白金ぼたんとフォレスは混血児ではなくユカと同様オリジナルの2種類の異宙人の間に産まれたハーフという設定です。
sideユカ
私は普段通り学校生活を送っていましたがある日学校の帰り道気になるチラシを見つけました・・・
ー新進気鋭のボーカリスト白金ぼたんライブは今夜!カフェ「マッスル」でー
若干カフェの名前は男くさかったですが問題はそこじゃありません・・・
ユカ「なんて美しさですか・・・」
私は思わず息をのみます・・・何故ならそのチラシには妖精のクンツァイト色のトンボの羽に耳の後ろにはセイレーンの物と思われるひれがありました・・・おそらく混血でしょうけど関係ありません・・・
ユカ「見に行きましょう・・・」
これはもう本能で呟いていました・・・本当に惚れているなら生物は理性が飛ぶというには本当ですね・・・私は流れるようにチラシにあった地図のカフェに入っていました・・・
しかしカフェにはお客の他にも予想外の人物が二人いました・・・
タツコ「あれー!ユカちゃんじゃん!」
フォレス「教室で顔合わせる以外に話したことないけどこういうところ来るんだー!」
二人とも明るく挨拶してくる。
タツコは龍と人のハーフで龍の尻尾と角そして瞳が特徴的だ。ギャルっぽくてミキさんみたいな立ち位置にいる子だ。
フォレスも妖精とエルフのハーフらしく悪戯をしてはよく笑っている子だ。
ユカ「私は歌をききに来ただけでお茶を飲みにきたわけじゃありません。」
私はステージに集中しながら言います。
タツコ「マジで興味がぼたんさんだけなんだね・・・」
フォレス「妖精王の娘で女好きって本当だったんだ・・・」
そうしていると司会と思われるトロールの女性が前口上を話し終えるとついにぼたんさんが姿を現しました!
イヴニングドレスに身を包んでいてポスターで見るよりもずっと素敵でした・・・
ぼたん「それでは歌います。」
ぼたんさんが見せてくれたのはセイレーンの歌声もそうですけどやっぱり素でも実力が高いですね・・・そうしてライブが終わった後
フォレス「やっぱりぼたんは凄いわ!」
タツコ「当たり前だよ!映画の歌を歌ってくれるときも楽しそうなんだもん!」
何ですって!
ユカ「二人はぼたんさんと知り合いなんですか!」
私は二人に迫ります!
フォレス「う、うん・・・映画の趣味も合うし・・・」
タツコ「忙しいけどね・・・」
それは良かった!
ユカ「早速ぼたんさんの控室に行きますよ!妖精王の娘の私なら顔パスできるはずですから!」
タツコ・フォレス「えぇえ!!」
私は二人を引っ張って控室に行きました!
sideぼたん
マネージャー「やっぱり盛り上がってたね!良かったよ!」
ぼたん「ありがとうございます!」
今日の喫茶店のライブも多くのお客さんが来てくれて大成功と言えた。
マネージャー「やっぱりぼたんちゃんは可愛いからねー!アイドル路線で売っていけばもっと売れるよ!」
ぼたん「あはは・・・考えておきます・・・」
ホントは本格派の歌手になりたいんだけどな・・・でも拾ってくれた事務所に恩もあるため強く言えずにいると・・・
プロデューサー「ぼたん、大物がお前に会いたいそうだ。」
プロデューサーがそう言って楽屋に入ってきた。
ぼたん「大物?」
プロデューサー「地球で大規模な事業展開をして巨万の富を築いていながら強大な武力も持っている妖精王クリスの娘さんだ。上手くいけばウチに出資してくれるかもしれない。」
そ、そんな大物がなんで・・・
マネージャー「噂ではかなりの女子好きらしいですからね・・・早速ファンになったんじゃないですか?」
プロデューサー「とにかくあっておいて損はない。ぼたん、面会の準備を頼む。」
ぼたん「わ、わかりました・・・」
数分後入ってきたのは・・・
ぼたん「タツコちゃん!?フォレスちゃん!?」
タツコ「やっほー・・・」
フォレス「あはは・・・」
友達の二人がそこにいたのだ!
ぼたん「二人ともなんでここに!?」
タツコ「実は妖精王の娘・・・ユカちゃんと同じ学校のクラスメイトなんだよね・・・」
フォレス「それでぼたんのライブで知り合ってそのまま会おうってことになったんだけど仕事中にほんとに会えるとは・・・」
そ、そうなんだ・・・すると黒髪ロングの女の子が入り口から緊張しながら出てきた。
ユカ「ははは・・・初めまして・・・私はユカって言います。もしよろしければ私と・・・私と恋人になってくれませんか!?」
ぼたん・タツコ・フォレス「いきなりすっ飛ばしてきたー!!?」
ひ、飛躍しすぎだよ!?
ぼたん「ごめんなさい・・・まだ私貴方のこと何も知らないから・・・」
ユカ「ならこれから知っていきましょう!お友達からお願いします!あなたの歌は本当に最高でした!」
こんなに顔を赤くして歌を褒められたら・・・強く断れないよ・・・
ぼたん「わかりました。お友達からよろしくお願いしますね。」
ユカ「やったー!」
こうして私たち四人は友達となったのでした。