チョーカーさんが覚醒して、ゆきちゃんもそれらしいイベントあったのを見るにもしかして他のキャラも条件満たしてるんじゃないかと思い始めたゲームの実況の続き、もう始まってる!!
琴音先生リクエストの昼食の炒飯を食べ終えた所から再開です。昼からガッツリ食べましたね……それにしてもチョーカーさんのコミュイベントが覚醒イベントだったとは、コレを踏まえるとくるみ姉貴達も発生する可能性は非常に高いですね。
とは言ってもくるみ姉貴は既に覚醒してるような気がしますけど、あと発生するとなるとみーくんとか、圭ちゃんとか、犬山お姉さんとか? めぐねえとくるみ姉貴、それとりーさんは覚醒とは違うスキル会得イベントになるとは思います。
「それでは、お昼のミーティングを始めますよ」
めぐねえ司会のミーティングは内容的にはあまり変化がないと言うか、一階の要塞化についてなので適当に流しつつ。とりあえず今後はあれですね、コミュイベを踏んでいく方針にしましょう。
ただ最終日までまだ時間はあることですし他キャラのコミュイベントもギュウギュウに詰める必要はないかな?
「一つ提案なのですが、体育館倉庫、あそこを見てみたいと思うんです」
おん? なんだって急にそこを攻めようと? あそこって購買倉庫とか地下に比べたらそこまで良いのありませんよ?
強いて言うなら通常の災害用備蓄があるくらいですかね。でもそれも物資が豊富な今に向かう理由もない筈ですし
「いえ、物資ではなくバリケードに使えるものを探そうかと思いまして」
「陸上部が使ってた、ハードルとか?」
ふむ、要はバリケードのメインに当たる部分の物を集めたいってことか。確かにリバーシティ・トロンから持ち帰ったのは強化素材で、メインは机しかありません。
しかし一階で机をガタガタとかやってたら危険、だから比較して持ち運びが容易なハードルを使用したいということですか、めぐねえ。
「それもありますし、机でのバリケードは二階、三階に使いたいですからね」
「ハードルなら等間隔で置いて、それをロープとかで固定できれば結構良い感じにならね?」
ありですねぇ! それに今では物資を運ぶ以外では一階に行くことはそんなに無いので、邪魔にもなりませんし。
それじゃ、これから行きますか、メンバーは誰にするんだい?
「琴音はここで待機、同じく待機の若狭さん、丈槍さん、瑠璃ちゃん、太郎丸をお願いします」
ん、今よく聞こえなかったんだが? え、サラッと待機って言われた? いやいや、琴音先生も向かえばハードルを運ぶのも楽になるやろ?
「私、なぎささん、恵飛須沢さん、柚村さん、直樹さん、祠堂さん。コレだけ居れば運ぶのは問題ありませんよ?」
く、だ、だがほら、戦力は……十分だな! うーむ、これも【疲労感(小)】の影響ですかね~、コレ以上なにか言っても無意味な感じしかしないので納得しておきます。
琴音先生も流石に皆からボロボロだ言われてるので納得してるようですね。それはそれとして心配なのは変わりないのですが
「大丈夫よ、それに何かあったら直ぐにトランシーバーに通信を入れるから」
「問題は今まで行ったこと無いって部分よね。中にどれくらい奴らが居るのか……」
「言っても、あの大襲撃の時に体育館に居たやつもここに来たって考えたら相当減ってるとは思う、多分」
因みに体育館も本来ならば扉が閉まってるのでシュレディンガー状態なのですが、今回みたいにNPCだけとかだと経過日数に参照した数に固定されます。
今回は『雨の日』を超えて二日目程度なので体育館に居る【かれら】の数は、くるみ姉貴の言う通り非常に少ないです。なので人数と装備、キャラの状態が問題ないと判断できるならNPCだけで向かわせるのも手段の一つとしては存在しますね。
まぁ、今回のは狙ったわけじゃないんですけど、それじゃ準備を済ませて体育館へと出陣していく面々を見送りまして……さて、どうしましょうか。
「あの、琴音さん、少しお話大丈夫ですか?出来れば、二人っきりで」
おっと? 今回はりーさんがコミュイベント……じゃないなこのアイコン。もしかして若狭母関連がやっと終着点を見せてくれるのか?
断る理由もないですし頷きますが、二人っきりとなると、屋上か放送室かな?
「では屋上でお願いします」
雰囲気がなんだか固いですね。それほど重大なお話だと納得しつつ、悪いけどゆきちゃんも、るーちゃんと太郎丸を少しの間、見ててくだしあ。
「まっかせて!るーちゃん、お絵描きでもしてようか」
「うん!あ、でも太郎丸も遊んであげないとだよ?」
「ならお絵かきしながら遊んであげよう!」
「ワンワン!」
お絵かきしながら太郎丸と遊ぶのはどうやるんだとか気になりますが、りーさんと共に屋上へと向かいましょう。
ここに来たのってすげー久しぶりな気がする屋上に着いたぞ!(霧)して、話ってなんだい?
「……母から私宛の手紙の内容についてです」
ふむふむ、そういや当然ですが中身は読まずにりーさんに渡してそれっきりだったので内容は知りませんね。それをわざわざ二人っきりの状態で話すってなるとあっ(察し)
やっぱり親戚も全滅してるっぽいですねコレ。つまり、りーさんからすると姉妹揃って天涯孤独、まぁ姉妹揃ってるので正確には天涯孤独とは言わないかもしれませんが、ともかくそんな状態。
「私達、もう、頼れる大人が居ないんです」
今、思い出したんですけど、この元不良いつだったかの小イベントでるーちゃんと何約束したっけ? なんかお母さんと会えるまでは私が守る的なことを約束してたよな?
はっはーん? つまりコレそういうことだな? まぁイベント進行な上にプレイヤーからの操作は何も受け付けないので琴音先生も自動で喋ってるんですけど、今その話をしてますね。
「あの、あの時、るーちゃんとした約束はそういう意味、ですよね?」
はい(即答)まぁ不可抗力とは言え若狭母を頃したのは事実だし、付き合いがないわけじゃないし、そもそも小イベントの約束もあるし、そうじゃなくても今その話を聞いた琴音先生が頷かない以外の選択肢が出るわけもないし。
てか、りーさんはその事を考えながら、生活してたとか高校3年生のメンタルじゃないのよ。なので琴音先生を動かして頭を撫でてあげましょう、大人っぽいとか家庭的とか言われる彼女ですが内面はまだ子供の部分もありますし、いきなり両親も親戚も全滅とか言う状況に突き落とされてて心細くないわけないってそれいち
「こ、琴音さん?」
だから泣くべき、多分ずっと堪えてたんやろ? それにもう経緯がどうであれ、りーさんも琴音先生はしっかりと親代わりするつもりらしいのでそれっぽい行動として彼女の頭を胸元に抱き寄せてあげましょう。
その上でまた撫でつつ、琴音先生の無駄に良い声でよく頑張ったなと褒めてあげれば
「う、あ……っ!────!!!」
やっぱ辛かったんやなって。てか、これスチルやん、え、なに、実は琴音先生限定でのイベントとかそういう? いや、そんな馬鹿な話はないはずだが……?まま、エアロ(思考放棄)
あ、システムメッセージが出てりーさんからの関係が【依存】から【親愛】になりましたね、待って? 何時から君、琴音先生に【依存】を向けてたの? 知らんよ、先生。
関係性の方はログ遡っても分からないんですよね。でもそうか、だからここ最近のりーさんの行動が何かと琴音先生が中心だったのか、てっきり無理と無茶を続けてたから監視されてる程度の認識だったわ。
「ひっく、ぐすっ」
これはもうちょい掛かりそうですねぇ。ってトランシーバーが鳴ってる? まさか何かあったか?
《こちら慈、今大丈夫?》
(りーさんを慰めてるけど)大丈夫やで? 何かあったん?
《少しね、気になることがあったから後でなぎささんを含めて3人だけで話がしたいの》
全く、人気者は一人になる時間すらないぜ。でもめぐねえがそう言うってことは聞いておいて損はないでしょう、あとで放送室で集合としておきます。
《了解、それじゃ》
ふぅ、して、りーさん、そろそろ戻らんとゆきちゃん達が心配すると思うんですが大丈夫っすかね?
「あ、ふぅ、はい。大丈夫です、あ、その、一つだけ我儘良いですか?」
おう、何でも言うてみい。出来ることならこの親代わり琴音先生が何とかしてみるぞ
「……時々でいいので、その、お義母さんって呼んでいいですか?」
え、君そんなに攻めてくる娘だったの? 鳩が豆鉄砲を食ったような表情をしてから琴音先生の珍しい怖いとも言われない微笑みを浮かべ頷いた所で今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
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体育館。学園に【かれら】が溢れてから一度も来たことがなかった場所に私【佐倉 慈】はなぎささん、恵飛須沢さん、柚村さん、直樹さん、祠堂さん、そして自分の計6人で来ていた。
ここまで来るのにも校庭を通る関係上、数体の【かれら】と交戦はしたが数は思った通り少ない、恐らくは授業中だというのも作用してるのだろう、だから入り口まではすんなりと到着した。
体育館の入り口は閉まっており、一応、扉に耳を当てて聞き耳を立ててはみるのだが
「よく、聴こえないわね。窓から見れたりする?」
「そう言うと思って今、胡桃ちゃんが見てるね。どう?」
「数体が疎らって感じだな。授業中なら体育館にも結構居ても不思議じゃなかったけどこれなら油断しなきゃ問題ないと思う」
恵飛須沢さんからの報告で一度、全員に目配せをして突入準備はできてるかの確認を行う。
気付けばこんな事を自然とできるようになってることに若干、どうなのそれと思いながら全員が頷いたのを確認してから出来る限り音を立てないように扉を開く。
中は……思ったよりも酷い状態じゃなかったと言うべきだろう。もっと血みどろかとも思っていたのだがそれほどでもなく、恵飛須沢さんの報告通り、【かれら】の数は居るには居るのだが疎ら、だが油断はできないと互いにカバーに入れる距離を保ちつつ、確実に【かれら】を殺していく。
「コレで見える範囲は最後だね。あとは非常用物資の倉庫と、ハードルとかがある方の倉庫の中か」
「恵飛須沢さんと柚村さん、直樹さん、祠堂さんはハードルをお願いできますか?」
「分かりましたが、そちらは二人で大丈夫ですか?」
「中を確認するだけですので平気ですよ。もし持ち帰るものがあったら恵飛須沢さんのトランシーバーに連絡を入れます」
それだけを告げてから二人で非常用物資がある倉庫の扉前まで向かう。ここでもさっきと同じ様に聞き耳を立ててみるがやはり何も聴こえない。
扉はがっしりと閉められているのでもしかしたら侵入してる【かれら】は居ないのかもしれないと思いつつ
「開けます」
「フォローは任せて」
ゆっくりと扉を開けた先で、私は絶句した。見れば後ろのなぎささんも手で口を抑えて声を出さないように驚いていた。
扉の先に広がってたのは一人の学生が首吊り自殺の光景、物資が入ってたと思われるダンボールは幾つか開けられており、空になった缶詰とペットボトルを見るにここで籠城してたのかもしれない。
とすれば、私達が早く来ていれば救えたかもしれない命を前にして吐き気が押し寄せてきたがぐっと抑え込んで中に入ってから、ゆっくりと生徒を降ろした時、ピクッと指が動いたのを見逃さなかった。
「なぎささん、その娘から離れて」
「ん、どうしたって、嘘だろ」
うめき声が聞こえた、生気を宿してない目が私達二人を見た、腕を前に動かしてこちらを襲いかかろうとしてた、つまり【かれら】になったのだ。
気付けば私は反射的に喉に目掛けシャベルを突き刺していた。もはやこうなってはどうしようもないと頭で理解してしまっているからこそ眠らせてあげるべきだと判断していた。けれど、そんな迷いのない行動とは裏腹に頭の中では疑問に満ち溢れていた。
この生徒は噛まれてからここに立て籠もった? いや、だとしたらこの数の缶詰やペットボトルが空になる前に【かれら】になっているはずだ。
「慈、これって彼女のかな?」
なぎささんが何かを見つけて渡してきたのを受け取って見てみれば、一冊のノート。ページを開いてみればパンデミックから二日目から日記のように文字が書かれており、読み解いていけば
「三日目、体調が悪くなってきた、風邪を引いたかな?なんだか身体が重くて、息が苦しくなって咳も止まらない。四日目……」
体が動かないと書きたかったのだろう、けれどそれはもうミミズが這ったような筆跡で、彼女はなにか悟ったのだろうこうして自殺を図った。
胸が苦しくなる、ごめんなさいと謝りたい衝動に駆られる、けれど今はそれをしてる暇はない。とりあえず生徒をきちんと横にして身体を整えてから避難用の毛布で隠してあげることにした。
その最中、私は今の日記で一つの仮説が浮かび上がっていた。降ろした時も確認したのだけれど外傷らしい外傷はなく、日記を読む限り一歩もここから出ていない、なのに【かれら】になった、それはつまり
「空気感染も、ありえる……」
「ってことだよね、読んだ限りだと」
けれど、じゃあどうして私たちは無事なのだろうか。仮に空気感染するものだとしたらとうの昔に自分たちにも症状は出てるはず、けれど今日まで風邪を引いたとかの話は聞いていない。
とりあえず、琴音にも話しておくべきだ、そう思ってトランシーバーのスイッチを入れてから彼女に通信を送れば、すぐに繋がり
「こちら慈、今大丈夫?」
《あぁ、問題ないが、何かあったか?》
「少しね、気になることがあったから後でなぎささんを含めて3人だけで話がしたいの」
《今日の私は人気者だな。分かった、放送室で良いか?》
人気者だな? 何言ってるのかしらあの子は、なんて思いつつ了解と伝えてから通信を切り、なぎささんにもその事を話す。
「どっちにしろワンワンワン放送局の準備もしたいから丁度いいね。それで、この事は子供達には?」
「確証がないし、あってもまだ話すつもりはないわ。下手に言えばそれは不安の種になってしまうし」
「その方がいいか、じゃあこのノートだけ貰って、あとは何も持ち出さずに閉めようか」
そうね、あまりここを騒がしくしてはいけないもの、一度生徒に手を合わせてから私となぎささんは恵飛須沢さんの方に向かえば、丁度ハードルを運ぼうとしてた場面だったので手伝いに入る。
じゃないと、あの生徒のことを考えて気持ちが沈み続けてしまいそうな気がしたから……
(空気感染から発症、【かれら】化が早い気がするけどまま、エアロ)