sideフォレス
タツコ「毎朝水あげてたら・・・キモイ花が育っちゃった!」
キモイ花「ぎひひひひ・・・」
何その花!?
タツコ「育て方失敗しちゃった・・・」
綾華「育て方絶望的に下手くそですね。」
フォレス「っていうか何で花を育ててるの?」
タツコ「もうすぐ母の日だからお母さんにカーネーションを上げたかったの・・・」
そうだったんだ・・・でもさ・・・
フォレス「カーネーションの種からそんなの出来たの?」
タツコ「誰かこれ系で得意な人いないかな?」
私は山で自然に任せて育ててたから畑いじりはしたことないしな・・・その時だった!
ユカ「枯れ木に花を咲かせましょーう!」
綾華「いきなりなんですか!?」
ユカ「知らないの?花咲じいさんの名台詞。」
タツコ「昔話の主人公で冬の枯れ木に見事な花を咲かせた人だよね。」
ユカ「そんな花咲じいさんのように園芸部の私がカーネーションを見事に咲かせて見せましょう!」
フォレス「あれ?私たちってフィーア先輩に部に入らされてなかった?」
ユカ「兼部ですよ。それにカンナお姉さまも黒魔術研究会、綾華だって生徒会の会計やってるじゃないですか?」
そうだった・・・
フォレス「でも園芸ってアンタのイメージからかけ離れてそうだけど・・・」
ユカ「何言ってるの!私だって妖精だし美しいものを眺めていたいのは当然でしょ?」
全員(美しいものが女性だから信用ならないんだけど・・・)
タツコ「でも妖精王の森でも食料を自給自足してるし・・・花の咲かせ方教えてください!」
大丈夫かな・・・
sideタツコ
そうして私は学校の花壇にやってきた・・・
ユカ「それではカーネーションを育てていきますよ!必要なものは種と・・・ゼクスさんです。」
ゼクス「なんか呼ばれたんだが・・・」
ユカ「母の日まで残りわずかということではなさかじいさんのやり方でいきます!」
フォレス「それって・・・」
ユカ「はなさかじいさんでは亡くなった飼い犬の遺灰を撒くんです・・・だからゼクスさん、ケルベロスのDNAを持ってるので灰になってください。」
ゼクス「ぶっ飛ばして良いか?」
返り撃ちになると思う・・・
ユカ「灰(はい)って言って欲しかったのに・・・シディさんは警戒されてるから駄目だったんですよね。」
そりゃそうだよ・・・
ユカ「じゃあ正攻法で行こうか・・・種を植えて水を与えて・・・」
ここまでは普通だね・・・
ユカ「そして時間短縮のために異宙の肥料を使うよ。金額によって花の質も変わってくるから気をつけてね。」
タツコ「肥料高いなぁ・・・」
綾華「いや、カーネーション肥料よりも安いんですからカーネーション買いましょうよ!?}
タツコ「でも手作りしたいし・・・」
フォレス「壮大で喜ばれるかもね・・・」
でもお小遣い厳しいから・・・一番安い肥料で・・・さらさら・・・
キモイ花「ぎひひひひ・・・!!」
またこの花咲いた!?
ユカ「安い肥料だからね・・・」
もう一回!
デカいカブ「ちくしょー・・・」
ユカがカゲチヨさんたちと育てたって言ってた喋るカブだ!?
綾華「花ですらなくなった!」
こうなったら一気にまくよ!
フォレス「なんか串カツが生えてきた!」
難しすぎる・・・
ユカ「まあ、タツコも時間を掛ければうまく育てられるよ。」
ユカの花壇はどんな感じなの?
ユカ「私の花壇は向こうにあるあれ。」
あの一面ビニールハウスで覆われてる!?
フォレス「なんか施設もあるんだけど!?」
ユカ「水耕栽培やカルガモを使った稲作もやってて果物や野菜で収益を出してそのお金で従業員の管理体制を敷いてるから今は収益回収の時にしか顔を出してない感じなんですよね。美しいシステムだと思いませんか?」
綾華「美しいってこういうことですか!?」
経営センスヤバすぎ・・・
タツコ「ここまでになるまでに私の財布が持たないし母の日も過ぎちゃうよ・・・」
ユカ「しょうがない・・・やっぱりあの作戦で行くしかないですね・・・」
あのやり方?
ユカ「枯れ木に花を咲かせましょう!」
フォレス「凄い!カーネーションがどんどん咲いていく!」
綾華「どうやったんですか?」
ユカ「まぁ、はなさかじいさんではやっぱりこれですからね・・・」
タツコ「そういえばゼクス先輩がいつの間にかいなくなってる・・・」
まさか本当に灰に・・・
ユカ「最高級肥料と状態促進のおかげですね。」
奮発しただけだった!ありがとう!
ゼクスは普通に帰った・・・