な村では噂に上がってもいいものなのに誰も知らない・・・能力があったとしたらそんなところかと思いまして。」
フォレス「確かにそうだけどまだ証拠が不十分すぎるでしょ。」
フォレスの言う通りですね・・・
スイレン「見て。人形が落ちてる。」
するとスイレンが二つの人形を拾ってきた。
村長「それはルカのものでな。親を亡くした可哀そうな子での、村のものにも中々心を開かん。しかも最近は空想の兄の話までするようになって困ったものじゃ・・・」
ユカ「それは確かに寂しがりやを隠してる感じですね・・・」
フォレス「確かにそうだけどヨ―メイを空想上の彼女にしてるアンタに同情はされたくないと思うわよ。」
フォレスに失礼なことを言われつつも私たちは村長からルカさんの居場所を聞き出しました。
綾華「確かに瞳が宝石みたいに輝いてますね。」
タツコ「こんにちは!ルカちゃんであってるよね?お兄ちゃんのことについて聞きたいんだけど・・・」
ルカちゃんは警戒していましたがタツコのコミュ力と雰囲気のおかげで話してkれました。
ルカ「ルーカスって言うんだけど…一週間前お兄ちゃんがかくれんぼに付き合ってくれてたんだけどいなくなっちゃって・・・村のみんなもお兄ちゃんのこと忘れちゃって・・・」
タツコ「ということは・・・」
綾華「ユカの推測は当たってそうですね。この子の兄の瞳が狙って攫い記憶を改変したものだとしたら・・・」
フォレス「ちなみに聞くけどアンタの瞳ってなにか能力ってあるの?」
ルカ「?ううん、見た目が宝石なだけで何もないよ。お兄ちゃんも同じ。」
スイレン「他にはいなくなった日に変わったことは?」
ルカ「うーん・・・そうだ!その日は行商人が出入りしてたよ。三つ目で紫髪のお兄さん!」
さっき聞き込みしたあの人か!
三つ目「やれやれ・・・まさか妖精王の娘が来るとは予想外だったよ・・・心が読めるのならもう隠す必要はねぇな!」
綾華「どうせかくれんぼしてたからさらい損ねたんでしょ?記憶の改変ができるからって仕事が雑になったんでしょ?」
三つ目「たしかにルーカスに吐かせるまで知らなかったんだ・・・確かに反省点だよ!」
三つ目は剣を持って襲い掛かってきます!
ガキン!
綾華「なかなかやりますね・・・実践で磨いた剣技といったところですか。」
三つ目「ちっ・・・名家の神里家のご令嬢かよ・・・厄介だぜ。」
やっぱりこいつが能力持ちですか・・・
三つ目「俺は記憶の覗くことができる異宙人でね、記憶を奪うことのできる突然変異なのさ。奪った記憶は宝石にできる。お得な能力だろ?」
タツコ「やっぱりユカちゃんの推測は正しかったってことだね!」
タツコはブレスを吐いて牽制する!
三つ目「あちゃちゃ!!お前ドラゴンかよ!だったら・・・」
ユカ「おっと!お仲間がいるのも忘れてませんよ!」
ルカ「お姉ちゃん!」
私は結界でルカを守る!でも結構人数がいますね。大技は周りに当たるかもしれないですし・・・
スイレン「任せて!」
スパパっ!
仲間「ぎゃぁああ!」
スイレンが血液の糸を操って仲間たちを切り裂いていく!
フォレス「とぉお!」
びゅおおぉぉ!
フォレスが風を起こして仲間たちを足止めする!
綾華「あなたの腐った魂・・・ここで両断しましょう。」
三つ目「上等だ!やってみろ!あぁああああ!」
三つ目の異宙人は綾華とタツコを倒そうと突っ込んでくるがそのときだった・・・
竜「ぐるぁぁああ!」
バッサ・・・バッサ・・・!
なんと突然巨大な竜がこの大樹に降りたったのだ!
竜「ぎゃぁあああ!!」
仲間・三つ目「ぐわぁあああ!!」
竜はそのままブレスや尻尾の一撃、そのツメで仲間たちを次々と吹き飛ばした!
綾華「今です!はぁ!!」
三つ目「ごお・・・!」
綾華は隙をみて抜刀術で三つ目の異宙人を仕留めました!
ユカ「それにしてもとんでもない暴れっぷりでしたね・・・あれ?なんか鱗の色合いが見たことあるような・・・」
タツコ「・・・お母さん、何してるの?」
スイレン・フォレス・ユカ「えぇええええ!?」
このドラゴン、タツコのお母さんなの!?
タツコ母「ん・・・?あら、タツコじゃないの。こんな村で何をしてるの?」
タツコ「だから妖精王に頼まれたことがあるって言ったじゃん!それでここに・・・」
タツコ母「そうだったの~でもピンチだったみたいだから助けれて良かったわ。」
ユカ「タツコのお母さんって強いんですね・・・」
タツコ「まぁ、カンナカムイと戦って引き分けれるくらいだしね。」
綾華「すごいどころじゃなかったです・・・」
怒らせたら絶対ダメですね・・・
ユカ「取りあえずこの子は兄に合わせましょう。」
私が記憶を見て記憶の戻し方や奴隷の保管庫を見つけてルーカスを救出した。
ルカ「お兄ちゃん良かったぁ・・・!」
ルーカス「ごめんな・・・」
フォレス「仲良きことは美しきかな・・・」
綾華「これにて一件落着ね・・・」
タツコ「いやちょっと待ったぁ!」
タツコ母「どうしたの?」
タツコ「そんなきょとんとした顔してもダメだからね!どうしてここに来てたのか!」
タツコ母「そりゃあの木はお父さんと初めてあった場所だからね。」
全員「えぇ~!!」
スイレン「まさかのなれそめの場所・・・」
タツコ母「旅人だったお父さんに地衝月の日に出会って一目ぼれしてね・・・そのまま愛をはぐくんで・・・」
綾華「もしかして長くなります・・・?」
タツコ「諦めて、お母さんいつもお父さんとラブラブを見せつけてるから・・・」
こうしてタツコのお母さんのなれそめを聞くために村で一泊することになる私たちでした・・・