ユカの日常   作:ikkun

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真夏の海

sideユカ

今日はゲーセンでコインゲームしたんですが・・・

 

タツコ「すぐに終わっちゃったね・・・」

 

綾華「まさかあそこまで当たらないとは・・・」

 

ユカ「スロットゲームとはいえね・・・」

 

なんか汗が止まらないです・・・アイスでも食べましょう・・・

 

フォレス「はぁ・・・やっぱり生活っていうのはお金をあまりかけない人の方がエンジョイできるのかしら?あそこまで当たらないと楽しさとかよりも虚しさが買っちゃうんだから・・・」

 

ユカ「もっとあそこでつぎ込んでれば今頃コイン山分けで遊べたのに・・・」

 

フォレス「人の話聞いてる?」

 

なんかいい儲け話とかないですかね・・・夏休みなんで急ごしらえでもお金が欲しいですよ・・・

 

女性「ねぇ聞いた!?海に謎の異宙生物がでるらしいわよ。」

 

男性「嘘だろ・・・海でデートできないってことかよ!」

 

女性「でもその異宙生物の首には懸賞金掛けられてるみたいだよ。」

 

よし!!

 

綾華「今年の夏は・・・」

 

フォレス「異宙人一本釣りね!」

 

ユカ「レッツゴーです!」

 

タツコ「ウチの人たちがすみません・・・」

 

男性「誰・・・あの人たち?」

 

sideタツコ

 

そうして私たちは噂の海に着き情報収集のために海の家の主人のところに向かった。

 

主人「え?異宙人退治?本当に来たの?助かるよ~!夏はかきいれ時なのに全く客が入らなくてさ・・・」

 

ユカ「あの・・・ひょっとして異宙人に懸賞金掛けたのって・・・」

 

主人「あーおじさんだよ。酒の席でふざけ半分で言ったことだけにまさか本当に来てくれるとは・・・」

 

ガシッ!ジュゥゥゥ!!

 

主人「ぎゃぁああ!」

 

タツコ「ちょっと!皆!気持ちはわかるけどストップストップ!!」

 

フォレス「ふざけ半分?おじさん、こっちは夏の日の青春がかかってるよ?男は冗談言うにも命がけって言うし自分の言葉に責任を持ってもらいましょうか。」

 

主人「待って落ち着いて!大丈夫!金なら用意してるから!」

 

綾華「嘘付かないでください、こんなもっさりした焼きそばしか作れない人が金を持ってるわけありませんよ。」

 

主人「ちょっと何勝手に食べてるの!!おじさんだって海の男だよ!金は確かにないがそれ相応の品を出すって!」

 

ユカ「へぇ・・・見せてもらおうじゃないですか。退治はその後です。」

 

side綾華

どうしましょう・・・タツコとフォレスはもうお小遣いないって言ってたし私たちももうクリスさんやお兄様から今月はお金出してもらえないでしょうし・・・

 

ユカ「まさかこんなダサいTシャツのために交通費がなくなるなんて思いませんでしたよ・・・」

 

報酬はまさかのビーチの妖精と書かれたシャツでした・・・

 

主人「そのシャツはね!!うちの店員しか着ることを許されてない非売品のレアものなんだ!これで君たちも海の人間の仲間入りだ!だから俺を十字架から解放しろ!海の人間はこんなことしないぞぉぉ!」

 

フォレス「私たち異宙人だしモーゼみたいで海の男って感じでカッコいいですよ。」

 

タツコ「フォレス、モーゼは海を割った人、あれはキリストを模しただけの刑罰だよ・・・」

 

ユカ「しかしなかなかかかりませんね・・・」

 

タツコ「でもこれもひと夏の思い出だよ。私たちで海を守る・・・誰も知らない私たちだけの秘密になるよ。」

 

タツコさん・・・

 

タツコ「皆が何かに落ち込んだ時どうやって気を静める?一つは自分より卑小なものを見て自分はまだましと思う人、もう一つは自分より大きいものを見て小さな自分を吹き飛ばす・・・私は二つ目なの。嫌なことがあったら昔から海に来て自分の小ささを知った・・・ちなみに両親が出会ったのも海だったみたい・・・私は海は自分のルーツだと思ってるんだ。」

 

ユカ「気持ちいいですねー!」

 

フォレス「そりゃそりゃ!!」

 

二人とも大はしゃぎでいいなー・・・

 

タツコ「・・・綾華ならわかるよね。私の気持ち。」

 

綾華「私こういう日差し苦手だから泳げていいですよね・・・」

 

タツコ「・・・・そうだね。っていうかあの二人分かってるのかな?ここ危険な異宙人出るのに・・・まぁ昔から監視員さんやライフセーバーの話を聞かない人間は死ぬのがアニメやドラマの相場だし酷いめに遭っちゃえばいいんだ。」

 

綾華「皆いいな~泳げて・・・」

 

バキバキ・・・!!

 

タツコ「・・・綾華そんなバカデカい氷塊作ってどうするつもり?まさか二人に投げつけるの?雪女で溶けるからってそこまでするの?」

 

綾華「人の幸せを見るくらいならいっそ壊して砂みたいにサラサラ零れ落ちるところを見た方が幸せな気がしてきた・・・」

 

タツコ「二人とも逃げてぇ!この子病気だから!」

 

ってあれ?

 

タツコ「二人とも後ろぉぉ!」

 

フォレス「え?」

 

主人「ぎゃぁああ!!」

 

ユカ「なんかクジラ型の異宙人が主人を加えちゃった・・・」

 

フォレス「取りあえず逃げないと!」

 

主人「こらぁああ!待て!さっきはよくもやってくれたな!海の男の恐ろしさを思い知らせてやる!」

 

なんか合体してきました!

 

綾華「仕方ない!威力を倍増させて仕留めます!氷だけだと割れて頑丈さはないですが氷を岩にまとわせれば威力は倍増します!」

 

タツコ「ちょ・・・それ私がしがみついてる岩!!」

 

活きますよ!!どりゃぁあ!

 

タツコ「あぁああああ!!」

 

ドパン!!

 

綾華「しまった・・・」

 

sideユカ

あー・・・ひどい目に遭いました・・・

 

結局何故かタツコになついて処分されなくなったんですよね。

 

ユカ「今回はタツコと綾華のお手柄でしたね。」

 

タツコ「ふふふ・・・きっと異宙人は私たちと遊びたかっただけなの。海に使ってるうちに皆アクなんて抜けちゃうのよ。」

 

フォレス「なんとかユカの空間移動で帰れることに気づいた私たちが言うことじゃないと思うけどね・・・」

 

それに・・・

 

ー大人気。海獣と遊ぶ海水浴場?-

 

なんかすごいアクの強いもの残ってる気がしますけど・・・まいっか・・・

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