side綾華
うーん・・・なんで私って倒れてるんでしたっけ・・・
ミサノ「ねぇ起きて!」
綾華「うーん・・・あれ?ここどこですか!?」
忍「何も覚えていないんだね。寝ている間に竜巻で家ごと吹き飛ばされたんです。」
家ごと!?そんなことあります!?
綾華「でも家ごと吹き飛ばされるって聞いたことが・・・そうです!オズの魔法使いですね!確かドロシーって女の子が飼い犬と一緒に魔法の国に飛ばされて沢山の冒険をする話ですよね!」
ミサノ「そうここはオズの魔法の使いのような国・・・アタミです。」
なんか温泉地のような名前ですね・・・
ミサノ「魔法の国でもあり温泉地でもあるんだよ!」
綾華「温泉地でもあるんですね・・・でもテンション下がりますね・・・なにか魔法っぽいものはないんですか?」
ミサノ「そうですね・・・魔法饅頭ならありますよ。」
魔法饅頭?
ミサノ「なんとこの饅頭は生地に温泉水を使ってるんです!」
思いっきり温泉饅頭!
そうして取りあえずアタミの魔法使いに帰り方を教わる為に城に行くことにしたのですが・・・
タツコ「おーい!もしかしてアタミの魔法使いに会うの?」
綾華「あ、タツコさん。」
ミサノ「タツコさんではありません。ここに知り合いは一人もいません。」
でもミサノはいますよね・・・
ミサノ「私は飼い猫ヤク・・・・何でもありません。」
?
ミサノ「そしてあの子はライオンです!」
ライオン!?
タツコ「タテガミあるじゃん!」
確かにオズの魔法使いでも勇気のないライオンがいましたね・・・
タツコ「そう、私は勇気がないの・・・だからボールペンで描くときは必ず下書きしてしまう・・・」
綾華「勇気の問題ですかそれ?」
タツコ「あと常連さんの多い店には怖くて入れない!」
分かりますけど!
タツコ「だからアタミの魔法使いにあって勇気を貰いたいの!だからついていかせて!」
ミサノ「でもどんな化け物がでるかわかりませんよ?」
タツコ「そういうのはボコボコにするから大丈夫。」
勇気ありそうですけど・・・
フォレス「貴方たち!どこに行くの!」
フォレスに似た子が来た・・・
綾華「なんか灰色の服着てるし魔法の国の住人なんですか?」
フォレス「そうよ!っていうか考えたらわからない?そんなこともわからないの?」
なんか言葉に棘が・・・
綾華「魔法使いのところに行くんですが一緒に行きますか?」
フォレス「私も連れてって!あなた達みたいなのがたどり着けるとも思えないけど!」
綾華「いちいち心無い一言が傷つきますね・・・そうか!あなたは心のないブリキですね!」
フォレス「だったら何?世間知らずの天然BL女!」
ミサノ「心ない一言ですね・・・」
心なさすぎじゃないですか!?
sideイサノ
そうして私たちはアタミの魔法使いの城を目指して冒険をしました。
タツコ「巨大蜘蛛のいる森を抜けながら温泉に入ったり。」
フォレス「西の悪い魔女や空飛ぶ猿に助けてもらった後に温泉に入って旅をつづけた。」
綾華「温泉ばっかですね!」
イサノ「そうして脳のない案山子もいつの間にか仲間になっているのでした。」
クレミ「よろしくお願いします!って誰の脳がないって!?」
綾華「いつの間に!?」
そうして私たちはついにアタミの魔法使いの城にたどり着きました。
ユカ「おーほほほ!よく来ましたね。私がアタミの魔法使いです!」
イサノ「ここまで長い道のりでしたね!」
タツコ「思ってたより時間がかかったね!」
綾華「風呂ばっか入ってるからですよ!でも魔法使いも見た目ユカなんですね・・・まぁいいです。アタミの魔法使いさん!帰る方法を教えてください!」
ユカ「ふふふ・・・アタミから帰る方法は簡単です。やっぱり自分のおうちが一番だと強く思うことです。」
綾華「オズの魔法使いと一緒ですね!じゃあ・・・やっぱりおうちが一番ですね・・・」
ぱちぱち・・・
フォレス「おめでとう!」
タツコ「これで学芸会の劇、アタミの魔法使いは終わりだよ!」
え・・・あ、本当だ!学校のステージで皆拍手してます・・・
ユカ「実は演技に臨場感を持たせるために綾華の記憶をメモリイーターの能力で一時的に貰った後ステージだっていうのをシキの投影能力でごまかしてたんです。」
そうだったんですね・・・ナチュラルに勝手に記憶奪ってますけど皆さんが喜んでるので良しとしましょう・・・
綾華「っていうか私体育館からどうやってここに来たんですか?」
ユカ「あぁ、帰るときと一緒だけど私の天狗の能力で竜巻でぶっ飛ばされるんです。」
綾華「あれマジだったんですか!?」
凄かったですよ家が崩れないようにしてて・・・