料理の腕はレベルがあってもキャラの性格で味の濃さとかが違うのが分かったり、めぐねえの口から琴音先生の割と重めな過去が話されたのは良いんだけど、結構口が軽いのねなゲームの実況の続き、もう始まってる!!
琴音先生の過去話を終わらせて、お昼のミーティング風景から再開です。それにしてもめぐねえの口の軽さには困ったもんだな! まぁでもお陰でプレイヤー視点でも琴音先生のこの週での過去が判明して、彼女の行動原理とかが判別しやすくなったのは非常にありがたい所さん。
まぁ、だからって行動を自重したり、身体を張る事を止めるつもりは毛頭ないんですけどね。それよりもミーティングだ、ミーティング、午後からの動きを確認するぞお前らー!
「午後からは下校時間になったら地下の物資の回収、これは主に食糧関連でいいのよね」
「確か15人で1ヶ月の量よね。なら、献立に悩まない位に食糧の種類があるといいのだけど……」
およ、りーさんの口から贅沢な悩み事を漏らしましたね。これはかなり正気度が高く精神面も安定してないと出ないので、今は高水準だと分かります。
あとはワンワンワン放送局も忘れないようにホワイトボードにデカデカと書いてあげましょう。めぐねえが恨めしそうな目で見てきますが人の過去暴露したのだから、ね?
よし、目を逸らしたから琴音先生の勝ちな。あとは何かしたいことある人、居るかい? おや、ゆきちゃんが手を上げてますね、聞いてみましょう。
「風船に手紙を付けて飛ばしてみようよ!」
「由紀がまた突拍子も無いことを言い出したな」
「え、だって電話とか繋がらないし、ワンワンワン放送局だけじゃ私達がここに居るって気付かれないかもだから、手紙を飛ばしたら救助が来るかもしれないよ?」
ゆきちゃんって所謂【ゆきちゃん化】してないと、かなり現実的な見方をして行動や意見を言うので優秀なキャラなんですよね。
と言うか、仮に【ゆきちゃん化】してても要所要所で的確な働きするから、この子ヤバイ。
まぁ日常だと中々活かされないから気づかれなかったのでしょう。チョーカーさんもかなり驚いてる様子ですし。
「ヤバイな、由紀に正論を言われる日が来るとは夢にも思わなかった」
「たかちゃん?」
ともかく、この話が出たと言うことはゆきちゃんの風船イベントが発生したみたいですね。なんかちょっと早い気がしなくもないですが、これだけ人数が居て精神的にも物資的にも余裕があるから早く思い付いたって感じですかね。
勿論ながら反対する理由は無いので琴音先生は悪くないんじゃないと賛成しておき、皆も折角だからやってみようぜと誘ってみたりしましょうか。
ゆきちゃんの考えも強ち間違いではないし、取れる手は片っ端からやったほうが良いと思うけど
「それは確かにそうかもしれないわね。物資が豊富とは言え、ずっとというのは難しいことだし」
「どうしたって何れは限界が来ちゃうからね、それなら何かした方が良いと思う」
うんうん、皆も賛成のようですね。それなら琴音先生は科学室からヘリウムガスボンベを生徒会室に運んできちゃいますかねって む、今度はくるみ姉貴か、どうしたんだい。
ヘリウムガスボンベを運ぶのを手伝うとかなら大丈夫やぞ、これでも筋力はめぐねえよりはあるからな。
「いや、そこじゃなくて、折角だし鳩を捕まえたいなって、ほら、伝書鳩」
「……伝書鳩って、帰ってこさせるつもりですか?それはちょっと無謀が過ぎるのでは」
「風船だって一方通行だから鳩も同じで大丈夫だろ、ただ風船よりは遠くに届くんじゃないかって」
「それは伝書鳩って言うんですか?」
みーくんや、あまり真面目に考えすぎては駄目だ、こういうのは考えるな感じるのだってやつだよ。あ、くるみ姉貴、出来たらでいいんだけど琴音先生にも鳩を捕まえてくれると嬉しいな! 二羽飛ばしたらきっと良い感じになると思うからさ!
「任せてくれ! んじゃちょっと行ってくる!!」
「え、あの来ヶ谷先生も伝書鳩と言うか、鳩を使うつもりですか?あまり期待できない気がするんですけど」
良いんだよ、こういうのはノリでやるべきなんだって、ロジカル思考で真面目なのは良いけど楽にやる時はやらないと疲れるだけだぞみーくん。
まぁ彼女のその慎重さは決して悪いってことじゃないというか、この場合は慎重さ云々よりはこのノリにまだ慣れてないと見るべきですかね。だったら尚の事ノリと勢いで今はやってみようぜ、イエーイ!
「えぇ……私?私が間違ってるのかな、圭」
「うーん、まぁ美紀はちょっと固い部分あるよね、もっとこう由紀先輩と同じとは言わないけど柔らかく考えても良いんじゃないかな」
「みーくん!みーくん!手紙に何書くか決めた?」
「所で聞こうと思って聞けなかったんですが、みーくんって私のことですか?」
「うん、そうだけど?」
さて琴音先生もヘリウムガスボンベを運ぶからそろそろと思いましたが、忘れかけてた自分が出す手紙でも先に書いておきましょう。内容はまぁここの座標と人数で大丈夫やろ、琴音先生には絵のセンスは不明なのでここは触れないでおくのが吉、まぁ知力はあるから画伯じゃないでしょ。
「手紙かぁ、こうして書くのって久しぶり、私は何書いておこう」
「でしたら、ワンワンワン放送局の周波数とかはどうですか? もしこの手紙を読んだ人がそれを聞いて希望を持ってくれると嬉しいじゃないですか」
良い感じに盛り上がってきて、もう少し話を聞いてたいのですがヘリウムガスボンベも大事なのでそろそろ動きましょう。近くのりーさんに行ってきますと声を掛けてから部屋を出て、場所は科学室。そこに目的のヘリウムガスボンベはあるのですが、流石にコレを抱えて移動は出来なくはないけど厳しいので部屋にあった台車に乗せてガラガラと押しておきましょう。
一応、飛ばす風船の数でヘリが来る、つまりは高校編ラストの『雨の日』が発生する日数を調整できるのですが、今回はRTAではなく通常プレイなので最大数を飛ばしましょう、これで最長の12日まで時間を伸ばすことが出来ます。
ぶっちゃけ、それだけ時間があれば最終決戦も苦戦なく超えれそうなんですけどね、人数もるーちゃんと太郎丸と言う非戦闘キャラ抜いても9人は居ますし。ただ問題としては武器関連になる気がしますけど、そこはまぁなんとか頑張るしかないかと。
などと話してる間に、生徒会室に戻ってきました。どうやらくるみ姉貴は苦戦しているのかまだ戻ってきてない様子、それ以外はみんな手紙は書き終えたようで一枚一枚を丁寧に折りたたんで封筒に入れてますね。
おう、ヘリウムガスボンベお待ち! 台車がなかったら絶対に持ってくるの面倒だったなコレ
「お疲れ様です、それにしても胡桃さん、遅いわね」
「そりゃまぁ、野生の鳩を捕まえるって難しいとは思いますよ」
これは手伝いに行ったほうが良いですかね、琴音先生の分を頼んだからちょっとフラグが変わってしまったのかもしれませんしっと、どうやらその必要は無かったようですな
「ごめん遅くなった!いやぁ、ちょっと苦戦したが捕まえてきたぞ!」
「おぉ!本当に二羽も捕まえてきたんだ」
「ハトさん!」
どうやら、一羽は簡単に捕まえられたけど二羽目から中々鳩が屋上に降りてこなかったらしく、それで遅くなったとか。まぁ捕まると分かってて野生の鳩が早々降りてくる筈がないからね。
それでも捕まえてくるとは。とりあえず籠から出さないでくるみ姉貴が捕まえてきた片方の鳩の脚に手紙を結んで付けて、名前を出てきた選択肢から選んで準備を完了、風船組も膨らませていつでも大丈夫みたいですね。
では屋上に向かって最終準備を始めましょう。ふふ、これからお前には重大な任務を言い渡すぞ【クルッポー二世】よ
「……ちょっと待って貰っていいですか?」
どうしたんだい圭ちゃん、今このクルッポー二世に任務を言い聞かせて羽ばたかせようとしてるのだが、え、そのクルッポー二世とは何かだって? そりゃお前、この鳩の名前に決まってるじゃないか。
何、この空気、どうしたの? ほら、皆も早く風船を飛ばす準備しようぜ、くるみ姉貴も固まってないでさ、ほら
「め、めぐねえ、これはなんだ、ことねえはつまりそういう事か?」
「彼女は本気でそれでいいと思ってるの、触れないであげてくれると助かるわ」
「ことねえって、独特だよねぇ」
「独特っていうか、いや、独特か」
独特? はて、そう言われる覚えがないのだが……まぁなんか微妙な空気になってしまいましたがこれよりお手紙飛ばしを開始します!! 行って来い、クルッポー二世!
「頑張れよ、アルノー」
「あ、くるみちゃんも鳩に名前付けてたんだ」
ともかく、これで高校編の最終決戦時にヘリが無事に墜落してくることになります、無事に墜落ってなんだよ(哲学)あとは時間まで各々好きに過ごす感じですかね。
にしても、屋上から見える街の風景は良くも悪くも変わらないっすね。寧ろ静か過ぎるとまで感じるので恐らく生存者は殆どが居ないか、他の地域に上手く避難したか。
「街も静かになっちゃったわね」
「シェルターから出てさ、こうして初めて屋上に来たけど、街全体が死んじゃったって思えちゃうね……」
気付けば両隣に犬山お姉さんとめぐねえに挟まれてたでござる。でもまぁ聴こえるのは【かれら】のうめき声と、たま~にどこかの爆発音ですかね。
そしてその光景を大人三人が柵に体を預けて眺めていると、なんだこれ、結構絵になるじゃん?
だがあまり後ろ向きになるのもよろしくはないっすね。人類って結構しぶといし、何処かで上手くやってるでしょと笑いながら言ってあげましょう。
「ふふ、確かにそうだ。それに大学もあるから、そっちに人が流れてる可能性もある、絶望するにはまだまだ早すぎるってことか」
「大学、そっちの人たちと連絡が取れれば、いや、取れても距離がありすぎて厳しいですよね」
まぁ、大学は大学で内ゲバでゴタゴタしててこっちに気にかける余裕無いっていうね。自分たちが向かう頃には武闘派が半壊してるとか笑うしかないのよ。
所でめぐねえ、そろそろお時間ですね!
「……えぇ、そうね」
「じゃあ、行こうか~、CDとかももう運び入れてるんだよね?」
バッチリですぜ、犬山お姉さん、あとは放送室に向かってラジオを始めるだけとなっております! では犬山お姉さんと何故だか分からないけど足取りがちょっと重いめぐねえの二人とともに屋上から出て放送室に。
おっと、既にゆきちゃん達が見学にスタンバってますぜ、大人たちの軽快なトークショー見てろよぉ?
「来ヶ谷先生はまぁ分かるんだが、佐倉先生は本当に大丈夫か?」
「緊張しすぎて倒れそうだよなあれ」
好き勝手言われてますよめぐねえ、何か答えてあげたらどうっすか? 因みに琴音先生は余裕の表情です、寧ろこの元不良は楽しみにしてる節まである。
「ここまで来たなら、流石に腹をくくりますよ。えっと、コレを付ければ良いんですよね?」
「そうそう、琴音もヘッドホン付けたね。んじゃ……フフッ、オーケー、任したよおチビちゃん?」
急に笑い出すからどうしたかと思えば、ゆきちゃんがカウントダウンするってカンペ出してますね。それじゃ、彼女の指によるカウントダウン、3、2、1
「ねぇねぇ、誰か聞いてる?こちらは巡ヶ丘ワンワンワン放送局、この世の終わりに生きてるみんな、元気かーい!」
ではワンワンワン放送局の生放送を流しつつ、今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
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手紙を出す、あたし【恵飛須沢 胡桃】はゆきがまた突拍子もない事を言い出したと思ったらその実、かなり現実的な観点からの意見だったと驚かされたものだ。
けど確かにワンワンワン放送局だって万能と言うか、どこまでも届く放送じゃない。ラジオとかを持ってなきゃ結局は聞けないし、救助活動をしてる組織とかだと受信する暇がないかも知れない。
そう考えたら、アナログな手紙と言うのは良い手なのかもしれない、問題は風船で飛ぶ距離にそんな組織があるのかという部分、そこであたしは閃いた。
風船よりも長い距離を飛ぶかもしれない奴に手紙を付けて飛ばせば良いんじゃねと、そしてその当ては既に思いついている。
「なぁ、ちょっといいか?」
「ん、どうした胡桃、あぁヘリウムガスボンベなら私一人でも大丈夫だぞ?」
「いや、そこじゃなくて、折角だし鳩を捕まえたいなって、ほら、伝書鳩」
我ながら良い考えだと思うんだ、風船だと途中で破れたりの危険がある、だけど鳩ならその心配はない、まぁ野生だから近い距離に巣があったりしたら風船よりも飛ばないってのがありえなくはないけど。
「……伝書鳩って、帰ってこさせるつもりですか?それはちょっと無謀が過ぎるのでは」
「風船だって一方通行だから鳩も同じで大丈夫だろ、ただ風船よりは遠くに届くんじゃないかって」
「それは伝書鳩って言うんですか?」
甘いな~、あたしがそこまで考えてると思ってるのか? こういうのはな、鳩につけて飛ばすってことが大事なんだよ。そしてこれはきっと、ことねえも理解してくれる感情のはずと視線を向ければフッと軽く笑ってから
「美紀、こういう物事はな。理屈どうこうじゃない、やってみたいから、カッコいいからっていうのが最優先されるんだ。そうだ、胡桃、私の分も用意することは出来るか?」
「任せてくれ! んじゃちょっと行ってくる!!」
頼まれたとなれば、やるしか無い! 生徒会室を出た直後に美紀の困惑するような声が聞こえたが気にせずに捕獲のための道具と捕まえた鳩を入れるカゴを用意してから屋上へ。
そして早速、一羽目を確認してから向こうに気づかれないように餌と捕獲の罠を設置、ふふ、さぁ来い、まずはお前を捕まえてやるからなぁ?
へへ、チョロいもんだぜ。なんて一羽捕まえて調子に乗ったのが良くなかったのか、二羽目が中々降りてこなくなってしまった。
(ぐぬぬ、もしかして一羽目が捕まったのを見て警戒したのか?)
野生というものを舐めてたかもしれない、だが諦めるわけにも行かないのでひたすらに、自身の気配を消す勢いで影に潜んで、数分後
(来た、お前はことねえの献上品にしてやるからなぁ?)
中々に良い体つきをしてる鳩、その目つきも鳩にしては鋭い気がするのでことねえには丁度いいかもしれない、まぁもっとも知能は鳩なので餌に釣られて網籠の下に来た瞬間に罠を発動しちゃえば直ぐに捕まるんだけどな。
けどちょっと時間を掛け過ぎちまった、2つのカゴを両手に急いで屋上から生徒会室に戻れば、丁度あたしの話題をしており、やっぱり遅くなったかと思いながら
「ごめん遅くなった!いやぁ、ちょっと苦戦したが捕まえてきたぞ!」
「やるじゃないか、ふむ、良い目つきをしてるなお前」
丁度ことねえのにしようとした鳩に興味を持ってくれて、ちょっと嬉しかったのは秘密にしておき、あたしらは屋上に戻って鳩、アルノーの脚に手紙を結び付けて空へと飛ばした。
きっとコレが、なにか良いことが起きる前振りになるように、柄でもなく祈りながら……決して、ことねえのネーミングセンスについて触れたいのを我慢したいから祈ったとかではない。
いや、アルノーって名前は自信持って言えるけど、クルッポー二世って名前をあそこまで恥ずかしげもなく言い切られると正直、あたしのセンスが悪いのだろうかと思ってしまうので考えないようにしようとしたのは悪くはないと思うんだ。
「……なぁ、そんなに悪い名前だったか、あれ?」
「い、いやまぁ、良いんじゃないかなとは思う、かな?」
うん、まぁ、ネーミングセンスが悪くてもことねえは良い人なのは変わらないし、うん。と言うか、今こうしてワンワンワン放送局の一人としてめぐねえと犬山さんの二人とトークを繰り広げてるのを見てると【かれら】と戦ってる時や、警戒してる時のことねえはきっと無理して頑張っちゃってるんだろうなって思う、だって
「なんだか、すっげー楽しそうだな」
「えぇ、そうね。見てるこっちも楽しくなってきちゃうもの」
心から楽しんでいて、雰囲気も柔らかいっていうのが分かるくらいなんだからな。
琴音先生@ネーミングセンスは微妙
あと、圭ちゃんとチョーカーさんと犬山お姉さんで口調がこんがらがり始めてるからヤバい
もっと言うと話が雑になりつつある気がして更にヤバイ