side綾華
ユカ「前回フラグちゃんたちに迷惑をかけた罰として旅行することになったから一緒に来ない?」
何でですか!
タツコ「絶対嫌だ!!」
フォレス「どうせ、魔界とか地獄でしょ。」
ユカ「行先は・・・東京、大阪、名古屋!」
綾華「普通ですね・・・」
タツコ「大阪グルメ食べたい!!」
フォレス「名古屋のういろう!ひつまぶし!」
ぼたん「絶対普通じゃないからやめた方が良いんじゃ・・・」
ユカ「一緒に行きたい人はサインして?」
タツコ・フォレス「はーい!」
ちょろすぎるこの二人・・・
ユカ「実はガイドがついてきてくれるの!」
誰でしょうか・・・
ヤヨイ「こんにちは~!」
ヤヨイさん?
sideタツコ
東京のなんかさびれた町についた・・・
ヤヨイ「一日目の町はここです!」
フォレス「ここどこ・・・?」
ヤヨイ「東京の三谷にあるドヤです!」
えぇええ!?
ヤヨイ「罰はドヤ街巡りですよね?なら泊まるのもドヤですよ。」
聞いてないないよ!?
綾華「だから言ったのに・・・」
ヤヨイ「では説明しますね。ドヤ街って言うのは簡易宿泊所いわゆるドヤが沢山集まっている町のことを言うんです。住所のない人や訳アリの人が簡単に泊まれるから日本のスラム街とも呼ばれてますね。」
ぼたん「だから人相の悪い異宙人も多いんですね・・・」
ユカ「それで何で夜に観光を?」
ヤヨイ「あれを見るためですよ!海外の観光客の群れ!」
タツコ「観光地ですらない・・・」
フォレス「でも不思議ね。何で旅行客が・・・」
ヤヨイ「最近はバックパッカーとかが値段重視で泊まるケースが増えてるんです!じゃあ次は・・・全室カラーテレビのドヤです!」
何が珍しいの?
ユカ「ノスタルジー感じますね!ウケる!」
感想浅すぎる・・・
ぼたん「せめて近くにある浅草に行きたかった・・・」
そうだよね・・・
ヤヨイ「うーん・・・深夜に行けるところといえば吉〇の〇ープしかありませんよ?」
ユカ「行ってきまーす!!」
水を得た魚のように・・・
sideフォレス
観光した夢をみたけど朝五時に起きたから全く楽しめなかった・・・
ヤヨイ「さて日雇い労働もしたことですし・・・また次のドヤ街に移動しますよ。」
タツコ「待って・・・次は横浜でしょ・・?もう動けないんだけど・・・」
ヤヨイ「しょうがないですね・・・呪術で空間に穴をあけました。」
呪術って意外と便利ですね・・・
ヤヨイ「つきました!今度は横浜のドヤ街、寿町です!」
ユカ「三谷と何が違うんですか?」
ヤヨイ「全然違いますよ!寿町はドヤ街にしては門限もなくドヤ内だって自室までの廊下は外履きで移動したりつまり似て非なるドヤなわけですよ!!」
ヤヨイさんマニアだったんだ・・・
ぼたん「確かに三谷と違って少し雰囲気が明るいですね。」
ヤヨイ「イメージアップ政策のおかげで治安が良くなってきてるんです!」
ユカ「あのー・・・そのー・・・」
ヤヨイ「そういうお店なら親不〇通りっていうのが近いですね。」
ユカ「やったー!!」
これユカの罰のための旅行だよね!?
綾華「うぅう・・・中華街・・・赤レンガ・・・」
side綾華
結局宗教勧誘されたりして日雇い労働がすぐに来て全く楽しめなかった・・・
ヤヨイ「次は有名なところですからテンションあがりますねー!!」
ユカ「次はどんなところなんだろ~」
楽しんでるのヤヨイさんとユカちゃんだけでは・・・?
ヤヨイ「最後は大阪西成のあいりん地区です!!」
ぼたん「テンション高すぎじゃ・・・」
ヤヨイ「そりゃそうですよ!三大ドヤ街の中で一番規模が大きいんですよ!?」
タツコ「よく危ないって聞くけど来ても平気なの・・・?」
ヤヨイ「私たちは異宙人の能力持ってるんですから並大抵のことは心配ありません!それに一時期に比べて大分ましですよ?」
異宙人「すぅ~・・・は~・・・この〇〇はいいな・・・」
人間「ぶっとびますね~!」
綾華「やっぱりだめじゃないですか!!」
フォレス「なんか老人も多いですね・・・」
ヤヨイ「西成はとくに高齢化が進んでて日雇い労働できなくなった人がホームレスになることが多いんです。」
あぁ・・・どんどん知識が増えていく・・・
ぼたん「あれ?ユカさんがいない・・・」
ヤヨイ「ユカならさっき飛〇新地っていう料亭・・・ぶっちゃけ○○に行ったね。」
やっぱ罰ゲームになってない・・・
ヤヨイ「今日は最終日ですし炊き出しを食べに行きましょう!」
目をキラキラさせてますね・・・
ヤヨイ「今日はユカに巻き込まれた形でしたけどどうでしたか?ドヤ街巡りは・・・」
タツコ「うーん・・・最初は地獄かと思ったけど生を色濃く感じられたかな・・・」
フォレス「少しの間だったけど十分伝わってきたよね!」
綾華「見下すわけでも美談にするわけでもないですけど自分の命を実感できる場所ってことですね。」
ぼたん「生きていることの誇りを思い出させる場所でしたね・・・」
ヤヨイ「良かった・・・だから私はドヤ街が好きなんです。」
私たちはこうしてユカをボコボコにする決意を固めながら町を好きになるのでした!