霊媒師が金のたm……ゲフンゲフン、平和のために戦うのは間違ってるだろうか   作:幽霊です。

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ベルの父親、【ナイト・オブ・ナイト】かなって妄想してる。メーテリア死後、遺されたベルを想って、成長補正スキルに目覚めてランクアップとか?すでに考察があったらごめんなさい。


第3話

 

 あれから、闇派閥である派閥を崩壊させてから月日が流れた。

 

 ようやく謹慎が終わり、外出が許可されたのだが、みんなの母親であるリヴェリアが目を光らせている。

 

 具体的には、今日どこで何をしたのかをロキの目の前で話さなければならない。

 

 結構苦痛。仕方ないんだけどね。

 

 「どうだい、宗徒?」

 

 「ん〜、外れかな。自我が無い」

 

 俺の能力は有能であると目を付けたフィンは、時々闇派閥捜索に協力して欲しいと頼むようになってきた。

 

 最初は金にならない用事があると断ったのだが、フィンが報酬を支払うどうしてもと懇願するので、OKした。

 

 結果は芳しくない。悪意や怨恨が強すぎて、自我を無くした悪霊に成り果てている。もう話が聞けそうにないので、

 

 「封印」

 

 手製の御札に悪霊を封印している。相手に向かって封印を解除すれば、そのまま呪われる仕組みだ。俺は呪われない。耐性あるからね。

 

 そう言えば、ランクアップして得た発展アビリティは、何とレア中のレアである【神秘】だ。日頃から呪い関係の御札を作成していたからだと推測している。

 

 相性が良かったのかもね。

 

 月日が流れた事で二つ名も決定した。

 

 闇派閥の壊滅が、呪いを使ったこと、お金が動機であったことが何故か外部に漏れていた事で、ロキを含む神々は満場一致で決まった。

 

 【金の亡者(デッド・マネー)

 

 これには納得せざるを得ない。神のセンスに感服したほどだ。

 

 「んー。ここで手掛かりが手に入れば、幾分か楽になるんだけどね…。でもどうやって君は探しだしたんだい?」

 

 「運良く自我のある霊に出会って、犯人の落とし物を見つけたんだ。例えば抵抗されて流した血とかね。その落とし物から特定出来る術があるんだ」

 

 「なるほど………ん?それって何でもいいのかい?具体的には、かなり時間が経過した物でも」

 

 「出来ない事はないけど、精度が落ちるよ?場所なんかが曖昧になる」

 

 「いや充分だよ。近いうちに手伝ってもらうから、また頼むよ」

 

 「え〜」

 

 スッ(お金を見せる)

 

 「了解!」

 

 今日の捜査は終了した。また頑張るぞ!!

 

 

 「ねえ」

 

 「?」

 

 【黄昏の館】の廊下を歩いていると、後ろから声を掛けられた。

 

 年齢的にはだいぶ近い。リヴェリアが手を焼いている【剣姫】ちゃんだ。

 

 「どうやって、強くなったの?」

 

 「よく遊び、よく食べて、よく休む。これがアラヤ流じゃ」

 

 「アラヤ、流…?修行は…?」

 

 「天才に修行は不要。じゃーね」

 

 構ってられるか。

 

 「待って」

 

 呼び止められた。え?何で剣を抜いたんだ??この馬鹿女。

 

 「戦お?」

 

 「………は?」

 

 「いくよ」

 

 「来るな!」

 

 俺は走った。あの馬鹿は剣を抜いたまま走ってくる。おかしいな、霊を視ているから耐性があるはずなのに、あの無表情な顔がトラウマになるレベルで怖かった。

 

 だが、

 

 「そらよ!」

 

 3枚の御札を投げる。剣で斬ろうとしたが、斬れずに剣に巻かれるように1枚だけ貼り付いた。残りの2枚は体に貼り付いた。

 

 それでもお構いなしに斬り掛かろうとする馬鹿に、変化が訪れる。

 

 「!?」

 

 剣が重くなって、体の動きが悪くなった。

 

 【神秘】で出来るようになったこと。誰にも教えてないが、呪いを鈍化させるなどのデバフに変換出来るようになった。俗に言う呪詛だ。

 

 いつもの動きが出来なくなった馬鹿女は、バランス崩してコケた。

 

 それを見て笑いながら逃走した俺は、絶対性格が悪い。 

 

 余談だが、あの後リヴェリアに叱られて涙目になっていた。ざまぁ。

 




オリ主は子供ながらにして性格が悪い。将来有望のクズ。
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