進撃の巨人 The end -ゲームの主人公が生きていました- -誰が為の翼- 作:キラトマト
「何!? なんだ────!?」
ガビが周囲の喧騒に気づいて目覚めると、そこでは祭りが行われていた。
「何だ……?」
ひとまず着替え、外に出たガビにファルコたちが走りよる。
「ガビ! やっと起きたか!」
「この状況は何?!」
「祭りだよ!」
「外の人達が収容区にいっぱい入ってきて色んな出店を開いてんだよ!」
やって来たファルコを含めた3人はアイスを持っていた。そしてファルコがガビの為にと持ってきたアイスを彼女に押し付ける。
「食え!!」
「ンゴ!? ……。これが祭りかあああああ」
「行くぞ!」
彼らは沢山の出店に寄っていくが財布を見て……。
「金があああ」
「……」
付き添いのライナーを見つめる。とそこに、ピークとポルコもライナーに集りに来た。
「……」
徐々に減っていくライナーの財布の中身と増えていく小じわ。
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はっ、ライナーのやつたかられてやんの。それにあの子たちの笑顔見てっと癒されるし……。ずっとこんな日が続けばいいのにな……。
「ライナーの野郎も同じこと思ってんのかな……」
日が暮れる頃、ガビは膨れた腹を抑えながら、ライナーに引きずられていた。
「……苦しいよぉ……」
「お前が欲張るからだろうが」
「……毎日お祭りすればいいのにね」
「……そうだな」
「何だかね、最近初めてのことばっかり起きるの」
「そうだな」
「何だか……何かが変わりそうな気がする」
「あぁ……。そうだな」
ガビ……俺もそう思うぞ。そんなことを考えながら迎えた今日の祭りの本番、ウィリー・タイバーの演説。
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「あれ? ファルコは?」
「あ、来た」
ファルコのお兄さんの問いに、車力の本体が答えた。
「さっき知り合いを見つけたって言ってどっか行きました」
「すごい人……」
「大丈夫か? 時間通りに席に着けって一応命令だろ」
「あれ? いるよ」
しかし辺りの喧騒と、皆が口々に話すせいで聞こえていないみたいだ。
「あんたどこ行ってたの?」
息を切らしながらやって来たファルコがライナーを連れていく。
「ブラウン副長ちょっといいですか?」
「今からか?」
あと10分もすれば演説が始まるくらいの時間だが……ライナーは乗るのか? これで来なかったら作戦は失敗だぞ?
「いんじゃない? まだ開幕まで時間あるよ」
とそこに獣のジークがフォローを入れる。……正直あいつにいい気はしないが……。てかあいつ平然と嘘をつくんだな……。
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「こっちです」
「一体どうしたんだよ」
「行けば分かりますよ!」
「まったく……」
「こちらです」
そう言ってファルコがライナーを連れて来たのは住宅の地下にある一室。
「……ああ」
「来ましたよ、"クルーガーさん"」
「……よう」
「………………!?」
「4年振りだな、ライナー」
「……エレン」
「……よかったな。……故郷に帰れて」
第2部と第3部にかけて絶対ハッピーエンドにします。絶対です。作者は二次創作においてはハッピーエンドしか認めません。
感想くれると嬉しいです。辛口がいいです
グリュックに魅力は感じますか?
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感じない