アブソリュート・ソロ やりすぎて組めなかった男   作:人見知り

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主人公は、想定したキャラクター通りに動かせた。




入学式

 

俺は亜遊戯迅。転生者だ。

 

俺の前世はどんなのだったかって?

そんなつまらない事は置いておこう。

 

 

そんな事より、この世界には昊陵学園があったんだ!

何の事か分からないって?

うん。俺も学校名だけだと分からなかった。

 

ブレイズとかエクシードって言葉で思い出したんだが、

ここはアブソリュートデュオとかいう作品の世界みたいだ。

 

まあ、昔*1アニメを見ただけなので、ほっとんど覚えてないけど*2

 

説明を見ると、"魂が武器になる"だって!

そそられずにいられようか。いや、ない。

 

という訳で、変な注射受けてきました!。

 

その結果は………、短刀でした。

しかも、唯の短刀じゃぁありません。ZAIAスラッシュライザーです。

そう!あの仮面ライダーゼロワンに登場する仮面ライダー迅バーニングファルコンの変身アイテム!*3

 

まあ、予想してたけど。

何故なら、バーニングファルコンプログライズキーを持ってるからだ!

あの、どこからともなく現れて、しまう事もできる仕様で!

 

ワンチャン、ショットライザーかとも思ったけど。

 

何故アバドンの方ではなくと断言できるかと云うと、音声が違ったからだ。

【バーンライズ】の事だろ。』って思っただろ。

残念!!【バーニングラッシュ】の方でしたー!

 

何故だか知らんけど、変身出来なかったんだよね。

まあ、必殺技がある分、ましだと思うけど。

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

ところで、何でこんな益体のない事をしているかというと、迷ったからだ。

 

バスが数時間に一本という田舎から出てきたから、1時間以上時間が余ったんだ。

だから、あてもなくぶらぶらしてたら、元の道を見失った。

 

どうしよう。

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

おっ! 同じ学校の制服の女子発見!

ついていけば、行けるな♪

 

ん?待てよ。あの娘も迷子の可能性は?

よし!声を掛けよう!

 

「そこのお嬢さん♪ ちょっとお話いいかな♪」

 

「きゃっ!」

 

あっ飛び上がった。驚かせちゃったかな?

木の陰に隠れた。

 

刺激しない様に、ゆっくり近づくか。

 

「道を聞きたいだけなんだ。怖くな〜い、怖くな〜い。」

 

どんどん涙目になってるような?

側から見たら犯罪現場だよなぁ。

 

「おい!何をしている!」

 

やっぱり咎められた!この娘の構え、なんかしっかりしてるなぁ〜……じゃない!

 

「ちょっ! ストップ! タンマ! I am 迷子!」

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

「さっきは、すまなかったな。」

「私も怖がってごめんなさい。」

 

「気にしない、気にしない。

自分でも絵面が犯罪的だとは思ったし。」

 

「私は橘巴だ。」

「穂高…みやび…です。」

 

「亜遊戯迅だよ。苗字は言いづらいだろうから、迅って読んで♪」

 

「私も名前で構わないが、……テンション高いな」

 

「そりゃ、美少女2人と登校だからね。テンションも上がるさ♪」

 

「そ、そうか。照れるな…って!本当にみやびに不埒な事をしようとしたんじゃないだろうな」

 

うわー。ジト目で疑われた。

お、校門が見えてきたな。

 

「そんな訳ないない。嫌われたくないからね。

やっかまれたくないから、先行くよ。

じゃあ、また後で!」

 

「あっ、おい!」

「待ってよ」

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

(ふわぁ〜)

入学式中だけど眠くなってきた。

 

『昊陵学園へようこそ。当学園の理事長、九十九朔夜ですわ』

ちっちゃいなぁ。ロリなのか、ロリババアなのか?

 

「これより、新入生の皆さんには当学園の伝統行事”資格の儀”を行って頂きますわ」

⬜︎の儀?

 

「ではこれからパートナーと決闘をして頂きますわ。」

決闘? ああ、⬜︎じゃなくて資格か。

そういえば、巴ちゃんとみやびちゃんは?

いたいた。うん離れ離れだな。気が楽でいいや。

 

「此れより開始する伝統行事”資格の儀”は、昊陵学園への入学試験ということになりますの」

「……これは、”どこにでもある入学試験”ですわ」」

 

いやいや。入学式で試験はないわ。

それが普通なら浪人が山程でるわ。

眠いし、別に言わなくていいか。

 

隣の男が相手か。どんな武器だろう?

 

焔牙ブレイズ!」

 

へぇ、刀か。

✳︎ ✳︎ ✳︎

 


 

《other one side》

 

「君が私の相手か。よろしく頼む。」

「はいはい。よろしく。ブレイズ。」

 

雑な挨拶だな。さっきも眠そうにしてたし、やる気が無いのか?

 

コイツの武器は妙な形をしているが短剣。

リーチではこちらが有利!

 

「やー!」

【キン】

 

受け止められた!なら、連続「ぎゃっ」

足踏みやがった!振りかぶってる!受け止めながら距離を取る!

 

【カキン】

 

なんとかできた。

 

「素人同士だと、時間かかりそうだねぇ」

「そうだな」

 

だからなんだと言うんだ?

 

【インフェルノウイング!】

なんだあれは?

 

短剣に入れた?

「やっぱ、オーソライズしないか」

 

【インフェルノウイング!♪〜】

 

だからなんなんだ??

「何をしている?」

「必殺技さ。」

 

本当ならマズイ。上空から叩っ斬る!

「たー!」

 

「素人が迂闊に跳ぶなよ」

 

真下から背後に!

【バーニングラッシュ!】

 

炎の斬撃だと!避けられない!

「ぐわぁー!」

「なっ!ぐわっ!」「ぐへっ」「グホッ」

 

後ろのもまきこんじゃったか

《side out》

 


 

やべっ。やりすぎた。

真後ろの2人は、鍔迫り合いの最中だったか。

もう1人は、? あっ、みやびちゃんの相手だったのか。

 

一声かけとこうかな。

 

「みやびちゃん、「そこまで」終わりか。またね。」

「え、あ、うん。」

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

 

俺はさっそく入学した事を後悔し始めた。

 

理由は2つだ。

 

一つ目は担任だ。容姿はいいのだが……

『ハローハロー!はじめまして担任の月見璃兎です!』

『気軽にウサ先生って読んでね!』

『どしたのかな!?もしかして私の可愛さに見惚れちゃってたりする!?』

 

ノリとテンションがちょっと……うん。

年中アレだと、胃もたれしそう。

 

 

二つ目は、パートナーの件だ。

『仮のデュオは隣の人が相手って事で』と言われたんだが、1人だった。

資格の儀で1ペアまるまる巻き込んだのが、まずかったらしい。奇数人数が合格してしまったのだ。

 

おかげで先生から『ボッチくん』と呼ばれるハメになった。

 

 

さあ、入学式でデュオ云々言われた俺の明日はどっちだ(泣)!

 

*1
前世含めて四半世紀ぐらい?

*2
学園バトル物ってぐらい

*3
ブレイズだから黒ベースだけど

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