多分
トラキア王国
ユグドラル大陸南西部に位置する国家であり、その国土の大半を峻険な山岳地帯で占める国である
同じトラキア半島にある北部のレンスター王国とはレンスター建国時から常に敵対関係にあり、度々武力衝突を起こしている
そのトラキア王国の王都の一室にて
トラバント陛下御自ら出る必要などございませぬ!
出兵なさるというのは結構にございます!
されど陛下自らお出になる必要なぞありますまい!
そも派兵先はどこか?
グランベルが敵とあるが
アグストリア?
大陸の正反対ともいえる場所ではないか!?
いや、それよりも兵を動かしたとなればレンスターの奴等が動きかねませぬ!
軽々に兵を動かす必要などありますまい!
と室内にいる者達は口々に発言する
(やれやれ。困った事になったな)
部屋の隅にいる男は頭を抱えた
トラキア王国はその国土故農業が大々的に行う事が出来ないという事情を抱えている
何せ国土の3割から2割程度しか平地が存在せず、しかも農耕地として利用できる土地となるとトラキア西部のルテキア城の北部のごく一部という本当に限られた場所しかなかった
残りの山岳部とてかなり険しい山々であり、そうであるが故にそこでの農業というのは難しいというレベルではなかった
その為、トラキア王国における主要産業は他国への傭兵産業となっており、それなりの利益を国にもたらしている
が、傭兵ともなれば当然死者も出る訳であり、トラキア王国内における若年層の男性は他の年代に比べ死亡者数が多いという弊害を生む事となった
働き盛りの若年層しかも男性が不足するというのはそのまま出生率の低下に繋がる大問題。元々トラキアにおいて女性が
それなのにその相手となる年頃の男性が不足するというのは国の行く末を考える者からすれば文字通り悪夢であった
加えて、トラキア王国における製鉄産業はその国土の広さから言えば圧倒的に低く、ともすれば大陸を代表するグランベル王国の有力諸侯領よりも低いという惨状
傭兵を生業としながら、武器については『使い捨て』とせねばならないのが現在のトラキア王国だったのだ
使い捨てはこの大陸においてかなり珍しく、修理して使い続けるのが一般的である
真実の程は定かではないが、『ある一定以上の人の血を吸わせた獲物』は切れ味が良くなるとの通説があるとかないとか
言うまでもないが、一から武器を調達するよりも修理する方が調達コストは下がる
なお、キチンとした力量のある鍛治師である事が前提であり、もぐりの鍛治師などに頼んだ場合はその限りではない
傭兵契約を結ぶ際に『武器の調達』は大きな点であり、傭兵ではなく契約相手が武器を用意した場合、相場通りの額を依頼料から差し引く者は殆どおらず、良くて相場の2割増、悪ければ相場の倍額位は平気で差し引いてくる
トラキアの傭兵は命と誇りを捨てて金を得る
と一部の事情を知らぬ者、特に騎士階級の者からはそう揶揄されていた
が、同じ傭兵であるヴォルツやベオウルフ、ベオウルフと親交のあるエルトシャンなどは
『そこまでせねば食べていけない』トラキアの傭兵達を逆に気の毒に思っていたりする
トラキアの傭兵は命を捨て、誇りすら捨て去り国を生かす
余りにも切ない現実がそこにあった
なお、レンスター王国においては戦場にて金を稼ぐトラキア傭兵達を『戦場のハイエナ』と侮蔑している
そもそもトラキア王国成立はグランベル王国成立と然程に時期は変わらず、現在大陸に存在する国家
すなわち
グランベル王国、アグストリア諸侯連合王国、シレジア王国、イザーク王国、レンスター王国、トラキア王国、ウェルダン王国
の中でグランベル、アグストリア、シレジア、イザーク、トラキアは大陸を暗黒時代に追いやっていたロプト帝国を打倒した後に成立したという経緯がある
アグストリアは黒騎士ヘズル
シレジアは風使いセティ
イザークは剣聖オード
グランベル王国は聖者ヘイムのバーハラ王家を筆頭に
聖騎士バルドのシアルフィ
斧騎士ネールのドズル
弓騎士ウルのユングウィ
魔法騎士トードのフリージ
魔法戦士ファラのヴェルトマー
大司祭ブラギのエッダ
竜騎士ダインと槍騎士ノヴァがトラキア王国を開いたとされる
なお、上記のロプト帝国を打倒した解放軍の中核を担った彼等12名を指して『十二聖戦士』と呼称される
彼等は解放軍を組織し、ロプト帝国に抵抗していたが、ロプト帝国の圧倒的な戦力の前に仲間たちは次々と倒れ、遂にはイード砂漠の南部の都市ダーナに追い詰められる
しかし、窮地にあった彼らに遠くアカネイア大陸よりこのユグドラル大陸に渡ってきた古代竜族が自身の力を宿した武器を授けることにより助けた
遥か彼方にあるアカネイア大陸の竜族がこの大陸に来たのには当然理由があった
ロプト帝国がこの大陸に暗黒時代をもたらす前、大陸にはグラン共和国が存在していた
その共和国時代にガレという人物が如何なる方法を用いたのか定かではないが、単身アカネイア大陸へと渡り、当時ナーガに反発していた地竜族の1人ロプトゥスから彼の者の力を宿した魔導書『ロプトゥス』を授かったらしい
そしてガレはユグドラル大陸へと戻り、迫害されていた者達を率いてロプトゥスを暗黒神として祭り上げる『ロプト教団』を設立
共和国に対して戦争を挑んだ
度重なる憎悪などがガレに浴びせられることにより、魔導書に仕込まれていたモノが顕現した
地竜、いや『暗黒神』ロプトゥス
遥か彼方のアカネイア大陸においてはナーガ率いる神竜族とそれに協力する人間達によりその力を失っていた筈の存在が遠く離れたユグドラルにて力を得た
そして、ロプトゥスが率いる『反体制派』は『暗黒神』の力と名の下にその暴虐を遺憾なく発揮
グラン共和国は滅亡
その後、ロプト帝国が誕生するに至ったのである
つまり、ロプト帝国誕生はアカネイア大陸の竜族に原因があるといえるだろう
その為にアカネイア大陸からロプトゥスとその力を使い大陸を混乱に落としたロプト帝国を止めるべく古代竜族達はこの大陸に来た。と言う訳なのだ
先に挙げた十二聖戦士はそれぞれ古代竜族の力の一部を宿した武器を与えられ、後に建国する国や公爵家などの象徴となった
黒騎士ヘズルには『魔剣ミストルティン』
風使いセティには『風魔法フォルセティ』
剣聖オードには『神剣バルムンク』
聖者ヘイムには『神聖魔法ナーガ』
聖戦士バルドには『聖剣ティルフィング』
斧騎士ネールには『聖斧スワンチカ』
弓騎士ウルには『聖弓イチイバル』
魔法騎士トードには『雷魔法トールハンマー』
魔法戦士ファラには『炎魔法ファラフレイム』
大司祭ブラギには『聖杖バルキリー』
竜騎士ダインには『天槍グングニル』
槍騎士ノヴァには『地槍ゲイボルグ』
がそれぞれ与えられ、その直系の子孫に代々受け継がれる事となる
大陸は新体制の元で少しずつ復興していくものと思われた
しかし、トラキア王国にてダインの息子とノヴァの息子による内乱が発生
理由は確かではないが、ダインの息子が恐怖政治を行ないそれにノヴァの息子が反発し、レンスター地方を分離独立させレンスター王国を建国したと言われている
が、これについてはかなり疑問の残る話だ
トラキア王国内において、レンスター地方はレンスター、アルスター、コノートとトラキア王国の存在するトラキア半島における主要な食糧生産地であり、またグランベルやイザークなどとの交易を行う際の要所でもある
初めに書いたが現在のトラキア王国は豊かでないどころか、貧しいと言っても過言ではない
それは開発が現在よりも進んでいなかった建国から余り時の経っていない時期ならば尚更だろう
苛政に苦しんだとしても、王国の豊かな地方
更にレンスター建国に際して当然だがトラキア側はそれを認めず、レンスター地方へと攻勢をかけるも失敗
そこにグランベル王国が仲裁に入り、レンスター王国の建国は認められる事となった
だが、豊かなレンスター地方と貧しいトラキア地方両方を持つからこそトラキア王国は国として機能していた訳であり、それを分割するという事はトラキア、レンスター双方に禍根しか残さないものとなり、現在まで敵対関係は続いている
その様な経緯からトラキア王国とレンスター王国は常に相手を殴りつける機会を狙っているという、とてもではないが平和とは程遠い状態が続いていた
グランベル国王アズムールの時代に入ると少しずつではあるが、グランベルによるトラキアへの支援が行われる事になり、貧困に喘ぐトラキア王国の現状を変えようとしていたりする
というのも大陸中央部に存在するグランベル王国はその地形的にユグドラル大陸に存在する全ての国家と隣接
その為、仮に何処かで争乱が起きた場合無関係とは言えない立場でもある訳だ
かつてレンスター建国時にはレンスター側に肩入れしていたグランベルであるが、さりとて成人男性皆兵とも言える上に、空を駆ける竜騎士を大量に有するトラキア王国は決して無視出来る軍事力ではない
レンスター王国と仮に戦争になったとすれば、槍をメインとするランスリッターが主力であるという一点において、斧騎士ネールの血をひくドズル公爵家の有する精鋭斧騎士団グラオリッターを主力として対応すれば苦戦はしても勝ちきれる公算が高い
だが、同じく槍を装備するトラキア王国には平地だろうが、森林地帯だろうが、山岳地帯だろうが問題なく進軍し、軍を展開出来る
しかも、トラキア王国軍の場合だと新兵はドラゴンライダーで熟練兵はドラゴンナイト。指揮官クラスで傑出した個人戦能力とある程度の指揮能力を有するものはドラゴンマスターと区別されており、トラキア軍の基本編成はドラゴンライダー6名ないし10名に対してドラゴンナイト1名。もしくはドラゴンナイト10名に対してドラゴンマスター1名というものである
しかも最下級のドラゴンライダーですら一撃離脱戦法を徹底して叩き込まれており、更に重傷を負わせた兵については
現在のグラオリッターは指揮官クラスこそ
しかも騎士団に帯同する回復役は基本グランベル王国のエッダ公爵家から借りねばならない
更にその借りた兵は徒歩である為、高速展開や高速機動を旨とするグラオリッターにとっては足手まといとなる
竜騎士の騎乗する飛竜は弓や魔法に弱い為、ヴェルトマーのロートリッターやフリージのゲルプリッターやユングウィのバイゲリッターが有効ではある
ロートリッターは炎魔法を使う魔道士を中核とした部隊
ゲルプリッターは雷魔法を操る魔道士と重装騎士であるジェネラルを中核とした部隊
バイゲリッターは弓を操る騎士、ボウナイトを主力とした部隊
いずれも大国グランベルを代表する精鋭騎士団であるが、ロートリッターとゲルプリッターは移動力に劣り、バイゲリッターは懐に入られると弱い。という弱点を抱えている
その為グランベルの本心としては相手をするのであれば
最悪レンスター王国を制圧するとなれば、国境のメルゲンから派兵する事になる
メルゲンからアルスターへ向かう道は狭く激戦になるだろうが、長距離魔法を有するロートリッターがいて、エッダの回復部隊がいるのであれば勝機はある
逆にトラキアへの侵攻となるとミレトス地方から攻め寄せる形となるが、トラキアの山岳地帯が多過ぎる点から敵竜騎士達による一撃離脱戦法が間断なく行われる事は想像に容易い
長距離魔法があったとしても、それを活かすための視界が取れなければ到底役に立つとは思いにくい
更に伸び切った補給線をトラキア側が放置するとも考えにくいともなると、トラキア制圧には多大な時間と犠牲が出るものと予想される
頭が痛くなる話だが、仮にそこまでの犠牲を払ってトラキアを制圧したとしてもその統治には更に資金と労力が必要となる上にグランベル本国並みの経済基盤を整えるのにどれだけの手間がかかるのか
アズムールが家臣に命じて試算させたが、明らかにトラキア平定は『割に合わない』という結果のみ残った
その為アズムールはトラキアとの宥和政策を推進する事で寧ろトラキア王国を親グランベルにさせるべきではないか?と宰相でありフリージ公爵家当主のレプトールに相談する
レプトールとしてもトラキアと敵対しても何一つグランベルに利益がない事を理解していたので、この話を好意的に受け取りトラキアへの武器や食糧支援をレンスター王国に知られない様に進めていった
トラキア王国の国王となったトラバントとしてはグランベル王国にも不満があったが民ありきの
ただ、この動きは今までレンスター王国と協調路線を取っていたグランベルの方針と真逆であり、諸侯からの反発も予想された為宰相レプトールを始めとした一部の者達のみが知る秘事となる
年を経る事により、グランベル王国がトラキアに配慮している事をトラバントのみならずトラキア王国を動かす立場にある者達は徐々に理解していった
であれば、何故今回の様に『グランベルに敵対』する様な行動を取る事が議論されているのか?
大陸最大の国家であるグランベル王国には士官学校という騎士養成の為の学校が存在する
これは多数の有力な騎士団を国内に抱えるグランベル王国ならではの制度だ
だが、一方で他国からの生徒も数は少ないものの受け入れる体制も整えられていた
これは士官学校という『制度』を見せつける事によりグランベルに敵対するという選択肢を除こうという狙いもある
そこでシアルフィ公爵バイロンの息子、すなわちシアルフィ公子シグルドとアグストリア諸侯連合が一つノディオンの若き当主エルトシャン、そしてレンスター王国王子キュアンが国という垣根を越えて友誼を結んだ
それ自体は何も問題ない
寧ろ次世代の事を考えるならば推奨されて然るべきことだ
その縁もあってか
シグルドの妹であるシアルフィ公女エスリンとレンスター王子キュアンが結婚する事になった
この話を政敵でもあり、同じ公爵家当主であるドズル公爵ランゴバルドから聞いたレプトールは内心で頭を抱えたという
何せ国王アズムールの命により、現在トラキア王国との関係改善が水面下で行われている
トラキア王国を支援し、あわよくばレンスター王国をトラキアと協力して滅ぼす事も視野に入れている政策
つまりアズムールやレプトールは『トラキア半島を再びトラキア王国で統一』させるつもりなのだ
それなのに、グランベル王国の有力な公爵家の公女が他ならぬレンスター王家に嫁ぐとなると、どうなるか?
グランベル王国は我々トラキアとレンスターを争わせ、消耗させようとしているのでは?
という疑念が生まれてしまう
元々十数年かけて地道にしかも慎重に進めてきた『トラキア王国との宥和政策』
ようやくトラキア王国側もグランベル王国に対して不信感を捨て去ったというこのタイミングでのコレは宜しくない
何せ下手するとレンスター王国の正当性をグランベル王国が認めたと受け取られかねない
六公爵家といっても現在のソレは表立っては割れている
国王アズムールの息子クルト王子支持のシアルフィ当主バイロンとユングウィ当主リング
クルト王子に反発するドズルのランゴバルド
近衛として中立を守るヴェルトマーの若き当主アルヴィスにエッダの当主クロード
宰相である以上、どちらかに肩入れするべきではないと判断しているレプトール
だが、事情を知らぬ者。ましてや他国からすれば六公爵家はグランベルの意思の代弁者と見られてもおかしくない立場
今回の一件は
シアルフィ当主がレンスター王国を認めた
のではなく
グランベル王国がレンスター王国の立場を認めた
とされる可能性が高まった
本来ならば、公爵家公子や公女の婚姻について王家に相談があって然るべきなのだが、変なところで開明的なバイロンは
この一件により、今までグランベルに対して態度を軟化させてきたトラキア王国側の態度は一転する
更にグランベルは大陸北東部の国家イザークへの遠征を計画している事がトラキア王国側に発覚した事により、トラキア側はグランベルとの対話を限定的なものとした
今までは様々なトラキア王国要人がグランベルの使者に応対していたが、専任の担当者を定めそれ以外との接触すら禁じる
イザーク遠征はグランベルによる大陸統一の野望の可能性あり
その様に一部のトラキアの者は受け止めた
(レンスターの王子とシアルフィ公女の結婚。更にイザーク出兵か
これでは大陸統一と疑われたとして容易く否定出来ないだろうに)
言い合いの様相を見せている室内で部屋の隅に身を置いている男は現状唯一グランベル側との交渉を担当している人物だった
皆の懸念は理解した
俺は出るには出るが、戦闘には参加せぬ。案ずるな
しかし!
パピヨンに前線を任せる
落ちたとはいえ、依頼主はアグストリアの国王であるシャガールだ。俺が行かなければ面倒だろう?
それは、そうですが
室内では国王であり、歴戦の傭兵としての実績も持つトラバントが家臣達を宥めていた
何、シャガールからは武器の供出も打診されている
滅びゆく国家に興味などないが、それでもそれなりに扱ってやる方がよかろう?
…承知しました。無事のご帰還を
最後までトラバントを諌めようとした家臣も渋々ながらにアグストリアへの派兵を認めた
難儀、ですな。陛下
ふん、ウェルダンを己が手中に収め、今なおイザークに攻め寄せているグランベルだ
既に先の戦闘でアグストリアの南半分はグランベルの支配下となった以上シャガールとて引き下がれまい
家臣達が去った室内でトラバントと部屋の隅にいた男は話をしている
既に人心はシャガールより離れているとも聞きます
加えてノディオンの小僧がいるともなれば
ふ
自国を半分も占拠されておきながら、何とも間抜けな話だ
シグルドだったか?エルトシャンとやらの目も相当曇っていると見えるな
アグストリアが事実上南北に引き裂かれた事により、賢王として名高いイムカの跡を継いだシャガールの声望は落ちた
しかしながら、トラバント達からすれば救えない事に未だにエルトシャンに対する庶民の期待は高い
そのエルトシャンの妹が発した救援要請がアグストリアの混乱の原因であるというのに
更に本人は大人しくアグスティにて牢に繋がれていたそうで、解放された時にはアグストリアの半分がグランベルの
いや、親友であるシグルドの手により制圧されているのだからトラバントや男からすれば滑稽極まりない
しかも、再三シグルドを介してグランベルにアグストリアの領土回復を申し入れているらしいが何を期待しているのやら
シグルドはあくまでも『前線の指揮官』に過ぎず、しかも聖騎士として任命されたとしても国内における立場はあくまでも『シアルフィ公子』に過ぎない
一公子がどれだけグランベル王国という巨大な組織の中で影響力を持つというのか?
それは他ならぬエルトシャンがよく分かっているだろうに
更に男がグランベルの使者から聞いた話では、既にハイライン、アンフォニー、マッキリーそしてノディオンにおいてグランベルの文官が着任しており各地の統治体制の構築に取り掛かっているらしいではないか
この一点を見ただけでもグランベルがアグストリア南部を手放す気が無いのは明白
寧ろ、グランベル側はこうやって目に見える形にする事でシャガールらアグストリアの者達の反発そして武力蜂起を待っているだろう事は少しでも政治に携わっていれば分かりそうなもの
その最後の一押しになるわけだな?
恐らくは
その後、トラバントと男は今後の話について詳しく議論した
という訳で性懲りも無く敵側での二次創作
しかもFEでは割と賛否の分かれる聖戦
頑張るぞい