ユカの日常   作:ikkun

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ドブ川でBBQ

sideユカ

今日はクラ先生の転任祝いということでBBQをすることになった!

 

クラ「いや全然めでたくないんだけど・・・」

 

フォレス「っていうかこの川臭くない?」

 

綾華「こんなことにお金使うのもったいなかったですし無料で使えるのがここしかなかったんですよ。」

 

クラ「今こんなことって言った!?」

 

忍「ここまで祝福されない教師も珍しいな・・・」

 

タツコ「取りあえず焼く準備はできたね。」

 

ぼたん「でも私たちいきなり呼び出されたからお祝いの花どころか焼く食べ物すら持ってないけど・・・」

 

ふふふ・・・皆甘いね!

 

ユカ「このドブ川の生き物を使ってお金をかけずにやるんだよ!」

 

綾華「流石ですユカさん!それならクラ先生に色んなもの食べさせられるし何より無料だからお祝いと経費削減できて一石二鳥ですね!」

 

クラ「経費削減が一番大きな理由な気がする・・・」

 

忍「せめてうまいものを見つけなければ・・・」

 

side忍

そうして私たちは釣り竿を用意して釣りを始めた。

 

フォレス「忍先生張り切ってるわね。」

 

あぁ・・・

 

忍「最初照れ屋だった私に色々と教えてくれたのがアイツだったからな。確かに過ちを犯したがそれでも上昇志向の強い奴だったんだ。せめてこのお祝いでくらい報われて欲しくてな。」

 

タツコ「良いですね・・・そういう友情。」

 

ユカ「さーて!餌無しでなんかとれるかな~。」

 

綾華「あんまり期待はしないでおきましょう!どうせならマズイの取れると良いですね。」

 

ぼたん「人の心とかないんですか!?」

 

そんなことも知らずにアイツに追い打ちかけようとするドSたちもいるが・・・

むっ!

 

タツコ「先生!引いてる!」

 

忍「どりゃぁ!」

 

これって・・・

 

ぼたん「ナマズですね。動くものなら何でも食いつくから簡単に釣れるみたいですね。」

 

ユカ「古くは縄文時代から食べられてたみたいですね・・・クラ先生には刺身にして出しますか。」

 

淡水魚ってそのまま食べると危険なんじゃ・・・

 

綾華「だから日本人の心!醤油をぶっかければ大丈夫ですよ!」

 

忍「絶対焼いて出すぞ!」

 

急に理論が江戸っ子の理論に!

 

そうしてクラに出した・・・

 

クラ「グロいけど・・・程よく油ものってて弾力あって美味しいわね。」

 

ユカ「泥抜きでボティスの時間操作を使ったけど・・・失敗だったかな。泥臭いの食べさせれば良かった・・・」

 

綾華「でもそれだと私たちまで寄生虫とかのリスクがありましたからね・・・」

 

タツコ「二人ともどこまでクラ先生のこと嫌ってるの・・・」

 

sideフォレス

 

そうして私たちはまた釣りを開始する・・・

 

忍「ナマズしか全然取れない・・・」

 

タツコ「いい加減他のも食べたい・・・あ、長靴釣れた・・・」

 

ユカ「クラ先生にはこれで十分ですよね。」

 

綾華「細切れにしてなんかの肉って言えばバレないでしょ。」

 

フォレス「クラ先生も一応人間だからね二人とも?」

 

嫌いだからってそんな子供に嫌いなもの食べさせる親の手法を悪用しないでよ・・・

 

タツコ「待って!長靴の中にタガメがいた!」

 

忍「確か東南アジアでは高級食材らしいぞ。」

 

ぼたん「早速食べてみましょう!泥抜きして。」

 

ユカ・綾華「え~・・・」

 

そうして食べてみると・・・

 

クラ「素揚げにすると・・・海老の殻みたいでスナック感覚でいけるのかしら・・・」

 

ユカ「タガメを香りづけに使ったタガメサイダーもあるみたいだしこれも失敗でしたね・・・」

 

やっぱり嫌がらせパーティだったんだ・・・

 

sideタツコ

この調子でパーティを成功に導くぞ!浅瀬に何かあるかな・・・

 

ぼたん「あ、今度はザリガニが釣れました!」

 

ユカ「これも中国ではブームになってるから外れですね・・・」

 

綾華「どっかにマズイのないんですかね・・・」

 

ほら!ドS二人も調理協力して!

 

クラ「ゆでると・・・悪くないわね!お酒にも合いそう!」

 

このままザリガニとナマズで時間内まで稼げればいけるかも!

そうしてパーティの成功が見えてきたその時だった!

 

ユカ「おぉ!この手ごたえはナマズじゃない!2メートル超えてる!」

 

綾華「とりゃぁああ!これはアリゲーターガー!もともと観賞魚として輸入されたものが川に放流された特定外来種!」

 

フォレス「見た目がヤバすぎる・・・」

 

クラ「これは流石に・・・」

 

ぼたん「大丈夫ですこれも・・・卵を取り出して内臓を剥がして皮がはがれるまで焼いたら完成です!」

 

ぼたんちゃん凄い料理の手際・・・

 

クラ「パサパサして油も少ないのね。」

 

フォレス「でも鶏肉に近いわね。」

 

タツコ「これならお腹いっぱいになりそう!」

 

クラ「皆ありがとう・・・こんな私のために美味しいものを探そうとしてくれて・・・」

 

忍「何。構わないさ。反省してまた這い上がってくれば・・・」

 

うぅ・・・感動ですね。

 

ユカ「あれ?皆もうお腹いっぱいなの?」

 

綾華「私たち魚沢山釣ってきたのに・・・」

 

え?

 

クラ「きゃぁああ!食われる!!」

 

何ですかこのバカデカいアリゲーターガーと大鯰!?

 

ユカ「大鯰の方はウェールズって呼ばれる種類ですね!」

 

綾華「異宙に転移した影響で住処を変えてたんでしょうね!たんと食べてください!」

 

クラ「助けてぇえええ!」

 

結局失敗したー!!

 

 

 

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