sideユカ
私は教室で授業開始までくつろごうとしてたのですが・・・
タツコ「うーん・・・この話全くわからない・・・」
どうしたのタツコ急に・・・
フォレス「ロミオとジュリエットって話が全くわからなくて・・・・」
え?
綾華「ロミオって男性とジュリエットって女性が家の事情で恋するけど結婚できないって話ですよね。」
フォレス「そこ!恋って何!?」
そんな哲学的な・・・
ユカ「難しいですけど・・・人が人のことを好きになることで・・・」
フォレス「まだわからないわよ!」
タツコ「うーん・・・よく聞くのは食べ物が喉を通らなくなって・・・痩せたりとか・・・」
スオ「おはよう・・・」
メチャクチャ痩せてる・・・
タツコ「あと相手の事ばっか考えてボーとしちゃったりとか・・・」
スオ「あ・・・ぼーとしてた・・・」
タツコ「あとは窓の外を遠い眼で見たりとか・・・」
スオ「なんか遠い眼で見ちゃうな・・・」
フォレス「あれだー!!」
綾華「また露骨に恋してますね・・・」
フォレス「スオ、アンタ恋してるだろ。」
スオ「な、な、な、何故それを!!」
わかるわかる・・・
スオ「実は近所に住むお姉さんがいるんだけど最近その人のことを考えると胸が苦しくて…」
タツコ「そんな人いたんだ。」
スオ「でも俺は鳥の異宙人で彼女は天敵のイタチの異宙人・・・この恋は叶わぬ恋なんだ!」
フォレス「まさにロミオとジュリエットじゃない!」
スオ「皆!俺とイタ子姉さんの恋を応援してくれ!」
名前霊媒師みたいですね!
sideタツコ
スオ「で、家の前に来たけどどうするんだ?」
タツコ「こういうときはベタだけど不良に絡まれてる彼女を助けることで両想い作戦!」
スオ「そんなベタな奴で上手くいくのか?」
大丈夫不良にはユちゃんと綾華ちゃんを用意したから。
ユカ・綾華(レディース姿)「私なりの不良を演じて見せるよ!」
スオ「こんな昔ながらの不良いるかな?」
フォレス「とにかくお姉さんとスオが話してるところに急に二人が現れて・・・」
ユカ「ねえねえお姉さん、そんなさえない男より私とお茶しませんか?」
綾華「冷たいお茶もありますよ?」
タツコ(イタ子役)「きゃー!助けて!!」
こんな感じのところに・・・
フォレス「スオが助けに入る!はい、入って!」
スオ「お、おいやめろ。お姉さんから手を放せ。」
棒読みじゃん!!
スオ「俺はこういう奴が許せない・・・何故なら正義感が強いからだ。」
心配すぎる!!
side綾華
まぁとにかくあとはぶっつけでやってみましょう・・・
ユカ「そういえば私たちが出てくる合図決めてませんでしたね。どうしますか?」
綾華「いや~今日はいい天気ですね。こんな日は不良が出そうですね。これでいきましょう。」
タツコ「露骨すぎる・・・」
イタ子「あ、スオ君!」
来ましたね・・・
イタ子「急に呼び出してどうしたの?」
スオ「あの・・あれですね今日はいい天気だから・・・・・・でそ・・・お姉さん!!」
イタ子「え?」
スオ「僕・・・お姉さんのことが好きなんです!」
言ったー!!私たちの出番なくなりましたけど・・・
イタ子「スオ君・・・すごく嬉しい・・・でもダメなの・・・お姉さんイタチなの!!」
イタ子さんも気にしてた!!
イタ子「鳥とイタチ・・・私たちは相いれない運命。これは叶わぬ恋なのよ・・・」
フォレス「まさにロミオとジュリエット・・・」
スオ「お、お姉さん僕はお姉さんのことを食べようとしたりしません!!お姉さんだってそうじゃないんですか!」
イタ子「ぐるるる・・・ダメ・・・私の理性が残っている内に・・・」
ダメだ!野生の本能が暴走しようとしてる!!
イタ子「さよなら・・・ぐるる・・・」
スオ「う・・・う・・・」
タツコ「ざ、残念だったね・・・」
ユカ「でもちゃんと好きって言えてよかったですね。」
これにて一件落着・・・
フォレス「ねえねえ、原作のロミオとジュリエットではこんなんじゃなかった気がするけど・・・」
ユカ「ロミオとジュリエットだと最後はどうなるんでしたっけ?」
フォレス「確かジュリエットが仮死状態になるんだけどそれに気づかずロミオが短剣で自分を刺してジュリエットは目覚めるけどロミオが死んでしまったから後追い自殺するって言う・・・」
スオ「寂しすぎるー!!」
わー!!炎で自分を焼こうとしないでください!!