ユカの日常   作:ikkun

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池を綺麗にしよう!

sideユカ

今日はクラスメートの魚系の異宙人の友達に相談を受けて来た・・・

 

綾華「確か一人暮らしのために部屋借りたんでしたっけ?」

 

フォレス「憧れるよねー!実家の森だと皆がうるさくてさー。」

 

ユカ「私なんて実家に拘束されてましたからね。つい最近まで。」

 

タツコ「そりゃそうでしょ・・・でも確かに一人暮らしって不思議とワクワクするよねってあれ・・・?」

 

着いたは良いんですけど・・・

 

アユノ「・・・」

 

友人の鮎型の異宙人アユノは池に浮いていた・・・

 

ユカ「何で?」

 

綾華「浮かれてるってこういうことですか?」

 

side綾華

私たちは事情を聴きます・・

 

アユノ「実はこれが私の買ったマイホームなんだ・・・」

 

タツコ「部屋じゃなくて池じゃん。」

 

ユカ「確か間取り気に入ったから借りたんじゃなかったけ?」

 

アユノ「不動産屋に聞いたら池の底に模様が書いてあるんだって・・・」

 

フォレス「完全に詐欺じゃん。」

 

アユノ「うぅぅ・・・せっかくお金貯めて借りて皆でパーティとかしたかったのに!」

 

フォレス「ねぇ、皆。流石に可哀そうになってきたし・・・なんとかしてあげない?せめて綺麗にしたりとか。」

 

どろっどろに濁ってますもんね・・・抜きましょうか池の水。

 

アユノ「池の水って抜くと綺麗になるの?」

 

ユカ「そもそも池が汚くなるのは植物や生物のバランスあとは池の構造が崩れるからです。」

 

アユノ「不健康な状態になってるんだ・・・」

 

フォレス「だから色々手直しすれば綺麗な池になるってこと!これをかいぼりっていうらしいよ。」

 

そうして私たちはかいぼりを始めます。

 

アユノ「うえぇえ・・・青臭い・・・」

 

綾華「ほぼ浮草しかないですね。それじゃ臭くなるわけです。」

 

浮草が池の表面を覆ってしまうと水の中に光が届かなくなって水生昆虫や水草が育たなくて水が汚いままなんですよね。」

 

フォレス「浮草重くて疲れる・・・」

 

まぁでも・・・

 

ユカ「ふ~ふふ~!」

 

ばしゃばしゃ!

 

アユノ「ヘカトンケイルの腕力と鬼の怪力で疲れ知らずすぎでしょ・・・」

 

タツコ「下手な重機以上だね・・・」

 

sideタツコ

水位も減ってきたし次は・・・

 

ユカ「あ、アメリカザリガニですね。外来種は育っちゃうんですよねこういう池でも。」

 

タツコ「しかも食性が違うから荒らすしね。水草切り取るし原因の一つかもね。」

 

綾華「こっちにはミシシッピアカガメがいますね。こっちも水草とか昆虫を食べるし処分ですね。」

 

アユノ「鯉は在来種?」

 

フォレス「いや、在来種と外来種が混じったりしてるんだよね。」

 

アユノ「でも処分ってどうするの?」

 

ユカ「フィーアお姉さまがこういうの料理するの得意ですから食べましょう。」

 

あれ?もしかして一番可哀そうなの私たち?

 

sideフォレス

次は水草を植えたり池の底の土を空気に触れさせてひび割れさせる!

 

アユノ「え!?田んぼとかで地面ひび割れてるけどあれって農家が貧乏で水道節約してると思ってた・・・」

 

綾華「コメ農家に謝ってください。」

 

ー数日後ー

 

さて土の様子は・・・

 

フォレス「上出来だね!jヘドロ化してないしついに水草を植えていこう!」

 

アユノ「うぐっ・・・早くしよう・・・」

 

綾華「ど、どうしましたか!?そんなボロボロで!まさかトッププレデターが・・・」

 

アユノ「いや池が使えなくなって住む場所がないんで外で寝泊りしてた・・・」

 

ユカ「すぐに私の森に来て!」

 

タツコ「アユノの健康を考えるの忘れてた・・・」

 

不覚・・・!

 

そうして大急ぎで水草を植えて水を張りなおした!

 

フォレス「これで微生物が育てば在来種も増えて水草の言えようが増えてかいぼりのサイクルができあがるの!」

 

アユノ「ここからがスタートだね・・・」

 

そうして見守り続けて数か月後・・・

 

アユノ「やったー!在来種がいて濁ってない・・・」

 

綾華「これでひと段落ですね・・・」

 

ユカ「良かった良かった・・・」

 

アユノ「あー!!?」

 

タツコ「ど、どうしたの!?」

 

フォレス「ま、まさかまだ問題が・・・」

 

アユノ「私川魚の異宙人だった・・・」

 

あ・・・鮎って川魚だった・・・

 

フォレス「淡水魚だし大丈夫だと思ってた・・・」

 

ユカ「・・・もう私が不動産屋絞めてお金取り戻して物件紹介してあげる。」

 

アユノ「お願いします。」

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