9日目は何もなくてネタに困ったまま超えて、十日目になってもその現状は変わらないゲームの実況の続き、もう始まってる!!
今日もまた放送室から起床した場面で再開です。なのですが起きようとする琴音先生の視界に映るのはお腹に乗って寝ている、るーちゃんと先生の右腕にしがみついているゆきちゃん、つまり何が言いたいかというと起きれないということだな!
まぁ起きてもやることはさほどあるわけではないので、このまま映像を流しつつ、10日目及び11日目に付いて、通常プレイでもこの二日間は最終日の『あめのひ』に備えた大事な期間であるのは言うまでもないと思います。
全員の正気度を稼いでおいたり、装備を作り直したり改良したり、イベントをこなして各人のスキルを会得をさせたり、なんだったら主人公の最終レベリングもここで行うって人も居ますね。
このようにゲームをプレイしてる側としたらやることは多いですが動画としては本当に代わり映えしない映像をひたすら垂れ流すだけのものとなるのが困り所さん、ではどうするかと私は考えました。
そして出た結論、このまま視聴者兄貴姉貴達をお暇にしては時間潰しに動画を見てるのにそれすら出来ないじゃないかと言われてしまうかもしれない、そんなみ~な~さ~ま~の~た~め~に~こ~の~よ~う~な~動画をご用意しました。
(例のBGM)「プハ~キョウモイイペンキ」「アラレイムキョウモサボリ?」キャンセルだ! ではなくここまで最後に纏めていた小イベントを何時もはキャラ視点のみですが今回は実況をメインにして流してみましょうか、それでは御覧ください。
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【朝食の献立】
場面はどうやら朝食後みたいですね。りーさんが何やらノートを前に云々悩んでる感、へい、どうしたんだい!
「あ、いえ、ちょっと朝食のレパートリーが……」
今日でもう10日目、となると確かにレパートリーはカツカツになり始めるのも無理はないですねぇ。夕食は地下のお陰で無駄に豊富なのに……
てか、夕食だけに力入れ過ぎでしょあの地下、朝と昼はどうするつもりだったんだ、もしかして一日一食で一ヶ月を!?
「それはないんじゃねぇかな、普通に缶詰とかで凌ぐつもりだったんじゃね?」
「恐らくはそうでしょうね。夜がまともだと分かれば耐えられなくはないですし」
なるほどな~、しかし朝食のレパートリーかぁ、連続しなければ大丈夫だと思うんですけどね。それはりーさんが許せない感じ?
「許せないとかではないですが、うーん」
「あたしも気にしないけどな、食えるだけでも十分だし」
「まぁ、確かに缶詰だけが連続とかも状況が状況なのでやむ無しとも言えますからね。これで献立は毎回違うのが良いとか我儘は言うつもりありませんよ」
ほれ、なんだったら他にも聞いてみましょうか。おーい、てるてる坊主量産してるゆきちゃんとるーちゃん、てか君たちそれ何個目だい?
「10個!」
「目指せ千羽鶴ならぬ千個てるてる!」
「そんなに作ってどうすんだよ……いや、てかそれは真面目にティッシュがなくなるから止めろっての」
張り切りすぎちゃったんやなコレは、それよりもさっきの会話を二人にもしてあげましょう。
ってことなんやけど、二人もどう思うか聞いてみたいと思ってな、どう?
「気にしないよね、るーちゃん。それにりーさんは何時も考えてくれてるの知ってるから、こういう時は楽しても良いんじゃない?」
「わたしも我慢できる!だから大丈夫だよ、りーねえ」
そもそも今日まで三食きちんと献立を限りある材料だけで考えてるりーさん凄すぎるでしょ、ところで朝食のレパートリーってもうどんな感じなん? こう、コレがないから手札が減っちゃって的な
「やはり、卵の存在が大きいですね……あとは牛乳とかもそろそろですし」
「どっちも、もう回収も難しいからなぁ」
それはそう。今から回収しようにもスーパーでもコンビニでもあるやつは腐ってるの間違いないですからね。
パスタとかの乾麺類はまだまだあるからお昼は大丈夫そうだと考えると本当に朝食だけがピンポイントにレパートリーに困るって感じかぁ。
「無洗米は大量にあるし、それを使えば?」
「朝から焼きおにぎりとかも良さそうだよな」
「そうなると今度は栄養バランスよね……そこはもうサプリメントとかで補うしか無いですかね」
まぁそれは予測されてたのでリバーシティ・トロンに行ったときなんかではNPC達が確保してくれてますけどね、あと地下にも大量にありましたし。
ともかく結論としては朝食はそこまで深刻に考えなくてもええんやでってことで、宜しいな?
「異議なし、けどよ琴音先生、朝から炒飯はいくら何でも重いからな」
「本当に朝昼晩を炒飯で生きて行くつもりですか、貴女は」
「わ、私もちょっとそれはキツイかなぁ」
「ことねせんせー、チャーハン本当に好きなんだね」
「好きなのはいいですが、限度ってものがありますからね?」
この場にチョーカーさんたちが居たら追撃が更にあったんやろなこのイベント。では次の小イベントにほらいくどー
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システムメッセージ
【学園生活部】との絆が深まりました。
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【白熱、折り紙大会】
「そうだ、みんなで折り紙やろうよ!」
こりゃまた唐突に思いつきイベントを起こしましたね、この子は。それにしてもどうして折り紙を……?
あ~、そういや折り紙が琴音先生は得意だとかの話をしてたのでこのイベントはその流れでしょうね。この間の第二次リバーシティ・トロン遠征の時にあやとりの紐とか折り紙とかも回収してましたし。
にしても子供達に好かれたいからでプロ顔負けの折り紙技術会得してくるとか気合い入りすぎて逆に引かれるぞ。
「おぉ、私が折るのよりもすごく綺麗な折り鶴だ」
「本当に器用よね、琴音は」
「紙飛行機ぐらいでしか遊んでなかったなぁ折り紙って」
何が恐ろしいって、このクオリティを片手間でやれるって部分よ。動物も大体折れるし、男児に受けそうな手裏剣とかも折れるしで、無駄な所でハイスペック見せてくるやんお前ってなるやつ。
因みにですが、この折り紙はフレーバーアイテムじゃなくて、今回みたいに皆で折り紙大会とかをゆきちゃんが提案して行うことで正気度の回復だったり、器用のパラが上がったりと良いことが起こります。
特に器用のパラメーターは上がれば、武器でのクリティカル率が上がりますし、バリケードの修理、今日も行う一階の要塞化の作業時間短縮などに繋がるので上げておいて損はありません。
「せんせー、鶴さん!」
おぉ、ええやん。やっぱりるーちゃんはナンバーワンな可愛さですねぇ、てか思ったよりも綺麗に折れてますね。一応、琴音先生が教えてたとは言え、これは将来有望なのは間違いありません。
ふふ、どうしたのかな、くるみ姉貴、さっきから手こずっているようだが?
「いや、思ったよりも上手く折れねぇなぁって、ほら、なんかちょっとはみ出るのが気になるというか」
「分かる、気になるよなその余白、琴音先生のを見てるから尚更、合わせて折りたくなるんだよな」
おいおい、器用さのパラメーターならめぐねえやりーさんよりも高めな琴音先生を嘗めてもらっちゃ困るぜ。くるみ姉貴とチョーカーさんも低いわけではないんですけどね、いやごめん、くるみ姉貴は低い方だったわ。
でも悪い数値ではないし、ここでパラメーター上昇が引ければシャベルでクリティカルをバカスカ出すキリングマシーンに変わるんですよねこの娘、そうなるといよいよ琴音先生の戦闘での立場がなくなってくるな!
ところでさ、みーくんと圭ちゃんがさっきから黙々と折り紙してるのはどうしたん? なんかあったんかあれ?
「え、あ、すみません、ちょっと楽しくなってきちゃって」
「あはは、なんか一つに没頭するのが久しぶりな気がしちゃって」
まぁ何かをする度に幾つかのことを警戒しなくちゃとかでしたからね、確かに一点集中は久しぶりと思っても仕方がないか。
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システムメッセージ
【若狭 瑠璃】【丈槍 由紀】【恵飛須沢 胡桃】の器用が上昇しました。
【直樹 美紀】【祠堂 圭】の器用が大幅に上昇しました。
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とりあえず、今回はお試し回という事でこんな動画編成にしてみましたが如何だったでしょうか? 次回はまた少し変わるかもしれませんがこうでもしないとネタが保たないという情けない理由なのでご了承下さい……
では今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
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太郎丸の散歩、それは彼が健康に生きて行くのに必須なことであり、同時に頭を悩ませることでもある。
「毎度思うけど、本当は外に散歩ができたら良いんだけどねぇ」
「そうも行かないのが現実ってやつさ」
分かってはいる、いるんだけどそれはそれとして不憫に思わなくはないし、どうにかしたいと私【犬山 なぎさ】は思う。
一応、散歩は二階と三階を利用して長々と歩けるようにしつつとはしてるし、賢いお陰なのかトイレは決まった場所でしかしないのでそこら辺でというのが無いのも助かっている。
けれど、本当だったら外とかで走り回りたいんだろうなぁとも思わなくはない。なんて思いが彼に伝わってしまったのか、太郎丸は唐突に足を止めて私の方を向き、可愛らしく小首を傾げる仕草をする。
「ほら、何悩んでるんだって聞いてるぞ?」
「本当に賢いなお前、せっかくだから聞くけど外に出たいとか無いのか?」
「ワン!」
コレは肯定なのか、はたまた否定なのか、犬語は分からない私達には明確な答えは得られないがまぁ励まされてる感じはしないでもないので笑顔を返しておく。
実際、太郎丸はこっちの言葉をどの程度、認識しているのだろうかと気になる時は多々ある。琴音はどうだろうか?
「それはしょっちゅうだな、けどお陰で手がかかってないのも事実だから深くは気にしてない」
「これでやんちゃ盛りとかだったら本当に苦労してたな、そう考えるとお前の前の飼い主は愛してたんだな、太郎丸を」
「……前の飼い主か、前回のワンワンワン放送局で太郎丸の存在を話したから気付いてくれたりするのかね」
あ~、どうなんだろうか。でも美紀ちゃんと圭ちゃんが言うには太郎丸は何処から来たのか分からないって話だから、もし飼い主が生きていたらありえるかもしれない。
けれど同時に、飼い主だって太郎丸を引き取る余裕があるかは疑問に思う。どこも私達みたいに余裕がある所とは限らないし、自分が生きて行くので手一杯だとすれば無理だろう。
「ま、今はるーちゃんの番犬だから引き取られるとそれはそれで困るかなって」
「確かにそうだな……そういうのはパンデミックが収まってから考えればいいか」
収まるのかねコレって思うがこのまま日常になるってことを頭の中に浮かばない辺り私も収まると思っているらしい。
でもそうだね、意外と人間ってのはしぶといし、何かが切っ掛けでこの事態を打破する手段が生まれるかもしれない。
もっと言えば、これが感染病だと推定するならワクチンが生み出される可能性だって否定はできないんだ。こういう時は琴音の前向きというか、そういう思考は羨ましいと思うよ。
「それにしても、どうして大人二人で太郎丸の散歩してるんだろうね」
「偶には良いだろ?」
悪いとは言わないさ、言わないけど絵面が割りとアンバランスというかなんというかって部分があってだね?
いやまぁ良いか、太郎丸の散歩はしてる方も楽しいのは確かだし。そこで腕時計を見ればそろそろ切り上げてもいい頃合い、なので太郎丸と琴音に戻ろうかと伝えれば
「そうだな、満足したか、太郎丸?」
「ワンワン!」
「だってさ」
いや、私にも彼の言葉は分からないから……
これもう実況部分要らないのでは?(ダメです)