sideユカ
ユカ「今度の土日皆で大阪行きません!?」
タツコ「旅行?」
綾華「まぁ、宿題もないですし・・・」
フォレス「費用はユカもちなんでしょうね?」
ユカ「もちろんです!」
ヨ―メイ「あのー・・・さりげなくリサイクルショップを旅行の相談場所にしないでもらえます?」
そうだ!
ユカ「ヨ―メイちゃんも行きましょうよ!高級夜行バスで行く予定なので!」
ヨ―メイ「や、夜行バスですか!?」
綾華「あぁ、あれですね。楽しみですし今からおやつを買っておきましょう!!」
タツコ「今日月曜だよ・・・?」
sideヨ―メイ
そうして駅に着くと見るからに高級そうなバスがありました・・・
タツコ「な、なんか遠くに行くのにバスって学校の旅行みたいでドキドキするね・・・」
フォレス「でも長距離バスって寝れないことも多いし覚悟しておきましょう・・・」
ユカ「ふふふ・・・そんな心配しなくて大丈夫ですよ。」
そうしてユカさんから私たちは部屋番号の書いた鍵やチケットを渡されました・・・
ヨ―メイ「っていうか個室なんですか!?」
ユカ「その通りだよ!しかも・・・」
開けてみると広々とした空間が!!
綾華「相変わらず広いですね。」
綾華さんはなれてる感がすごい・・・
ユカ「このバスには個室が11室しかないですがその分新幹線のグリーン車より広いんですよ?」
す、凄すぎます!!
綾華「それにテーブルも大きいですよ。」
タツコ「本当だ。おやつけっこう持ってきたのに全然置けるね。」
クオリティが凄すぎますよ!!
ユカ「ヨ―メイちゃん・・・座席に深く座ってみてください。」
な、なんですかこれ・・・固さと柔らかさの中間・・・重厚感と安心感に包み込まれています・・・
綾華「座席にもこだわりがありますよ。もう1段階上の真価をご覧に入れましょう・・・」
フォレス「真価!?」
うぃいぃん・・・
ヨ―メイ「電動リクライニング!それにこれはゼログラビティ・・・」
ぽち・・・
なっ・・・推した瞬間重力が消えた・・・?これが人類の英知の結晶というわけですか・・・?
ユカ「その通り!NASAによって開発された浮遊感を感じながら深く寝られる角度です!!」
タツコ「まさか雲よりも上の寝心地・・・これが進化!!」
sideフォレス
フォレス「でも致命的な欠陥があるわね・・・フルフラットモードがないじゃない。」
ヨ―メイ「!?確かに・・・寝るならフルフラットモードのが良いですもんね・・・」
綾華「甘いのは二人ですよ。あれは適切な安眠角度でないことが研究で分かっているんですよ・・・」
でも寝がえりは・・・?
タツコ「はっ・・・!!そうかこのシートは点じゃなくて面で体を支えているから・・・」
フォレス「血流を妨げないから寝がえりをうたなくてもいい・・・」
そんな工夫が・・・完敗ね・・・
タツコ「でもバスだと歯とか磨くのに自分で持ってくる必要とか顔洗うのも水で汚さないようにって億劫になっちゃうよね。」
ユカ「甘いですよ。これを見てください。」
なっ・・・歯ブラシにウェットタオル・・・耳栓にミネラルウォーターまでも・・・これならわざわざ水筒を持つ必要すらない・・・
ヨ―メイ「もはやこれは移動するホテル・・・これが夜行バスの本気・・・しかも顔を洗うためのパウダールームさえも広々設計・・・もうこれは楽しむしかないですね!!」
そうしてわたしたちは大阪までの旅路を歩むのでした!!