進撃の巨人 The end -ゲームの主人公が生きていました- -誰が為の翼-   作:キラトマト

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#30 嘘吐き

「エレンは私たちを想っている」

 

 過去を振り返り、ミカサはそう呟いた。

 

「それは当然そうだと思うが……」

 

「だから私達以外の外部に対して攻撃的になったのかもしれない。……きっと、その想いが強すぎたからあんなことに……」

 

「……すべては俺達のためだった? それは違うぞ、かつてのあいつはいくらお前が強くても巨人のいる前線から遠ざけようとする奴だった。だが今は……アルミンに軍港を破壊させるよう仕向け、お前を戦場に呼んだ」

 

「でもっ……」

 

「あいつ、サシャが死んだ時どうしたと思う?」

 

「……え?」

 

 困惑するミカサをよそ目にコニーは続ける。

 

「泣いたと思うか? 悔しがったと思うか?」

 

「……知ってるよ、笑ってたんだろ……?」

 

「あぁそうだ。一体────」

 

「でもっ、エレンはハンネスさんが死んだ時も笑ってた。……自分の無力さにな。……だからサシャが死んだ時も……そうだったんじゃないのか……?」

 

「だったらなんで……サシャを撃ったやつを放っておいたんだよ……おっさんを食った巨人は、座標の力とやらで殺したんだろ?」

 

「それは……」

 

「エレンと話そう。僕とミカサと3人だけで……話をさせて貰えるよう、掛け合ってみるよ」

 

「なぁアルミン、それ、俺も混ぜてもらっていいか? 俺もエレンに……聞きたいことがある」

 

「え……いい、けど……。ともかく、僕たちは確かめる必要がある。エレンの真意を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ###

 翌日、俺たちはエレンとの会合のため兵団本部まで来ていた。

 

「なんだ……? 外が騒がしいな」

 

 そう感じて外を見てみると、ハンジさんと、それに群がる群衆が出来ているのが見えた。

 

「……?」

 

 考えてみれば、何故フロックたちがいるんだ? 少し経って、ハンジさんがため息をつきながら入ってきた。

 

「エレンの情報を流したのは君達か……ホルガー、ヴィム、ルイーゼ。新兵の君達と……フロック。何でこんなことをしたの?」

 

「エレンを解放すべきだからです」

 

 エレンは今……閉じ込められてるのか? 

 

「彼はまだ何も間違ったことはしていない。ただやるべきことをやった。途方もなく強大な敵に立ち向かい、勝利を手に入れた」

 

「だけどその勝利は世界中の軍がこのちっぽけな島に総攻撃を食らわせるこれ以上ない必然性を与えてしまったけど」

 

「『地鳴らし』がなければそうでしょうね」

 

「その『地鳴らし』が期待通り機能して我々を守る保証はないんだよ。言ってしまえば人から聞いた話に過ぎない」

 

「エレンを牢に閉じ込めているからでしょう? この国を導くのは彼です。今すぐエレン・イェーガーを解放してください」

 

「……うん、君が正しいのかもしれないね。でもだからこそこれ以上勝手な真似は許されない。君達はエレンの情報を外に流した罪で裁かれる。この4人を懲罰房へ」

 

「壁中人類の勝利の為なら本望です」

 

「フロック……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ###

「フロック……お前……なんで」

 

「俺はただ新生エルディア帝国のためにやっただけだ。文句あるか?」

 

「いや……そうじゃなくて……お前達帝国派の意見を聞いてるんじゃない。フロック、お前個人の意見を聞いてるんだ」

 

「それは……言えない」

 

「……そうかよ」

 

 ────────────────────────

 

 巨人がいるせいで巨大樹の森とか氷爆石とかあるんだし、始祖の巨人と進撃の巨人の遺骸から何か作れたりすんじゃないか?

グリュックに魅力は感じますか?

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