sideクリス
スイレン「保育園・・・楽しみ。」
そうなんだ!今日はスイレンの初めての幼稚園の日なんだ!
クリス「楽しみだね~!」
・・・・
クリス「あー!でも心配だな!スイレンが幼稚園になじめるのか・・・」
ユカ「私たちからしたらお父様の方が心配ですよ。」
うわっ!びっくりした!何でユカたちがいるんだよ!?
タツコ「クリスさんは娘たちを溺愛しすぎだよ!」
綾華「過保護すぎて心配だからついてきたんですよ!」
はぁ?そんなことないよ?
クリス「なぁ?スイレン。」
スイレン「心配だから見てて。」
フォレス「了解!」
そんなー!!
ユカ「だいたい送り届けたんだから帰りますよ。」
クリス「俺はこの幼稚園がスイレンに相応しい場所か見定めないといけないの!むっ!こんなところに段差が!角にクッションをつけないと危ないじゃないか!」
綾華「スイレンさん吸血鬼なんですから蝙蝠化で飛べますよ。」
スイレン「うん・・・」
クリス「園にクレームだ!!」
タツコ「何言ってるの!?」
ユカ「やっぱりモンスターペアレントだ。」
綾華「だから保育制度の闇は止まらないんですよ。」
クリス「すいませーん!!怪しい部外者がいまーす!!」
ユカ「私たちに対してのクレーム!!」
sideユカ
結局お父様も注意されて入り口でしか見れないことになりましたね。
タツコ「言わんこっちゃない・・・」
クリス「うるさいな・・・」
綾華「じゃあ諦めて森に帰りましょう。」
クリス「いや・・・追い出されたとはいえ虐待の心配もあるんだ。ここで見ていく。」
ユカ「帰りましょうって!!」
中を見ても積み木で遊んでるだけなんですから・・・
スイレン「楽しい・・・お城。」
フォレス「何も心配ないね。」
クリス「あの三角の積み木ちょっと尖りすぎじゃない?あんなのが飛んで来たら心臓やおでこに突き刺さるんじゃ・・・」
飛んでくることがレアケースですよ。
クリス「あっちの男子・・・まだスイレンに挨拶してないどころかエスコートもないよね。そんな礼儀のなってない子がいる園なんて大丈夫かな・・・」
タツコ「勝手に覗いてる人に礼儀うんぬん言われたくないでしょ。」
異宙人園児「おい!お前見ない顔だな。」
スイレン「ん?」
異宙人園児「俺たちがこの保育園のボスだ!挨拶がないとは礼儀のなってない女子だな!」
スイレン「何言ってるの・・・!」
クリス「んだあの野郎!ふざけたこと言ってるぞ!!」
フォレス「似たようなこと言っておいて・・・」
異宙人園児「おい、さっさと俺たちに挨拶しないと・・・お昼寝の時間寝れないようにとなりで匂いのきつい肉まんを食べてやるぞ!!」
クリス「これはいじめだー!!」
確かにこれはヤバいですね・・・
スイレン「なら挨拶してあげる・・・」
ん?血液操作で積み木を持ち上げた・・・?
異宙人園児「ん?なんだ?」
ぐざっ!
勢いよく投げて額に突き刺した!?
タツコ「やっぱ血がつながってなくても親子だ!」
異宙人園児「痛いよボス~!!」
ボス異宙人園児「くっ・・・よく見たら吸血鬼か・・・一旦退散だ!」
あっちの小さい奴がボスだったんですね!?
スイレン「ふん・・・ざまあない。」
クリス「やったー!!スイレンが勝った!」
いやそうや問屋が卸さないみたいですよ・・・
園児「すごい・・・けど大丈夫かな・・・」
園児「血が出てなかった・・・?」
スイレン「うう・・・」
フォレス「スイレンが独りぼっちになっちゃった。」
クリス「何とかしないと!!」
待ってお父様!
ユカ「今回はスイレンが解決しないといけないことです!」
クリス「そんな・・・」
綾華「今行くのはスイレンのためになりません。それに・・・今度こそ捕まりますよ。」
クリス「くっ・・・」
sideクリス
スイレン「はぁ・・・」
やっぱ落ち込んでるな。
スイレン「能力使うのはやり過ぎだったかな・・・」
クリス「・・・スイレンは醜いアヒルの子って知ってるか?アンデルセンの童話何だけど群れの中で姿かたちが違うからってイジメられるんだけど最後は自分が白鳥だってことを気づく話。スイレンの能力も他の異宙人や人間とは違う素晴らしい力なんだよ。」
スイレン「お父さん・・・ありがとう。」
うひょー!!
side綾華
クリス「ということで!今日も見守らせてもらいます!」
ユカ「ここからなら覗いて言いわけじゃないですからね?」
で、肝心のスイレンは・・・
スイレン「お手玉・・・」
いきなり血液操作使ってる!?
タツコ「大丈夫かな!?」
いや見てください!
ボス園児「すげー!器用すぎるぜ!!」
園児「蝙蝠になれてすごーい!ヒーローみたい!」
フォレス「案外大丈夫だったね。」
ユカ「アヒルの家族と違ってそのままのスイレンを受け止めてくれたってことですね・・・」
綾華「良かったですね。」
これで安心して帰れますね・・・
クリス「あぁ、本当に良かった・・・・もうちょっとだけ。」
全員「帰って!!」