仕事の悪魔は強くない   作:アイコウ

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今回も会話文となっています!
原作のネタバレが含まれています!
見たくない場合はバックしたほうが良いです!

なるべく頑張りました!

遅くなってごめんなさい!




入社前日

 

市役所の中に入ったが人は少し少ない、もうすぐ閉まるのか?閉まる時間が分からないからな…

 

見回して色々な受付があって気づく

戸籍とか親に任せてたから分かんねぇ…

 

 

その後上に書いてある課を見てもどこも同じに見える…

 

(どこで相談するんだ?)

 

 

〈戸籍は法務局に相談だよ「どうかしたの?」

 

やり方は知っても間違いかどうか確かめる為の相談する場所は知らない

だからフィルに話かけてみたら、

逆に女性の声が呼びかけてきた

 

急な事態に驚くが体は肩を震わすなんて事もせずスムーズに振り返り、

 

声の主を見る

赤く長い髪は丁寧に三つ編みになっていて

全身黒いスーツでスカートではなくズボンを履いている

スタイルも胸が大きく、背が高い

男女関係なく誰もが振り返る美貌だと否が応でも理解する

特に金色の瞳の中にある赤の輪に惹きつけられ、眼が逸らせな…

 

と思ったら自分の眼はしっかりと女性の顔を見ていた

 

あれ!?

 

いつの間にか体が自分の意思で動かなくなってる…?

 

(フィル?)

 

「〈こ、こんにちは!〉」

 

「うん、こんにちは。急に話しかけちゃってごめんね、ずっと君を見てたけどキョロキョロしてて困ってたみたいだったから、話しかけてみたんだ」

 

「〈ありがとうございます!!

え、えーっと、俺戸籍を作りたくて、でもどこに相談すればいいのか分からなくて…〉」

 

「戸籍の相談かな?それなら地方法務局だけど…

場所分からないんだよね、ちょっと待ってて」

 

そう言って女の人は近くの受付の方に歩いて行った…

 

(フィルさん?まだ動かせないんデスケドー?)

 

〈申し訳ないが、市役所から出るまではこのまま体を使うよ〉

 

(あ、ああ…)

いつも通りの丁寧口調だけど、有無を言わせないような迫力が言葉にこもっていた

そんな、短時間で初めて見た対応に、言う通りにするしかないと理解できた

 

とフィルに対して少し怖がっていたら、あの女性が紙を持って戻って来てくれた

 

「君が書かなきゃなのは戸籍抄本だね。抄本は君個人の事だけど…戸籍の事あんまり知らずに来たのかな?お節介だけど、私がなんとかしてあげようか?」

 

「〈え!?それが出来るならお願いしたいです!〉」

 

「じゃあここだと他の人に迷惑かけちゃうから、相談室に行くよ。ついて来て」

 

女性について行ってるあいだにフェルに疑問を言う

 

(自分の事なんだぞ?名前も知らない人にそれを頼むのはちょっとな…)

 

〈確かにそうだね。ツトムくんの疑問は間違ってない、疑うことは心掛けるべきだ。だからこそツトムくんは私に注目してくれ〉

 

(注目?あ、ツトムで良いよ。フェル呼びと同じだし)

 

話してるうちに相談室のドアに着いた

 

「さぁ、ここだよ。急だったから1時間しか借りれなかったの。」

 

中は見た感じよりも広い。似ているのは高校にあった進路相談室だろうか

 

「さぁ、座って」

 

言われた通りイスに座る、

前に綺麗な人がいるとやっぱ緊張する…フェルは何故か無反応だけど

 

「〈あの、そういえば聞き忘れてましたけど…あなたの名前って何ですか?見ず知らずの俺を助けてくれるのに名前も知らないのは不味いですし…〉」

 

「あれ?言って無かったっけ、私の名前はマキマ。これからよろしく。じゃあ戸籍のための質問を始めるね」

 

「〈はい〉」

 

その後フェルは、両親は居ない事、ホームレス(今日から)の事をマキマさんに話してくれた。これ間違ってないけど嘘じゃね?

 

「なるほどね。事情は理解したよそれじゃあ今度はこっちからの質問かな、

 

ねえ、何で…

 

 

君はニンゲンのふりをしているの?

 

 

「〈…………………〉」

 

(え……?)

 

その言葉に俺は疑問と恐怖を抱く

 

 

フィルの表情、感情は、もちろん見えないから分からない

この室内を掌握しているのが誰かと聞かれたら、間違いなくマキマさん。そう思わせる程の空気がそこにあった

 

「聞いたら駄目なことだった?」

 

そんな重い空気なのにマキマさんは先程と変わらない声色で聞いてきた

 

「〈………………なんで分かったんですか〉」

 

 

「私は、特別に鼻が利くんだ。悪魔の匂いと人間の匂いが区別できる。君から悪魔の匂いがしたからね」

「さぁ、改めて…

 

 

君のことを教えて欲しいな。

 

 

放たれた言葉はただの文字ではない、従わなければならない。そのはずなのに…

 

フィルは黙ってしまっていた

 

その事態にもちろん戸惑い、俺はフィルに必死に呼びかけた

 

(おい!なに黙ってるんだ!答えなきゃ駄目だろ!早く答えないと!)

 

たった数秒間、黙っている時間は永遠にも感じられた。その間マキマさんは黙って聖母のような微笑みをこちらに向けている

 

「〈俺の名前は、ツトムって言います…起き上がったら路地裏で、他の悪魔と出会って、襲われて…生きるためには人食わないとって思ってるのに、何故か食べたくないって考えもあって…だから食べるために働かないきゃって…〉」

 

(フィル!?俺そんな事考えてねェよ!

マキマさんに正直に話せよ‼)

 

フィルの言動に怒るが、ゆっくりとフィルが話してる中、ふと気づく

 

(どうしてマキマさんへあんな話そうとしたんだ…?さっき自分で言ってたじゃないか、信用出来ないって…!)

 

さっきまであったマキマさんへの信頼は、今は不信感で塗り潰されていた






今回も苦労しました…
なんてったってマキマさんですからね!
会話文は本当に気をつけました…
たびたびマキマさんはこんな事言わないかな?そう考えたりしながら書きました!


特殊タグを少しやって試しましたが、
上手く出来ない場合があります!

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