ワンワンワン放送局も再開して、地下から豪華な食糧もゲットして順風満帆とか言うこのゲームに有るまじき展開になりつつあるゲームの実況の続き、もう始まってる!!
5日目を終えて、6日目に突入したところから再開です。そして朝から変化として琴音先生が生徒会室で起床したところという、どうやら今は見回りの順番ではなくて休んでいたようです。
その御蔭で昨日とかと比べると正気度と体力は回復してて、更に精神力の方も安定してますね。まぁそれでも軽減したとは言え悪夢を見てる分、回復量は他のキャラよりは低いですが断然マシだな!
「おはよう、琴音。魘されてたのは相変わらずだけど、寝れた?」
オッスオッス、めぐねえ。魘されるのはもう仕方がないことだけど、寝れてるから安心してくれていいぞ! まぁ、それで安心できる要素が何一つ無いのでめぐねえからは強がりと思われてため息を吐かれてしまいますが。
しかし、めぐねえがここに居るということは、今見回りに出てる大人は犬山お姉さんですね。解説したか覚えてないのですが犬山お姉さんはステータスは所謂バランス型、圭ちゃんとかチョーカーさんをそのまま順当に強化したステータスをしており、所持スキルは【話し上手】【DJ】【運転Lv2】【料理Lv1】などが揃っており、また表記されてない特性として仲間間での不和を限りなく抑えてくれるように動いてくれるなど、非常に優秀なキャラとなっております。
まぁ、仲間にするのが非常に運任せだからというのもあるのでこの性能なのでしょうけど。しかもシェルターに籠もっていたはずなのに【かれら】への札害に抵抗がないので彼女にそれなりの武器を持たせるだけで後は手を加える必要がありませんし、正気度の減りとかも物凄く低い、何だこのキャラ、こいつ一人だけでいいんじゃないかな……
一応の弱点として、感染への抵抗が低いとかがあるらしいのですが、この学園の水を飲んでいるので後の感染は【かれら】からのダメージだけです。つまり弱点なんて存在しないも同然だな!!
「あぁ、そうだ。ねぇ、琴音、今日なんだけど朝食後に授業をしようと思うの」
おっと、これは【授業イベント】ですね。めぐねえが生存している状況で三階及び二階の制圧、それと図書館で本を集めて拠点にしてる部屋に持ってきてるという条件を満たせば発生、日常を思い出させるイベントなので参加した生徒たちの正気度がモリモリと回復、確率ですが参加キャラの知力も向上するとかがあるらしいです。
また、これを行った先生側も正気度が回復したりと良い事尽くしなのでやらない理由はないですね。
とりあえず、良いんじゃない?と返しておきましょうか。それを言われると琴音先生もるーちゃんの授業とかしてみるのもありですね、と言うか選択肢に出てますし、問題は教科書とかですが、ん?
「そう言うと思ってね、モールに行った時に小学生用の算数と国語の本を持ってきておいたの。使えるかしら?」
サスガダァ。取り出されたそれを受け取りペラペラと確認してますが問題ないでしょう、それにるーちゃんって知力は小学生キャラの中だとそれなりに高いので少し先で習うことでも本と先生の教えがあれば吸収してくれるんですよね。
なら朝食の後にやりましょう、この崩壊した世界でも学びというのは大事ですからね。学生は勉強が全て、とはプレイヤーは言えませんが全くやらないのも色々と後悔するから……
「ふふ、そうね。じゃあ、生徒会室に向かいましょうか。由紀さんは嫌な顔しそうだけど」
でもあの娘も国語が駄目なだけで、英語や数学、科学とかは適正高いんですよね。因みにそれぞれキャラには得意不得意の分野はきちんと存在します。
何でも出来そうなりーさんも勿論不得意が存在しますしね。尤も苦戦する様子もなく出来ないなら会得すればいいで不得意を普通に持ってってしまうのが恐ろしいですが。
ここで色々と授業の内容を考えてもいいですが、まずは朝ご飯なので二人で生徒会室に、オッハー!(マハブフ)よし、全員居るな! 居ないのは圭ちゃんなので犬山お姉さんと見回りかな、それも数分すれば帰ってくると思いますけど。
「おはようございます、琴音さん、佐倉先生」
「おはよーございます!」
「おはよー、めぐねえ、ことねえ」
「はよー、ふぁ~」
「おはようございます」
「あ、おはようございます」
よしよし、ちゃんと寝れたようですねと言いたいですが、みーくんだけ寝不足気味が出てますね。何かあったのか聞いてみましょう、不安等を抱えてるとすれば早期解決が大事ですし。
ほら、琴音先生に話してみ。まだ朝食が完成するには時間があるからねぇ
「えっと、いやまぁ、軽い悪夢を見てしまって……」
悪夢、まさかPTSD? いやでもだったらメニューのキャラアイコンを見てもそれらしい雰囲気はないですし……あ~、もしかして原作でも見てたパンデミック直後のあの光景がフラッシュバックした感じですかね。
このタイプの悪夢は誰にでも起こり得ます。急に夢としてそれを見てしまい、二度寝も出来ずに寝不足になるという小イベントにも挟まれないランダム要素が、これだけ余裕が出てても発生するんですね~
「あの、そこまで心配になるものじゃないですから」
「そうですか?ですが、異常を感じたらすぐに言って下さいね」
そうそう、不調とかを隠してても良いことはないからな! その視線の意味は琴音先生も流石に理解するぞ、言わんとしてることも分かるぞ、だが私は謝らない(KRSM)あっ、止めてるーちゃん、プンプンしながら駄目だよとか言われると可愛すぎて(プレイヤーが)死んじゃうからね?
なんてコント、え、コントじゃない? 不調の隠し事はお前が一番してるんだから人のこと言えない? だが断る(RHN)と言うことで、見回りお疲れ犬山お姉さんと圭ちゃん!
「話は聞いてないけど、まぁ琴音が余計なことを言って怒られてるのは分かる」
「美紀の寝不足を心配してその流れかな。来ヶ谷先生も何時も寝不足みたいに感じるし」
はいはい、琴音先生が悪うござんしたっと、それよりも朝食を並べるから食べようぜ! 今日はフレンチトーストだってよ!
あぁ、そうか、卵がそろそろ限界だから一気に使える料理が出始めたんやなコレ
「つまり、卵料理はそろそろ食べれない!?」
「まぁ、冷蔵庫に入れてても限界はあるからなぁ。じゃあ今日の昼とか夜も卵?」
「それはまだ決めかねてるわ。ただ明日が確実に見納め、どうにか新鮮な卵を調達する方法でも考えないと難しいわね」
「鶏でも飼えれば早いんだけど、いや、朝鳴かれたら色々とヤバいから駄目か」
一応、鶏って街に居るらしいので捕獲できれば飼育して卵は入手できます。できますが、正直通常プレイでも飼育コストに対してそこまで卵料理が要るのかと言われると微妙なライン。特にこのデータでは地下の食糧やシェルターの食糧でレパートリーは困ってませんし、甘味類もモールから持ってきたお土産の保存が長く効くお菓子や、缶詰のフルーツがまだ沢山有るので、急募になるレベルではないです。
つまりまぁ、犬山お姉さんの鶏捕獲案は残念ながらお流れですね。一応、見掛けたら巣にしてる場所を見て卵だけいただくっていうのがベストかと
「鶏からしたらトンデモナイ卵泥棒だな」
「ですが飼うよりは良いかもしれないわね」
「フレンチトースト美味しいね、るーちゃん」
「うん!」
よし、るーちゃんとゆきちゃんがニコニコ笑顔だからこの話は終わりな! 正直に言えばそんな事やる意味ないからな! では楽しい朝食を流しつつ、6日目の予定を軽く話しておきましょう。
今日は『雨の日』の一日前という事で授業イベとワンワンワン放送局の見学以外ではバリケードの現状での最終強化、武器の強化及び製造、それと余裕があれば簡易トラップの設置まで行います。
そしてそれらをやろうとした場合、琴音先生に本格的な休憩時間はありません、小休憩で上手く誤魔化しながら動きましょう。
「では朝のミーティングを始めましょう」
では早速、提案していきましょう。そろそろ本格的に学校を要塞化する!! あとめぐねえ考案で授業するのでそのつもりで、みーくんと圭ちゃんは学年がひとつ下だけど、まぁめぐねえが上手くやるやろ
「はい、流石に他の教科は出来ませんので現代国文だけとなりますが」
「え?」
ゆきちゃんが固まりましたがめぐねえの決定なので琴音先生にはどうにも出来ません、あとるーちゃんもだからね~
「お勉強、がんばる!」
「あらあら、るーちゃんやる気満々ね」
「高校の授業か、すっげー懐かしい」
固まって再起動できてないゆきちゃん以外は好感触ですね。まぁこの状況下で授業、と言う少し前の当たり前の日常が受けれるというのが彼女たちには思ったよりも安心感があるんでしょうね。
ではここからは授業の光景を流しつつ、って犬山お姉さんも参加してるの微笑ましいな。ともかく、この光景を流しつつまたちょっと短いですが今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
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まぁ、こういう時こそ授業は大事だとは思った。それが朝食後のミーティングで来ヶ谷先生から話が出てきた時の感想だ。
色んな物が崩壊した。人や街もだけど、私達の日常と常識も、段々とこの状況下に慣れて来てしまって、今では【かれら】を殺すことに何の抵抗も感じなくなってきてて、大事なモノが麻痺してるんじゃないかとすら思ってた。
だから今まで普通に受けていた授業を、今日から出来るタイミングではやってきますと言う佐倉先生の言葉は心に安心感をくれた。
「べ、勉強……」
一名、私の友人が軽く絶望の表情と目をしているが、触れないでおこう。やれやれ、由紀の勉強と言うか、現代国文嫌いは相当だよ、英語とかは私ですら驚くくらいに優秀なのになぁ。
そう言えば、来ヶ谷先生はどうするんだろうと思ったが瑠璃ちゃんの授業をするらしい、それもそうだ、彼女は小学校の先生で瑠璃ちゃんが居たクラスの担任だったもんな。
ここ最近は戦ってたりラジオに出たりと先生らしいことをしてなかったので初めの自己紹介以降、忘れてたけど……
「では、授業を始めます。それじゃあ、若狭さん、号令を」
「はい、起立、気を付け、礼」
『よろしくお願いします』
「着席……これだけでも何だか日常に帰ってこれた感じが、するわね」
「号令の流れが変わってなくて懐かしさで泣けそう」
三階の制圧の際にいつか使うかもとかで掃除した一つの教室で机を並べて授業が始まるのだが、早々に悠里の一言で本当になと呟いてしまう。
今の一瞬だけ、こうなる前の光景を幻視した。決して皆が真面目に受けてたわけではない授業の風景を。
それと犬山さんがここに、しかも生徒側に居ることはツッコまないでおく、うん、なんで居るんだよとか思ったけどこの人も来ヶ谷先生と同じでノリで生きてる節あるし
「うぅ……まさか、授業を受けることになるなんて」
「この状況でも授業に対しての態度がブレない由紀が羨ましいわ」
「全くだ、ほら~、ちゃんとしないとめぐねえにあ、やべ」
「今は授業中ですから佐倉先生と呼ぶように。それと丈槍さんも起きて下さい」
「あい」
それよりも由紀の態度にやれやれと思いつつ、少し離れた位置にて授業を受けてる瑠璃ちゃんに視線を向ける。
流石に自分たちと違い教科書などを使ったものは出来ないからどうするのかと思ったが、佐倉先生がモールに行ったあの時に算数と国語のドリルを持ち帰ってたらしくそれを使っていた。
「うーん……こうかな」
「そうそう、ふぅ、教えたことはしっかり覚えてるみたいで安心だ。それじゃその調子で解いてみてくれ、瑠璃なら出来るさ」
「うん!」
こうしてみると来ヶ谷先生って本当に先生なんだなと思ってしまう。なんて言うか、教え方が上手いって言うのかな、瑠璃ちゃんしか居ないからはっきりとしたことは分からないけど、相手に合わせた教え方とか上手そうだなって。
「では、柚村さん、この漢字読めますか?」
おっと、いけね、瑠璃ちゃん側を見すぎて問題見てなかった。えっとこれは……良かった、読めるやつだったわと安心しつつ答えれば、佐倉先生は正解ですと微笑み、次に由紀が当てられるのだが
「……ときあめ?」
「しぐれだと思うなぁ」
「由紀先輩……」
「一周回って、先輩に可愛さを覚え始める、いや、悪いとは思ってるんだけど」
美紀、気持ちは分かる。うん、けどそれでもあいつは一生懸命なんだ、それに全く出来ないわけでもないってのが不思議なんだよな。あと圭は戻ってこい、平和な時に居た一部のクラスメイトみたいなことを言い始めないでくれ。
と言うか、美紀と圭も凄いな。私達より学年がひとつ下のハズなのに普通に付いてきてるし、まぁ美紀はなんか天才肌な感じあるから不思議じゃないと言えば不思議じゃないんだが。
いや、それを言ったら圭もかな。それと流石と言うかまぁ大人でラジオのDJしてたから犬山さんも苦戦せずに、しかも明らかに私達に出されるのよりも難度の高い問題を時々悩みはするけど解いていく。
「ねぇ、慈。ちょっと私怨混ざってる感じの難易度があるんだけどさっきからの問題」
「気の所為です」
「もしかしなくてもラジオの一件怒ってるよねコレ?」
「だから気の所為ですって、じゃあこれはどうですか?」
ラジオの一件? と思ったがそう言えば酒豪だなんだって三人で昔のこと暴露しあってたな。意外だよなぁ、佐倉先生ってお酒とか飲まないイメージだったから飲むのも驚きで、かなり強いっていうのは意外を超えて嘘だろって思ったくらいだし。
今ならまた向こう見ても大丈夫だろと見てみれば、悩んでる様子の瑠璃ちゃんとそれを見守る来ヶ谷先生
「う、うーん?」
「ふむ、そうだな……二ページ前に解いた問題、それがヒントだ」
「二ページ前?あ、こうか!」
「良くできました。流石だな、瑠璃」
微笑ましいなぁ。うん、不思議と来ヶ谷先生のあの笑みも普段よりも恐怖を煽る感じもなく優しいものを感じる、それを普段から出来てれば……いや、出来ても変わらないな、そんな気がする。
って、悠里もよそ見して二人を見てるわ。まぁチラチラ程度だから佐倉先生に気付かれることもないと思うけど、余所見とかするのは彼女にしては珍しいな。
「……ふふっ」
まぁでも嬉しそうに笑ってるのを見るに、瑠璃と来ヶ谷先生のやり取りに和んでるって感じかね。っとと、そろそろまた授業に集中しないとな
「ほら、頑張れ由紀、後はそこを埋めるだけだ」
「ぐぬぬ、っ!こうだね!」
かつての日常が今この教室だけに戻ってきた。それを感じながら残りの時間を集中して授業を受けていく、ちょっと時間が過ぎるのが勿体ないなって思ってしまったのは隣の友人には秘密にしておこう。
それはそれとして由紀、その漢字はちょっと違うと思うぞ。
最近、感想も少しずつ増えてきててウレシイ…ウレシイ…