ユカの日常   作:ikkun

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やれたかも委員会結成!

sideユカ

私とお母様はお父様に呼び出されて学校の部室にいた・・・

 

ユカ「それでいきなり呼び出してどうしたんですか?」

 

クリス「今回は第一回やれたかも委員会を結成しようと思ってね。」

 

セイナ「なにそれ・・・」

 

クリス「ちゃんとバイト代も出すから。」

 

セイナ「しょうがないな・・・」

 

クリス「今日集まってもらったのは他でもない、率直な意見が聞きたくてな。ここにやれた、やれたとは言えないの二つの札がある、今から迷える陰キャたちがやってきて女性と恋愛をやれたかもというエピソードを語ってくれるからその審査をするわけだ。」

 

なるほど・・・

 

ユカ「やれたかもしれないはロマンだものね。つまりそれを追求しさらなる可能性を高めていこうって話ですね。」

 

セイナ「これってわからないの私だけ?」

 

頑張っていこう!

 

sideクリス

さぁ、迷える陰キャ最初の一人は・・・

 

陰キャ「俺は大学生です。あれは大学に入って初めての夏休みのことでした・・・」

 

ーイメージー

語り手ー大学生

 

夏の暑い日、田舎のおばあちゃんちに久しぶりに帰省したんです・・・

コンビニもなにもない田舎には自転車で15分のところに駄菓子屋があってアイスを買って帰るといとこの女性がおばあちゃんの居間に座っていたのです・・・

 

ゼクス「うお!?」

 

カンナ「あ~久しぶり!帰ってたんだ!」

 

ゼクス「ひ、久しぶりだな・・・」

 

多分あったのは3年ぶりだったと思います。以前の黒曜石のような黒髪は染められており垢ぬけた印象でした。露出の多い服から見える日焼け跡に思わず目を奪われてしまったのを覚えています・・・

 

カンナ「アーシ彼氏と別れたんだよね~でも全然悲しくなくってさ。辛気臭いからそういうの嫌いだし!」

 

何故それを俺に言うのか…気マズイなかふとアイスが解けそうなことを思い出しました・・・

 

ゼクス「まずい・・・急いで食べないと・・・」

 

カンナ「なんだ!それじゃあ手伝ってあげる!」

 

ゼクス「え!?」

 

そういって彼女は俺のアイスを勝手に食べたんです・・・その光景はまるで見てはいけないものを見ているような・・・俺は完全に意識してしまっていました・・・

 

カンナ「あ、こぼしちゃった・・・舐める?」

 

ーイメージ終了ー

 

大学生「そう聞いてきたんです・・・俺は、ティッシュを渡すことしかできませんでした・・・」

 

ユカ・クリス「・・・」

 

やれた

 

セイナ やれたとはいえない

 

ユカ「やれた二票ということで大学生さんの話はやれたと認定いたします。」

 

大学生「やっぱりやれたのか~・・・!」

 

クリス「やれたかもはまるでアイスのあたりのようなもの・・・どうか交換せずに心の片隅に大切にしまっておいてください。」

 

セイナ「いやいや・・・ただからかわれただけでしょ・・・彼氏とわかれて寂しかったんだよ。別に大丈夫って女子ほど未練たらたらで元カレ以外は興味ゼロなの。」

 

・・・・・・

 

sideユカ

さてお次は・・・

 

会社員「僕は30代の会社員です・・・これまだ僕が高校生だったころの話です・・・」

 

ーイメージー

語りてー会社員

 

馴染みの男女グループで有名なトンネルに肝試しに行ったんです・・・

他の二人が先にトンネルに入った後僕たちは二人の帰りを待っていました。

 

カゲチヨ「あの、大丈夫っすか?」

 

ヒサメ「えっと・・・ちょっとだけ怖いかな。でもあなたがいるしもしお化けが出てきても守ってくれるよね?」

 

カゲチヨ「ま、任せてくれ!」

 

ヒサメ「きゃ!」

 

これが吊り橋効果というものなのでしょうか・・・彼女が抱き着いてきたんです。

 

カゲチヨ「あ、あの胸が・・・」

 

そうです、抱き着いてきた彼女の胸が僕の腕に当たったのです・・・ある意味別の肝試しだったのかもしれません。

 

ヒサメ「あはは・・・大きくて恥ずかしいな・・・二人で帰っちゃわない?」

 

まるで絞り出したかのような震えた声・・・これは完全に誘っていると確信していました。

 

カゲチヨ「えっと・・・あの・・・」

 

ーイメージ終了ー

 

会社員「あの時早く二人で帰ると決断していれば僕はもしかしたら・・・」

 

ユカ「最高ですね!」

 

クリス ユカ やれた

 

セイナ やれたとはいえない

 

ユカ「やれた2票ということ会社員さんの話はやれたと認定します。」

 

会社員「そう・・・ですよね。」

 

クリス「やれたかもは深い深いトンネルに差し込む一筋の光・・・希望を捨てないでください。」

 

セイナ「ただ怖かっただけでしょ・・・生命力の高いエロい話をすれば霊はよってこないらしいし・・・」

 

・・・・・

 

sideクリス

 

最後の方は・・・

 

事務員「私は40代の事務員です・・・これは私が夜行バスで地方に出張に行ったときの話です・・・」

 

ーイメージー

語りてー事務員

 

隣には美しい美女が座っていて寝息を立てていたのです。私はうっかりその寝顔に見とれてしまいました・・・

 

アハト「う・・・あぁ・・・」

 

フィーア「すぅすぅ・・・」

 

こんなことを言うと恥ずかしいのですがそれが私の初恋でした。

 

フィーア「うぅん・・・パフェ・・・」

 

アハト「え・・・?」

 

彼女の寝言が妙に可愛いから見つめてしまいました。そして次の瞬間。ぐっと近づく彼女の顔、肩に感じる重み・・・

 

アハト「そ、そんな・・・」

 

私の肩に寄り掛かって眠り始めたのです・・・ほのかに香るシャンプーの香り・・・私服のひと時でした。

 

―イメージ終了ー

 

事務員「私は彼女が下りるまでそのバスを乗り過ごしました…連絡先も聞けずに・・・一言も発することはできませんでした・・・」

 

これは・・・でも・・

 

クリス ユカ やれた

 

セイナ やれたとはいえない

 

ユカ「やれた2票ということで事務員さんの話はやれたと認定します。」

 

事務員「心が救われました・・・生きていけそうです。」

 

クリス「やれたかもに終点はないのです・・・さらなるやれたかもバス停にあなたが下りられることをお祈りいたします・・・」

 

セイナ「いや舐めてるの!?そんなのただ眠っててもたれかかっただけでしょ!恋愛要素なんて限りなくゼロでしょ!」

 

クリス「でも陰キャたちには希望が必要なんだ!」

 

ユカ「お母さん辛口すぎますよ!」

 

セイナ「それでストーカーになったら責任モテるの・・・?」

 

ユカ「これで最後ですね。」

 

クリス「あーお疲れ!これバイト代ね。」

 

ユカ「じゃあ私はこれで。」

 

クリス「セイナもありがとね。」

 

セイナ「うん・・・あれ?ちょっと、これって・・・」

 

え?なんだこれもしかして・・・

 

セイナ「一つだけいいたいことがあるんだけど・・・」

 

そうか!これは陰キャの試練・・・やれたかもをやれたにするには勇気が必要!

 

クリス「今日は・・・一緒に寝てくれませんか!」

 

セイナ「いやお金ユカより多いの気にしてただけだから!今日は無理!」

 

ドバーン!

 

ぎゃー!いきなりの水操作!!

 

セイナ「全く・・・ユカにももっと多めにしないとだめなんだからね!」




セイナ「っていうか何?あのイメージ場面。ヒサメちゃんたちにも協力してもらったの?」

クリス「まぁ、そうなんだけど・・・」

撮影終了後

カンナ「ふぅ・・・終わったね。それでアイスどうしようか?本当に舐める?それとも一緒にアイス食べちゃおうか?」

ゼクス「か、からかうな!」

ー肝試しー

ヒサメ「いやぁああ!やっぱり怖い!無理無理!」

カゲチヨ「腕もげる腕もげる!帰ろう!」

ーバスー

フィーア「うーん・・・アハトくーん・・・」

アハト「うわぁああ!抱き枕にしないでー!!」

クリス「結局ラブコメみたいになったんだよね・・・」

セイナ「皆流石だね。」
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