がっこうぐらし!女教師で全員生還EDを目指すだけ   作:鮪薙

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(6000文字いかなかったので)初投稿です


8日目【朝】~8日目【第二回遠足】

七日目は超えたけど、まだまだ消化試合とは行かないゲームの実況の続き、もう始まってる!!

 

 朝の朝食後の小休憩中風景から再開です。さて、現状の琴音先生なのですがいやまぁ、予想してた通りPTSDが悪化して睡眠時間がガッツリ削られたので正気度がまだ4割半とひどい状況ですね……

 

 これマジでどうしたもんかなぁとなりますが日数は残り4日、正気度が削れることなんて今日の第二回モール遠征でどうせ存在してる【かれら(小学生)】を目撃したとかだと思うので、今回を越えればあとは最終日まで回復に費やせるので多分なんとかなると思います。

 

 そもそもにして【決意】の存在があるので正気度は最悪、周囲に悪影響を及ぼさなくなる5割あればいいです。それよりも精神の方がどうにかしないと感があるんですよね。

 睡眠障害なのでもしかしたらNPCが再度向かうモールで睡眠薬を入手するかもですが、コレに頼ると朝起きれないとかのイベントが発生したりするのでプレイヤー的にはあまり頼りたくないアイテムです。

 

 けど頼らないと睡眠不足発生するからなぁ、困った先生だぜ! そんな事を言いつつ、本日八日目の予定は前回の小イベントでも発生しました『リバーシティ・トロンへの第二回遠足』でございます。

 

 内容的には一階に設置する足止め設備の材料や、窓を封鎖する木板などの確保ですね。それと並行して恐らくNPC達は琴音先生の睡眠不足を解消するためのアイテムも狙うかな、なのでここはプレイヤーもちょっと寄り道を発生させましょう。

 

 折角なのでジュースとか子供達が喜びそうな物も確保しに行きます。また、るーちゃんには何かしらのプレゼントも持ってきましょう、これは好感度稼ぎもそうですが渡した相手が好みの物で喜んでくれる姿を見て渡した方も正気度が回復するというシステムを利用するためです。

 

 ジュースの方は単純に皆の正気度回復が目的、やはり前回の『雨の日』は削っていきましたからね。回復できるタイミングでしておかないと後で困ることになりますし、と言う訳でるーちゃんや、何か欲しいものはって太郎丸におやつ見せて何してるん?

 

「えっとね、見ててことねせんせー。太郎丸、待て!」

 

「……ワウ」

 

「まだだよ~……ヨシ!」

 

「ワン!」

 

 あら賢い、気付けばるーちゃんの忠犬みたいな立ち位置になってる太郎丸が彼女からドンドン芸を会得していきますねぇ。ところでみーくん、太郎丸が君や私におすわりでも何でも良いから芸をしてくれたことはあったっけ?

 

「無いですね。ふふ、良いんです、呼んで反応があって触ることを拒否されなければ」

 

 おっと、みーくんから闇が漏れ出したからこの話はキャンセルだ!(危機回避)ここはるーちゃんを流石だね~と褒めてあげることにしましょう。勿論、るーちゃんの遊び相手から番犬としての役割も果たしてくれている太郎丸もワシャワシャして褒めてやる~

 

「えへへ」

 

「ワン!」

 

 ところで、さっき聞きそびれたけど、これから琴音先生達はまたあのモールへ向かうんや、何かお土産は欲しいかい?今なら多少高価なものでも持ってこれるから遠慮なく言っていいのよ?

 

「お土産……うーん、ことねせんせーがちゃんと帰ってきてくれること!」

 

 おい、見ろよこの大天使るーちゃんを、何この子、ヤバない? これは琴音先生の自慢の娘ですね間違いない。何かな、その視線は軽いジョークみたいなもんじゃんよ~

 

「何言ってるんですか貴女は」

 

「琴音、最近ちょっとブレーキ壊れてきてない貴女?」

 

 酷い言われようだなおい!!こうすることで少しでも自身の正気度を戻そうと必死だというのに、って思ったけど今回の遠征は誰が行くんですかね? 琴音先生は当然として荷物が多いならくるみ姉貴も来て欲しい、あと車があるから大人組の片方は確定として、もう二人くらいほしいね。

 

「んじゃ、今回は私が行くよ、慈は学校をお願い」

 

「分かったわ。欲しい物は後でメモを渡すからそれを参考にして?」

 

「残り二人、じゃあここはジャンケンだ!」

 

 どうやら、ゆきちゃん主導でじゃんけん大会みたいですね。るーちゃんはお土産を聞いてみるけどさっきと同じですね。じゃあ、ここはデータ上で彼女が好みの物を持って帰ってくることにしましょう。

 因みにるーちゃんが好むアイテムは一番はクマのヌイグルミ、次点でお絵かきセットです。それは良いのですが、一番のアイテムにクマのヌイグルミを設定するとかこのゲームの制作陣に人の心とか無いんか?

 

 っと、じゃんけん大会が終わったみたいですね。つか、しれっとりーさんも参加してたのか、それで誰が来る?

 

「私と圭ですね」

 

「じゃあ遠征は琴音、胡桃ちゃん、美紀ちゃん、圭ちゃんってことか」

 

「凄い偶然だな、あの日、モールで知り合ったメンバーじゃねぇか」

 

 珍しくじゃんけんでゆきちゃんが負けたみたいです。そして言われたら確かにそうじゃん、まぁこれはこれでバランスが良いので問題ないでしょう。それじゃ各自準備を済ませて、駐車場に……あれ、犬山お姉さん、貴女キャンピングカー以外に車無いよね? めぐねえカー借りる?

 

「いや、昨日の掃除中にワゴンカーの鍵を見つけてね。それで行こうと思う、駐車場にあるワゴンは一台だからあれだと思うけど」

 

「違ったら言ってください、私の車の鍵を貸しますから」

 

「あ!ことねえ、また後ろに乗っていいか!?」

 

 良いぞ。どうやらくるみ姉貴はバイクがいたく気に入ったみたいですね、では準備シーンは倍速で流しまして、遠征組は早速出ましょうか。一応、時間設定としてはワンワンワン放送局開始前には帰ってきたい所さん。

 

 因みに、居残り組はめぐねえからのありがたい授業がある模様、ゆきちゃんの目がまた死んでるような気がしますがチョーカーさんがなんとかするやろ、じゃあ行ってくるで!

 

「いってらっしゃ~い」

 

「怪我とかには気を付けて下さいね」

 

「お土産待ってるね~」

 

「無理だけはしないでくれよ、特に来ヶ谷先生は」

 

「それを言って、素直に聞いたら今までの苦労はないですよ、とにかく安全第一でお願いしますね」

 

 後半二人からの信頼が厚いな!(前向き)まぁ、今回ばかりは琴音先生にあまり正気度が削れるような行動はさせるつもりは無いのでヘーキヘーキ、安心しろって!なんて返事しながら駐車場、犬山お姉さんが拾ったっていう車の鍵は合うのか……おや、開いた、エンジンはどう、掛かりそう?

 

「ちょいまち、掛かった。ガソリンも十分だね。そう言えば、バイクのガソリン入れないとって言って無かったっけ?」

 

 あ、やっべ! すっかり忘れてました。急遽、犬山お姉さんのキャンピングカーからガソリンが入ったポリタンクを取り出して急いでバイクに入れましょう、コレ言われてなかったら途中でガス欠もありえたな……

 

 ヨシ!(るーちゃん猫)満タンではないですけど、十分な量を給油出来たので、リバーシティ・トロンまでいざ鎌倉!! とは言っても一度は通った光景をまた流すだけになるので倍速にしますけどね。

 

 因みに一度は通ったとか言いましたが『雨の日』を超えると事故車などが再配置になるので通れた道が通れなくなったりとかが良くあります。とは言っても大凡の道順は変わってないのでさほど気にする要素はないですけど、それと【かれら】も若干ですが増えてたりもしますので車やバイクの耐久には注意しましょう。

 

「あっ、やべ」

 

 あの様に避けようとして轢いてしまうとかもよくありますから、今の見ず知らずの他人のワゴンでぶつけて良かったな。めぐねえカーだったらめぐねえがガチ凹みして暫く帰ってこれなくなってたぞ。

 

「あぁ、最初の遠征の時に出発早々に【かれら】を轢いて、帰ってきてから凹んだ部分見て、こっちが見てられないくらいに悲しんでたな……」

 

 きっと、ローンがまだまだあったんやろなぁ。あれって、このパンデミックが収まってから修理する工場とかが生きてなかったら今後も凹んだままなのかな、それは、悲しいな。

 

 っと、二度目のリバーシティ・トロンに到着したようですね。今回も時短の為に二手に分かれて行動、琴音先生とくるみ姉貴の黄金コンビは上から、残りの三人は下から攻めていく感じで物資を集めていくのを流しつつ、今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。

 

__________________________________________

 

私【祠堂 圭】と美紀がここ、リバーシティ・トロンを離れてから3日振りに来たけど、なんだろう。

 

「ちょっと、薄暗いというか不気味、でも思ったよりも【かれら】は少ないね」

 

「非常用電源が落ちてるから、灯りが無くて、あまり寄ってきてないのかもしれない」

 

「それじゃあ、下手に灯りは付けない方がいいってことか。足元とか【かれら】の不意打ちには注意してよ」

 

 今、私たちは一階のスーパーマーケットに来てる。これは琴音先生からの指示で、回収できそうなジュースとかを頼むって話だったかな?

 

 多分、私達の精神的疲れを癒やすためとかだとは思うんだけど、それは来ヶ谷先生の方が今は必要だと思うんだよなぁ。

 

「ねぇねぇ、美紀。来ヶ谷先生の好きな物とか知らない?」

 

「え、知らないよ。炒飯が好きなのは知ってるけど」

 

 それは、私達が佐倉先生達と合流した日の夕食で私も見たから知ってる。けど、それ以外でって言うと全く知らない、試しに犬山さんにも聞いてみるけど

 

「聞いたことないな、そう言えば。うーん、あいつが好きそうなものかぁ……」

 

 ジュースを持ってきたかなり大きめのリュックサックに詰めながら悩んでいた犬山さんの手が急に止まった。

 

 どうしたのかと彼女の視線の先を見れば、6缶セット売りされているとある缶飲料、もしかして

 

「いやさ、慈の酒豪を知ってるってことは琴音も呑めるってことじゃん?それに精神的疲れは彼女が一番だし、ここは思い切ってお酒を呑ませてみるというのもアリなんじゃないかな」

 

「アリ、なのかな?でもずっと来ヶ谷先生に限らず佐倉先生も犬山さんもずっと気を張って頑張ってるから羽目を少し外すのは良いと思います、ね、美紀」

 

「そうですね、私も大丈夫だと思いますよ?」

 

 んじゃ、決まりだと二セットを詰めて、リュックサックを背負う。結構重いと思うけどそれでも軽々持つのは凄い、なんて思いつつ今度は同じ階層にあるドラッグストアに足を運ぶ、その途中で

 

「こちら、なぎさ。スーパーマーケットでの補充を終えたけど、そっちはどう?」

 

《こっちも順調だ、工具も木板とかも結構残ってた。ただ重量があるのばっかりだから一度ワゴンに入れに戻るぞ》

 

「了解、こっちももう一箇所回ったら戻るよ。よし、じゃあ行こうか」

 

 その言葉に小さく頷いてから慎重にドラッグストアに侵入、【かれら】の気配、と言うかうめき声みたいなものが2つほど聞こえて思わず身構える。

 

 どうやら最低でも2体がここに居るらしい、美紀も犬山さんもそれに気付いてるのでゆっくりと店内を【かれら】に気を付けながら周りつつ、手に取ったのは【睡眠導入剤】

 

「あった、市販のだから何処まで効き目があるかは分からないけど」

 

「ですが全く効かないってことは無いと思います」

 

「確か、眠れても二時間で起きちゃうんだよね。これでもう少しだけ眠れるようになるといいけど」

 

 その話を聞いた時、私たちはどこか納得してしまった。あの防衛戦で来ヶ谷先生は小さい【かれら】を何度も何度も倒したって、私達だってその【かれら】を殺すのは躊躇うし、殺してしまった時の嫌な感じは大人とか同級生くらいの【かれら】のとは比較にならない。

 

 私達でこれなのに、子供好きだって言ってる来ヶ谷先生にとって、それはどれほどの生き地獄なのだろうかと考えてしまったが、結果が重度とも言える睡眠障害として現れた。

 

 精神的なものなので本来ならばカウンセラーとかが心理的治療を行うのが普通なのかもしれない、けれどこの場に居る全員でそれが出来る人は居ないからと考えたのが薬に頼るという方法。

 

「最悪、夜の見回りは琴音は外れてもらうのも検討しなくちゃね」

 

「その時は言って下さい、私達も協力しますから」

 

「うん、今まで頼りっぱなしだもん、こういう時は頼ってほしいかな」

 

 なんて言うけど、自分たちが出来ることはあまり多くはない、それでも夜の巡回とかは私達だって十分できるのでそういう面でサポートを積み重ねていけば、負担は減るはずだ。

 

「ありがと、さて、一旦私達もワゴンに戻ろうか」

 

「流石にジュースとか重いですしね」

 

「あ、待って、こっちと言うか帰り道に来てるかも」

 

 ヨイショと来ヶ谷先生手製の改良型槍を構えながら目の前を指差すと丁度ノロノロと【かれら】が現れる。こっちには気付いてない様子、どうしようかと視線を飛ばせば

 

(対処しちゃおうか)

 

(それじゃ、私が行きます)

 

(大丈夫、圭?)

 

 平気とアイコンタクトを飛ばす、ここで一番身軽なのは私、だからここは自分に任せてもらいたい、ゆっくりと【かれら】に気付かれないように近付いてからその無防備な頭部に向けて槍先を突き刺す!

 

 その勢いのまま床に倒すがまだ油断できない、グイグイと何度も頭部に槍先を押し付けて完璧に動かなくなったのを確認してから、周囲を警戒しつつ槍先を抜いてグッとサムズアップを送れば、向こうはそれを合図に一気に行動を始めて、私もそれについて行きドラッグストアを脱出、駐車場への階段で安全だとわかった位置で息を吐き出す。

 

「はぁ、なんとかなった~」

 

「あの音で気付かれなくて良かった」

 

「そうですね、っと丁度、来ヶ谷先生と胡桃先輩も戻ってたみたいですよ」

 

 美紀の言葉の通り、丁度ワゴン後部から工具と木板などの材料を入れる作業をしてる二人、見た感じ疲れてるというのもないのでもしかしたら【かれら】とは遭遇してないかなと思ったが

 

「いや、上にもそれなりに居た。良かったのは小さいのが居なかったってところか」

 

「ただ次に向かう場所には居ても不思議じゃないな」

 

 確か、るーちゃんへのお土産の為におもちゃ売り場だっけ? 確かに居そうだけれど、その時は全員一緒なので来ヶ谷先生には出来る限り接触させないようには出来るはず。

 

 そんな感じに気合を入れつつ、私たちはおもちゃ売り場へと向かう、向かったのだけれど

 

「……全く気配がないのは想定外だな」

 

「そう、だね」

 

「いやまぁ居ないのは良いことなんだけどさ」

 

「ハハハ、じゃあ、チャッチャか目星つけて持って帰ろうか」

 

「このくまのぬいぐるみとか、瑠璃ちゃん好きそうですよね」

 

 え~、こっちの太郎丸っぽいぬいぐるみだよ~。いや、来ヶ谷先生、流石にその熊のぬいぐるみはリアルすぎるって、ていうか誰向けそれ?




これ、一日を四話どころか三話で終わる未来すらあるぞ(疲弊
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