sideタツコ
今日の授業は家庭科の調理実習!ヒサメ先輩たちの時はなんかトラブルがあったみたいだけど・・・
忍「今日は調理実習をしていくぞ。知っての通りここには包丁やガスなど危険なものが沢山だふざけたりしたら簡単に怪我をする。それを肝に銘じてくれ。けれど料理は素晴らしい文化だということも知ってほしい、名作の桃太郎の黍団子はもちろんヘンゼルとグレーテルのお菓子の家が子供たちの夢を膨らませるのと同じ。皆も夢を膨らませられるような料理を期待しているぞ。」
忍先生がいれば大丈夫かな・・・それにこのメンツなら誰かに絡まれることもなく料理に集中できる・・・
ユカ「ふん!ふん!!」
どしん!どしん!
タツコ「ユカ・・・思いっきり叩きつけてるけど何作ってるの?」
ユカ「パンです。」
タツコ「石窯まで用意して随分本格的だね!?」
ユカ「パン好きですし。朝食も夜もパンですし。お父さんがご飯派だった反動で好きになったんです。」
そ、そうなんだ・・・
綾華「タツコの調実の料理も楽しみにしてますよ!」
フォレス「調理実習のことそう略す人初めて見た・・・」
相変わらず天然だね・・・
そうして私たちは各々料理を見せあうことになった・・・
タツコ「まずは私ね・・・じゃじゃーん!ご飯に味噌汁!それに卵焼きと焼き鮭を作ったの!」
全員「おぉ・・・」
フォレス「なんというかまぁ・・・」
綾華「見た目やメニューからして・・・」
ユカ「普通だね。」
やっぱり普通って言われた!
ユカ「まぁでも・・・もぐもぐ美味しいですね。」
綾華「普通の見た目だけどそれ以上の美味しさですね。」
フォレス「メニューの普通さからごまかしがきかない分美味しさがさらに際立ってるわね。」
タツコ「なんか普通って言われまくってるけど褒められてるのもわかる・・・ありがとう。」
普通なのは変わらないけど・・・
タツコ「で・・・ユカはパン作ってたけど・・・なんのパンこれ?」
ユカ「ピロシキやフォカッチャ、ポンデケージョ、デザートでブリオッシュやデニッシュを作ってみました。」
タツコ「見事にマイナーなパンばっか!」
綾華「国際色強めで夢が広がりますね!」
そうかな・・・で、綾華は・・・
綾華「私はかき氷です!」
まぁ雪女ならではだよね・・・
フォレス「アンタこれ真っ白だけどシロップは?」
綾華「?何言ってるんですか、氷本来の味を楽しむんですよ。この水は山の天然水を使ってるんですよ。」
地味に贅沢!?
フォレス「私は・・・おからや米粉を使った団子や黍団子を作ってみたの。」
忍先生の話を参考にしたんだ。
フォレス「さぁ、これで私の願いを聞きなさい!」
綾華「今日び黍団子で命令に従う奴もいなくないですか?」
ユカ「黍はイネ科の植物だからどっちかって言うと・・・米・・・いらないです!!」
ユカは米に何の恨みがあるの・・・?
綾華「まぁ、皆で調実したものを食べましょう!口に入れて歯で噛んで喉に通しましょう!」
描写細かくない!?
じゃあ・・・いただきます。
ーしばらくしてー
ユカ「はー・・・食べましたね。」
タツコ「美味しかった・・・」
綾華「やっぱり氷最高・・・」
・・・あれ?
タツコ「フォレスは?」
誰かに食べられた!?
その後パンに紛れ込んでしまいタツコに食べられたと判明したのは数日後のことだった・・・