アブソリュート・ソロ やりすぎて組めなかった男 作:人見知り
俺は亜遊戯迅。転生者だ。
俺の前世はどんなのだったかって?
そんなつまらない事は置いておこう。
そんな事より、この世界には昊陵学園があったんだ!
何の事か分からないって?
うん。俺も学校名だけだと分からなかった。
ブレイズとかエクシードって言葉で思い出したんだが、
ここはアブソリュートデュオとかいう作品の世界みたいだ。
まあ、昔*1アニメを見ただけなので、ほっとんど覚えてないけど*2。
説明を見ると、"魂が武器になる"だって!
そそられずにいられようか。いや、ない。
という訳で、変な注射受けてきました!。
その結果は………、短刀でした。
しかも、唯の短刀じゃぁありません。ZAIAスラッシュライザーです。
そう!あの仮面ライダーゼロワンに登場する仮面ライダー迅バーニングファルコンの変身アイテム!*3
まあ、予想してたけど。
何故なら、バーニングファルコンプログライズキーを持ってるからだ!
あの、どこからともなく現れて、しまう事もできる仕様で!
ワンチャン、ショットライザーかとも思ったけど。
何故アバドンの方ではなくと断言できるかと云うと、音声が違ったからだ。
『【バーンライズ】の事だろ。』って思っただろ。
残念!!【バーニングラッシュ】の方でしたー!
何故だか知らんけど、変身出来なかったんだよね。
まあ、必殺技がある分、ましだと思うけど。
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ところで、何でこんな益体のない事をしているかというと、迷ったからだ。
バスが数時間に一本という田舎から出てきたから、1時間以上時間が余ったんだ。
だから、あてもなくぶらぶらしてたら、元の道を見失った。
どうしよう。
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おっ! 同じ学校の制服の女子発見!
ついていけば、行けるな♪
ん?待てよ。あの娘も迷子の可能性は?
よし!声を掛けよう!
「そこのお嬢さん♪ ちょっとお話いいかな♪」
「きゃっ!」
あっ飛び上がった。驚かせちゃったかな?
木の陰に隠れた。
刺激しない様に、ゆっくり近づくか。
「道を聞きたいだけなんだ。怖くな〜い、怖くな〜い。」
どんどん涙目になってるような?
側から見たら犯罪現場だよなぁ。
「おい!何をしている!」
やっぱり咎められた!この娘の構え、なんかしっかりしてるなぁ〜……じゃない!
「ちょっ! ストップ! タンマ! I am 迷子!」
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「さっきは、すまなかったな。」
「私も怖がってごめんなさい。」
「気にしない、気にしない。
自分でも絵面が犯罪的だとは思ったし。」
「私は橘巴だ。」
「穂高…みやび…です。」
「亜遊戯迅だよ。苗字は言いづらいだろうから、迅って読んで♪」
「私も名前で構わないが、……テンション高いな」
「そりゃ、美少女2人と登校だからね。テンションも上がるさ♪」
「そ、そうか。照れるな…って!本当にみやびに不埒な事をしようとしたんじゃないだろうな」
うわー。ジト目で疑われた。
お、校門が見えてきたな。
「そんな訳ないない。嫌われたくないからね。
やっかまれたくないから、先行くよ。
じゃあ、また後で!」
「あっ、おい!」
「待ってよ」
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(ふわぁ〜)
入学式中だけど眠くなってきた。
『昊陵学園へようこそ。当学園の理事長、九十九朔夜ですわ』
ちっちゃいなぁ。ロリなのか、ロリババアなのか?
「これより、新入生の皆さんには当学園の伝統行事”資格の儀”を行って頂きますわ」
⬜︎の儀?
「ではこれからパートナーと決闘をして頂きますわ。」
決闘? ああ、⬜︎じゃなくて資格か。
そういえば、巴ちゃんとみやびちゃんは?
いたいた。うん離れ離れだな。気が楽でいいや。
「此れより開始する伝統行事”資格の儀”は、昊陵学園への入学試験ということになりますの」
「……これは、”どこにでもある入学試験”ですわ」」
いやいや。入学式で試験はないわ。
それが普通なら浪人が山程でるわ。
眠いし、別に言わなくていいか。
隣の男が相手か。どんな武器だろう?
「焔牙!」
へぇ、刀か。
✳︎ ✳︎ ✳︎
《other one side》
「君が私の相手か。よろしく頼む。」
「はいはい。よろしく。ブレイズ。」
雑な挨拶だな。さっきも眠そうにしてたし、やる気が無いのか?
コイツの武器は妙な形をしているが短剣。
リーチではこちらが有利!
「やー!」
【キン】
受け止められた!なら、連続「ぎゃっ」
足踏みやがった!振りかぶってる!受け止めながら距離を取る!
【カキン】
なんとかできた。
「素人同士だと、時間かかりそうだねぇ」
「そうだな」
だからなんだと言うんだ?
【インフェルノウイング!】
なんだあれは?
短剣に入れた?
「やっぱ、オーソライズしないか」
?
【インフェルノウイング!♪〜】
だからなんなんだ??
「何をしている?」
「必殺技さ。」
本当ならマズイ。上空から叩っ斬る!
「たー!」
「素人が迂闊に跳ぶなよ」
真下から背後に!
【バーニングラッシュ!】
炎の斬撃だと!避けられない!
「ぐわぁー!」
「なっ!ぐわっ!」「ぐへっ」「グホッ」
後ろのもまきこんじゃったか
《side out》
やべっ。やりすぎた。
真後ろの2人は、鍔迫り合いの最中だったか。
もう1人は、? あっ、みやびちゃんの相手だったのか。
一声かけとこうかな。
「みやびちゃん、「そこまで」終わりか。またね。」
「え、あ、うん。」
✳︎ ✳︎ ✳︎
俺はさっそく入学した事を後悔し始めた。
理由は2つだ。
一つ目は担任だ。容姿はいいのだが……
『ハローハロー!はじめまして担任の月見璃兎です!』 『気軽にウサ先生って読んでね!』 『どしたのかな!?もしかして私の可愛さに見惚れちゃってたりする!?』 |
ノリとテンションがちょっと……うん。
年中アレだと、胃もたれしそう。
二つ目は、パートナーの件だ。
『仮のデュオは隣の人が相手って事で』と言われたんだが、1人だった。
資格の儀で1ペアまるまる巻き込んだのが、まずかったらしい。奇数人数が合格してしまったのだ。
おかげで先生から『ボッチくん』と呼ばれるハメになった。
さあ、入学式でデュオ云々言われた俺の明日はどっちだ(泣)!