アブソリュート・ソロ やりすぎて組めなかった男 作:人見知り
俺は後悔している。
何故あの時、あんな事をしてしまったのか。
何故あの時、あの程度の事を考えられなかったのか。
後悔しても、後悔しても、俺には時を戻せない………
「ようこそ、昊陵学園分校へ!!。
今日から一週間よろしくお願いします!!」
「それでは……乾杯っ!」
「「「かんぱーい!!」」」
「もぐもぐ……はふはふ……ん、結構いけるわね。……って、誰があんたに食べさせてって頼んだのよ!?」
賑やかだなぁ。
人数倍だもんなぁ。
「迅君、ちゃんと食べてる?」
「食べてる食べてる。みやびちゃんも気にせず食べてね。」
「うん……」
行ってくれたか。
「ふぅー」
「なあ、あの娘どうしたんだ?」
「ん?ああ。この前、あの娘の目の前で殺されかけちゃってね。トラウマになってるみたい。」
「うぇ!もしかして、4対1で囲んだのがまずかったか?」
「まあ、それが刺激になったのは否めないかな。モグモグ けど、訓練は手を抜かないでね。
その犯人捕まってないし、もっと強くならないと二の舞だし。モグモグ」
「そんな相手なのか……」
「とりあえず、今は気にしない気にしない♪」
「ああ……」
《とても楽しい日々だった。そして、あの運命の日になった。》
それは唐突だった。
「いつもありがとう、私、迅くんの事が……好き、大好きなの。」
えっ
「まだ、知り合って短いけど、優しく言葉で励ましてくれる迅くんが大好き。
だから…だから、良かったら私と、お付き合いしてください!」
「みやびちゃん、俺は……」
俺は………
「あ……。あは、は……。そう……だよね……。」
「……みやびちゃん?」
「変なこと言ってごめんね」
「ち、違うんだ。みやびちゃん、俺は……」
「ご、ごめんね……!」
そして、彼女は駆け去って行った。
俺は追いかけることが出来なかった。
いや、追いかけることをしなかった。
俺は追いかけないことで、現実から逃げたのだ。
暫く呆然としていたら、大きな音が聞こえた。
襲撃だ。
正直、俺は喜んだ。現実から目を背ける理由が出来たからだ。
八つ当たりとも言える。
しかし、そう長くは出来なかった。
月見先生が本気を出した事もあり、事態の終息は早かった。
そこで、みやびが居ない事が発覚した。
トール達は理事長の元へ、俺達はみやび捜索に向かった。
トール達は色々あるも、理事長を奪還。
いくら探しても、みやびは見つからなかった。
✳︎ ✳︎ ✳︎
《翌朝》
「みやび…どこに行ってしまったのだ…」
「ちゅーもーく!楽しい臨海学校も終了ってことでとっとと帰るよー」
「私は残ります!みやびを探させてください!」
「無駄だよ。エクシードがこれだけ探し回ったんだ。
残って探したところで、見つかるはずがない。」
「迅!お前は諦めるのか!」
「諦めた訳じゃない!事実を言っただけだ!
これだけ探しても見つからないなら、考えられるのは一つ。アイツらに攫われたって事だ。
俺のせいだ。俺があの時、返事をしていれば。追いかけていれば……
俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。俺のせいだ。」
「迅!しっかりしろ!迅!」
次は更に苦戦中