こちらミホノブルボン、不明なエラーが発生しました。エラー解決のため迅速なオキシトシンの摂取が推奨されます。 作:「ミュート」
「マスター、ハグをしましょう。」
うちのサイボーグ系ウマ娘が壊れた。
「・・・何故だ?」
え?ハグとかマジでなんで?
「エマージェンシー。現在原因不明のモヤモヤが心臓付近に発生中です。エラー解決のためβ-エンドルフィン及びオキシトシンの摂取が有効と判断。つまり、ハグをしましょうマスター」
「・・・なるほど?」
ミホノブルボンはかなりの恵体の持ち主だ。Glorious Azureの衣装を着たブルボンとダイワスカーレットに挟まれながら踊ったサイレンススズカの表情を俺は一生忘れることはないだろう。
ライブでタオル投げたくなったのは初めてだよ。
何が言いたいかというとそんな体にハグなんてしたらいろいろやばいってことだ。
「ご納得いただけたということで」
納得してないからな?
戯言を抜かしながらミホノブルボンは腕を大きく開いた。すしざんまいかな?違いますね。はい。
「だが待ってほしい。まずはハグがどうこうではなく、胸のモヤモヤの原因を突き止めるほうが先決ではないだろうか」
そうだぞ、心臓に異変とか洒落にならないからな?
ブルボンはいつものように胸に手を当てながら頷いた。
「それでしたら問題ありません。マスターがライトハローさんとお話中にバットステータス『モヤモヤ』を獲得したこと、並びにマスターと話すことで現在僅かづつですが『モヤモヤ』が解消傾向にあることから、隠しステータス『嫉妬』を獲得していると推察します。結論ハグをすれば治る可能性が高いです。」
「ほーん?」
ほーん?なるほど原因が分かってよかったね!
じゃ、ねーんだわ。
もしかしてウマぴょい案件かこれ?
いや、ウマぴょい案件な訳ないな。だってブルボンだし。
「普段の口調と異なる発言を検知。データログに保存します。」
「そんなもの保存しなくていい」
いや、ガチで。『ほーん?』がブルボンの脳内に記録されるとか嫌だわ。
「まあそれはさておき、心臓のモヤモヤが病か何かではないのは僥倖だ。ひとまず、俺と話していると少しづつでも回復するのだろう?ならしばらく雑談でもしていれば全快するのではないか?」
ほんそれ。
「マスター、一つだけ訂正を現在私は病に罹っていると推察されます」
「は!?それを早く言ってくれ!急いで救急車を呼ぶから安静にしているように!」
あわわ!どうしようどうしよう!たづなさんも呼んだほうがいいかな!?
そう言葉を残しながら駆け足でトレーナールームを出ようとした
が、その足をブルボンの言葉が止めた。
「私は現在恋の病を患っています」
背後からの言葉に、石化されたかのように体が止まった。
「スゥーーー。なるほど」
雲行きが怪しい。怪しくない?後ろ向きたくねー。
「つまり、私は」
「待ったブルボン。ハグをしようそうしよう!」
急いで後ろに振り向きながら前言を撤回する。石化とかされてなかったわ。
今のブルボンに言葉を継がせてはいけない。そんな気がする。聞いたら後戻りできない的な?よくわからんけど!よくわからんけど!!
目を見開き、そらの様な蒼い瞳が俺を射抜く。
「マスターの事が好きです。」
なるほどね。完全に理解した。
「やっぱりウマぴょい案件じゃねーか!」
「では、マスターからの承認も得られましたのでハグをしましょう」
しねーから!
電車の中で手持無沙汰だったのでつい手が勝手に動いて書いてました・・・だから1000文字しか書いてないのは許してちょんまげ!
後みんなのみんなの推しウマ教えてプリーズ!