最終日ラッシュも難なく乗り越え、ヘリも爆発して、火災まで発生して遂に高校編は佳境に入ったゲームの実況の続き、もう始まってる!!
生徒会室から出た所から再開です。もう既に煙が上がってきてるのは驚きです、一体、一階の何処に墜ちて爆発したんだ……? ですが裏を返せば【かれら】も燃えてくれてるので少しは進軍は楽になるかもしれませんと考えつつ動き始めましょう。
「二階にはまだ火は回ってないかな?」
という訳で三階から二階、【かれら】の姿はもうありませんが煙はもう既に凄いことになってて視界がキツイっす、るーちゃん、口からハンカチを離しちゃ駄目だからね?
問題はここから、先ずは降りてきた中央階段を見てみますが……はい、見ての通り下の方が燃えてますね、ハードルが火種になってるなぁコレは、このパターンですと機械室に一番近い階段の出口付近も火が回ってて通れないので遠回りのパターンになります。
RTAだったら憤氏ものでしたね! 通常プレイでもるーちゃんが生存してる状況だと遠回りってだけで割とキツイですが仕方がないので慎重に行きましょう。
「にしても奴ら何処に行ったんだ?」
「下の爆発に吸い寄せられた上で燃えてると考えるべきかと」
「うっ、じゃあこの匂いって」
おっと、ゆきちゃんがアイディアロールに成功しそうになってるので考えないようにと伝えておきましょう、それよりも早く地下を目指すべきですし。
という訳で崩壊したホール側のバリケードを乗り越えて一階へ、流石に火の手が一階は所々に回ってるので温度が上がってきてますし、ここからは燃えた【かれら】の奇襲もあり得るので警戒はより一層強めておきます。
とりあえず通路を確認って、うわぁ、何か一箇所が派手に燃えてますけどあそこってなんだっけか
「火の手はあそこみたいですね、確か……電算室でしたっけ?」
「精密機器の塊みたいな部屋にあのヘリコプターは墜ちて爆発したってことか」
あぁ、電算室とかありましたねこの高校、すっかり忘れてました。幸いにも通れないくらいに炎が激しいとかでは無い様子なので火傷しないように気を付けながら通り抜けましょうって!
「琴音さん!?」
「ことねせんせー!」
何、るーちゃんが通ろうとしたタイミングで電算室から燃えた【かれら】が出てきてんだよふざけんな!!(迫真)咄嗟に庇って反撃のネイルハンマーで鎮めましたが怪我は……表示されないってことは軽症程度ですね。まぁ仮に負っててもジャケット越しなので火傷が少々程度ですね、それよりもるーちゃんは怪我とかは無さそうで安心です、笑っておきましょう。
怒られました、いやでも待って欲しい、あの場で庇える距離に居たのは琴音先生だけでじゃないと大天使るーちゃんが怪我してたんやぞ、そんなの許せるはずないだろ?
「確かにそうだけど、だからって腕の火傷をなんてこと無いっていう態度を取られると怒りたくなるから。早く処置しないと大変なことになるよ?」
「本当なら水で冷やしたいのですが……」
「てか、ジャケット脱いだほうが良いんじゃね?肌くっつくだろ」
流石にそれは水が勿体ないのでやめておくべき、そうするべき、なのでジャケットだけは念のために脱いでるーちゃんに渡しておきます。火傷言うても動くから問題ないので避難を優先ですよ、昇降口前には【かれら】はそれなりにいるみたいですし、おっと、めぐねえと犬山お姉さんが前に出てきましたか、こうして大人が三人並んでの戦闘は初めてな気がするぞ。
「はいはい、確かに思ったよりは程度は軽そうね、それでも地下についたら処置しないといけないと思うけど」
「慈の対応の慣れてる感じが昔からこうなんだって分かって笑えてくるね、さて偶には大人も出来るんだぞって所を見せますか」
んじゃ、一番討伐数が少ないやつが平和になった世界での飲み会で奢りな! 行っておくけど、めぐねえの酒豪っぷりを知ってる琴音先生はなんとしてでも回避したいからな!
「確かに、あれを見てる手前、奢りになったら財布からいくらお金が飛んでいくやら、じゃあ先手は貰うよ!」
「ちょっと二人とも私のことなんだと思ってるんですか?」
ハハハ、その先手は悪いが琴音先生が貰うぜ! くるみ姉貴とチョーカーさん、みーくんは周囲を警戒しつつ大人組の後ろを付いてきて貰うように指示しておきます。
にしてもあれっすね、コレめちゃくちゃにレアな光景ですよね。主人公キャラの琴音先生だけじゃなくて、何時もだったら要介護のめぐねえが積極的に戦闘して、更にレアキャラの犬山お姉さんもガンガンと戦って、しかも三人が肩を並べてるって。
これがあったのでぶっちゃけ動画を録ったという部分があるんですよね。またこの光景見るとしたら一体どれくらいのリセットを繰り返せば良いのかって話になりますし。
それはそれとしてRTAの短縮に役立ちそうな一日繰り上がりも発見しちゃったってのもあるんですけど、でもこれ実際使えるんですかね? そもそもにしてDJお姉さん救出イベントを起こさないといけない所からがスタートラインになるんですし、でもやる人はやるんだろうなぁ(他人事)
とか自分語りしてる間に動画ではいよいよ機械室に近付いてきましたね。入り口には当然の権利のように【かれら】が集まってるのが見えます、ていうかここには火はまだ回ってないのかな? 燃えてるのが少ない気がします。
また大人組で蹴散らしますかって、るーちゃんどうしたん? え、防犯ブザー投げるの? コレはあれですかね、るーちゃんも何かしらの覚悟を決めた感じって気がしますね。
コレまた珍しい、この子は基本的に積極的にこういう行動をするキャラではないので、折角なのでお願いしますか。
「うん、よいしょっと……えい!」
「この場面で、危ないから自分が投げるって言いたいけど自分のノーコンを理解してるから言えないことねえの心境を答えよ」
「もはや開き直ってる感じあるのでその問題は機能しませんね、先輩」
「いや、もしかしたら意外と気にしてるかもしれないよ、時々ゴミ箱に丸めたゴミを投げては外して凹んでることねえを見たことあるもん」
「あ、それ私もある。なんかもう逆に狙ってるんじゃないかってくらいの位置に外れるんですよねあれ」
「もう止めてやれ、琴音先生が本気で凹み始めて、瑠璃ちゃんと悠里が慰め始めてるから」
畜生、オートの時の琴音先生は何やってるんですかねぇ? てか状況的に本来は正気度がガリガリ削れながらの地下への避難のはずなのに普通に盛り上がってるのは何だか準備が良すぎて楽勝って感じですね。
まぁ通常プレイで縛りでも入れなければこうなるのは分かってたことなんですけど。大人も三人居るとなるとやっぱり生徒組の心の安定はダンチですねぇ、これがめぐねえと琴音先生だけだったら多分もう少し切羽詰まった状況になってたのは間違いないでしょうし、つまり犬山お姉さんは救世主だった……!?(今更)
「よし、奴らが退いたな。行くよ、皆」
「先ずは生徒たちから行ってください、それから私達が入りますから」
おう、入り口の警戒は任せておきな、まぁ機械室に入った所でもう勝確ですけど、さっきの防犯ブザー、よく見たら炎の壁の先に飛んでたので【かれら】が燃えに行ってるの見えましたから。
「それにしても、こうなったら高校は駄目かしらね」
「だろうね、ていうかこの火が三階に行かないか不安なんだけど」
機材とかヤバそう、でもここを離れることになってもあの機材全部を運び出すのは難しくなぁい? どう考えても幾つかは残しておくしか無いよ犬山お姉さん
「まぁそうだけどさ、残ってたらまた使えるじゃん?」
「この火の勢いだと三階までは行かなそうですし、中央とホール側の階段の防火扉は閉めてきたので大丈夫だと思いますよ」
さすめぐ、まぁ図書室側が封鎖されてないのでそこからは考えられるかもしれませんがそこは祈るしか無いですね。
……さて、そろそろかな?
「琴音さん、佐倉先生、犬山さん、みんな避難が完了しました」
「分かりました、私達も入りましょう。あとは今日中に収まってくれることを祈りつつ、放課後になったら被害確認ですね」
「りょーかい」
ういうい、という事でここでプレイヤーの手から操作が離れて……暗転しましたね、これにて高校編完走です!! まぁ完走した感想とかはEDムービー後にするので今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
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沢山の大きな音、りーねえ達の声、降り止まない雨、時々になった雷、怖いと思いながらわたし【若狭 瑠璃】はことねせんせーに言われた通り、軽い食べ物をリュックサックに詰めていた。
それから太郎丸を抱えて縮こまってた、時々、窓から外を見てみるけど【かれら】が学校に来てたり、雨が止んできてるなって言うのが分かるくらいで、わたしに出来ることは何もなかった。
どれくらい時間が経ったのか分からない、寂しくなってきて、誰も帰ってこないんじゃないかって怖くなってきて、でもそう感じる度に太郎丸がわたしの頬を舐めて、まるで大丈夫だって励ましてくれてるようで、だから我慢できた。
「……?」
ふと、なにか聴こえて窓から見てみれば、ヘリコプターが見えた。けれどそれはフラフラしてて、突然回り始めてそのまま皆が居るはずの二階に突っ込んだ。
声が出なかった、今ので皆が怪我しちゃったんじゃと思ってると廊下側が騒がしくなったから扉は開けずに耳を付けて外の音を聴いてみるけどよく聴こえない。
当然だ、別にわたしは特別に耳が良いとかじゃない、分かるのは騒がしいけど戦ってるって感じじゃないってだけ、【かれら】が来てるとかじゃないってことは皆は大丈夫なのかな。
これ以上は分からないから、わたしは扉から離れて念のためにことねせんせーが持たせてくれたリュックサックの中に入ってた防犯ブザーを握りしめて、じっとしていると扉が開いて
「瑠璃? お、大丈夫そうだなってグフぉ!?」
「またお腹にタックルされてる……」
なんだかジャケットとかが真っ赤だったけど、わたしは気にしないでことねせんせーに抱き着いた。隣を見たらりーねえも抱き着いてて不思議に思っていると
「まぁなんだ、琴音先生はまた私達と悠里を心配させて怒らすようなことをしたんだよ」
「むぅ、なにしたの?」
「えっと、まぁ、その必要なことだったんだよ」
「一人で足止めするのがか?」
くるみちゃんの言葉に目を逸らしたことねせんせー、また一人で頑張ろうとしたんだと理解してわたしはむぅと頬を膨らませてしまう。
それからめぐみせんせーのお話を聞いたら今学校で火災が起きてるみたいでこれから地下に避難しますって話だった。
火災、思い出すのは避難訓練、えっと、押さない駆けない喋らないだよね?
「そうそう、よく覚えてたな。あと煙が凄いかもしれないから口をハンカチで覆うのを忘れるなよ?」
「あたしらは?」
「ハンカチで片手を使った状態で戦えるならやってみてもいいぞ、まぁ私と慈となぎさで先陣を切るから覆ってても大丈夫だとは思うけどな」
なんだかことねせんせーの感じが少しだけ軽くなってる気がして不思議と安心した。それよりもりーねえはいつまでせんせーにくっついてるの?
「あ~、もう悠里達を不安にさせるようなことはしないからさ、今は一旦離れてくれるか?」
「約束ですからね、本当に、私もう琴音さんが居なくなるとかは嫌ですから」
「わたしも……」
きっと、りーねえがこんなに不安になるくらいのことをことねせんせーはやっちゃったんだろうと思えば、わたしも不安になって言葉にしてみれば、ことねせんせーはもう一度頷いて、絶対だと約束してくれた。
ことねせんせーは約束は破らないから、もう大丈夫だね! それから皆でリュックサックを背負って地下へ向かうために扉を開ければ
「うわわ、けほっ」
「思ったよりも煙の上がりが早いな、瑠璃、ハンカチを忘れるな」
うん、訓練の時に煙の体験とかしたけどそれ以上に苦しくなるから事前に濡らしてあったハンカチで口を覆ってもう片方の手でりーねえと手を繋いで逸れないように歩き始める。
途中、二階の様子を見ることが出来たけど、どこも血だらけで、皆で作ったバリケードも壊されてて恐怖を感じた。そして一階に向かえば
「こりゃ、一階は全焼か?」
「物資とかは全滅になるかと、どうしました、琴音」
「あそこ、火の勢いが強いってことはあそこが出火元になるのか?」
ことねせんせーが指を指した方を見たらボウボウと燃えてる部屋が、でもあそこって何があったかはわたしは分からない、なんだろう?
「火の手はあそこみたいですね、確か……電算室でしたっけ?」
「精密機器の塊みたいな部屋にあのヘリコプターは墜ちて爆発したってことか」
でんさんしつ? なんだろう、とても燃えやすいものが沢山あったのかな? 分からないからあとでことねせんせーに聞いてみようと、部屋からの火を気を付けながら通り抜けようとした時、ガタン!っていう音にそっちを見れば
「ヒッ!?」
「るーちゃん!」
燃えてる【かれら】が勢いよく現れてわたしに向かって襲いかかろうとしてて、りーねえが庇うように前に出て、これじゃりーねえが危ないと思うよりも先にことねせんせーが前に出て襲いかかろうとした【かれら】を左腕で防いでから
「グゥっ、にゃろ!!」
「琴音さん!?」
「ことねせんせー!」
「ふぅふぅ、平気か二人とも!?平気そうだな……良かった」
わたしたちが大丈夫で笑ってるけど、それよりもことねせんせーの方が怪我してて、そっちのほうが心配だよ!
めぐみせんせーが診たら防いでた左腕が少しだけ火傷をしてたみたいで、ジャケットを脱いでわたしに渡してくれた。その時に見えたけど痛そうで、それでもことねせんせーが笑ってて、胸がもやもやした。
でも怪我してるとは思えないくらいに、今度はめぐみせんせーとなぎさお姉さんの三人で【かれら】と戦ってて、でもわたしはハラハラしてた、半袖だからちょっとしたことで引っかかれたりしちゃうんじゃないかとかで。
こうしてわたしたちは地下の入口があるきかいしつ?の前に着いたけどそこにも【かれら】は沢山、ことねせんせーがまた戦おうとしたけど、もうハラハラするのは嫌だったから
「ことねせんせー、わたしが防犯ブザー投げるね」
「む?そうか、じゃあ頼めるか?」
不思議そうな顔をされたけど、わたしだって守られるだけじゃないんだからといつものように防犯ブザーを引き抜いてから入り口から遠くになる場所に投げてみる。
あ、炎の中に入っちゃったかな? でも鳴ってるから超えたのかな?
「この場面で、危ないから自分が投げるって言いたいけど、自分のノーコンを理解してるから言えないことねえの心境を答えよ」
「もはや開き直ってる感じあるのでその問題は機能しませんね、先輩」
「いや、もしかしたら意外と気にしてるかもしれないよ、時々ゴミ箱に丸めたゴミを投げては外して凹んでることねえを見たことあるもん」
「あ、それ私もある。なんかもう逆に狙ってるんじゃないかってくらいの位置に外れるんですよねあれ」
「もう止めてやれ、琴音先生が本気で凹み始めて、瑠璃ちゃんと悠里が慰め始めてるから」
ことねせんせーが無言で胸を抑えてしゃがみ込んじゃったからわたしは慌てて大丈夫?と聞いてみれば、なんだか顔は笑ってるけど目が泣きそうになってて
「だ、大丈夫だよ、ことねせんせーは他は強いから!」
「そうですよ、投擲が下手なだけで駄目とか思いませんから」
「……あれって慰めてるのか?追い打ちとかトドメって言わないか?」
そんなことないよ、タカエちゃん!! わたしはことねせんせーの事が大好きだから悪いこと言わないもん!
「よし、奴らが退いたな。行くよ、皆」
「先ずは生徒たちから行ってください、それから私達が入りますから」
「大丈夫だとは思うがシャッターの先も少しだけ警戒しておいてくれ」
「あいよ」
初めて入る地下、なんだか冷たい感じがして少し怖かったけど、りーねえと太郎丸、他の皆も居て、ことねせんせー達も居るからそれ以上の不安は感じなかった。
わたしたちが入ってから直ぐにことねせんせー達も来て、シャッターを閉じたけど、真っ暗になっちゃった所で
「懐中電灯は節約したいからって持ってきてて正解だったな、ロウソク」
「ことねえってジッポライター持ってたんだ」
「まぁな、蒸発した親父のヤツだけど……よし、着いた」
さっきまで見た火とは違って温かい灯りを見ながら、わたしたちは放課後になるまで地下に居ることになった。
この時には皆が話し合って、今後のことを話してたのを見て、理解しちゃった。ここから出ていくんだって、でもそこに不安はなかった、だって、ことねせんせーが居てくれるから。
「ことねせんせー、これから何処に行くの?」
「さてな、でも二人の側には居るから安心しな」
えへへと笑みが浮かび、少しだけどこかに行くって話が楽しみになってきた。
次回EDムービー、次次回完走した感想とおまけです!