sideユカ
ヨ―メイ「ユカさーん!捕まえてみてくださーい!」
あはは・・・ヨ―メイちゃんたらいつになくはっちゃけてますね・・・
ユカ「捕まえましたよ!」
綾華「ふふふ・・・捕まっちゃいました。」
ぎゃぁああ!
ユカ「わあぁ・・・あれ?夢ですか・・・」
そうだ、今日は友達と遠くの町のお店で食べてて遅くなったので電車に乗ったんでした・・・
綾華「どうしたんですかそんな叫び声上げて・・・」
ユカ「ヨ―メイちゃんと浜辺で追いかけっこしてたら抱きしめた瞬間アンタに替わってた・・・悪夢だった・・・」
綾華「それはユカさんが私のこと抱きしめてるからじゃないですか?っていうか悪夢っていうことはないでしょ。」
だって美人だけどいつも私のこと止めるじゃないですか・・・
タツコ「うーん・・・二人ともうるさい・・・」
フォレス「ここどこ?」
取りあえず電車の終着駅ってことはわかるけど・・・
私たちが下りてみると・・・
ユカ「凄い霧ですね・・・周りの景色がわかりません・・・」
綾華「電灯も点滅してるし線路も雑草だらけ、よく電車が走ってましたね・・・」
タツコ「看板も錆びちゃってるし・・・ってなんか太鼓の音聞こえない?」
どんどんどん・・・
フォレス「確かに鈴の音とかも聞こえるわね・・・っていうかなにこれ?如月駅って書いてあるけど・・・」
綾華「聞いたことない地名ですね。ネットでも聞かないですし。」
そうか・・・そうだったんですね!
タツコ「ユカ何か分かったの?」
ユカ「カンナお姉さまから聞いたことあったんです!如月駅はこの世に存在しない場所って言われてるの。二度と元の世界には戻れないって言われてるほどなの。」
フォレス「異世界転移にしてももっとましなものがあるでしょー!!」
タツコ「チート能力はついてなさそうだね・・・」
綾華「この駅から出る方法はないんですか?」
ユカ「取りあえず線路を歩いたら出口とかありそうな気はするんですけど・・・」
私たちは線路を歩き始めました・・・
sideタツコ
やっぱり森の中か・・・
タツコ「でもこうして友達と線路を歩くってスタンド・バイ・ミーみたいで感動するなー!」
フォレス「全然ロマンにはあふれてないけどね・・・」
綾華「大丈夫でしょうか・・・駅から離れて・・・」
片足の老人「きゃきゃきゃ・・・」
・・・・・・
ユカ以外の全員「ぎゃぁあああ!!」
突然私たちの前に片足の老人が現れたの!
ユカ「あの~どっちに行ったら・・・」
図太すぎでしょ!
綾華「ユカさんも速く逃げますよ!!」
ユカ「うーんいい人みたいな感じだったんですけど・・・」
私たちはトンネルの中に入ることになったの・・・
フォレス「このトンネルも随分不気味ね・・・」
ユカ「伊佐貫トンネルみたいですよ。太鼓と鈴の音も聞こえるしここを抜けると車を持った人がいたって掲示板でもあったけど全く知らない山奥に連れて行かれたらしいよ。」
綾華「ユカさん、ナイスです。起きることが分かってれば対策できるゲームの攻略本と一緒です。」
何する気・・・?
車を持った人「大丈夫?近くまで送って・・・」
綾華「ふん!」
バキンっ!
車を持った人「ぎゃぁああ!体が凍って・・・」
綾華「この車は私たちで使います。」
完全に冷酷な目をしてる・・・
ユカ「やっぱり綾華は私よりヤバいですね・・・」
フォレス「っていうか綾華運転なんてできるんですか?」
綾華「大丈夫です。お兄様が運転してるのをよく見てましたし遊園地のゴーカートと同じですよね・・・確かレバーをDにしてアクセルを踏めば・・・」
完全に無免許じゃん!
sideユカ
そうして車を走らせていた私たちでしたが・・・
化け物「まてえええ!返せえぇええ!」
ヤバい・・・完全にぶちぎれてる・・・
綾華「仕方ないですね・・・ユカさん。ボティスさんの力を使って元の次元に行く扉を幽霊の後ろに開いてください。」
わ、わかりました!
霊槍第一形態+ボティスの時空間操作
時空列断の槍(クロノス・スピア)
霊槍が空間を切り裂くとそこにあったのは妖精王の森でした!
タツコ「でもどうするの!?」
フォレス「まさか・・・」
綾華「幽霊を轢くのに免許なんていらないですよね?」
うそおぉぉ!
ドガンっ!
化け物「ぎゃぁああ!」
あっさりと化け物を吹き飛ばしてそのまま森に着きました・・・
綾華「無事に元の世界に戻ってきましたけどやっぱり如月駅は恐ろしい場所でしたね・・」
ユカ「あぁ、うんそうですね・・・」
フォレス「一番恐ろしいのはアンタよ・・・」
タツコ「綾華ちゃんは免許とったら絶対ダメな人だね・・・」
如月駅以上の恐怖を知った私たちでした・・・