四日目も無事に乗り越えて、現状の生存者が全員集合して、何だったら小イベントでPTSDが軽減して、久しぶりにレベルアップもしたと良いこと尽くめなゲームの実況の続き、もう始まってる!!
琴音先生がるーちゃん達が寝てる生徒会室から起きて、毎度のように見回りをしてる場面から再開です。こいつ日にちが進んだパートの始まりは大体見回りしてんな。
ですが今回の見回りは少し違います。御覧ください、なんとめぐねえが一緒に居ますよ! はい、犬山お姉さんが来てくれたことによって二人一組での二階までの見回りが出来るようになりました。
因みに、琴音先生は軽減したと言っても5時間寝れば十分人間なので交代するのはめぐねえと犬山お姉さんですけどね。
「静かなものね、とは言っても油断は出来ないけど」
なんか静かっすねとは言いませんからね(詠唱破棄)変わりに五日目の予定をお話しします。
本日は朝食後に例の『
あとはぶっちゃけ明後日の『雨の日』に向けて全員の正気度と好感度調整、バリケードの強化とかで代わり映えがないです。
何が言いたいのかって? 話すネタが少ないんだよ言わせんな恥ずかしい、まぁその分、小イベントパートにしてしまうのもありかもしれませんが今日は実況パートで頑張りましょう。
「そろそろ、皆が起きてくる時間だから戻りましょうか」
そっすね。せや、今日の朝ごはんは琴音先生が作りましょう、折角上がった料理スキル、使わなければ持ち腐れになってしまいますからね!
「え、だ、大丈夫なの?」
めっちゃ不安な顔で見られてますが、りーさんに教わってるからヘーキヘーキ、レベル2もあれば全員が満足するものは作れますよ、めぐねえ!(隙あらば霧)
まぁ、めぐねえの不安も理解できますけどね。つい先日まではあんな雑な切り方しか出来なかった先生でしたし、ですが百聞は一見に如かず、早速、生徒会室に向かい朝食を作ることにしましょう。
オッスオッス! みんな起きてるか~?
「あ、おはよう、ことねえとめぐねえ!」
「お前本当にそれを定着させるつもりなのか……おはよう来ヶ谷先生、佐倉先生」
「あたしは別にありだと思うけどなぁ、おはよう、ことねえ、めぐねえ……いや、すまん、違和感強いなコレ」
「おはよう、ございます」
「ワンワン!」
どうやら起きてたのはゆきちゃんとくるみ姉貴とりーさんとチョーカーさん、太郎丸だけみたいですね。まぁ犬山お姉さんもみーくんも圭ちゃんも何だかんだで安心して眠れる空間は久しぶりでしょうし、朝ご飯が出来るまでは寝てもらいましょう。
てか、それよりもりーさん完璧に寝不足状態じゃん、いやまぁ、昨夜自分からあんなことをし……
「わー!!!わぁあああ!!!」
「ど、どうしたんだよりーさん、と言うか琴音先生、昨夜って何が」
「聞かないで!琴音先生も活き活きと話そうとしない!」
「お、おう」
あまりにも必死過ぎてくるみ姉貴がドン引きしてるし、普段のキャラ崩れちまってるよ、りーさん……そんなに恥ずかしいと思うのならばどうして、そう言えばどうしてだ? いくら好感度が他の人物より高いって言ってもあの小イベントが起きるランクじゃないはず。
あれって謂わば愛情イベとかそういうのの類に近いんですよね効果的に、でもその条件は満たしてないですし、うーん? もしかして、若狭母のイベントって終わってないのでは?(閃き)
「うぅん……」
おっと、珍しくお寝坊だったお姫様ことるーちゃんがりーさんの必死過ぎる声で起きてしまいましたよ、どうするんですか、起こされたら彼女不機嫌になるんですよ、りーさん!
「うぐ、い、いや、そもそも琴音さんがあの話をしようとするのが悪いじゃないですか」
「え、なに、何の話してるの二人?」
「琴音、貴女……」
何、お前遂にみたいな顔してるんですかめぐねえ! 冤罪、冤罪ですからね!! 琴音先生は一切何の責任もございませんからね。もういいです! るーちゃんに朝の挨拶をしてから朝食作りますから~
寝起きのるーちゃんはこれまた可愛いんですよ、まだ覚醒しきってない目をゴシゴシと手で拭いながら、琴音先生を見て
「まま……だっこ……」
寝惚け無邪気なるーちゃんの言葉が、琴音先生の正気度を抉った。おい、待て元不良、今ので100あったのが60まで下がるってどういう精神してんだよ、どうして仲間内からのしかも幼女からの一撃が過去一番のダメージになってんだよ。
もしかしてこれもあれか、若狭母イベント関連で何かしらのデメリット背負ってる状態か、このイベント思いの外、色んなこと引き起こしてくれるな!
「こ、ことねえ、大丈夫?」
おっといけねぇ、なぁに幼女の言い間違えなんて小学校の先生してたら恒例行事じゃい、と強がりつつるーちゃんを抱っこしてからいつものスマイルを浮かべておはようと声を掛けてあげれば、流石にるーちゃんも意識が完全に覚醒しますので
「あ……おはようございます、ことねせんせー」
「ふふ、るーちゃん、顔が真っ赤よ」
ついさっきまで同じくらいに顔がトマトだった姉がなにか言ってますがここは華麗にスルーしてあげましょう。これ以上変に突いて後日とか今日に響いたら良くないですし、さて、色々とハプニングはありましたがここからは琴音先生のパーフェクト調理を始めるので皆は座っててええぞ。
えぇ、そう、本当に大丈夫かよという表情をされるのも想定内ですのでスルー、では本日の朝ご飯は、和風で行きましょう。モールで仕入れたら干物もありますし、しかしこうして生徒会室の調理場を見てみると力込んでますよね。
『
「ん、くぅ~、良い匂い」
「魚の焼ける匂いだねぇ、って、もうそんな時間!?」
お、匂いにつられて、みーくんと圭ちゃんコンビが起きましたね。それと圭ちゃん、ここは学校だから遅刻は存在しないぞ、あとみーくんの反応が非常に猫っぽくて可愛いと思います。ほれ、太郎丸、二人を舐め回して目を覚まさせてあげなさい、それとゆきちゃん、多分まだ放送室で寝てる犬山お姉さんも起こしてきて、そろそろ焼けるし
「ラジャー! お姉さん意外と朝弱い人なのかな」
「おっと、ちょっとタイミング悪かったかな?おはよう、思ったよりも寝ちゃった」
原作じゃ普段なんて知りようがないキャラですから分からんけど、ラジオしてたくらいだしそこまで弱くはないと思うんだよなぁとか思ってたら来ましたね。あ、りーさん、ごめん、人数分のご飯とお味噌汁よそってくれるのは助かる助かる。
うーむ、今こうしてみても好感度は高いくらいだし、思えばイベント完了の経験値入ってないんですよね、じゃあ終わってないじゃんお前。
まぁ、まだよく分かってないイベントなので置いておきましょうか、それよりもほら、者ども! 琴音先生特製の和風な朝食ができたぞ~、とみんなに並べ、太郎丸にはモールから持ってきたドッグフードを上げまして、このまま朝食風景を流していきましょう。
特に新規三人組は感動しながら食べてますね。あれ、でもみーくんの手が止まっておるな、どうかしたんじゃろかい
「えっと、こうして大人数でしかも手料理がまた食べれるなんて夢にも思ってなくて、ちょっと勿体なく感じてしまって、あと来ヶ谷先生が作るのが意外だったとも」
「そうだとしても食べないと冷めちゃうよ美紀~、この焼き魚とかお味噌汁とかご飯とか美味しいのに」
「でも分かるなぁその気持ち、私もあのシェルターで一人っきりで食べてたけど、味の感じ方とか全然違う、関わりって大事だって思うよ」
みーくんから毎回辛辣な言葉が飛んできますが数値上は好感度は平均より上なので、表面上はツンケンって感じ、つまり可愛いね。
圭ちゃんも犬山お姉さんもコメントを見るに正気度は平均以上に戻ってるようなので一安心、因みにここで一番低いのは琴音先生です。
そして幸せな朝食が終わって朝のミーティングが開始されるのですがその前に、めぐねえに一声掛けてから生徒会室を出て、例の『
理由としては人数が増えたことによる物資の消耗を考えれば地下にあるのを一部でも二階か三階に持っていきたいというのと、もしかしたら外部との通信手段もあるかもしれないからそれを確認したいの二点を出しておきます。
「物資は分かるけど、外部との通信手段?」
めぐねえは当然そこに疑問を持ちますが冷静に考えてみて下さい、あのマニュアルには救助を待つと書いてありました。つまりそれはこちらから救助相手に通信を受信ないし送信出来るという可能性があるということに繋がると。
まぁ実際は、パンデミックが起きたら向こうから勝手に来るって可能性も無きにしもあらずなのですが、それは考えなくていいし、もっと言えば犬山お姉さんがワンワンワン放送局をまた出来るようにしてあげたいのもあると伝えれば
「なら、分かりました。どちらにせよ長々とは隠せることではないですからね。じゃあちょっと取って来ちゃいますから少し待ってて下さい」
これで地下への探索の提案をミーティングに出来るようになりましたのでミーティングが開始されてから現状確認を終えてから、琴音先生が手を上げて話したいことがあると席を立ち、めぐねえの隣に移動してから『
「なんだこれ、職員用緊急避難マニュアル?」
とりあえず開く前にこれはめぐねえも内容は知らなかったと先に伝えておきます、まぁそれをしなくても疑われたりはしないですが一応、それからページを開いて読み上げますが、まぁ減るよね正気度……
しかし、りーさんは思ったよりも軽微ですね。他の方々も減ってはいるけど許容範囲内、これなら『雨の日』までには回復が間に合いますね。
「まさか、この学校がパンデミックに備えられた施設だったなんて」
「だけどよ、お陰で私たちはこうして生きていけてる。なんか複雑な気分になるな」
少し暗くなりつつある空気ですが、琴音先生としては地下の物資が15人で一ヶ月持つくらいあるならぜひとも利用したいと笑い、それから通信機器もあると思われるからそれを放送室に持ってきたいとも犬山お姉さんを見ながら言いましょう、向こうも察してくれたようで。
「あぁ、だから昨日、心配はいらないって言ってたのか。でもありがたいね」
「え、じゃあここでワンワンワン放送局が聞けるの?!」
「聴けるどころか生収録だぞ、いや、もしかしたら出れるんじゃないか?」
「あっはっは、良いよ。その時は皆で盛り上げていこう!」
ヨシ!(るーちゃん猫)空気がかなり軽くなって、皆にも笑顔が戻りましたね。とここでめぐねえが気を引き締めるために手を叩いてから、全員の視線を集め
「では、朝の登校時間前に一度地下に向かい、先ずは物資の確認、それと存在するなら通信機器の回収を第一陣。そして下校時間の後に物資の回収を行う第二陣と言う形にしたいですがどうでしょうか?」
「異議なし、なら急いで準備したほうが良いな。誰が出るんだ?」
メンバーとしては万が一探索に時間がかかった場合を考えて琴音先生、くるみ姉貴、めぐねえ、犬山お姉さんの四人で向かいましょう。ただバックアップ組として二階にチョーカーさん、圭ちゃん、みーくんに待機してもらいます。
これならほぼ万全と言えるのでとめぐねえに進言、どうやら異論はないようなのでコレで決定ですね。
「それでは、装備を整えて向かいましょう」
まぁ、めぐねえ達が気合い入れてる所、申し訳ないのですが朝の登校時間よりもかなり前に行動できてるので恐ろしいくらいに順調に進むことになるんですけどね。ではこのまま地下の探索と通信機器の回収を流しつつ、今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
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職員用緊急避難マニュアルを読んで存在こそ知った地下の避難区域、遂に生徒たちと外部の人間とも言える犬山さんにもそれを明かし、地下の入口前まで来たのだが、道中はほぼ何もなかった。
居たとしても単独の【かれら】のみ、そして入口となっている機械室のシャッターの前まで来た私達が見たのは
「ここまで来て、ってところか」
スッと腰から慣れた手付きでネイルハンマーを取り出しながら琴音が呟く視線の先にはスーツ姿の【かれら】、その姿はもう見る影もないが恐らくは教頭だろう。
彼は知っていた、ここの存在を、今起きているコレを、知っていて誰かを避難させるわけでもなく一人で逃げようとして、襲われてしまったのだろう。
「おやすみなさい」
「めぐねえ、もしかしてそいつって……」
恵飛須沢さんの言葉に小さく頷くだけの返事をする。それだけでも彼女は察してくれて、そっかと小さく呟いてから私と同じようにしゃがみ込んで手を合わせる。
その間に琴音と犬山さんはシャッター横にある装置、あれはキーパッドだろう、それの蓋を開いてからマニュアルを読んで数字を入力すれば、重く響く音を立ててシャッターが上がり、先ずは琴音が手に持った懐中電灯で中を照らす。
灯りが照らしたのは不気味なくらいに綺麗な地下空間、逆に言えば
「誰も侵入してないなコレは。全員、入ってくれ、シャッターは念のために閉めておく」
「安全地帯なのに開けっ放しで奴らが入ってきたら最悪だからね」
それはそうだ、もし上層でなにかあった場合はここに逃げ込むことになるのだから。出来るならそんな事が起きてほしくはないけど……それから一応、地下全域を【かれら】、もしくは誰かが避難してないかを確認してみるが
「分かっちゃいたが、何も居ねぇな」
「そのようだ、なら物資も手付かずだろう、慈と胡桃は見るだけ見てリュックサックに入りそうなやつだけを回収、私となぎさはさっき見つけた通信機器を回収してくる」
「さっきの明らかな軍用品ね、そう言えばそこのショーケースにも銃器が入ってたけど、つまりそういう事か」
「分かったわ、行きましょう恵飛須沢さん、言っておきますがショーケース内の物を見る余裕も持ち出す手段もありませんからね」
「うぐっ、はぁい」
まさか、地下にこんな物騒なものまであるなんて、そんな事を思いながら私と恵飛須沢さんですぐに持って帰れそうな物資、主に医療品等をリュックサックに詰めていく、どれも品質は確かで、その中に例の抗ウィルス薬もあるのも確認できた。
これがあれば、万が一の場合、治すことが出来るはず。尤も数は5本、今いる人数の半分、いえ、太郎丸を含めたら半分にも満たない数だけ、心許ないと思いながらも救急箱の中に大切に仕舞い込んでいた所で放送室にあるのとは見るからに違う機器を持った琴音と犬山さんが戻ってきた。
「よし、回収できたから撤収するぞ」
「意外と重いなコレ……」
「手伝おうか、犬山さん」
本当に重そうだったので恵飛須沢さんが手伝いに入って、帰りとは違い今度は私がシャベルを手に前に立って、急ぎつつ三階へと戻る。けど二階まで行ってしまえば柚村さんに祠堂さん、直樹さんの三人も合流するのでその時点で息を吐き出せるくらいには余裕が生まれる。
こうして第一陣目は無事に終了を迎えた、物資の量を見るに午後の回収でも全てとは行かないだろう、けどあれだけあれば食糧などの心配は殆ど要らなくなる。
なのであとは午後までゆっくりとしようとしてたのだけど
「ねぇねぇ、ワンワンワン放送局の第一発目のゲスト誰にするの犬山さん!」
「そうだな、誰でもいいけど、琴音、どう?」
「良いぞ、それじゃついでに慈も行くか」
「へ?」
ちょ、冗談じゃないのだけど!?え、本気だって、いや、だって、あ、はい……こうして私はラジオデビューを果たすことになったのだった。
ワンワンワン放送局の様子は小イベントPartで書きたいと思いたい(願望